こんなことがありました

出来事

今週は「新体力テスト」ウイーク!

今週は1日2種目ずつ、こつこつと新体力テストを実施しています。体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルラン。

体育館通路では、握力と上体起こし。

校庭では、ソフトボール投げと50m走。

今年も、6年生を班長さんとする縦割り班で活動しています。開始時間になると1年生教室には6年生がお迎えに参上、1年生は安心して初の新体力テストにチャレンジすることができています。

シャトルランでの一コマ。陸上大会でも入賞した6年生女子の走りに全員の視線が注がれ、いつの間にか体育館に居合わせた子どもたちから「がんばれ!」のかけ声が。それで最高レベルに到達して見事ゴール!大きな拍手!となりました。担任の先生ともハイタッチ。その後、自分の班の後輩たちが憧れの眼差しで走り寄ってきて、みんなルンルン気分?!で移動していきました。

どの種目会場でも、先輩が後輩を優しく気遣い、また活動を引っ張る姿があります。特に6年生は、ここにきてますます最高学年としての自覚が高まってきていますね!そして後輩は先輩の凄さを実感し、走り方や投げ方を真似してチャレンジする様子が見えます。

お互い見る・見られるというかかわり合いがモチベーションとなって、自己ベストを更新!の声もたくさん聞こえてきています。本校の子どもたちのよさをたくさん見ることができて、嬉しい毎日でございます。

今週は暑い日が続きました。校庭では日陰箇所を増やし、水分補給を十分に行わせてきましたが、流石に12日(水)は校庭の暑さ指数(WBGT)が危険域に達する数値でしたので新体力テストは中止にしました。一方で、低学年の下校時には、3日連続して雷雲が通過して教室待機へ。ご心配をおかけしました。来週で1学期も終了となります。お互い健康第一で過ごして参りましょう!

食育、「おやつ」について学びました!

本校では、正しい食習慣づくり、食品を選ぶ力の育成等をねらいに食育の一環として、毎年、カルビー株式会社様によるスナック・スクールを開催しています。今年も講師として加藤先生がお見えになり、7月11日(火)・12日(水)、3・5・6年生において各2時間ずつご講義いただきました。

前半のキーワードは「200キロカロリー」。これはおやつのエネルギーの適切な量の目安。ポテトチップスに換算すると35gとのこと。この位だそうです。「案外多いなぁ」という印象でしたが、「実際はもっと食べちゃうよね!」の声も。

ちなみに、3年生、ふだん食べているおやつのエネルギー量を計算してみると...。

多くの子どもたちはカロリーオーバーとの結果が。中には「やっぱり食べ過ぎだったか」と自覚していた様子も...。加えて、夕食2時間前までにおやつを食べることは、血糖値の変動を穏やかにする効果があるのだそう。

後半のキーワードは「パッケージの表示」。加藤先生から「今日の授業の教科書を配布します」とのお話があり、子どもたちの手元には教科書=「◯ッ◯◯ポテト」の実物が...。当然子どもたちは「やったー!」となったわけですが、続けて加藤先生から「どんな商品でもパッケージに書いてある表示を読むことが、皆さんの安全や健康を考えるためにとっても大事なのよ!だからこの表示は教科書なのよ」というお話があり、子どもたちは納得のご様子。すぐに冷静さを取り戻し、「原材料名」や「賞味期限」等の表示について、クイズやゲームを通じて具体的に理解していきました。

途中、ポテトチップスが完成するまでのプロセスをビデオで視聴しました。「すげぇ量のじゃがいもだ!」「あんなに早く運ばれていくんだ!」「機械ばっかりだ」「働いている人少ない」「厳重な服装で大変そう!」等々のつぶやきが。また、揚げ油にはパーム油を使用していて、環境や人権に配慮したパーム油を証明するRSPO認証マークの表示を開始したとのこと。広く深い視点から「おやつ」をとらえることができるようになったでしょうか?

最後はポテトチップスのご試食へ。わたし、授業中、ずっと銀色に輝くボウルの中身が気になっておりまして、何度も手を伸ばしていただこうとしたのですが、その度に子どもたちに怒られてしまい...。ここでやっと子どもたちと仲直りすることができました。おやつは仲違いの要因ともなりますが、仲良くなるきっかけにもなるんですね。

あら、今野先生まで...。昨年度まで常磐公民館で地域連携事業を担当していた今野先生から本事業をご紹介いただいたご縁で本日もご参観いただきました。見事な食べっぷりでございます。3年生にとってもお馴染みの今野先生、自然と子どもたちの中へ。寄り添ってくださりありがとうございました。

クーラーの効いた部屋でのおはなし会、2年生編

7月11日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を行ってくださいました。今回は2年生が対象。いつもは畳の部屋で行っていますが、この日は猛暑日。よってクーラのあるコンピュータ室に場所を移して開催しました。本日のメニューはこちらです。

絵本「にんじゃあまがえる」は、カエルが持ついろいろな能力を忍者に見立てて紹介していく内容。「葉っぱ隠れの術!どこにカエルはいるでしょうか?」の問い掛けに、もの凄い勢いで答える子どもたち。さらにさらに...と、カエルの魅力にもすっかり引き込まれていきました。

続いて「おかしな かくれんぼ」。絵本の造りにひと工夫あって、意外な展開に一喜一憂!「えー!」だの「おー!」だの言いながら好奇心をくすぐられたご様子。「よくばりすぎたねこ」は本の名前の通りのストーリーで「やっぱり欲張っちゃダメってことね」と感想を話しておりました。

絵本「ともだちや」。キツネが主人公のお話で、友達はお金で買えるのか?がテーマ。最後にオオカミがキツネに向かって「本当に友達か?」と問い掛けます。この言葉は子どもたちの心にも響いた様子で「友達ってなんだろう?」と、無言でじっと絵本に集中する子どもたちの目が印象に残りました。

最後のお話は、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」。イラストが1枚ずつ紹介され、その度にストーリーが付け加えられていって、最後にはイラスト8枚分のお話が完成。子どもたちはボランティアさんの後に続いて復唱していくという仕掛け。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさんが飼っている...(中略)...お地蔵さん」となっていきました。けっこう頭を使うので子どもたちも必死に復唱!また「この本の読み聞かせをやってみたい人?」の呼びかけがあって2名がチャレンジ!見事成功して大きな拍手をいただきました!

ラストは、ボランティアの皆さんからのプレゼント。最後に読んだ「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「お家の人にも読んで聞かせてあげてね!台本を見ないで出来たら最高よ!」とのメッセージ。早速、まずはお友達からということで台本を読み合いながら教室へと帰っていきました。

ボランティアの皆さん、本日も子どもたちに心の栄養と上質な思考の時間をありがとうございました。図書館前の掲示板も夏バージョンに模様替えしていただきました。次回は、9月に3年生対象とのこと。引き続きよろしくお願いいたします。

やまなし2組、授業研究を開催!

2年生から4年生の子どもたちがそれぞれの個性を発揮し合って元気いっぱいに学んでいるやまなし2組。7月5日(水)、生活科・総合的な学習の時間で授業研究を行いました。

やまなし2組は学級園で一人1野菜を担当しての栽培活動にチャレンジ中!本日は「野菜の成長報告会をして、これからの計画を立てよう!」というめあてのもと、一人ひとり観察記録をタブレットを使ってまとめてプレゼン大会を行いました。

しろうり、トマト、らっかせい、ピーマン、とうもろこし...。それぞれに写真を使い、コメントを書き加えて、恥ずかしそうにしながらもノー原稿での発表、よく頑張りました。決して順風満帆の栽培ではなかったことも伝わってきました。それとスイカのプレゼン、表紙のデザインが素敵!

後半は、これからの活動について意見交換。ここでも「肥料をあげる」「整枝する」「栄養が届くように草むしりをする」等々、具体的な内容をあげていました。「美味しい野菜を食べたい!」という大きな目標があって、「育ててみたい」という意欲をもち、実際に野菜作りを通して、知のネットワークを自ら築いてきていることを実感しました。まさにアクティブラーニングでございます。本日の授業も大成功でございました!

授業後の振り返りでは、担任の先生から「子どもたちのよさや出来ることを引き出して試行錯誤を繰り返しながら授業づくりにチャレンジしていますが、まだまだです!でも子どもたちは毎日本当に頑張っていて、家庭や地域の方にも上手に伝えていきたいです」というお話がありました。その思いに寄り添い支えて参ります。

支援員さんのさりげないサポートも子どもたちの学びをしっかりお支えいただいております。

また、担任の先生の素晴らしいところを2つほど。1つは、子どもたちとの話合いの中で、全身を使ってのボディーランゲージ。子どもたちの五感に働きかけていました。もう1つは板書。本日の授業に見通しを持たせるために、タイムタイマーで時間を見える化していました。また、今日の授業に見通しを持たせるために段階毎にカードを貼り付けていって、そのカードも文字だけでなく活動内容が分かるイラストも入れていました。そして活動が終了したと同時にカードをはがして、次の活動はこれ!と、視覚に働きかける取組をしていました。これはユニバーサルデザインの視点に基づく授業づくりですね。お見事!学びの多い授業研究会でございました。

 

毎朝、用務員さんも巻き込んで野菜の収穫をしているやまなし2組の子どもたち、時々職員室にやってきて「美味しい野菜はいかがですか?」と商いも始めた次第。「あまくておいしいです。おすすめ料理はピーマンの肉詰めです。」と、買ってもらえるようにコメントまで添えていて、きっと学級であれこれ作戦を練っているのでしょう。

そう言えば、先週は60円だったのに、今週は80円に値上がりしておりまして、「どうして?」の質問に、「いろいろ大変なんです!」とのこと。もはや立派な生産者でございます。ちなみに買わせていただいたピーマン、ご指示いただいた通りに肉詰めにしてみました。それはそれは美味しかったですよ!ご馳走さまでした。

 

6年生、じゃがいもの収穫にチャレンジ!

新しい一週間が始まりました。お星さまにお伝えした願いごとをかなえるために今週も頑張って参りましょう。猛暑日が続きますので健康面にご注意ください!

さて、6月28日(水)のことになります。じゃがいも畑には今野先生のお姿が。今年も収穫の時期を迎え、6年生がじゃがいも掘りにチャレンジしました。「メイクイーンはカレーかな、きたあかりは煮くずれしやすいけど甘いがんね!」というお話を聞いて、6年生、がぜんやる気が出てきて...。

立派なサイズから豆粒サイズまで、1個たりとも逃すまい!と夢中になって掘り起こしておりました!

今年もバケツ5杯分のじゃがいもが収穫、大豊作!途中、畑の中から、それはそれは太くて長いミミズさんがたくさん出て参りまして子どもたちも興味津々。うわっ!って嫌がる様子もなく、「このミミズのおかげでじゃがいもがたくさんとれたんだね!」って会話、さすがは6年生。6年間ずっとこの畑をホームグラウンドにしていただけあって、ミミズのパワーをしっかりと理解していました。

本校では、じゃがいも引継ぎの儀式があって、今年も6年生から5年生にじゃがいもが手渡されました。じゃがいも畑の隣では、5年生がきゅうりとさやえんどうを育てていて、今野先生から追肥の仕方のレクチャーを受けておりましたが、「来年はじゃがいもだがんね!」と声を掛けられ、早くも「あのじゃがいもか!」と思いを巡らせておりました。

じゃがいもはさっそくご自宅へお持ち帰り。後日、「カレーに入れました!」「ポテサラつくったんですよ!」「みそ汁に居れたら甘かったです!」等々の報告をしてくれました。ジャガイモ栽培2023、大成功でございました。

七夕集会2023、星に願いを!

毎朝、低学年教室から聞こえてくる子どもたちの歌声。6月はカエルの歌、7月に入ってからは「♩ささの葉さらさら~」が聞こえています。本日7日(金)2校時、体育館で代表委員会主催による七夕集会を開催しました。

 「願いごと発表」では、各学級の代表児童が短冊に込めた願いや思いをお話しくださいました。「みんなが幸せになりますように!」「オリンピック水泳で金メダルをとって元気を届けたい!」「水泳25m泳げるようになりたい!」「家族で元気に過ごせますように!」「七夕展でよい賞がとれますように!」「算数100点とれるように頑張ります!」「男女共同参画社会にかかわる仕事に就きたい!」「プロサッカー選手になりたい!」「お母さんと遠出したいです!」「アイスクリームやさんになりたいです!」。

続いて代表委員が「七夕の由来」について絵本の読み聞かせ、気持ちを込めてしっかりと語り部の役目を果たしていました。

そして「七夕◯✕クイズ」。「彦星さんが飼っていたのはサイである。◯か✕か?」。正解に一喜一憂、司会の4年生、会場を盛り上げてくださいました。

ラストは「たなばたさま」を合唱。今夜から星空を見上げて、彦星さんと織姫さん探しが始まるのではないでしょうか?

