こんなことがありました

避難訓練、不審人物が校内に侵入!

9月に入って本校の朝に変化が!なんとセミの鳴き声が止んだのでございます。代わりに聞こえてきたのはコオロギの鳴き声。秋はすぐそこまで来ているようですね。でもまだまだ厳しい残暑が続いています。暑さ指数(WBGT)とにらめっこをしながら健康第一で過ごして参りましょう!(こちらは1日(金)の写真)

防災の日だった1日(金)、本校では、いわき中央警察署常磐分庁舎の山口巡査長をお招きして、不審者の校内侵入を想定した避難訓練を実施しました。訓練は、子どもたちの見えないところからスタート。玄関に挙動不審な人が入ってきて...。

まずは教頭先生が対応。子どもたちが危ない!と危険を察知して緊急通報と放送により全校指示へ。すると想定時間よりも早く‘さすまた’を手にした教員が馳せ参じてご覧の状況へ。不審者役はいつも穏やかに子どもたちを見守ってくださっている用務員さん。さすまたに囲まれると「もうおとなしくしますので...」とポツリ。

一方、子どもたちは教室待機後は先生方の誘導の下で体育館へ避難。不審人物に気づかれないように、合い言葉「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」を実践。観察していた山口巡査長から「冷静に、足音もたてずに避難していて、子どもたちはしっかり目的意識をもって避難していましたね!」とのコメントをいただきました。

体育館では山口巡査長から、不審者対応時の合言葉「いかのおすし」の確認とともに、不審者対応の仕方をご教示いただきました。その中で、不審者がランドセルをつかむ可能性があるとのご指摘いただき、ランドセル→水筒の順ではなく、水筒→ランドセルの順で背負うと、いざという時にランドセルから腕を抜いて逃げることが容易になると教えてくださいました。なるほど!ですね。

また、本校には警察官に憧れを抱いている子どもたちが多くいますので、山口巡査長にご無理をお願いして、警察官を志した理由ややり甲斐についてもお話いただきました。特に「子どもたちやお年寄りの皆さんが安心して、安全に生活していけるように全力を尽くします!」とのお話は心に響きましたね。ありがとうございました!

訓練後、さらに安全な登下校、学校生活を送るためには?というテーマで、教頭先生と山口巡査長は情報交換を行っていました。引き続き、楽しい学校生活を送りながらも危機意識をもって子どもたちを守って参ります。