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2017年6月の記事一覧

世界に生きる 世界で生きる

「いずれまた日本に戻ってきて、福島の復興に携わりたい」
この言葉を聞いたとき、一瞬鼓動が高鳴りました。
5年間もの長い間、本校のALTとして英語教育に尽力していただいたメラン先生が母国カナダに帰られることになり、今日が磐崎中最後の日でした。
体育館に集まった全校生の前でお別れの言葉をいただきましたが、カナダに戻り、大学院でもう一度学び直したあと、また日本に戻ってきたいと彼女は言います。
そんな世界的視野を持てるメラン先生のこれまらのますますのご活躍をお祈りいたします。
磐崎中の生徒のみなさんのために尽力していただいた5年間、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

真っ直ぐな眼差し

これだけの真っ直ぐな眼差しで見られたら、気が引き締まります。
磐崎中の生徒たちは、本当に素晴らしい姿勢、態度で耳を傾けてくれます。
このような素敵な眼差しに出会うたびに、人の前で話すことの大切さを改めて実感します。
現状に満足することなく、「さらに一つ上へ、そしてさらに一歩前へ」子どもたちを成長させていくために、「何を、どう伝えていくのか」。
また明日から真剣に考えていかなければならないと思わせてくれる機会をいただきました。

「使わないためのメッセージ」

「薬物に手を出さないためには、薬物に手を染めたときの壮絶さを知るしかない。」
岩井喜代仁さんの熱い語りからは、そのような強いメッセージを受け取ることができました。
昨日は、常磐方部PTA連絡協議会主催の教育講演会も兼ねて薬物乱用防止教室が開催されました。
常磐方部の保護者の方々にもお越しいただき、薬物の恐ろしさについて一緒に考える時間となりましたが、それと同時に親友の存在の大切さについても考える時間となりました。
さて、「親友のつくり方」とは我々教師が教えることなのか、それとも「親友のつくり方」とは子どもたち一人一人が見つけ出していくものなのか。
薬物だけではなく、親友の在り方についても深く学ぶ機会をいただきました。
ありがとうございました。

保護者のみなさま、ありがとうございました

先週末にPTA奉仕作業が実施されました。
保護者のみなさまには、校地内や通学路などの除草作業をやっていただきました。
広範囲に生い茂った草むらを草刈機であっという間に刈っていただいたり、普段時間のない中では手の届かない細かいところまで除草していただいたりと学校美化にご協力をいただきました。
これから本格的な梅雨の時期を迎えますが、紫陽花の周りの雑草もきれいに取り除かれ、ますます紫陽花が美しく見えることでしょう。
当日は、実に200名以上の保護者のみなさまが参加してくださいました。これほど多くの保護者のみなさまに参加していただいたこと、心より感謝申し上げます。
誠にありがとうございました。

スリッパを洗うということ

磐崎中学校の保健委員のみなさんは、定期的に校舎内のすべてのトイレからスリッパを回収し、汚れをきれいに水で洗い流してくれます。
山のように積み上げられた黒とピンクのスリッパを、きれいに水で洗い流してくれます。
そして、パリッと洗いあがったスリッパが、整然とトイレの入れ口にきれいに並べられています。
だからこそ、磐崎中では誰一人として、シューズのままトイレに入ることはありません。
「トイレでは絶対にスリッパに履き替えて入りなさい。」
「シューズのままでは不衛生なので、スリッパに履き替えることが必要です。」
そんなうわべだけの指導ではなく、まずはしっかりとした環境づくりをしていくことの大切さを再認識させてくれる場面に出会うことができました。

教室は準備万端

明日から2日間の日程で1学期の期末テストが実施されます。
本日は、午後から雨脚が強くなる中での下校でしたが、風邪などをひかずに全員が出席し、期末テストに臨んでほしいものです。
学校の教室はテスト用に机・椅子が整然と並べられており、そこからはやはり普段では感じることのできない緊張感が漂ってきます。
さぁ、君たちを迎え入れる教室は準備万端です。
あとは、君たち自身がどれだけ万全の態勢を整えることができるかです。
まだ頑張れる時間はたくさん残されている。
まだまだ結果を大きく変えるチャンスが残されている。
君たちの最後の頑張りに期待します。