代表委員会の皆さん、楽しい時間の創出ありがとうございました!

さて校舎内、各学級前には笹飾り が。短冊には、世の中の幸せやこれからの自分の目標等々の美しい!願いごとが記してあります。一方で、正直!な願いごとも...。それはそれで認めて参りましょう。

わたし個人的に特に感動した短冊はこちら。ぜひぜひ叶えましょう!

ちなみ、飾り付けに使った笹に見立てた竹は、ご近所様のご厚意によるもの。用務員さんと教頭先生と調達して参りました。通りかかった地域のご年配の方から「なんだい竹かい?そんなに何するのよ?」とお声がかかりまして、「学校で七夕飾りに使います」とお話しすると、「そりゃいいね。子どもらのためにありがとうね!」というお言葉を頂戴しました。この『子どもらのためにありがとうね!』は心に響きました。まさか感謝の言葉をいただくとは。まさに子どもたちは地域の宝でございます。よし!子どもたちや先生方の願いが叶うように、長倉小学校はこれからも全力でチャレンジし続けていくぞ!

若手教員の短冊、あなたの願いごとも叶えるぞ!

給食の楽しさと大切さと!調理場の皆様にご訪問いただきました。

7月5日(水)、いつも給食を調理・提供していただいている常磐学校給食協働調理場の皆様がお越しになり、給食の様子、特に子どもたちの食べっぷりをご覧いただきました。

途中、栄養教諭の先生から子どもたちにご講話をいただきました。「食事は単に食べるだけではなくて、生産者の皆さんやつくっている方たちにも感謝することも大事ですよ。そして食事作法・マナーにも気をつけましょう!」のお話しに、急に姿勢がよくなって、お茶碗を手に持つ姿が増えたような...。みんな分かっているんですね!

そして、「明日のメニューのテーマはSDGsで、カナガシラというお魚が入っています。このお魚、本当に美味しいのですが、調理に手間がかかるので残念ながことにあまりお店に並びません。せっかく獲れたカナガシラ、もったいないので今回取り上げて、フライにしてお出しします。ぜひ味わってみてください!」とのこと。子どもたちも「大事なことだよね!」と早くも明日の給食に思いを巡らせておりました。

4年2組では、栄養教諭の先生から「メニューのリクエストはありますか?」の呼びかけがございまして、「ねぎみそ」「唐揚げ」「ケーキ」「グレープフルーツ」「さくらんぼ」「ぶとう」...と盛り上がりました。「切り干し大根!」には「案外いいかも」と支持する声が、「ツナご飯!」はもはや郷土食でしょうか、「黒毛和牛のカレー!だめかな?」に対しては栄養教諭の先生から「美味しいビーフが入ったカレーをお出しします!」との回答があり、さらに盛り上がりを見せておりました。

訪問後、皆様から「子どもたちの身支度や給食室の整理整頓がしっかり行われていました。メニューのリクエストが多く、給食への期待の高さを感じました。」とのお言葉をいただきました。学校からは、物価高の折、あれこれやりくりしながら、栄養バランスと今風の美味さにも気を配りながら給食を提供してくださっている皆様方に改めて感謝申し上げた次第でございます。毎日の給食、しっかり食べきって、暑い夏を乗り越えて参りましょう!

あっ!本日の給食、肝心のカナガシラのフライ、写真に撮るタイミングを逃してしまいました...。申し訳ございません。感想は子どもたちからお聞きください。そしてご家庭でもぜひご賞味くださいませ。

#カナガシラ

歯科衛生指導を開催中!

7月4日(火)、学校歯科医の菅原勝人先生と3名の歯科衛生士の皆様にお越しいただき、学級を回ってお口の衛生指導を行っていただきました。2校時は1年生へ。テーマは「歯と食べ物」。まずは養護教諭から、歯によい食べ物や6歳臼歯についての学習を行いました。

その後、染め出し液を使って、歯磨き状況のチェック!赤く染まったところが磨き残したところ。子どもたち恐る恐る鏡で自分のお口の中をチェック。「真っ赤だ!」となった次第でございます。中には「こ、こ、こんなに赤くなっちゃって大変だ!」とこの表情...。

自分のお口の中にビックリ!お友達のお口の様子も見てまたビックリ!でございました。それでは!ということで菅原先生のご登場!正しいブラッシング方法を丁寧にご教示くださいました。奥歯からね!歯と歯茎の間もね!シュカシュカってね!どう?そう!上手だね!と。衛生士さんから励ましのお言葉もいただきながらチャレンジしていきました。

給食後の歯磨きもスタート!お家でも、学校でも、今日教えていただいた歯磨きの方法を実践して参りましょう!虫歯のある人は早めの治療を。そしてむし歯ゼロをずっとずっと続けて参りましょう!

なお、菅原先生には11日(火)と19日にもお越しいただき、全学年、次のテーマでご指導いただきます。今年は全学級染め出し液を使っての歯磨きチェックを行います。菅原先生、今年もどうもありがとうございます!

2年生
「6歳臼歯、歯の王様」
3年生
「どうして虫歯になるの?」
4年生
「歯の生えかわり」
5年生
「小学生でもなるんだよ、歯周病」
6年生
「たくさん嚙んで元気なからだ」
やまなし学級
「正しい歯みがき」

授業研究会、私たちも日々勉強、チャレンジです!

6月30日(金)、期待の新人教員が4年2組において授業研究を実施しました。初任者研修の一環でございます。授業は国語科のつなぎ言葉、接続語の学習です。

初めに、前時までに学習したつなぎ言葉を復習。順接・逆説といった6種類のつなぎ言葉を拡大コピーした表を準備して確認しました。前の授業と今日の授業を関連付ける大事なひと手間、Good!

そして「今日はこのつなぎ言葉を使って、実際に文章を作ってみよう!そしてみんなで読み合おう!」と授業テーマを設定。子どもたちは「自分でつなぎ言葉を選んで、タブレットを使って文章を書き込んでいきましょう!」という指示を聞いて夢中になってチャレンジしていきました。

先生は一人ひとりの活動状況を見て、優しく言葉をかけてさりげなく子どもの学びを支援していきました。そのさりげなさは、子どもたちに安心感を与えていましたね。大事です。Goodです!

そしてこの授業のヤマ場!子どもたちがお互いの作品を紹介し合う場面へ。ある一人の作品を電子黒板に映し出して「どうでしょう?」「意味は通じるかな?」と問いを投げかける先生、それに自由闊達に意見や感想を述べて応える子どもたち。普段から子どもたちの声を大事にしているからこそですね、Good!

子どもたち、出来た感!を大きく味わいましたが、ここで満足しない先生。さらに理解を深めさせようと「今から選ぶカードに書いてある つなぎ言葉 で文章を作ってみよう!」というチャレンジへ。子どもたちは、使えるつなぎ言葉が指定されてしまうので「え~、できるかな」と思わず本音が。でも、さっきはできた!という成功経験が子どもたちの背中を押して、積極的にチャレンジする姿を見ることができました。

学習のまとめは、今日の授業でできたこと・分かったことを記録。タブレットの画面や板書をじっと見つめて授業を振り返ってしっかり書いてまとめをしていました。子どもたちのノートを見ると、いつも書くことも大事にしている様子がうかがえました。まとめる時間もしっかり確保しているところ、Very Good!です。

そんな期待の新人を、温かく見守っている先生が...。いつも彼を支えている指導員と学年主任の先生、そして算数の授業でタッグを組んでいるベテラン先生です。お三方のご支援にも改めて感謝でございます。

放課後、校長室で授業の振り返り。「時間通り進行することはできました。でも、まだまだです!」との自評。自分の勝手よりも子どもたちの成長を第一に考え、子どもたちが成長する姿を探究しているその姿勢、とても頼もしく感じました。新人教員のチャレンジに大きな拍手!

また、多くの先生方が授業に馳せ参じ、参観しました。放課後の職員室、彼を励まそうというよりも、ご自身の指導力を高めようとあれこれ意見を出し合いにぎやかでした。私たちも日々勉強、そして子どもたちのためにチャレンジでございます!

全校集会を開催しました!

6月29日(木)、全校集会を開催しました。今回の集会は大きく2つの内容。表彰式と保健委員会からのお話です。

 

まずは表彰式。1つ目は、いわき市歯科医師会主催の「歯と口の健康週間 図画・ポスター・書写・標語コンクール」。本校からは、ポスターの部で5年生が銀賞、書写の部で1年生が佳作、標語の部で2年生が金賞を受賞しました。また、卒業生が書写高学年の部でいわき市長賞を受賞、嬉しい報告をいただきました。

表彰2つ目は、本校の保健委員会主催による「良い歯の表彰」。今年の歯科検診で虫歯がなかった88名、そして虫歯が6年間1本もなかった7名に対して、それぞれ代表に保健委員会オリジナルのカラフルな賞状を手渡しました。

表彰3つ目は、6月21日(水)に6年生がチャレンジした陸上大会の表彰式。入賞者は過日お伝えした通りでございます。かくも多くの選手に賞状を渡すことが出来て嬉しい限りです!

続いて、保健委員会の6年生が前に立ち、歯の治療とむし歯の予防の呼びかけを行いました。「食べた後は丁寧に歯を磨きましょう!」「虫歯菌は甘いものが大好き。食べるおやつにも気をつけましょう!」等々の解説。そして「来週から、給食の後の歯磨きを始めます。しっかり磨きましょう!」との呼びかけで締めくくりました。

保健委員の皆さんは先日の委員会での練習の成果を見事に発揮して、立派に役目を果たしました。ありがとうございました!全校集会の場も利用して、子どもたちの活躍の場をどんどん増やして参りましょう!

1学期のまとめの委員会活動

6月26日(水)、4年生以上で組織している各委員会活動を行いました。

図書委員会、今年もたくさんの本を読んでもらおう!とお昼の放送での図書紹介等にもチャレンジしてきました。この日は、図書館をもっと利用してもらおう!とポスターを制作し、学校司書さんとも相談して掲示活動を行いました。次の日の朝、早速効果が現れたかのように貸出カウンターには長蛇の列が。貸出業務も嬉しい悲鳴!といった状況でございました。

放送委員会、6年生が学級の活動で不在、でも5年生が中心となって話合いを進めていました。朝とお昼の放送を担当していますが、取り組み方の質を高めよう!という反省が。次の日のお昼の放送室、放送開始前に手順を確認して、いつもよりスムーズに放送を運営することができました。頑張ったね!この後、先生紹介の番組作りにもチャレンジするとのことです。

運動・環境委員会、いつもは体育倉庫の整理整頓、花壇への水やり等で大活躍の皆さん。今日は日頃の活動状況について課題はないかという話合いを。「先生に言われる前にやりましょう!」という意見もあって、委員会活動の意味をしっかり理解している姿に感心感心。

給食委員会、今日は梅雨時を迎えて衛生面の確認ということで、配膳台をきれいにしたり、お盆洗い用洗剤の確認等を念入りに行いました。「なんで台車を移動させているの?」という質問に「運搬の順番を考えるとこの方がいいはずだから」との回答。さすがです。毎日責任を持って活動しているからこそ気づくことですね!

保健委員会は、賞状を作成していました。どうやら全校集会で、虫歯ゼロの表彰式を行うとのこと。合わせて虫歯予防の呼びかけも行うそうで、リハーサルにもチャレンジしていました。「緊張します」と本音を語りながら、本番に向けて原稿を読み込んでいきました。本番が楽しみ!

今年度から活動に加わった4年生も含めて、どの委員会の活動もすっかり板に付いてきて、積極的に動く姿が印象的でした。こういったところからも子どもたちの成長を感じることが出来ますね。夏休み前、子どもたちのもうひと伸びを期待してさらに声をかけて参ります!

この日の下校時、西から黒く大きな雨雲が近づいてきてゴロゴロと...。いわゆるゲリラ豪雨が心配されたのですが、本校通過の直前になって急遽進路を北に変えて去って行きました。よかった!とホッと胸をなで下ろしましたが、じつは本校の教務主任の力によるものだったのです。

「子どもたちの安全な下校のために!」と気持ちを込め、フーッ!!と勢いよく雨雲に向けて息を吹きかけていたのでした。おかげで子どもたちは天気の心配をすることなく、いつも通り元気に下校することができました。教務主任、お見事!

