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2017年12月の記事一覧

学び続ける存在でありたい

私が中学生の頃は、正解を丸暗記し、それを再生することができれば、それでよい時代でした。
しかし、今では、それではもう立ち行かなくなると言われています。
それは、なぜか。
それには、AIの存在があるからです。
残念ながら、我々の能力では、必要な情報を暗記する量においても、計算処理能力の速さにおいても、AIには全く歯が立ちません。
そのため、今存在する多くの職業が
AIに奪われていくと言われています。
それでは、そのような状況を考えたとき、今の子どもたちにどのような力を付けていかなければならないのか...
付けるべき力が変わってきたのであれば、当然、その力を付けるための授業も変わらなければなりません。
本日は、2年生の教室で研究授業が行われました。
目の前にいる子どもたちと同様、我々も学び続ける存在でありたいと思います。



「なりたい自分」を見付ける

1、2年生のみなさんは、2日後の水曜日に第2回学力テストを控えています。
昼休みには、どの教室でも自分の机に向かって、黙々と学習に励んでいる姿を目にすることができました。
2年生にとっては、来年度の受験に向けて、ある程度の指標となるテストになることと思います。
現在の学力がどの程度なのか、客観的に捉える機会となるはずです。
「受験まであと1年もある」と考えるのか、「受験まであと1年しかない」と考えるのか。
その捉え方一つで、今後の取り組み方も変わってくるはずです。
しかし、それよりも、まずは「将来の夢」を持ってほしい。「なりたい自分」を見付けてほしい。
そう願います。
すべては、そこから始まるような気がします。
黙々と学習に励んでいる、みなさんのその横で、ウイルスからみなさんを守るかのように、加湿器がモクモクと水蒸気を出し続けていました。

次へとつなげる2週間

今朝の磐崎中のグラウンドは、サッカー部の独り占めでした。
白く映る息を弾ませながら、元気よくグラウンドへと駆け出していきました。
本当に楽しそうにプレーをします。
彼らの表情から、それがありありと伝わってきます。
さぁ、2学期も残り2週間。
この2週間が、子どもたちにとって2学期の“消化試合”とならないよう、一日一日に明確な目標を持った上での充実した2週間にさせていきたいものです。
サッカー部のみなさんは、みんなで呼吸を合わせ、マサイ族のように垂直にジャンプをしていました。
本当に楽しそうにプレーをします。



命を守る 自分で守る

保護者の方々もご存知の通り、磐崎中までの通学路は、道幅が狭く、そして急勾配。さらには、見通しの悪い箇所がいくつもあります。
だからこそ、本校の登下校における交通指導には、念には念を入れなければなりません。
本日は、いわき中央署からお巡りさんを講師としてお招きし、交通教室を実施しました。
子どもたちの登下校の様子を基に、どのようなところに危険が潜んでいるのか、具体的に学ぶ機会を設けました。
まずは、安全に登下校ができること。
子どもたちの命を守るための大切な時間であると考えています。
背筋を伸ばし、真剣な眼差しで、お巡りさんの講話を聞いている3年生の姿、誇らしく思えてきます。

学ぶということ

やっぱり、実験は、おもしろい。
中学生時代、なぜだかとても不思議な感覚でしたが、フラスコに入っている水をガスバーナーで沸騰させるだけでも、ワクワクしたことを覚えています。
たぶん、そこには「学びの原点」があったからでしょう。
今日の理科の授業でも、ワクワク感満載の子どもたちの表情がそこにありました。
やはり、我々が求めるべき授業は、「わかって、できて、おもしろい」授業のはずです。
子どもたちの見つめる視線の先では、どんな実験が繰り広げられているのか、ふと覗いてみたくなりました。