ひたむきな姿

いよいよ今週で教育実習が終了いたします。
今週末には期末テストも予定されているため、本日は早めの研究授業が行われました。
「今回の実習を通して、教員になりたいと思う気持ちがさらに強くなりました。」
「充実した毎日を送ることができ、学校に来るのが楽しみで仕方がありません。」
実習生にそう思わることができたのは、きっとここにいる生徒たちの真っ直ぐで、素直な眼差しがあったからに違いありません。
ひたむきな姿を見せてくれた実習生が、教員となって、ここ福島に戻ってきてくれることを切に願います。

市中体連総合大会の結果(最終回)

本日の中体連は、ソフトボールと水泳競技が行われました。

水泳部
女子200m背泳ぎ 第1位 蛭  田  実  咲 さん(県大会出場)
男子200m背泳ぎ 第3位   生田目康太郎 くん(県大会出場)

おめでとうございます。
県大会においても、自己の記録更新、そして東北大会出場をめざして頑張ります。

ソフトボール部
2回戦(対 小名浜一中) 4-12 敗退

ソフトボール部のみなさん、お疲れ様でした。
しっかりと頭を下げてあいさつができる君たちは素晴らしいです。
さぁ、また明日から、それぞれがそれぞれの新たなスタートの始まりです。

インターロック

磐崎中学校には、通称「インターロック」と言われている中庭があります。
普通、学校の中庭というと草木や池などがありますが、本校は文字通り敷石がきれいに張り巡らされています。
臨時の駐車場にしたり、学校行事の際の集合場所にしたりと使い勝手はいいのですが、やはり殺風景ではあります。
そんな殺風景な場所に用務員さんが、いくつか置かれている花壇の中にかわいいコニファーとお花を植えてくれました。
さぁ、明日から市中体連総合大会、ソフトボール部と水泳部が初陣です。
明日の試合は、ぜひ「Rock You(ロック・ユー)」精神で、熱く戦ってきてください。

今泳がなかったら、いつ泳ぐ!

水温21℃。
心なしか冷たさを感じる水温でも、水泳部のみなさんは、気持ちよさそうに、そして水面を滑るように泳いでいきます。
市中体連水泳大会まであと3日。
水の冷たさなんかに負けていられません。
寒さに負けず、自分に負けず、自己ベスト更新のための練習に励んでいます。

市中体連総合大会の結果(その3)

本日繰り広げられた中体連の各種競技の結果をお伝えさせていただきます。

野球部 2回戦(対 玉川中)8-0 勝利
    準々決勝(対 平一中)1-8 敗退
卓球部 男女個人戦 敗退
特設バドミントン部 男子個人戦 敗退
特設体操部 男子あん馬 第1位 遠藤 聡 くん
      男子総合  第3位 遠藤 聡 くん

以上の結果となりました。これまでのご声援、ありがとうございました。
体操部の遠藤くん、本当に体がしなやかです。おめでとうございます。

市中体連総合大会の結果(その2)

10日(土)、11日(日)の週末にも、各会場で熱戦が繰り広げられました。
みなさんに両日に行われました競技結果をお知らせいたします。

女子バレー部 決勝トーナメント 1回戦(対 平三中)2-0 勝利
               同2回戦(対 勿来二中)1-2 惜敗
卓球部 男子団体予選リーグ 惜敗
    女子団体予選リーグ 惜敗
サッカー 1回戦(対 内郷二中)1-2 惜敗
柔道 女子個人40kg級 第1位 中川汐月 さん

柔道部優勝の中川さん、おめでとうございます。

本日は、野球、卓球個人戦、バトミントン、体操の4競技が繰り広げられています。
先程、野球部が本日の1試合目を勝利したという情報が入ってきました。
次戦は県大会出場が決まる試合です。活躍を期待しています。

朧月夜

市中体連総合大会が開幕し、いよいよ明日は2日目です。
明日は、バレーボール、サッカー、剣道、柔道、そして明後日の日曜日には卓球と、各会場において熱い戦いが繰り広げられるはずです。
今夜は3階の校舎から素敵な朧月夜を眺めることができました。
思わず、お月さまに磐崎中学校の活躍をお願いしてしまいました。
頑張れ、頑張れ、磐崎中!