いじめのない、みんなが楽しいと言える長倉小学校へ!

子どもたち一人ひとりの多様な幸せと社会全体の幸せである「Well-being」、第7次福島県総合教育計画の合言葉でございます。しかしながらまだまだ成長途中の子どもたち、時にはお友達とトラブルを起こしてしまうこともあります。多様な生き方を尊重し合う大切さとともに子どもたちの人権意識を高めていくことをねらいとして、5月の全校集会で、「いじめを説明できるようになろう!」をテーマにして子どもたちに解説し、少しの時間でしたが対話をしました。

するとその日の放課後、校長室に6年生がお越しになり、「わたしたちで『6年1組いじめ防止対策推進法20箇条』をつくったので聞いてください!」とお話しになりました。

6年生は社会科の授業で、憲法・法律を学習していて、全校集会での講話を受けて、自分たちなりに「いじめ」について考えてみたとのこと。「いじめをしてはいけないけど、絶対にいじめをしないとまでは言い切れない。でも学級でいじめをおこさないためにみんなで気を付けることはできるはず。なので意見を出し合って、いじめを起こさないように気をつけることを20箇条にまとめました」というお話し。感想を求められましたが、感動でございます。一人ひとりを大事!という思いで団結した6年生、お見事でございます!

さらにこの話には続きがありまして、6年生にほど近い5年生も、いじめや人権について話合いをしたとのこと。「やっぱりいじめはだめだよね!」という思いに至って、それをどう行動に移していくかが話題になり、それなら6年生に学ぼうということで話を聞いて、結果、6年生に倣って「5年いじめ防止法」を制定したとのこと。5年生は23箇条です!とのことで、代表委員が休み時間を使って模造紙に条文を書いていました。

この取組を通して、子どもたちは、きまりや約束事を決めるときは、自分の意思を伝えること、相手の意思を尊重すること、対話を通じて合意形成を図っていくことが大切という経験をしています。小学生なりに「Well-being」を追い求めて実践していること、またそれができること、私たちも勉強になっています!

さあ明日から7月。来週は、保護者の皆さんとの個別面談も実施されます。子どもたちの成長を共有してさらに大きく育てていくための目標と手立てについて、わくわくしながら話し合って参りましょう。宜しくお願いいたします。

1年生チャレンジ、「おおきなかぶ」を熱演!

6月27日(火)、1年生の教室にお邪魔してみると「大きなかぶ」が...!

現在、国語の授業で「おおきなかぶ」を学習しているとのこと。図工の授業とリンクさせて、登場する人や動物のお面をつくって、今日は4つのグループに分かれて音読劇にチャレンジするのだそう。早速、各グループ5分間の最終リハーサルへ。担当する役は決まっているようで、「登場するタイミングはどこ?」「『うんとこしょ、どっこいしょ!』の動きはどうする?」といった打合せを頑張っていました。

それで、いざ本番!順に発表していって、ラスト4番目のグループの演技がこちら。はじめに「甘くなれよ!」とかぶの種を撒くおじいさん。

大きくなったかぶを引き抜こうとするおじいさん、でも一人ではどうすることもできず...。おじいさんの助っ人はどんどん増えていって、おばあさん、孫娘、犬、猫、ねずみとともに再チャレンジ!

大きな声を出して心を一つに「うんとこしょ、どっこいしょ!」からの...間があって、「かぶは抜けた?」「あ、抜けたんだ!」「よかった!」ということで大きな拍手!へ。めでたしめでたしでございます。

発表が終わったらすぐに振り返り。「種まきの動きがあってよかった」「カブを引っ張っている動きがよかった」「声が大きかったのですごく聞こえた」等々の言葉を共有して、表現力をテーマに学び合いを進めていきました。

それと、お友達の演技を見守っている姿はこちら。自分も演じたからこそ、相手の気持ちが分かって、まさに成功を祈る思いで見ていたのでしょうね。

最後は全員が輪になって改めて本日の学びをフィードバック。「練習通りできなかった!」「間違っちゃった!」という声もありましたが、「ちょうどいい声でできた!」「みんなの声が聞きやすかった!」「緊張したけどできて楽しかった!」「次は頑張る!」という前向きな声を大事にして、次はどうしたらうまくできるか?について考えていきました。

1年生、ナイスチャレンジでした。これからも先生・お友達と心を一つにチャレンジし続けて、おおきなかぶのように、心も体も大きく成長して参りましょう!

3年生、わくわく探検隊の初夏編

 6月21日(水)、2年生に続いて3年生も生活科フィールドワークを実施しました。常磐支所(温泉タンク)を経由して湯本温泉株式会社さま、温泉神社さま、こいと旅館さま、そして鶴の足湯を訪問。2年生の時よりも遠く、広く、そして深く地元を学びます。今回も常磐公民館の大平先生にコーディネートをお願いし、当日もご同行いただきました。

まずは常磐支所の温泉タンク。昨年も訪れてはいたのですがあまり意識していなかったようで...。「このタンクの中の温泉はどこから来ているのかな?」「なぜ鶴が描かれているのかな?」といったところが今回のフィールドワークのポイント!

たくさんのパイプが見える施設、ここが湯本温泉株式会社。湯本温泉の歴史とともにお湯はどこからやってきて、どこに流れていくのかをテーマに丁寧にご説明いただきました。

特に、湯本温泉の泉質のすごいところ!について、赤色の液体が透明になる!という実験を通して解説してくださいました。子どもたちなりに「お肌がきれいになる!」「からだの錆がおちる!」と解釈。科学的思考の世界にお導きくださいました。

続いて温泉の井戸!へ。ここが湯本温泉の出発点。汲み上げた新鮮な温泉を五感をフルに使って学習。特に嗅覚が鍛えられたかな...と。なかなか入れないところ、貴重な体験をさせてただきました。

次に向かったのは、千年以上も昔からこの地を見守り続けてきた温泉神社。神主さんのお話は、まさに湯本の歴史そのもの。入口には温泉が流れ出る「温泉碑」があって、白いのは湯の花。子どもたち「すげー!」って、去年も見ていますからね...。

温泉はどこへ?ということで こいと旅館 に到着。お風呂まで見学させていただき、温泉のゴールを実感させてくださいました。最近、アニメやゲーム等のキャラクターに扮した方々が町を歩く姿を目にしますが、どうやら こいと旅館さんが関係しているようで...。後日談になりますが、フィールドワークから帰ってきた子どもたちに感想を聞いたら、「長倉小の土俵でキャラクターが相撲取ったらいいよね~」と話してくれて、「なんで?」と思っていたのですが、そういうことだったのですね。

ラストは鶴の足湯。子どもたちは「温泉はどこからやってきて、どこに流れていくのか?」というテーマを探究し、暑い中でのフィールドワークを無事終えてホットしたのでしょう。温泉効果も相俟ってこの表情でございます。もう一つのテーマ「なぜ鶴が?」ということについてもずいぶん話題になっていましたね。

あれあれ青い服の方。どこかで見たこの背中。今年度から学校評議員をお願いしている今野先生ではありませんか。「去年、この子たちの町探検に付き添ったから、ついつい来ちゃった!」とのこと。「いやー、あいさつも素晴らしくて、大きくなったない!」と、目を細めてお話しくださいました。いつも子どもたちを見守ってくださり感謝でございます。

お忙しい中、こんなにもたくさんに資料を準備してくださった訪問先の皆様に改めて感謝申し上げます。子どもたちにとっても私たちにとっても大きな学び、財産をいただきました。この活動をきっかけに、地域学習をさら前進させて参ります。コーディネーターの大平先生、常磐公民館の皆様にもお力添えいただきました。ありがとうございました。

2年生、わくわく・どきどき・まちたんけん!の後編

2年生のフィールドワーク2日目は、上湯長谷郵便局さま、マルト釜の前店さま、エコホテルさま、いわきFCパーク・いわきドームさまを訪問させていただきました。

「今日はどこが楽しみ?」と尋ねてみると「どこも!」とのこと。「いろいろ感想聞かせてね!」に「はい!」と大きな声で返事をしてくれて、今日も元気に出発して行きました。常磐公民館の大平先生、本日もありがとうございます!

子どもたち、赤い郵便ポストやお手紙のことは知ってても、郵便局に入ったことはないとのこと。郵便局のお仕事について貴重なお話をいただきました。

スーパーマーケットでは、いつもはお菓子コーナーに直行!でも、今日は広い店内をよーく見させていただき、改めてたくさんの商品が並んでいることに気付いた様子でした。

本校は観光客が多く訪れる町にあります。宿泊施設はお馴染みですが、実際どんなお仕事をしているのか?エコとは何?と貴重なお話しをいただきました。

プロサッカーチームのいわきFCは子どもたちもよく知っていて、その説明に興味津々。お隣には巨大な物流倉庫があって、大きなトラックが何台も出入りしていました。子どもたちの目線は、いつも上向きでしたね。

教室には学習のまとめが掲示してあります。直接見聞きしたことを自分なりに解釈し、絵や文章でしっかりと表現しています。豊かな表情の人が中心、状況を見取る観察眼がとても印象的です。教室で資料を見たり動画を視聴したりしただけでは得ることができない学びを得ていたことがうかがえました。やっぱり五感を働かせながら歩いて、ホンモノ、プロフェッショナルと出会い、ダイレクトにやりとりさせていただく活動は、子どもたちの思考をいっそう広く、深くしていくことを実感しました。今年も多くの事業所の皆様にご協力をいただき、2年生の学びを充実させることができました。ありがとうございました!

2年生、わくわく・どきどき・まちたんけん!の前編

6月26日(月)、早いもので6月最後の週がスタート!今週もよろしくお願いいたします。

さて6月7日(水)・8日(木)のことになります。2年生は両日、地域を知り、様々な人とのかかわりの中で生活ができていることを実感しよう!と生活科フィールドワークを実施しました。この活動は、常磐公民館とのパートナーシップ事業で実施しており、今回も大平先生のコーディネートにより実施いたしました。行事名の通り、子どもたちは、わくわくどきどきでの出発でございました。

7日(水)は、ファミリーマート常磐上湯長谷店さま、吉成医院さま、アップル薬局さま、工藤書店さま、光進堂パン屋さまを訪問させていただきました。

 

その道のプロフェッショナルとの出会いは、「何をやっている人なの?」という問いが生まれて、子どもたちの好奇心を見事に引き出してくださいます。専門職の知識、責任感、素晴らしさをダイレクトに実感!

この町を長年見てきたくどう書店さんは、町の変遷も含めてお話しくださり、子どもたちを郷土愛へと導いてくださいました。

光進堂パン屋さんは、私たちの給食でお世話になっております。「そうなんだ!」ということで子どもたちの興味もいっそう高まったご様子。そこに、美味しいもの!までいただいたものですから、子どもたちの給食、明日から食べ残しなし!となることでしょう...。

道中、地域の方とあいさつをしたり、交通安全・交通ルールへの理解を深めたり、フィールドワークならではの体験ですね。また、担任の先生が撮影した写真データには、多彩な町の風景が保存されていまして、子どもたちにたくさんのことを伝えたい!という教員魂を強く感じた次第でございます。いつものことながら子どもたちのためにと汗を流す先生方、素敵です!

最後の写真は何に使うのでしょうか...。ということで、フィールドワーク1日目の様子でした。

本校の「育てる4つの力」、ルーブリックを作成しました!

