日々のできことをお伝えしております

2018年2月の記事一覧

生徒と向き合う

本日は、二者面談を実施している場面に出会うことができました。

生徒と向き合いながら、この1年間を振り返る。
生徒の言葉を拾いながら、次の目標を具体化していく。
生徒の表情を見ながら、その本気度を探る。

一人でも多くのお子さんにとって、「また明日からもがんばっていこう」と思えるような二者面談であることを願っております。

意味のある大きさ

大きな返事、そして、大きな歌声。
卒業式を素晴らしいものにするための大きな要素の一つかもしれません。
しかし、だからといって、ただ大きければそれでいいものでもないはずです。
その返事、その歌声に、どのような思いを乗せるのか。
やはり、意味のある返事、意味のある式歌にしていきたいものです。
そして、そこにある返事は誰に向けたものなのか、その歌声は誰に届こうとしているのか。
そのことにも意味を見いだそうとしたとき、そこに初めて中身が伴ってくるような気がします。
そこまでたどり着いて初めて、意味のある大きな返事と歌声がおのずと生まれてくるのかもしれません。
卒業式まで、あと2週間となりました。

「教える」ということ

寄り添いながら、一つ一つ確認してあげる。
根気強く、よい音が出るまで待ってあげる。
そして、目指す音が出れば、ほめてあげる。
「教える」ことの本質がそこにあるのでは......
今日の練習風景から、また改めて大切なことを教えていただいたような気がしました。

崖っぷち ありがとう

剣道部のみなさんは、武道場の天井張替工事のため、現在練習する場所がありません。
ある意味、崖っぷちです。
しかし、だからこそ、できる場所とできる時間を見つける。
保護者の方々のご理解とご協力もいただきながら、毎週金曜日に体育館での朝稽古を実施しています。
冷え込みが続く中、たぶん体育館の床も相当冷たいはずですが、その冷たさを感じさせないくらいの熱い稽古を繰り広げています。
さて、昨日、福島高専一般選抜の合格発表があり、いよいよ残すところは、福島県立Ⅱ期選抜となりました。
そのⅡ期選抜までに残っている時間は12日間。
Ⅱ期選抜を控えている3年生は、今どのような気持ちで頑張っているのでしょう。
緊張、焦り、不安......
この時期というのは、どうしてもネガティブな気持ちばかりが先行し、ポジティブな気持ちを持つことは難しいのかもしれません。
でも、大丈夫。
松岡修造氏の日めくりカレンダーに、こんな言葉があります。
「崖っぷち、だーい好き」
逆境こそ、自分自身を成長させてくれるはずです。

輝く太陽に照らされて

昨夜からの雪降りで、どうなってしまうことやらと心配しておりましたが、無事に撮影することができました。
本日は、体育館脇の階段を利用し、磐崎中の全校生(欠席してしまった生徒のみなさん、申し訳ありません)及び全職員の写真撮影を行いました。
今年度は、磐崎中学校創立70周年ということもあり、「記念として、全校生の写真をプリントしたクリアファイルを作成し、子どもたちにプレゼントしたい」という校長先生からの発案です。
今朝は、雪が残り、どんよりとした重たそうな雲が流れていました。
しかし、撮影が始まる頃には、雪は溶け、きれいな青空に。
輝く太陽に照らされながら写真に収めることができたこと、「よかったなぁ」とホッと胸をなで下ろしました。



想いを込める

本日の放課後、美術室を覗いてみますと、美術部のみなさんが思い思いに創作活動にふけっていました。
大きなさらし生地に青色を丁寧に入れていましたが、その原画には、リュックを背負った二人を魚の大群やフラガール、恐竜の化石などが取り囲むように描かれています。まぶしいくらいに輝く太陽も印象的です。
大切なことは、何のために、誰のために、どれだけの思いをその絵に注ぎ込むのか。
たくさんのあふれる想いを、一つ一つ丁寧に込めていきたいものです。
さて、雪がまた舞い降りてきました。
一つ一つの雪片がゆっくりゆっくりと舞い降りてきます。



恩を送る

果たして自分がその立場だったら、同じことができただろうか...