市中体連総合大会の結果(その1)

市中体連総合大会の幕があけました。
本日の結果をお知らせいたします。

野球部 1回戦(対 湯本二中)5-0 勝利・2回戦進出
バレーボール部 1回戦(対 豊間中)2-0 勝利・2回戦進出
男子バスケットボール部 1回戦(対 小名浜二中)惜敗
女子バスケットボール部 1回戦(対 平二中)惜敗
剣道部 男子団体 予選リーグ 1位通過 決勝リーグ 敗退
剣道部 女子団体 予選リーグ 3位 敗退

下の写真は、勝利報告に来てくれた野球部のみなさんです。
日本一をめざして次戦も頑張ります。

互いに学ぶ姿勢

本日は、初任の先生による研究授業が実施されました。
教科は社会科。「日本の資源・エネルギーと電力」における基礎的・基本的な知識を習得し、その知識を基に今後の日本のエネルギー政策はどうあるべきなのか、自分自身の考えを持つという深い学びへと誘うことを意図した授業でした。
本日の研究授業には、授業の空き時間の少ない中、10名もの先生方が足を運び、授業を参観されていました。
教科は違えど、授業を参観してそこから学ぶことは多くあり、自分自身の授業の振り返りにもなります。
授業を参観し合いながら、互いに学ぶ。そのような学ぶ姿勢を持ち続けたいと考えています。
その学ぶ姿勢こそが、必ず目の前の子どもたちへと還元されるはずです。

ど根性

磐崎中の正面玄関の目の前には、大きな岩が佇んでいますが、その岩からなぜか一本の木が生えてきています。
その生え方は、数年前に話題になった、あの「ど根性ダイコン」とまさしく同じような光景です。
「どうやったら、このような状況でも葉を茂らせることができるのだろう?」
そう不思議に思ってしまいます。
どんなに過酷な環境に置かれようが、その与えられた場所で精一杯に生きる。
あまり恵まれた環境とはいえない中でも、腐らず、真っ直ぐ上を見上げて生きる。
どのような環境、どのような状況においても、成長できることを信じ、美しく生きる。
そんなメッセージを磐崎中の生徒の皆さんに伝えようとしているのかもしれません。

さらに高く、さらに遠くへ

いわき市中体連陸上競技大会が終了いたしました。
磐崎中学校の陸上競技部のみなさんは、これまでの努力のすべてをトラックとフィールドに残してきてくれたことと思います。
次の上位大会へと駒を進めることができた選手のみなさん。おめでとうございます。
さぁ、さらにパワーアップして、福島県大会でも活躍します。
【県大会に出場を決めた選手のみなさんを紹介させていただきます】
共通男子 走高跳  第2位 波田野建斗 くん
共通男子 走幅跳  第2位 田中 太陽 くん
共通女子 走高跳  第2位 松本明香利 さん
共通男子 400m      第3位 三瓶 空来 くん
共通男子 四種競技 第3位 箱﨑 優大 くん
共通男子 110mH      第5位 中軍 友吾 くん
男子低学年リレー  第6位 

実習生だからこそ見える世界

今週から磐崎中学校では3名の教育実習生を受け入れています。
もちろん3名の実習生は3名とも磐崎中の卒業生たちです。
彼らがこの学校で卒業式を終えたあの日に東日本大震災が起こりました。
あれから6年。教員を志し、母校へと戻って来てくれることは、やはりとても感慨深いものがあります。
     「初心忘るべからず」
初めてだからこそ、新鮮に見える世界があるはずです。
まだ教員じゃないからこそ、固定観念にとらわれない世界があるはずです。
夢を叶える途中だからこそ、輝いて見える世界があるはずです。
彼らにはどんな世界が見えているのか覗いてみたくなりました。