日々のできことをお伝えしております

出来事

食べるチカラ

本日も給食をおいしくいただきました。
「食べる力」は「生きる力」とも言われ、食育の充実が叫ばれています。
給食センターの職員のみなさんのご尽力のもと、栄養のバランスはもちろんのこと、学校給食そのものを生きた教材として、地場産物や日本古来の食文化の理解などにもつながるように創意工夫を凝らしたメニューとなっております。
3年生のみなさんは、あと何回、この学校給食を食することができるのでしょう。
本日が今年最後の給食でした。
おいしい給食とも、約3週間ほどのお別れです。
そして、いよいよ明日は、2学期終業式を迎えます。





感謝のカタチ

「生徒が職員室を掃除しなければならないのは、なぜですか」という新聞記事を目にしました。

「自分たちが使っていない場所を、なぜ僕たちが清掃しなければならないんだ」と疑問を抱くこと。

生徒の立場からすれば、まさしく正論です。

もしかしたら、このことの議論は尽きないのかもしれません。

しかし、磐崎中では一つの事実が存在しています。

それは、職員室の清掃に来てくれている生徒のみなさん全員が、膝を付いて床の隅々まで熱心に雑巾をかけてくれること。

この事実を「当たり前」と捉えるのではなく、子どもたちへの「感謝の念」を抱くこと。

その感謝の気持ちを我々教員が抱いていれば、子どもたちが抱いているかもしれない疑問も

その新聞記事を読んだとき、そんな風に感じました。

しっとりとした授業をめざしたい

筆を入れるときの緊張感

墨汁の匂い

静寂に包まれた教室

 

現在、国語科では全学年共通で、書写の授業を展開しています。

どんなに技術革新が進もうが、どんなに社会文化が変わろうが、やはり不易というものを大切にしたいと思います。

伝統的な文字文化に触れ、そしてその文化に親しむ態度を育むことを通して、本学期の国語科の学びを終えることができればと考えております。

17日間をどう闘う

いよいよ2学期も、今週1週間を残すのみとなりました。
本日、月曜日を無事に終えることができましたので、あと4日間が過ぎれば冬休みです。
3年生にとりましては、高校受験に向けて、まとまった時間が取れる最後のチャンスとなります。
今年度予定されている冬休みは、17日間。
ぜひ行き当たりばったりの17日間にするのではなく、見通しを持った17日間にしたいものです。
そのためにも、計画を練ることは重要になるはずです。
もし可能であれば、クリスマスは家族とともに一緒に過ごす時間を設けてみてください。
大晦日くらいは、ゆっくりとテレビでも観ながら、年を越す瞬間を味わってください。
ぜひ、元旦くらいは、家族と祝い、新年の抱負をじっくりと語り合ってください。
だからこそ、計画を立てることが重要になってくるはずなのです。
それも、実施可能な計画を。
冬休みは、ある程度の余裕をもたせた綿密な計画を立てること。
そのことが命運を握っているのではないか、そう思います。
本日は、今年最後の3年生の学年集会が実施されました。
当然のことですが、集会の中身は受験一色でした。

頑張れ、頑張れ!

走る、走る、走る。
バスケットコートを縦横無尽に走ります。
水の入ったペットボトルを両手に握り締め、ディフェンスの練習をしていました。
いつまでもいつまでも、根気強く、ディフェンスの練習を続けていました。
「ファイトー!」の声が、体育館に響いていました。
頑張れ、頑張れ、バスケ部。



精一杯の想いを伝える

本日は全校集会が行われました。
各学年の代表者1名ずつが、2学期の反省と新学期の抱負について作文を披露してくれましたが、今日は4人目として、さくら学級からも一人、発表してくれた生徒がいました。
「大丈夫かなぁ、緊張していないかなぁ」と心配していましたが、400人もいる大勢の前で、読み間違えることもなくしっかりと発表することができました。
たぶん、時間をかけて作文を推敲し、何度も何度も読む練習を繰り返してきたのでしょう。
心がじんわりと熱くなりました。
もちろん、各学年を代表して発表してくれた3名のみなさんの発表も、的確に自分の課題を捉え、次につなげていこうとする想いが伝わる素晴らしい発表でした。
全校集会が終わった後、さくら学級に足を運びましたら、ほっとした表情で、級友のみんなと一緒に、柔らかな音色のハンドベルを鳴らしていました。
曲名は「ジングルベル」。
もうすぐそこまで、クリスマスはやってきています。