本日は、来年度の4月に実施されます修学旅行の説明会が行われましたが、その説明会のためだけに京都からわざわざ2名の先生が磐崎中までお越しになられました。
京都市立蜂ヶ岡中学校の小泉茂雄教頭先生と野崎義博先生のお二人です。
今から7年前に起きた東日本大震災のときに、「何か支援ができないだろうか」と名乗りでてくださり、それから磐崎中学校との交流を通しながら支援をしてくださった学校の先生方です。
来年度は京都・大阪方面への修学旅行となりますが、そのことを聞きつけてくださった先生方は、本校の2年生のために蜂ヶ岡中の生徒のみなさん手作りの京都市内のパンフレットを送ってくださいました。地元の人だからこその情報満載のパンフレットです。
そして、さらに本日の修学旅行説明会に合わせて、お二人の先生方は、ほんの10分程度のお話のためだけに、朝早く京都を出て、夕方にはとんぼ返りで京都へ帰られました。
本当に感謝の気持ちしか出てきません。ありがとうございました。

このご恩はお返しするだけではなく、違う形として、違うところへ「恩を送る」ことができたらなと心に強く思いました。
我々にもできることは、きっと何かあるはずです。





ようこそ 磐崎中へ

6年生のみなさんは、校長先生の話をしっかりと聞いてくれたでしょうか。
6年生のみなさんには、中学校の授業がどのように映って見えたのでしょうか。

本日は、磐崎小と藤原小の6年生、総勢147名をお迎えしました。
あと6週間ほど経てば、磐崎中学校の校門をくぐることになります。
そんなみなさんにとって、本日の体験が中学校入学後の希望や見通しを持つきっかけになってくれればと切に願います。
磐崎中学校の先輩となるみなさん、そして保護者の方々、平成30年度の新入生をどうぞよろしくお願いいたします。



統一の美

統一することで、そこに美しさが宿ってくるのではないかと感じます。
統一することで、そこから厳粛さが伝わってくるのではないかと思います。

本日は、卒業式に向けた全体練習を行いました。
磐崎中学校の生徒全員が呼吸を合わせ、一つの動作を生徒全員で合わせる。
そのことが、学校への所属感とともに、集団の場における気品ある態度を育むのではないかと考えます。
磐崎中学校のみなさんが、真摯に取り組んでいる姿を見ることができ、また今日もうれしい一日となりました。





神秘的な光

2月中旬に入り、日の出の時間がだいぶ早くなってきました。
朝の校内巡視の時間帯に、やっと校舎内に朝日が射し込むようになってきました。
黄金色に輝くその光は、無味乾燥的な廊下にいながら、どこかの回廊にでも迷い込んだような錯覚に陥れてくれます。
今年度も修了式まで、あと5週間となりました。

次年度へつなげる

~学年末テスト2日目~
無事に今年度の学年末テストを終えることができました。
各教室を一つずつ回ってみましたが、じっくりと一つ一つの設問に向き合っている姿を目にすることができました。
そして、本日の6校時には、専門委員会が実施されました。
これまた各委員会を見て回りましたが、生徒たちが主体となって、今年度の取り組みをじっくりと省みながら、次年度につなげようとする話合いが行われていました。
自分たちの手で、この磐崎中学校をよくしていこうとする、その姿勢が頼もしく、誇らしく思えました。





全員で臨む

~学年末テスト1日目~
本日、1学年では残念ながら若干名の欠席者がおりましたが、2学年では欠席者はなし。
2学年全員で試験に臨むことができました。
とても素晴らしいことです。
明日は学年末テスト2日目となり、また部活動の再開です。
3年生のみなさんは卒業式まであとわずかですが、もちろん1、2年生のみなさんにとっても、修了式までそれほど時間は残されていません。
ぜひ、一日一日を充実させ、次のステップへつなげる期間にしてほしいと願います。
まずは、明日のテストに向けて、やるべきことを頑張るのみです。
保護者の方々のご支援も何卒よろしくお願いいたします。

風化させてはいけない

本日も先週に引き続き、1学年では放射線教育を実施いたしました。
「はかるくん」という測定器で、様々な物質の放射線量を測ることを通して、客観的データを基にした理解へと誘う授業でした。
放射線量のその単位、「マイクロシーベルト」。
その言葉を耳にしたとき、「久しぶりに聞いたなぁ」と思った瞬間、「もしかして、あの事故そのものが、自分自身の中で風化しているんじゃないか...」
慄然とする自分がいました。