以前お伝えしましたように、本校の子どもたちをさらにピカピカに光らせていくために、今年度の学校経営ビジョンの中に新たに「育てる4つの力」を位置付けました。4月には子どもたちに『私は、この力を鍛えていきたい!」と宣言をしてもらい、学年毎に色分けされた名札に名前を書いて、校長室前の掲示板に貼ってもらいました。

次に話題となったのは「育てる4つの力」とは具体的にどんな姿?ということでした。私たちは、点数で表すことが難しいこれらの力について、具体的な子どもたちの姿をイメージして文章で表現し、見える化して、到達度毎に表にまとめることにチャレンジしていきました。

そして出来上がったのが本校の「育てる4つの力」に関するルーブリック(評価基準表)です。ルーブリックは、子どもたちをランク付けしてしまうツールではなく、子どもたちに自信と意欲を持たせていくためのツールです。子どもたち自身が自分の育ちの状況を確認し、次の目標を見出していくことに活用していきます。

ということは、ルーブリックの内容・活用方法を子どもたち自身が理解していることが大切。そこで今度は、ルーブリックの内容や活用方法を6年生から順に子どもたちに説明していくことにしました。

説明をしていくと、難しい言葉が多い、学習していない漢字があるとのご指摘をいただきました。初めは教員(大人)の言葉だったルーブリックは、子どもたちの意見を聞いて改訂を積み重ねていって、子どもたちが理解できる言葉や表記の仕方になっていきました。

ひとまず完成したルーブリックを掲載しますのでご覧ください。「学校経営」のコーナーからお入りください。

ご家庭、地域の皆様ともこのルーブリックを共有したいと思います。「今、どのレベル(段階)にいるかな?」と意見を擦り合わせ、その上で「次の目標は?」「そのためにどんな活動をしていきたい?」と、子どもたちとぜひ対話をしていただけたら幸いでございます。また、私たちも、ルーブリックを通して子どもたちの育ちの状況を確認して、教育活動のさらなる改善を図って参ります。

6年生、市陸上大会へのチャレンジ!そして...

6月21日(火)、素晴らしい青空の下に17校1,010名が集い、市小学校陸上大会が開催されました。本校6年生34名の全員が参加し、これまで積み上げてきた成果を披露いたしました!

自己ベスト更新!の声がたくさん聞こえてきましたね。本番に強い6年生、多くの入賞者が出ました。

100m女子5名
100m男子6名
800m女子1名
ソフトボール投げ男子2名
4×100mリレー女子2位 

全出場者におけるベスト10を見てみると、800m女子3位(48名中)、100m女子6位(258名中)、ソフトボール投げ男子3位・9位(68名中)走り高跳び男子9位(25名中)という成績、お見事!

当日は、爽やかにあいさつをする姿、仲間に大声援を送る姿、大会の係活動に責任を持って取り組む姿、最後までゴミを拾う姿等々たくさんの素晴らしいところも見ることができました。そして、さらに嬉しかったのは、今朝8:00、全員が物音一つ立てずに姿勢よく読書をしていたこと!です。

陸上大会が終着点でなく、陸上大会は自分と仲間を大きく成長させるチャンスだととらえ、さっそく次なる目標を見出し、一丸となって新たなチャレンジをスタートさせていこうとしてる姿を垣間見ることができました。ますます大きく成長していきそうな予感!これからも応援していくぞ!

改めまして保護者の皆様のご協力とご声援に感謝申し上げます。また、看護係として、強い日差しが照りつける中ずっと付き添っていただきましたことに重ねて御礼申し上げます。そして、ここまで導いてくださいました先生方にも感謝!子どもたちのキラキラした笑顔をたくさん見ることができて最高ですね。お互い日焼けのアフターケアにも努めて参りましょう。

5年生、ゆで加減はいかがでしょうか?

6月13日(火)、5年生は家庭科の授業で初めての調理実習にチャレンジしました。身支度を整え、調理器具の確認から...。でも子どもたち、目の前の食材にわくわく感があふれ出てきてしまったようで、先生も「まずは落ち着いて、一つひとつ確認するよ!」と声を張り上げて呼び掛けておりました。

大きなテーマは「ゆでる!」。調理器具の扱い方とともに、見慣れたほうれん草とじゃがいもと卵のお料理ですが、ゆで方の違い、調理方法の違いを学習していきました。時間の都合で、初心者が多いと聞いていた華麗な?包丁さばきを見届けることはできませんでしたが、ほうれん草のお浸しの長さがきれいにそろっていたところから、あれこれチェックしながら慎重に丁寧に活動していたことが伺えました。こちらはじゃがいもと卵をゆでているところ。「火の加減はこんくらい?」とか言いながら...。

「じゃがいものゆで加減は?」「時間は大丈夫!」「本当?」って会話。「菜箸で刺してみたら!」と言ったらやり始まって、広まっていって...。そんなに差したらボロボロになる!というくらい慎重に確認していました。余計なこと言ってごめんなさい。

 いつもははじけるくらい元気な5年生ですが、じつは慎重派が多いんですね。盛り付けの仕方はアレですが、塩コショウの味付けも慎重に慎重に。

ゆで卵を手で何度も何度も押しつぶして確認し、「お望みの通り、ゆで時間7分です!」と、わたし好みの半熟ゆで卵を見事に完成させてくださいました!

お世話になっている理科の先生、保健室の先生、支援員の先生をご招待して、いざ実食。夢中になってチャレンジしたからこそ、いつも以上に心を込めて「いただきます!」。いつもそうですが、画像だけでは伝わりませんね、この香ばしさ。当然「美味しい!」とこの笑顔になった次第でございます。

あるグループは、半熟の半熟卵を完成させたようで、「ほうれん草とじゃがいもの半熟卵和え」という新メニューを開発してくれました。これが不思議と美味しくて、可笑しくて!

ここで素敵なお話をご紹介。「ゆで卵の黄身が苦手で...」と告白してくれた子がいましたが、ちょっとずつちょとずつ...、そして「食べることができました!」と報告してくれました。Great challenge!に感動でございます。

それで、余ったじゃがいもの皮、「これだって美味しいはずだよね!もったいない!」と頬張る姿も。いいぞ、食べ盛り!

こうして2時間はあっという間に過ぎていきました。頑張ったね!と声を掛けて回っていると、な、なんとお皿の上にサヤインゲンが...。今朝、畑から消えていておかしいな~と思っていたのですが、まさかここで目にするとは。さすがはじける5年生でございます!

初めての調理実習のチャレンジ、見事大成功でございました!またまた楽しい時間を過ごさせていただき感謝感謝でございます。さあ今度はお家でも実践、チャレンジですよ!その報告も楽しみにしております。

6年生チャレンジ、陸上大会前日練習より。

6月20日(火)爽やかな青空の朝を迎えました。校庭はいつものように全校生がジョギングにチャレンジ!6年生のことが大好きな後輩たちは、歩幅の大きさの違いを感じながらともに汗を流しておりました。

そして6年生は明日に迫った陸上大会に向けて最後の調整練習へ。自分なりに設定した目標をクリアしようとこれまで毎日頑張ってきましたね。

「明日は広い会場、1,000名を超える大勢の観衆が見ている中で全力パフォーマンスだよ!」の声かけに「大丈夫ですよ!」と強気の発言、でも「やっぱり緊張するな~」という本音も。「だからこそ仲間に声援を送ろうよ!『できるぞ!』『いいぞ!』『やりきった!』『最高!』って」。本番をイメージして仲間に声援を送り始めた6年生。すると、声援を受けた選手の表情がキリッとなって、これまで以上の素晴らしいスタートダッシュ!すごいですね、子どもたちのもつパワーは。

ソフトボール投げチームは、土手に向けて投げるというオリジナル練習法も駆使して、投球フォームの最終調整に励んでいました。

リレー選手は打合せをして、代表4名と走る順番の確認を。そして、バトン渡しを念入りに練習。この走りっぷり、いかがでしょう...!本番も楽しみでございます。

そんな6年生のチャレンジする姿をずっと見てきた5年生。今朝も先輩に倣ってリレー練習にチャレンジしていました。カタチになってきましたね。もう来年が楽しみ!自分たちの姿を追いかけてくる後輩の姿も、6年生にとって大きな励みとなっていますね。

6年生、練習の最後は自然と輪になっていって、「先生、応援歌つくってみました!やっていいんですかね?」という提案が。明日披露されますでしょうか...。

今朝の6年生の姿を見て、あるスローガンを思い出しました。「仲間とチャレンジ!全力で楽しもう!絆を信じて最高の...」。そうです、今年の運動会のスローガンです。まさに今の6年生が体現しています。

さあ6年生、改めてこのスローガンを思い起こして、仲間のいいところ、頑張ったことを声に出し合って、昨日より成長した自分を見せようではありませんか!長倉小学校、全校をあげて応援して参ります!

畳の上でのおはなし会、1年生編

6月13日(火)、図書館ボランティアの先生方による今年度初めての読み聞かせ「おはなし会」を開催しました。今回は7名の先生が1年生を対象に行いました。1年生は、小学生になって初めてのおはなし会に、わくわく感満載で畳の部屋に入ってきました。本日のメニューはこちら。

まずは、「本のあつかい方」について、「本は背表紙が一番弱いところなの。本棚から取り出すときは指で引っかけないでね。」等々、実演も交えて具体的にお話しくださいました。「みんなの本だから大切に持ち運びしましょうね!」等々のとの呼びかけにみんなしっかりと「はい!」と返事をして応えていました。

そして、読み聞かせへ。まず1作目は大型絵本「ぞうのはなし」。途中の「ゾウの鼻の長さは2m」のところで、先生から「2mってどのくらい?」とのご質問が。「うちのお父さん4m!」という名言も飛び出しましたが、パネルで実寸大を確認。子どもたちから「太い!」とのつぶやきが聞こえ、象の鼻の太さや重さにも想像が及んだ様子でございました。

2作目は大型絵本「きょだいなきょだいな」。広い野原に巨大な生活用品が次々と現れて、さぁ子どもたちはどうした?というストーリー。子どもたちをファンタジックの世界へとお導きくださいました。3作目は大型絵本「しりとりの好きな王さま」へ。食事のメニューをしりとりでつなげていくわがまな?王様に降り回される家来たち。最後には家来たちがやり返すんですが、先生方のセリフの言い回し方が素晴らしくて、大好きなしりとり遊びとの相乗効果もあって、子どもたち、次は?次は?と口を半開きにして夢中になって聞き入っていました。

4作目は、紙芝居で「したきりすずめ」を。子どもたち紙芝居装置にも興味津々。先生方総掛かりで、子どもたちをおとぎ話の世界に引き込んでいきました。ストのおばあさんの結末を知って、子どもたちなりに、やっぱりわがままだとか欲張りだとかそれはよくないな!って感じた様子でした。

まとめは、「ぞうはかせになろう!」ということで、体重や食事の量等々について人間と象の数値データと対話を通じて、子どもたちの象に対するのイメージをどんどん膨らませてくださいました。そして、本を通して比べることや調べることの楽しさを大きく味わわせてくださいました。

最後に、先生方から素敵なプレゼントが。しりとり遊びの続きということで、「こぶたたぬききつねねこ」が組み合わさった折り紙作品が一人ひとりに手渡されました。手作り感が何とも素敵!各動物の似顔絵がとてもかわいらしく、授業時間が終わっても先生方との交流は続いておりました。

この1時間、子どもたちは絵本の世界にどっぷり浸かって、心躍らせ、頭を働かせ、充実した楽しい時間を過ごしました。また、地域の皆様との交流は子どもたちによって何よりも嬉しい時間。改めまして、ボランティアの先生方ありがとうございました。そして、今年もよろしくお願いいたします!本校では、この図書館ボランティアを随時募集しています。興味のある方、連絡をお待ちしております!

ひよってるヤツいねーよな!全校生で6年生にエール!