日本一になる答えを見つける

「やっと掴んだ、全国大会なんだぞっ!」「集中して、声出していこうぜっ!」
3年生の旧キャプテンから檄が飛びます。
いよいよ今週末、「ベースボールクラシック2017」全国大会が東京で開催されます。
磐崎中野球部は、福島県大会を勝ち抜き、県代表チームとして出場してきます。
数メートルの短い距離の中で、制限時間内にどれだけのキャッチボールの回数を刻めるのか。
2分間の試技が終わったら、すぐに輪になって意見を出し合います。
そこには「やらされている部活」からはかけ離れた世界がありました。
最高のパフォーマンスをするためにはどうすればよいのか、自分たちでその答えを見つけ出そうとしています。
そして、今回は裏方にまわっている2年生の現キャプテンは、誰よりも声を張り上げ、先輩を含めた選手のみんなを鼓舞しています。
とてもとても寒い中での練習でしたが、いつまでも見ていたいと思うような清々しい練習風景でした。



あたたかいことば

本日は学力テストを終えた後、1、2年生とも学年集会が行われました。
この時期に行われる学年集会は、2学期を振り返っての反省、さらには冬休み中における学習への取り組みや安全指導が中心となりますが、2年生のみなさんは、学年主任の先生から、厳しくも温かい言葉をいただいていました。
「指示だけを待つような人間にはならない。他人任せの人にはなってはいけない。」
「自分から先に気付けること。自分から問題提起をし、具体的な提案をしてみること。そして、自分から実践に移してみること。」
まさしくその力が、これからの社会を生き抜くために必要な資質・能力の一つであるはずです。
後は、その言葉をどう受け止め、どう生かしていくのか。
ピンと張り詰めた空気の中、西に沈みかけようとしている太陽の光が、学年主任の先生の言葉と同じように、みなさんに温かく降り注いでいました。

学び続ける存在でありたい

私が中学生の頃は、正解を丸暗記し、それを再生することができれば、それでよい時代でした。
しかし、今では、それではもう立ち行かなくなると言われています。
それは、なぜか。
それには、AIの存在があるからです。
残念ながら、我々の能力では、必要な情報を暗記する量においても、計算処理能力の速さにおいても、AIには全く歯が立ちません。
そのため、今存在する多くの職業が
AIに奪われていくと言われています。
それでは、そのような状況を考えたとき、今の子どもたちにどのような力を付けていかなければならないのか...
付けるべき力が変わってきたのであれば、当然、その力を付けるための授業も変わらなければなりません。
本日は、2年生の教室で研究授業が行われました。
目の前にいる子どもたちと同様、我々も学び続ける存在でありたいと思います。



「なりたい自分」を見付ける

1、2年生のみなさんは、2日後の水曜日に第2回学力テストを控えています。
昼休みには、どの教室でも自分の机に向かって、黙々と学習に励んでいる姿を目にすることができました。
2年生にとっては、来年度の受験に向けて、ある程度の指標となるテストになることと思います。
現在の学力がどの程度なのか、客観的に捉える機会となるはずです。
「受験まであと1年もある」と考えるのか、「受験まであと1年しかない」と考えるのか。
その捉え方一つで、今後の取り組み方も変わってくるはずです。
しかし、それよりも、まずは「将来の夢」を持ってほしい。「なりたい自分」を見付けてほしい。
そう願います。
すべては、そこから始まるような気がします。
黙々と学習に励んでいる、みなさんのその横で、ウイルスからみなさんを守るかのように、加湿器がモクモクと水蒸気を出し続けていました。