モノをツクル

今、どれだけのご家庭に、鉋(かんな)や指矩(さしがね)、万力などが置いてあるのでしょう。
もしかしたら、今の子どもたちはこれまで使ったことも、見たこともない道具と対峙しながら、作品を製作しているのかもしれません。
昔から継承されてきた道具を活用し、木材の特徴を考えながら製作していく過程を通して、日本独自の文化や伝統を学ぶきっかけになることと思います。
さて、本日から3学年では卒業式に向けた練習が始まりました。
ちょうど来月の今日、13日が卒業証書授与式となります。
とうとう卒業式まで、あと1ヶ月となりました。



本日のインフルエンザ罹患者数(2月13日現在)
1学年 1名  2学年 0名  3学年 6名
3連休が明けたと思いましたら、3年生で4名もの生徒が罹患してしまいました。
本日は生徒会役員立会演説会が予定されていましたが、インフルエンザの蔓延を防ぐために、急遽、放送で行うこととしました。ご家庭におかれましても、インフルエンザの予防を引き続くよろしくお願いいたします。

少しでも高く

本日の午前中、学校に来てみましたら、体育館でバレーボール部が練習に励んでいました。
一球、一球を大切に。
一つ一つのプレーを丁寧に。
そして、少しでも高く、上へ上へ。
1、2年生は、来週末に行われます学年末テストに向けて、明日からは部活動が一旦お休みになります。
学年末テストまで、あと4日。
目標設定は、少しでも高く、上へ、上へ。
保護者のみなさまの励ましのお言葉、何卒よろしくお願いいたします。

きっと強くなれる

ボールの弾む音。
ボールを呼び込む掛け声。
そして、バスケットシューズが「キュッ」と音を鳴らす。
もっともっと強くなれる。
そう信じて、練習を積み上げていく。
もっともっと強くなれる。
そう信じて、仲間とのプレーを大事にしていく。
もっともっと強くなれる。
そう信じて...

収まりきらない熱い思い

今週から校長先生に理科の授業をやっていただいています。
出張等が多く大変お忙しい中、その合間を縫うように1ヶ月間をかけて、校長先生に全15クラス、1時間ずつの理科の授業をやっていただきます。
生徒たちに教えたいことが、たくさんありすぎるのでしょう。
生徒たちへ伝えたい思いが、たくさんあふれ出てくるのでしょう。
50分間では収まりきらない、熱い授業になっています。
今月28日まで、校長先生の熱い理科の授業が各クラスで繰り広げられます。

学校のため 子どもたちのため

本日は、今年度2回目のPTA専門委員会が実施されました。
お忙しい中、時間の調整をしていただき、多くのPTA専門委員のみなさまにお集まりいただきました。
ありがとうございました。
今年度の活動内容の反省及び次年度への引継事項などを中心に協議していただきました。
学校のため、そして子どもたちのためを思い、それぞれの専門委員会で協議しただいている様子を拝見していますと、本当に頭の下がる思いです。
誠にありがとうございます。
来年度以降におかれましても、本校の教育活動の充実のために、お力をお貸ししていただけるよう、何卒よろしくお願いいたします。

教訓を生かす

実際に目に見えないものだから、怖さを感じるのかもしれません。
実体が得体の知れないものだから、怖さを感じるのかもしれません。
しかし、一番怖いのは、そのことに対して無知のままでいることなのかもしれません。

本日の6校時、1学年を対象に「放射線教育」を実施いたしました。
実際に見えないものであれば、見てみましょう。
担当の先生が総合教育センターから、放射線を見ることのできる「大型霧箱」をわざわざ借りてきてくださいました。
実体が得体の知れないものであれば、科学的根拠を基に考えてみましょう。
映像やデータを基に思考したり、判断したりする機会を作ってくださいました。

原子力発電所事故の被害に遭った福島県だからこそ、必要不可欠な教育であるはずです。
そしてその学びが、確実な復興への足がかりのひとつとなっていくはずです。



その先にあるもの

先日、尊敬する方から言葉をいただきました。

「何をやったかではなく、何のためにやったかです」

目の前の成果を手に入れるだけで満足していないか。
与えられたものをこなしているだけで満足していないか。
今、取り組んでいるものの先には、一体、何があるのか。
自問自答してしまいます。

今日の野球部のみなさんは、その先にあるものが見えているかのように、ひとつひとつ丁寧に丁寧に素振りを続けていました。