出来事
4年生、百葉箱って?
4年生の1校時目は、専科の先生による理科の授業でした。今は、「天気と1日の気温の変化」について学習しています。
今日の天気は晴れ! ということで、晴れの日の1日の気温の変化を1時間毎に調べていきます。気温を調べるので、気温の測定には、学校に設置してある「百葉箱」を使います。前の時間に百葉箱のことは学習しているので、今日は記録用紙を準備し、グループの担当児童が9時の気温を調べにいきました。その後も、10時、11時・・・と、今日は1時間毎に、グループの担当児童が気温を調べます。頑張ってくださいね。さて、晴れの日はどんな気温のグラフになるかな?
〈ちょっと一口メモ〉
授業の中で、4年生から「百葉箱って、どうして百葉箱って言うの?」という質問がありました。今まで考えたとこもなかった質問に、先生も困惑です。百葉箱は百葉箱でしょ、と考えていた私たち。子どもの疑問はなかなか鋭いです。すぐに調べて子どもたちに答えを話しました。
どうして百葉箱っていうの?
諸説あるようですが・・・。
① 説その1
「百葉」とは、牛や羊の胃の中のひだひだ部分を指し、このひだひだ部分が、百葉箱の風を通す板の並びに似ていることから「百葉箱」と言われたそうです。
② 説その2
建物の外壁にある換気口、本校のも見てみました。
このしましま模様を、「ガラリ」と言うそうです。また、古い家屋の戸(窓)は、木製でこんなものがあります。(絵ですみませんが・・・)
これを、やはりしましまの板模様から、「ガラリ戸」とも言うそうです。風だけは通して雨はとおさない仕組みになっている戸(窓)ですが、古代中国ではこのガラリのことを「百葉」と言っていたそうで、そこからガラリのある箱を百葉箱と言うようになったそうです。
さあ、正解は①?②?、それとも?
いわき市中央台鹿島二丁目1番地の1
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