カテゴリ:学年の様子

4年 6年 理科 2学期のまとめ

4年 6年の理科の2学期のまとめを、パソコンを使って学習しています。

 

4年生の学習では、特に「空気と水の弾力性の違い」

「温度による空気、水、金属の体積の変化」、そして、「水の三態」の学習がとても重要な単元です。

子供たちの質問に「なぜ、水に食塩を入れるとさらに温度を下げられるのですか?」という素朴な疑問

きました。分かっていてもその理由をきちんと答えられる大人はなかなかいないと思います。

子供たちの疑問や興味関心を大切に学習を進めていきたいものです。

 

 

 

 

6年生では、中学校に続く大切な単元がいくつかあります。 

 

特に、「水溶液の性質とはららき」の単元は、中学校3年の前半(約2年後)に取り扱います。

「中和」の概念化学反応の学習につながります。

とても重要な学習内容が含まれています。 

※以下は、中3の理科の教科書より

リトマス紙だけでは、判別はできても、酸性、アルカリ性がどのくらい強いのかは

判別できません。 

 

本日のニュースで驚くべき新しい情報がでてきました。

地球以外で水を含むであろう「含水鉱物」が存在する可能性をもつ小惑星帯が発見されました。

水の存在こそが、わたしたち人間を含む、生命の源であります。

疑問や興味関心が探究心を高め、さらなる科学の発展の土台となります。

理科の面白さを少しでも子供たちに感じてもらえるよう一緒に勉強していきたいものです。

 

 

理科 6年 「水溶液の性質とはたらき」(身近な水溶液の判定をしよう)

 6年 理科「水溶液の性質とはたらき」の発展的な学習の授業です。

 

水溶液は酸性、中性アルカリ性と3つに分類されます。

pH(ペーハーだと、①~⑭)まであります。(人間の体は弱アルカリ性)

 

教科書で扱っている水溶液(水、食塩水、石灰水、アンモニア水、塩酸炭酸水)の他に

自分たちの身近にある水溶液について班ごとに調べてみました。

15種類に水溶液(みかんはしぼり汁)を用意しました。

リトマス紙が、  なら  酸性 A

  なら  アルカリ性      B

どちらも変わらないときは、 中性   C

(覚え方→ が   に変わるのが 酸性 → 「か あ さん」)

 

さっそく、安全面の指導を十分にした後に、判定実験をスタートさせました。

 

今回は、ガラス棒を使わずに、シャーレーに液を入れて、

ピンセットリトマス紙をつまんで、ゆっくり浸して色の変化を観察し、判定しました。

 

判定が難しかったのが、〇〇〇〇〇茶。中性か酸性か迷った班がでました。

結果は、中性でした。

意外だったのが、芳香柔軟剤でした。酸性でした。

判定の表を完成させ、それぞれの特徴について話し合いました。

 

酸性→なんとなくすっぱい物、味が濃いもの。ジュース類。虫歯の原因になる。

中性→お茶類、体によさそう?

アルカリ性→洗剤や汚れを落とすもの。ちょっとぬるぬるとしたかんじの水溶液。

※人間の体の中は、弱アルカリ性です。

 

〇身近な物を使ってアルカリ性や中性、酸性を調べて楽しみながらできてよかった。
〇班で協力してできた。一つ一つの結果が違っていたので面白かった。
〇普段使っている洗剤や飲み物を調べてることができた。お茶の結果がとても意外だった。
〇洗剤がほとんどアルカリ性というのも分かり、とてもためになった。
〇予想していない答えがあり、いろいろなことを調べるのが楽しかった。
〇学習を通して酸性、アルカリ性などの水溶液の性質の興味深さを知ることができた。
〇ジュースを飲むとなぜ歯がとけるのかなどがあらためて分かった。
〇理科の実験で危険ものとふだん使っているものの2つに分けて判定実験をしてとても勉強になった。
〇今回の授業で理科と生活はよくつながっているのだとあらためて感じました。そして、理科は発見するのがとても楽しいです。

 

12月は大掃除の季節です。

酸性の汚れは、アルカリ性の水溶液で分解。液体洗剤はまさにその代表選手です。

アルカリ性の汚れは、酸性の水溶液で分解して清掃。

日常の中に、水溶液の性質が隠されていること、

それを上手に活用することの大切さを

少し実感できたと思います。

 

6年 理科 月の形が変わるわけ

6年生の理科「月の形が変わるわけ」の学習の様子です。

まだまだ残暑とはいえ、夕暮れ時からは虫の鳴き声が響き、涼しい夜になってきました。

これから9月、10月と夜空の月がきれいに見える季節になってきました。

気温が下がり、空気が澄みきってくるので、特に満月の夜は美しく輝いて見えます。

もし、地球の周りを月が回っていなかったら、海の満ち潮が消え、地球の自転速度も変わり、

私達人類を含め、地球上の生命がここまで繁栄できたかどうか分かりません、、、。

 

電球を「太陽」に見立てて、丸椅子に座っているのが地球手で月を回して、電球の光の当たり具合を見ています。

学校で唯一真っ暗にできるところが、体育館のステージの上でした。 

こちらから見ると、満月のように見えますが、この子から見ると「半月」に見えます。 

2つのグループに分けて、まず予想をプリントに書き込み、

それから、実際に電球の光を当てて、実験を行いました。

 

この単元の続きは、中学校3年の後半にさらに詳しく学習することになります。