第51回いわき市小学校陸上競技大会に6年生34名が出場します。6月15日(水)、全校をあげて6年生を励ます会を開催しました。校庭のコンディションがよくないため体育館で開催でしたが、みんな大好き6年生のために全校生が一つになってエールを送りました。

早速、選手入場!この立ち姿、背筋が伸びていて実に美しい!ですね。

 

校長あいさつ。「6年生は『4つの力』をフルに活用して、今日まで練習を積み重ねてきました。最高のパフォーマンスをするには何が大事でしょう?一つは、失敗を恐れるよりも、自分はできる!やれる!それだけの練習をしてきたんだ!と自分を信じること。すなわち自信を持つこと。もう一つは、広い競技場、多くの人が見守る中でたった一人ぼっちになるけど緊張しないこと。直接は見えないけれど、あなたのことを応援してくれる家族、仲間、先生、そしてこんなに多くの後輩たちが支えてくれています。あなたたちのお手本の先輩方も応援しています。本番をイメージしてラスト一週間の練習にチャレンジしてください!後輩の皆さん、チャレンジする6年生を応援して参りましょう!」

選手紹介は6年生。種目毎のキャプテンが、きびきび・はきはきと一人ひとり紹介していきました。キャプテン同士、無駄のないマイク回しがお見事。「何度もリハーサルをしたの?」と聞いてみたところ、「いや、順番だけ決めてただけです。」とのこと。6年生の一体感、強く感じましたね。

そして代表委員5年生による激励のことば。5年生は、これまで国語の授業で、分担して6年生一人ひとりを取材し、お昼の放送で選手紹介をしてきました。その取組の集大成として、彼はノー原稿で、心から湧いてくる言葉を紡いで6年生を勇気づける挨拶をしてくれました。

ドドン!勇ましい太鼓の演奏に会場の雰囲気は一転。登壇したのは5年生代表委員で結成された応援団。本気でチャレンジしている先輩に全力応援で!と笑顔なしの硬派な出で立ちが格好いい。そしてここで「押忍!ひよっているヤツいねーよな!」から始まる口上へ。各種目毎、全校生エールをいただいた6年生の表情がいっそうキリッと引き締まっていきましたね。

お礼の言葉は6年生。予め原稿を頭に入れてきたのでしょうが、後輩たちの全力応援を受けていっそう気持ちが入ったのでしょう、「ありがとうございました!」がとても力強く、心意気が伝わってきました。

その後、各種目のデモンストレーションへ。会場が急遽体育館となったことで大丈夫か?と心配していましたが、6年生はアイディアを出し合って精一杯のパフォーマンスを披露してくれました!お互い距離感が近くなって、リアルな息づかいや迫力がダイレクトに伝わってきましたね。

ボール投げでは2年生がチャレンジ。投げっぷりのよさに全校生で拍手!将来が楽しみでございます。

後輩たち、「おー!すげー!」とか「はやっ!」とか「かなわねーなー!」とか言いながら、大好きな先輩たちの頑張る姿をその目にしっかりと焼き付けているようでした。いずれ君たちもその舞台に上がるんだよ!

大会は21日(水)でございます。皆さん応援よろしくお願いいたします!

3年生、アゲハチョウのサナギから...

3年生がモンシロチョウとともに大事に育ててきたアゲハチョウ、先日ついにサナギになりまして、羽化するのを今か今かととっても楽しみにしておりました。6月14日(水)朝、突然3年生の教室から悲鳴が聞こえまして、ついに羽化したか!何色アゲハ?と教室に行ってみると、なんと...。

なんとなんとハチが飛んでいるではありませんか。どういうこと?入れ替わった?これには、子どもたちのためにとご自宅から幼虫を持ってきた理科担当の先生も...。

そう言えば聞いたことがあるな!と調べてみると、寄生バチ=アゲハ姫バチであることが判明。その後、職員室で「子どもたちに何と説明すればよいのだろうか?」となりまして、教科書には載っていない出来事の扱いにミニ検討会を開催した次第。1頭のアゲハチョウにとっては災難、でもアゲハチョウの世界においてはこの出来事も織込み済みなので絶滅せず存在し続けている、アゲハ姫バチは生き抜くために獲得した術ですね。


残酷だ!酷い!賢い!お見事!といった人間の感情を抜きにして、子どもたちと出来事を丁寧に振り返り、「何で?」「どうして?」の問い掛けによって自然の摂理に子どもたちの思考を導いて参りましょう!となっ次第。ネットで検索しただけではつまらない。この後の理科の授業、楽しみでございます!

プロフェッショナルとの再開、音楽の授業続編。

6月13日(火)、声楽家として全国でご活躍中の橋本妙子先生に2回目の歌唱指導を行っていただきました。

こちらは4年生の子どもたち。前回の素敵な出会いと活動を思い出してニコニコと音楽室へ。お早うございま~す!久しぶり~!元気だった~?と笑顔で再会を喜び合い、早速、発声と音域を広げるレッスンへ。しだいに前回のレッスンを思い起こして、思い切り息を吸って、お腹に力を入れて、恥ずかしい!を乗り越えてチャレンジ!それで汗をかきながらこの体の反り具合、この表情!でございます。

♪ドレミファソラシド~と3オクターブをクリアして、とびっきりの笑顔へ。それは担任の先生にも伝播していって見事なチャレンジを披露しておりました。そして、子どもたちとともにやればできる!と大きな自信をつかみ、みんな素敵な笑顔を見せていました。

続いて本日のお題へ。ずばり「君が代」でございます。ゆったりとしたテンポ、たっぷりと息を吸って高音域も含めてのびやかに歌い上げましょう!と子どもたちの歌唱力をどんどん高めていってくださいました。こちらは3年生。自分に自信がついたのでしょう、前に出て見事な歌声を披露していました。歌い終えて拍手をいただき、さらに大きな自信をつかむことができましたね!

1・2年生のチャレンジもお見事でした。目が輝いていて、できる!やれる!という手応えを大きくつかむことができましたね。

3年生の授業のラストでは「どうしたら大きな声を出せるようになりますか?」との質問。的を得た質問でしたね。これには橋本先生も大喜び。「練習を繰り返すことよ!できないと思ったらできるようにならないから、できる!と自分を信じてどんどん練習してみてね!」と、腹筋の鍛え方や口の開け方等々を丁寧にご指導くださいました。

5年生は、歌詞の意味に沿う発声や歌い方について、より技術的なご指導もいただきました。前回にも増して発生が上手になった子どもたち、その成長した姿に橋本先生も驚いていたご様子。最後は全員大満足の記念写真となりました!

本日もプロフェッショナルな方に魅了されて、子どもたちは素敵な学びの経験を得ることができました。本当にありがとうございました。加えて音響担当の遊佐徹さんも、実はその道のプロでございまして、絶妙なミキサー操作により独唱する子どもたち、そして先生たちをその気にさせて、気持ちよく歌わせてくださいました、流石でございます!

今回も無理を承知で5時間連続のご指導をお願いしてしまいました。橋本先生、喉の調子は大丈夫でしょうか...。この学び、まだまだ続きがありそうな気がしております。

学校評議員会を開催しました。

6月12日(月)、今年度第1回目の学校評議員会を開催しました。はじめに委嘱状をお渡しし、今年度の本校の教育活動へのご助言・ご指導をお願い申し上げました。

その後、授業参観へ。どの学級も教室に入ると「こんにちは~」と。評議員の皆様から「元気に挨拶をしてくれて、長倉小のいいところですね!」とのお言葉をいただきました。「1年生もしっかり教科書を持って、大きな声で読んでてがんばってますね!」とのご感想。

「グー・チョキ・パーで手を上げてますが?」というご質問。「相手の意見と自分の意見を比較して、同じ・納得と判断したらグー、違う・まだまだ!と判断したらパーといったようにして自分の考えを伝えています。ハンドサインって言ってますね。」

「タブレットや電子黒板を活用した授業はいつもですか?」というご質問。「タブレットはだいぶ浸透してきました。これまで書くためだけに使っていた時間を大幅に減らすことができて、その時間を漢字や計算の練習量を増やしたり、意見を比較するための時間に使って、より多く、より深く学べるようになりました。一方で書き残すことも大切ですから、その時間もしっかり確保して、メリハリのある授業づくりにチャレンジしています。」

「子どもたちと気持ちを通じ合わせて、子どもたちが意見を発表する場をたくさんつくっていて、今年も頑張っていますね!」とのご感想をいただきました。

その後、今年度の学校経営ビジョンと「育てる4つの力」についてと現在までの取組状況をご説明申し上げました。評議員の皆様からは、「登下校の時に率先してあいさつをしてくれるんですよ。素晴らしいですね!」「立派な学校図書館をさらに使って、読書に親しみ、感性豊かな子どもたちを育てていきましょう!」等々のお話しをいただきました。大いに参考にさせていただき、子どもたちも先生方も生き生きと活躍する学校づくりにチャレンジして参ります。

3年生、モンシロチョウの羽化に感動!

6月12日(月)新しい一週間の始まりです。今朝は月に1度の常磐地区青少年育成協議会の皆様によるあいさつ運動の日でした。曇り空のせいもあってか子どもたちはやや足取りが重たい様子。その姿を見て一人ひとりに「お早うございます」「今日も頑張ってね」と励ましの声をかけてくださいました。いつもありがとうございます!

さて、6月1日(木)のことになります。4校時の授業中、突然3年生がやってきまして「早く来て!早く!やばいから!間に合わないかも!」と手を引っ張って...。どうした?けが人か?緊急事態か?ということで慌てて教室に走って行くと、今度は「しーっ!静かにしてってば!」って。どういうこと?と思っていたところ、子どもたちは担任の先生の周りに集まって何かをじっと見つめていました。

どうやらモンシロチョウがさなぎから出てきたようで。以前、キャベツ畑で「さなぎから出てきたら教えてね!」と話したことを子どもたちはしっかり覚えていて、急ぎ呼びに来てくれたのですね。それにしても「間に合わないかも」には焦ってしまいました...。確かにさなぎから出てくる瞬間には間に合いませんでしたが、担任の先生は動画撮影していて、改めてみんなで羽化の瞬間を観察し、感想を話していました!

子どもたち、羽化したばかりのか弱いモンシロチョウを優しい眼差しで見守っていました。担任の先生の眼差しも優しいですね。きっと、これから広い世界へと羽ばたこうとしているモンシロチョウに、目の前にいる子どもたちの姿を重ね合わせて見ているのでしょう。

「これで5匹目なんだっけ。まだまだいるよ!」と子どもたちは次の羽化を楽しみにしてる様子でした。ちなみにチョウチョの数え方は....?久しぶりに羽化の瞬間を見ることができて嬉しかったです。3年生のみんな、どうもありがとうございました!

さらにさらに、大事に育てている幼虫が。こちらはモンシロチョウとは明らかに違うぞ!って。このいかつい顔をした幼虫はアゲハチョウ。子どもたちは何色なんだろう?とこちらも興味津々なのでございます。今度は、ゆっくり教えに来てくださいね。

長倉田んぼ2023、田植え編

5月31日(水)、五月晴れでございます。長倉田んぼで学ぶ5年生が田植えにチャレンジしました。今年からディレクターは常磐公民館の大平先生。まずは稲の観察からスタート。「細い!」「折れそうだ!」「これがお米になるの?」と率直な感想。稲は、今年も柳沼さんと大樂さんからいただきました。ご協力に感謝いたします。

「お米を大事に育てようとしている君たちは弥生人の末裔だね!まずは頑張って田植えにチャレンジしよう!」「おーっ!」ということで田植え開始!縄を張って、印がついているところに稲を3本ずつ植え付けていきました。「大平先生、3本でいいよって言ってたけどいいの?」という疑問が...。「ぶんけつだよ。3本が30本になるって言ってた!」「マジ?」って、新出用語の理解にも努めていました。

水面にうつる子どもたちの姿が映えますね!でもじつは「足が抜けない!」「腰が痛い!」と弱音も発していたのです。ところが何事にも前向きで全力の5年生、自然発生的に歌を歌い始めちゃって、自分たちで楽しみを見出しながらチャレンジを続けていきました。縄を張る人、稲を植える人、稲を手渡す人、確認する人と自分たちで仕事を見つけ、交代しながら一歩一歩前進!

植え忘れたところはないか、倒れた稲はないか再度点検!大平先生のレクチャーも本気モードへ!もはや学習の域を超えて、農業を営む一族となりました。そしてやっぱり、終りに近づくにつれて泥好きの本性が現れ始めて、田んぼがボッコボコに...。無事に稲は育つかな?約1時間かけて田植え作業完了でございました。

大平先生からの講話。「稲はぶんけつして、自分で何とかして増やそうとするから、水を深くしてまずは守ってあげて。根っこが大きく張って、窒素・リン酸・カリウムの栄養を土からとって育っていくから。3週間くらいたったら今度は水を減らして、太陽の光で水を温めていくとまた育っていくから。よーく見て観察していってください!」とのこと。ひょっとすると大平先生、この道のプロですか???

そんな様子をじっと見つめる方が...。そうです、今年も子どもたちの学びを地元農家の大樂さんに支えていただいております。大樂さん、数日前から田んぼの具合を確認していました。手を田んぼに入れて、何も語らずうなずいておられました。土の状態や水温等を一瞬で確認したのでしょう。流石です!この自信あふれる立ち姿の裏には、確かな手ごたえ・根拠があったのですね。

大楽さん、「稲は生き物だよ。農家は秋の田んぼの様子を予想しながら稲を植えている。今年は1株当たりいくつの米粒ができると思う?予想してみよう!ピタリ当たったら、素敵な何かをね...」とのお話に子どもたちも大喜びでございました。

子どもたちの声。「簡単にできると思ったけど、足が抜けなくて難しかった!」「動画では機械だったから、手はやっぱり大変でした」。また「布団に植えているようだった!」との表現も素敵でしたね。そして、もう覚えたての田植え用語「さなぶり、さなぶりだ!」と言いながら教室に戻っていきました。

子どもたちが去ってから、さりげなく今野先生も登場。 

今野先生、さっと田んぼを眺めて大平先生に「いいんでないかい」と一言。大平先生は満面の笑顔で「5年生、一生懸命なんだわ!」とご返答。子どもたちの学びを支えるお二人の姿、格好いいんです。皆様に感謝感謝でございます。その道のプロ3名に支えられ、今年も長倉田んぼとともに5年生は成長していくのでしょう。どんな秋を迎えるのか誠に楽しみなのでございます。

さあ、さなぶり、さなぶり!

