こんなことがありました

学習発表会2023を開催!中編

4年生の劇は「寿限無」。長~い名前にまつわるストーリーを滑稽に表現するというもの。’くまさん一家’に待望の男の子が生まれ、和尚さんに付けられた名前が寿限無寿限無~。8年が過ぎて近所の子どもたちと遊ぶのですが、長い名前がネックとなって様々な騒動が...。落語でお馴染みではありますが、独りではなく、37名でその滑稽さを表現したところがお見事でございました!衣装も素敵でしたね。

ポイントは、キャスティングの妙でございましょう。4学年は学級は複数でございます。時には仲間、時にはライバルという間柄でございます。で、今回は全員が一致団結し、寿限無の滑稽さを表現しようと全員がシナリオを理解し、この役は○○、あの役は△△、□□の存在感は欠かせない...といった話合いを積み重ねてきたのだと思います。まさに、先生方と子どもたち、子どもたち同士の対話と合意・納得です。

そしてクオリティを高めようと夢中になって練習しましたね。いくら先生にダメ出しを出されても...。先生も含めた4年生の底知れぬパワーに拍手でございます!

 

 

いつもテンション高めの5年生は、表現「Dance Dance Dance!」を披露。全身を使って表現したい!という子どもたちの思いをベースに、子どもたちが習い事をしているというダンスをベースに内容を構成しました。

まずはフラダンス。南国サモアの「カタカタマイ」の曲に乗せて、艶っぽく!

続いて男子ングチーム。「GO!GO!サーフィン」に乗せて軽快なダンスを披露!途中のサーフボードに乗っての自己主張、その団結した妙技?!に会場は笑いの渦に引き込まれていきました。

そしてチアダンスは「ゴリエちゃんMickey!」。あふれ出てくる元気とパワーを曲に乗せて見事に表現していました。男子も加わり、ラストはアクロバチックな技を全員で決めましたね。圧巻!でございました。

5年生は、ただ踊りたかった!というわけではありませんでした。冒頭の動画で、「フラダンスは炭鉱閉山を機に誕生した、いわきの伝統文化です!」という学習のまとめ、「チアには、応援や励ます、元気づけるという目的があります!」という今回の発表への意気込み、そして「誰かを応援するということは私たちも元気になる!」という気付きを語っていました。後日お伝えしますが、5年生はこれまでの学びを踏まえた奥深い表現をしたのでした。お見事!