自信と責任!市教委アドバイザー訪問

6月1日(木)、いわき市教育委員会の学力向上アドバイザーと特別支援教育アドバイザーの皆様がお見えになり本校の教育活動についてご指導いただきました。

授業参観、たいてい「あっ、お客さんだ!ちゃんとやらなくちゃ!」となるのでしょうが、本校の子どもたちはいつも通りの姿を披露しておりました。1年生は音楽で、じゃんけん列車にチャレンジ。担任の先生が奏でるオルガンに合わせて移動してじゃんけんポン!負けた人が勝った人の後ろにくっついて列を作り、どんどん長くなっていって...。

そして決勝戦は、「見て見て!」と言わんばかりに、わざわざお客様の目の前に行って実行。アドバイザーの先生、まるで相撲の行司。膝を折って、笑顔で勝敗を見届けてくださいました。気が気でなかったのは言うまでもなく担任の先生。でも「みんな仲良くて、元気があっていいよね!」のお言葉に一安心でございました。

3年生の授業は算数。子どもたちが同じ方を向いて集中していましたが、それは先生の言葉掛けが洗練されていたからこそ。子どもたちの発表に対して、先生は単に「分かった?できた?」ではなく、「みなさんは〇〇さんの考えを聞いてどう思った?」という声掛けをしていて、子どもたちの思考をどんどん深くして授業を進めていました。お見事!

やまなし1組は複数の学年の子どもたちで構成されています。今日は算数で大きい数の計算問題にチャレンジ!先生は学年毎の到達目標に合わせて答えを引き出し、電子黒板を使って解き方を共有していました。下の学年の子どもたちにとっては発展的な内容にも目を向けるチャンスが生まれ、その授業構成の巧みさに脱帽でございます!

5年生は、担任の先生が不在で自習。「5年生もすごいですね。課題から目をそらさず、みんなで頑張ろうという雰囲気を感じました」とはアドバイザーの先生のご感想。わたし「長倉の子どもたちは、何事も頑張ろう!で一致団結しているところが強味なんです!」と自信を持ってご説明申し上げましたが、その子どもたちをさらに大きく育てていなかければ!と責任感を改めて感じた次第でございます。

そして本日、子どもたち以上に緊張していたのは、おそらくプロ1年目の彼。こんなにアドバイザーに囲まれて...。彼の心中いかばかりか...と心配して見ておりましたが、なんのなんの。子どもたちの発表を上手にコーディネートしていて、ますますパワーアップしているではありませんか。「明日の福島の教育を創造する若手をしっかり育ててくださいね」とのお言葉をいただき、ここでも大きな責任感を感じた次第でございます。

アドバイザーの皆様から「学校全体がさらに落ち着いて、前向きな子どもたちが育っていますね」というお言葉をいただきました。子どもたちを大きく育てていきたいという私たちの思いが子どもたちに伝わっているという手応えと自信をいただきました。一方で、ここで満足せず、引き続き「育てる4つの力」にはたらきかけ、子どもたちも、先生方もますます成長していく学校づくりにチャレンジして参ります。

長倉の杜、今はマルベリーを堪能中!

ん~、美味しい!

ん~、これは微妙...。

このところの大休憩、6年生を筆頭に子どもたちはマルベリー=桑の実に夢中になっております。どうやら低学年の子どもたちにとっては手が届かない高さに実がなっているようで、あちこちから「とってください!」というおねだりの声が。頼られた6年生も嬉しそうにとってあげて、優しい時間が流れていました。

先輩にとってもらった桑の実を先生に自慢!「いいでしょ~!」「えっ、桑の実?すごいね!」そして「懐かしいわね~。あの頃はこればっかり食べてた気がする」と本音で答える先生も素敵です!

改めて、長倉の杜の管理人さんに「これ何の実ですか?」と尋ねると、「これは桑の実だよ。赤い色はまだまだだよ。あっちの黒っぽくなった実の方がうまいんだけどなぁ」とのこと。

すると6年生が「みんな、まだ熟していないから、明日にしよう!」との呼びかけを。すると、「なんだ?なんだ?」と黄色い帽子の1年生が寄ってきて、「いいな~」「美味しそうだな~」となっていきまして...。でも6年生は優しく、「まだ熟していないから、みんな待って!明日を楽しみにしよう!」と呼びかけて1年生をなだめておりました。

3年生女子。「私はまだ美味しい桑の実にありつけていない。明日はあの実をゲットするぞ!」と言わんばかりの鋭い眼で高い位置の桑の実をじっと見つめておりました。

桑の木は、かつて養蚕が盛んだった頃、あちこちに植えてあって、桑の実は絶好のおやつでしたが、最近ではなかなかお目にかかりませんね。桑の実をかじる小学生も少なくなっているのではないでしょうか。自然豊かな長倉の杜は、これから様々な木の実がみのり始めます。子どもたちはそのことをよく知っていて毎日楽しみにあちこちを散策しています。自然を堪能する子どもたちの様子、これからもお伝えして参りましょう。

3年生、リコーダーにチャレンジ!

 

こちらウルトラマンへの変身ポーズ(昭和のお話で恐縮ですが)ではありませんで、自由の女神のポーズだそうです。

こちらは、ひげ爺さんのポーズとのこと。

3年生は、いよいよリコーダーへのチャレンジがスタートしました。リコーダーとの出会いの時間はとても大事!ということで、今年も根本美紀子先生をゲストティーチャーにお迎えして、リコーダー講習会を開催しました。

先ほどの自由の女神・ひげ爺さんのポーズは、素敵な音色を響かせるための大事な姿勢とのこと。そして「あいうえお」の「え」の口の形でリコーダーを加えて、「それで吹いて音を出してみましょう!」ということでいざ演奏へ!それはそれは子どもたちは夢中になって学習を進めていきました。その吸収力がすごい!授業の中頃には「シ・シ・シー・ラ・ラ・シ」=「ほ、ほ、ほーたる(蛍)来い!」が演奏できるまでになりました。「シ」の指づかいは本当に大変でしたね!

授業の終盤、子どもたち、この驚きの表情が!

根本先生、大きなバッグも持ち込んでいまして、その中から、まずは小さなリコーダー、ソプラニーノリコーダーを取り出して子どもたちに演奏してくださいました。高音の澄んだ音色に子どもたちから「かわいい!」の声が。

次に取り出したのは、大きなテナーリコーダー。子どもたちにとってはとても大きなリコーダーに見えたようで、先ほどのリアクションを見せた次第。

さらに根本先生、今度はもっと大きなバスリコーダーをドドンと!「笛が曲がってるし!」「指が届かないよ!」という感想も。「ミッキーマウスマーチ」を演奏してくださいましたが、その音色の重厚さに、夢と魔法のネズミのキャラクターで有名なテーマパークとはまた違った世界を感じた様子でした。

最後は、根本先生演奏のフルートに合わせてトトロの「さんぽ」を楽しく体を揺らしながら歌って終了!充実した時間を過ごしました。

その道のプロとの出会いは、子どもたちの感性を豊かにしてくれます。きっと3年生は、これから夏に向けてリコーダーに夢中になっていくのでしょうね。ドレミファソラまではうまくいくのに、シになると大変な音を出してしまう...ことでしょうが、あきらめずチャレンジし続けて参りましょう!

根本先生、流石でございます。今年も3年生をリコーダーと素敵な音楽の世界へとお導きくださりありがとうございました。

キレイになってよかった!

この時期の長倉の杜は、緑一色。ということで6月1日(木)、全校あげてのクリーン活動、草取りを行いました。分担された箇所を中心に、子どもたちも先生方も汗を流して活動しました。

北側の畑周りで活動する2年生とやまなし学級の子どもたち。草をとると野菜に栄養が行き届く!太陽の光もね!なんて会話をしながら活動していました。

校庭では5年生が水筒を持参して活動していました。運動会に向けて保護者の皆様にキレイにしていたのですが、ちょっとずつ草が復活してきましたね。1本1本つまんで丁寧に草を抜いていました。暑い中で大変でしたね、先生も!

子ども広場は4年生が担当。大きな花壇に駆けつけたときにはもう草がなくなっていて、勢いがありましたね。その後もあちこちの草取りをしてくれて時間いっぱい活動していました。

今年初参加の1年生は、教室前の畑の草取り。先生がスコップで土を柔らかくして、「草は根っこまでとるのよ!」「根っこについた土をしっかり落とすのが大事よ!」とのレクチャーを受けながら草山をたくさんつくっていました。「キレイになってよかった!」と自慢気に話をしてくれました。さて、キレイにした畑で、これから何を育てていくのでしょう?

皆さん、ご苦労様でした!そして学校をキレイにしてくれてありがとうございました。

いわき市では、毎年春秋の2回「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」を開催しており、本校の活動もその一環として実施しました。キレイになってよかった!という子どもたちの声を大事にしていきたいですね。美しい環境をつくり・守る心と行動力を育てるために、これからも私たち大人が率先して範を示して参りましょう!

修繕作業を進めていただいております。

朝の登校時、「あっ!直ってる!」っていう子どもたちのリアクション、ちょっとしらじらしいでしょうか...。

南校舎の時計が経年劣化により修復困難ということで、新しい時計と交換していただきました。子どもたちにお願いをしてこのポーズをとってもらいましたが、登校時の到着時刻、大休憩の終了、そして下校時の時刻を確認するためにとっても大事だったようで、時計が復活したことを本当に喜んでいました。

これまで使用して時計は昭和59年5月に寄贈していただいたとのこと。以来39年間、子どもたちのために活躍してくれました。寄贈していただいた木村様にはこの場でのご報告とさせていただきます。本当にありがとうございました。

外の水道も修復していただきました。こちらは子ども広場の水道。目の前には1年生の朝顔プランターや畑があります。これまではペットボトルを手にして、廊下や昇降口前の水道を使って何度も往復して水やりをしていましたがすっきり解消しました。

もっと大変だったのは3年生。南校舎の外水道が使えなかったので、モンシロチョウを観察するキャベツ畑への水やりのために、毎朝片道80mをペットボトルを持って移動していましたが、これからは片道10mへ。その分じっくり観察する時間がとれるようになりました。

教育委員会と業者の皆様にご対応いただき、子どもたちは大喜びです。ありがとうございました!あとは、大風で吹っ飛んでしまった子ども広場の人工芝の復活もぜひ...。

現校舎が稼働して40年前が経ちます。子どもたちの安全と充実した学びを支えるために、優先順位を確認しながら引き続き修復・修繕作業を進めて参ります。

クラブ活動でのチャレンジ!後編

4年生以上で実施しているクラブ活動。5月31日(水)は今年度3回目のクラブ活動。前回ご紹介できなかった残り2つのクラブの様子をご紹介。

まずは、工作・料理クラブ。「今日はどんな美味しいのをつくってるのかしら?」と調理室に入ってみたところ、今日は「プラ板キーホルダーづくりですよ!」とのこと。美味しいものにはありつけませんでしたが、子どもたちは自作の宝物づくりに夢中になっていました。

オーブンで焼き付けを担当する先生、どことなくパン屋さんに見えなくもないような...。ご苦労様です。

プラスチック版にお好みのデザインを描いてオーブンで焼きつけると、どうしても縮まってしまいます。それはなんでなのでしょう?どのくらいの縮小率なのでしょう?と不思議がたくさんみつかりますね。誰か解明してくれないものでしょうか?

外では運動クラブがサッカーにチャレンジ!4~6年生が紅白に分かれて試合をしていました。青空の下、じつに伸び伸びと。

そして、6年生が後輩たちこそ楽しんで欲しい!と一歩下がってプレーしている姿もじつにカッコよかったです。でも、そんなことは関係ねぇぜ!と4年生はボールに足をのせてこのポーズ!でございます。

ハーフタイム中の白組。こういう時こそ作戦ボードを持ち出して、3-3-2-2とか3-4-1-4とか、鶴翼の陣やら魚鱗の陣やらと、相手に勝つための戦略を練っていただきたいと思った次第でございます。

4年生以上で実施しているクラブ活動。今年度は「本校で育てる4つの力」を働かせる取組となるように先生も子どもたちも意識しながら活動しています。これからの活動が楽しみなのであります!

5月30日(火)の授業の様子をあれこれと...

大きな声で!いや叫びに近い声量で「失礼しまあ~す!1年1組の~です。校長室を見せてください!」。元気よく子どもたちが入場してきました。「どうぞどうぞ!」と迎え入れたところ、「質問してもいいですか?」とのこと。「どうぞ!」という間も待たずに「これなんですか?」とのご質問が。「これはね学校のこうしょう(校章)と言ってね、じつは白鳥がね...」と説明をしていたところ、「この中には何が入ってるんですか?」と次の質問が。「あー、そこには学校の旗が入っていてね、大きな行事のときに...」と話してたところ、「失礼します。1年1組の~です。校長室を見せてください!」と、別のグループが入場。するとどんどんどんどん1年生が入ってきて、あれは?これは?の激しい質問攻めを頂戴しました。生活科の学校探検と、国語科の言葉づかいと、1年生の存在感が見事に融合した活動でございました。

なぜか職員室の方は静かだったようで...。

こちらは4年1組の理科。男子児童が「電流のはたらきの勉強です」と教えてくれて、女子児童が実験キッドを紹介してくれました。早く電流を流す実験まで到達したいのですが、細かい部品の組み立てに四苦八苦の様子、ぜひご覧ください。ちょっとずつ出来上がっていく喜びを感じながら、科学者への道を歩んでいって欲しいですね!

2年1組は国語。「点画」に着目して漢字の書き方を学習していました。右はらいと左はらいの違いは?難しいと感じるのはどの形?の質問に、自分の言葉で説明。書き方・書き順は動画を見て学習。そしていざ実践。すぐに鉛筆で書き始めたり、鉛筆の上下を逆にしてエアー書き(?)から始めたりとそれぞれのスタイルで活動していました。

2年2組も国語。こちらは「同じ部分を持つ漢字」に着目して書くことにチャレンジしていました。「今・会・社・刀に共通するのは?」「左はらい!」。では「今と言えば何を思い起こす?」「今は今!」といった会話も楽しみながら、漢字の意味や使う場面についても理解を深めていきました。

 やまなし2組は、子どもたちの発想やデザインを発揮させての作品作り。新作双六でしょうか?デザインもさることながら、指示内容も独創的で毎回楽しませていただいてます。また毎月のカレンダーづくりにもチャレンジしていて、6月のカレンダーはどんな作品が出来上がるのでしょうか?

 3年1組、国語でしたね。説明文「こまをたのしむ」の学習。まずは本文を読んであらすじを確認。そして、こまの造りや回っている様子に注目して、ワークシートにまとめる活動へ。本文の中に「表面」という言葉が出てきて、子どもたちから「表面ってどういう意味?」というつぶやきが...。先生の「それじゃー」という声に、子どもたちは「辞書だ!」と反応し、早速辞書を取り出して意味調べスタート。予想以上に短い時間で「表面」にたどりつく姿から、学習ツールとしての辞書がだいぶ浸透していることを垣間見ることができました!

明日から6月。引き続き、日々の積み重ねを大事にして、分かる授業・できるようになる授業の実践を探究して参ります!

図書館掲示を更新していただきました!

5月30日(火)午前中、図書館ボランティアの皆さんが来校し、掲示板を6月バージョンに更新してくださいました。そこを通りかかった子どもたち、いつものように「こんにちは!」、そして「ありがとうございます!」とのご挨拶。とても爽やかな風が流れておりました。

授業に向かうために通りかかったALTデニス先生ともご挨拶。

デニス先生に「These are the library volunteers.(こちらは図書館ボランティアの皆さんです!)」と格好付けて英語で説明したところ、彼から「Where are you from?(どちらからいらっしゃったのですか?」と思わぬ質問が飛んできまして、精一杯の指差しジェスチャーをしながら「ち・か・く!」と、日本語で答えてしまいました。でも、彼は優しいので「Near here!OK!(近くですね!大丈夫!)」と返してくれまして、加えて「Great!(すばらしいですね!)」と言ってくれました。わたしのことを「Great!」と言ってくれたんだと喜んでいたのですが、今になって、図書館ボランティアの皆さんの活動が「Great!」だったということに気づきました。赤面でございます。

下校時、偶然通りかかった2年生、Great!な掲示板を見て「ここ、カエルになった!」「雨が降ってるけど歌ってる!」「アジサイ!」とか言いながら鑑賞しておりました。そしてデニス先生も入ってハイポーズ!子どもたちを明るく元気づけてくれる Great!な掲示、どうもありがとうございました。

なお、繰り返しになりますが「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています!月2回程度の活動です。興味のある方、お時間のある方、ぜひ学校までご連絡ください!

長倉田んぼ2023の目覚めでございます!

5年生の子どもたち、泥まみれになってチャレンジしました!

5月25日(木)、校内にある学習田「長倉田んぼ」、常磐公民館社会教育指導員の大平好一先生のご指導により、5年生が元気いっぱい田んぼの代かき作業を行いました。まずは大平先生の説明。「皆さんには米作りの楽しさを味わって欲しいです。そして大変さもね。今日は、田んぼの代かきです。この作業は稲を育てるためにとっても大事。苗を植えやすくするために、土をドロドロにして、石も拾って、平らにしていきましょう!」。子どもたちも元気に返事をしてやる気満々!わーわー言いながらも慎重に田んぼへと入っていきました。

途中、大平先生の声かけがとても素敵で、「まだまだ踏み足りないなぁ。もっと土をトロトロにね。シチューのように!」と言えば、子どもたちは「シチュー?もっと踏まないと!」と反応。「ここに島があるな、平にしないと苗を植えられないなぁ」と言えば、「島?本当だ、もっと踏まないと!」。「石だけでなく何かが埋まっているなぁ?」「これですか?去年の稲の根っこ?」「それもどんどん拾ってトロトロにね!」「わかりやした!」といった具合。子どもたちはどんどん夢中になっていって...。

初めは泥との距離感が遠かった子どもたちですが、大平先生の声に導かれて、だんだんと手も泥の中へ。泥のトロトロ感がいいね!とか、泥パックだ!とか言いいながら、予想通り全身泥んこ状態となっていきました。

途中、土の中にいたミミズやオケラが登場したり、それらを狙って至近距離までツバメが舞い降りてきたりと、田んぼと生き物の関係も実感することもできましたね。そして、鏡のような見事な田んぼが完成し、みんなで頑張ったことを実感しました。代かきチャレンジ大成功でございました!

そして作業の終盤、あの見慣れた後ろ姿が...。

昨年度まで常磐公民館の社会教育指導員として本校の学習をコーディネートしていただいた今野克博先生がお見えになり、子どもたちを激励?してくださいました。今年度からは学校評議員ですので、いつでもお越しください!

授業後の5年生。家庭科の授業よ!ということで泥んこになった運動着のお洗濯へ。「そっか、田んぼだけじゃないんだ!」と農家さんの営みにも思いを巡らせながら、みんなでゴシゴシしていました。

代かきだけでも大きな学びが生まれています。本校は、今年度も常磐公民館のパートナーシップ推進事業により、各学年で地域と連携した教育活動を創出して参ります。間をつなぐ大平先生には大変お世話になります。また、お忙しいところご協力いただいた地域の皆様にも感謝申し上げます。皆様とともに子どもたちを大きく育てて参りましょう!

今週も子どもたちからたくさんのHAPPYをいただきました!

5月26日(金)、今週も子どもたちは、よく動き、よく学び、よく遊んでおりました。毎朝正門前に立っていると、勝手ながら、子どもたちから様々なHAPPYをいただくことができます。

こちらは、水筒のストラップがとれてしまった1年生のために現れた助っ人のお兄さんたち。登校班の班長さんや高学年の皆さんが、どうやったら元通りになるのか?と知恵を出し合い、およそ3分かけて直してくださいました。困っている人を見たら放っておかない!という思いやりある行動に、遠くからではありましたが拍手を送りました!

こちら、「持ってきましたよー!」と報告にきてくれた4年生。学級でメダカを飼い始めたらしく(そういえば、4年1組も2組も、メダカの名前募集中!という張り紙が出ていました)、お家で飼っているメダカとともにミジンコを瓶詰にして持って来たとのこと。こんなに大量のミジンコを目にするのは何十年振り。昨年は、かなちょろ(カナヘビ?)を頭に乗せて登校する姿を初めて目にして大変勉強になりましたが、今年はミジンコでございます。また一つ貴重な場面に遭遇させていただきHAPPYをいただきました。

こちら、いったん昇降口に入って行ったのに、集団化してわたしのもとに駆け寄ってきた1年生の子どもたち。初めはもじもじしていましたが、突然大きな声で「お早うございます!」と元気に挨拶をして、さっと向きを変えてまた昇降口へ戻っていきました。呼び止めて「どうしたの?」と声をかけると、「いつも挨拶してるから、みんなで挨拶しに来たの!」ととびっきりの笑顔を見せてくれました。朝から涙が出て参りました...。大きなHAPPYをありがとうございました。

こちらはキャベツの葉っぱを持ってきた3年生。「卵と卵と卵」とのこと。「何の卵?」「ちょうちょ」「何て言うちょうちょ?」「モンシロチョウ!」「すごいね、こんなに見つけたんだ!」「やっと見つけた!」「幼虫は見つけたけど、卵はなかなか見つからないって言ってたよね」「そうそう!」と言ってスキップをして教室へ向かっていきました。わざわざ報告に来てくれたのですね。ありがとうございました。この後も大事に育てていってくださいね。

毎朝、子どもたちを元気よく(時にはなかなか目覚めず大変なときもあることと思いますが)送り出していただいていることに改めて感謝でございます。休日も、よく動き、よく学び、よく遊び、よく食べて、よく休むことと思います。来週も元気に登校してくることを心待ちにしております!

図書館ボランティアさんとのミーティングを開催しました!

G7サミットを彷彿させるこの写真、いかがですか?

5月25日(木)、図書館ボランティアの皆さんと打合わせを行い、今年度の活動について話合いました。本校の自慢の一つは学校図書館。4つの教室を使って、改めて紹介しますと、企画・展示室、読み物の部屋、調べ学習の部屋、絵本の部屋がございます。

そして、学校司書さんとともに活動している図書館ボランティアの皆さんも本校の自慢!「読書は心のビタミン!図書館は心のオアシス!」を合言葉に活動していただいております。具体的には、子どもたちへの読み聞かせや図書館掲示の毎月更新の活動を行っていただき、子どもたちを読書の世界へと導き、想像する楽しさを味わわせていただいております。こちらは昨年度の読み聞かせの様子。

 

図書館掲示板の今年5月バージョン、そして今日も朝読書に励む子どもたち。

本校では今年度、本と子どもたちのつながりをいっそう強化するための取組として、学級で図書館を利用する時間を確保すること、学年毎に推奨する本を紹介すること、家庭へ呼びかけていくこと等の説明をいたしました。コロナ禍ということもあってボランティアの皆様の活動は縮小等のご配慮をいただいておりましたが、今年は子どもたちのために伸び伸びと活動していくことを確認しました。皆様どうぞよろしくお願いいたします!

なお、「図書館ボランティア」に参加していただける方を随時募集しています!月2回程度の活動でございます。お時間のある方、ぜひ学校までご連絡ください!

クラブ活動でのチャレンジ!

4年生以上で実施しているクラブ活動。今年度は子どもたちの希望を踏まえ、イラストクラブ、自然科学クラブ、テーブルゲームクラブ、運動クラブ、工作・料理クラブを開設しました。そして「本校で育てる4つの力」を働かせる取組となるように先生も子どもたちも意識しながら活動しています。

5月24日(水)は今年度2回目の活動。こちらイラストクラブの様子。教室が静寂に包まれ、「私を表現する力」を発揮して一人ひとりが作品制作に没頭しておりました。書籍やタブレットを使い、アニメのキャラクター、車、歴史上の人物、さらには抽象画にもチャレンジしていました。今は色鉛筆の色の種類が豊富で、自分好みの色を創り出す姿も印象的でした。

続いて、自然科学クラブ。この日のテーマはオリジナルスライムづくりとのこと。水やホウ砂等を基本の分量で混ぜ合わせ、絵の具で着色。そしてコネコネして感触を確かめていきました。

色の付け方によって、美味しそう、甘そう、塩っぱそう...と、感想の違いも面白いですね。真っ黒にした彼、わたしにはイカ墨に見えてしまい、笑いが止まりませんでした。

同じように作ってもあの独特の手触り感には違いが出たようで、そこが面白いところですね。材料の分量やコネコネの回数等の条件を変えてみて、それをデータ化して考察し、ぜひ科学論文にまとめて欲しいです!活動後はしっかりと手洗いすることも科学の基本ですね。

こちらテーブルゲームクラブ。当初の計画では、スペイン語で1を意味する かの有名なカードゲームにチャレンジする予定だったとのこと。しかし、本日それを持参したメンバーがたった1人だったとのことで、何をするか再検討したそう。そこで決まったのがこちらのゲーム。ずばり、消しピンゲーム!でございます。

このゲーム、小学校あるあるの一つですね。単純なゲームだからこそ、いつの時代も愛され続けているのでしょう。子ども時代をだいぶ前に経験してきたこちらの先生、現代の子どもたちには負けまいとかなり本気モードでございます!

力の入れ加減や消しゴムの魔改造等々で最強の消しゴムを作ってそれをプレゼンしてくれないかな~。或いは、技の数々をまとめて必勝マニュアル本を披露してくれないかな~。ちなみに、消しピンゲームは全国規模の協会が存在しているそうです。

本日は3つのクラブを巡って終わりの時間を迎えてしまいました。次の時間はどんな活動を繰り広げるのでしょうか、楽しみでございます。

5校時の様子、2年生編

5月24日(水)午後の授業、2年2組は音楽の授業中。「やまびこごっこで遊びましょう!」ということで、2つのグループに分かれて、「やまびこさーん!」には「やまびこさーん!」で返し、「まねするなー!」には「まねするなー!」を、そして最後に「じょうずだな!」には「じょうずだな!」と返し、楽しく歌っていました。

後半は「こいぬのビンゴ」にチャレンジ。歌詞には「B・I・N・G・O」とアルファベットがあり、手拍子や他の歌詞を入れて混乱してしまうという仕掛けもあり、「チャレンジし続ける力」や「私を表現する力」をフル活用しておりました。

お隣の2年1組では、さらにタブレット端末を上手に使えるようになろう!と、画像データの共有方法を学習していました。担任の先生から全体説明を受けて、「分かった・できるようになった人」はスモールティーチャーとなって、ヘルプを求めている仲間のもとへ急行!そこに先生も加わって、みんなで「あっ、そうやるのか!」と、どんどん「分かった・できるようになった人」の輪が拡大していきました。

1組は「仲間と高め合う力」を思い切り発揮していたようですね。電子黒板には、学級の仲間の様々な表情の顔が並んでて、楽しかったですね。

タブレットと言えば、昨日のやまなし1組。キャラクターを動かすプログラミングにチャレンジしていました。自分がプログラムを組んだのに、キャラクターは突拍子もない動きをしていまして、子どもたちはご覧の表情...。

担任の先生から「いいところに来てくれました!子どもたちが本気になってチャレンジしてます。褒めてあげてください!」と言うので、「よく頑張っているね!」と声をかけさせていただきましたが、子どもたちは集中しているとのことでノーリアクションでございました。またチャレンジしましょうね!

1年生のお盆洗いの様子から

5月23日(火)、給食後の1年生の様子です。今まではお隣3年生のサポートをいろいろ受けてきた1年生。5校時下校がスタートし、それでは自分たちのことは自分たちでやりましょう!ということで、お盆洗いも自分たちで行うことにしたのだそう。先週は精鋭4名がお盆洗いの技のレクチャーを受け、今週は技を習得した数名が継続し、新加入メンバーに技を伝授しているとのことです。

そんな1年生のことが気になるのか、3年生男子が入れ替わり立ち替わりやってきてアドバイス?でしょうか。

そこに、奥の方からお盆洗い会場を同じくする3年生が登場してきまして、1年生のところにいた男子同級生に、1年生の邪魔しちゃダメよ!みたいな視線を送りまして、送られた同級生はふふふ...といった表情で足早に教室へと去って行きました。

3年生のお盆洗いはさすがです。慣れた手つきでどんどん作業を進めていましたね。

そこに、6年生の給食委員が、「はいはい、通りまーす!」って、1・3年生の給食コンテナをせっせと運搬してくれていました、ありがとうございます!「1年生のお盆洗いどう?」と尋ねてみたところ、「なんか早いですよね。うまいです!」との講評をいただきました。

みんなに見守られている1年生、見守る3年生も6年生もやさしいですね。お互いのこれからの成長がますます楽しみでございます。

雨の中の登下校、カッパや傘の扱いも上手になって、こういったところからも1年生の成長を感じることができますね!

歯科検診

5月22日(月)、新しい一週間のスタートです。気温の寒暖差が大きいようです。今週も活力ある学びができるよう、生活のリズムに注目して子どもたちの生活を主導して参りましょう。 

さて、19日(金)に歯科検診を行いました。今年も本校学校歯科医であり、本校卒業生でもある菅原勝人先生にお世話になりました。歯は一生を通じてのパートナー!本校では6月以降「むし歯なし児童100%」を目指し、給食後の歯磨きの時間を再開させていく予定です。歯みがきを通して自分の健康を大事にする姿勢を育てて参ります。

春季運動会2023、係活動編

春季運動会2023成功の秘訣は係活動。4年生以上の子どもたちは、どこかの係に所属し、自分の種目に全力でチャレンジすることに加えて、運動会の成功に向けて責任ある活動を担ってくれました。よりよい活動となるように、先生からの指示だけでなく、事前に十分な話し合いをしていたので、当日は自主的に動く皆さんの姿がとても頼もしく思いました。こちら進行の中枢を司る本部テント。先生よりも子どもたちの数の方が多いですよね。

準備係が取り扱う各種目の道具類はこちら。進行を遅らせまいと機敏に活動してくれました。

放送係の実況中継はいかがでしたか?順位がめまぐるしく変わったリレーでは、判断力や説明力が問われましたが、会場を盛り上げて、立派にお務めいただきました!

招集引率係の活動の様子。もはや先生は確認のみといったご様子。こちらも進行に大きく関わる仕事。6年生を中心に安心して任せることができました。

指揮係は、先生との1対1。プログラムの内容をしっかり頭に入れて、スタート・ゴールのピストル打ちの補助をしっかり行ってくれました。あなたがいたから安心してピストルを撃つことができました(なんか変な表現ですが)。

審判係は紅白の勝敗にかかわる重要な任務。子どもたちに負けない担当の先生のこの表情、素晴らしいですね。記録・受賞係と連携し、まったく混乱はございませんでした。

ちなみに、ゴール地点では今年もビデオ判定を導入しておりました。

看護係の子どもたち。いつも会場内に心配な目線を注いでくれていました。擦り傷や体調不良等で予想以上の忙しさ。でも事前にシミュレーションをしていたので、落ち着いて対応してくれました。

そして、ご注目!私たち教員が着用していたこのコバルトブルーのポロシャツ。前教頭先生にご依頼申し上げ、長倉小学校の魅力や教員の心意気をデザインしていただきました。素敵でしょ!

本校のルーキー教員も、子どもたちのためにと全力で汗をかき、生き生き伸び伸びと活動しておりました。子どもたちって凄いパワー持ってますよね!って言う以上に、ルーキーの活躍もお見事でした。また明日からも一緒に頑張っていこうぜ!

「引き渡し訓練」を実施しました!

5月13日(土)、運動会終了後に引き渡し訓練を実施しました。

子どもたちは、緊急災害が発生したことを想定して体育館に一次避難し、兄弟姉妹でペアをつくって待機しました。職員室では、保護者の皆さんへ一斉メールの送信。表には見えませんが、教頭先生が本番さながら、一から準備を進めて、速やかにメール文を作成し、確実に送信する訓練を行っておりました。混乱を避けるために、まず徒歩でお迎えの引き渡しを行い、その後に車でお迎えの引き渡しを行いました。

本番も同じ手順となります。徒歩が先で、お車は後となります。いざという時は、本校への往復も含めて相当の混乱が生じます。確実に引き渡しを行うためには「冷静さ」が最も大事。181名をお預かりしていますので「待ち時間」が必ず生じることを知っておくことも重要であることを再確認しました。ピンチな状況の時こそ、保護者の皆様と学校が一致協力して、子どもたちの命を第一に、冷静に行動して参りましょう!

春季運動会2023の記録、その4

応援団の活躍により、春季運動会2023はいよいよクライマックスへ。

【全学年】紅白対抗リレー
熱い応援を背に受けて全力疾走!暑い日も寒い日も毎朝校庭でランニングに取り組んでいる本校の子どもたちにとっては、運動会のリレー選手に選ばれることは一つの目標!特に6年生は、後輩達の面倒も見ながらも、自分の走りに責任を持って、最後の最後まで諦めず全力でチャレンジし続ける姿勢を見せてくれました。結果は、女子は赤白勝ち!男子は紅の勝ち!全学年から選ばれた精鋭が夢中になって走り、バトンをつなぎ、頑張る選手に全力の声援を送る子どもたちの姿、その風景が素敵すぎて、来賓としてお越しになっていた学校評議員の皆様とともに涙を流しながら観戦させていただきました。ありがとうございました!

閉会式。始めのことばは3年生が担当、さわやかな風を感じさせるあいさつをしてくれました。その後は先日お伝えした通り、白組の優勝と紅組の健闘を称え合い、そして全校生で校歌を清々しく歌い上げました。指揮を担当した6年生の表情が充実感満載でしたね。

最後はやっぱり応援団に締めてもらわねば!「紅、白、向かい合って!ありがとうございました!」と爽やかにノーサイドを宣言してくれました。閉会のことばは4年生が担当。彼女はスポーツウーマンということもあり、しっかりと締めのあいさつをしてくれました。

 

天候が心配された今年の運動会、順序変更や進行の前倒しをさせていただきましたが、すべてのプログラムを終了させることができました。保護者の皆様、地域の皆様のお導きにより、今年のスローガン『仲間とチャレンジ!!全力で楽しもう!!絆を信じて最高の運動会へ...』は見事達成できたと感じております。感謝申し上げます。

また、閉会式後には、PTA執行部の皆さんをはじめ、多くの保護者の方に片付け作業を手伝っていただきました。「いいから先生たちは早く教室に行って子どものことよろしくお願いします!」のお言葉には感動しました。また、卒業生の皆さんには、後輩たちを応援してくださり、率先して道具係をサポートしてくださいました。ありがとうございました。皆様のご活躍、写真に残せず、申し訳ございませんでした。

春季運動会2023の記録、その3

見所ありすぎの春季運動会2023の記録の続きでございます。

【4年個人】120m走
「なんで100mじゃなくて、20m多いの?」という質問。今年も言われました。昨年同様に「その20mが3年生との差なんだよ」とお答えしましたが、子どもたちは「まっ、いいか」と割り切って集中してスタートしていきました。コーナーリングの難しさを味わいながら、最後の直線で勝敗が決まる熱い戦いが繰り広げられましたね。

【5・6年団体】綱引き2023
1回目は女子が先に引いて男子が加勢、2回目は先に男子が引いて女子が加勢するという時間差綱引き。応援団長を中心に自分達を鼓舞して盛り上がってましたね。その中にあって女子が...。加勢がやってくるまで、或いは加勢に行くまでの気合い!それはそれは凄かったです。結果は白組が勝ちましたが、両チームの健闘を称えましょう!

【3年個人】100m走
2年生の時は50mでしたが、3年生となって倍の100mへ。そしてコーナーリングの技も加わって難易度が一気に高くなりました。大丈夫かな?と心配していましたが、全員見事に走りきりました。毎朝のランニングの成果ですね。2年生だった時の教室は、校庭に一番近かったのですが、校舎の造りの都合でコの字型にぐるりと回って、校庭に出るだけでおよそ200m。校庭3週のランニングをすれば毎朝1,000mの運動をしていたことになります。それをほぼ毎日チャレンジしたのですから...。まさに継続は力なり。今年の2年生も期待大でございましょう!

【1・2年個人】ラッキーカラーは、ど~れ?
青・黄・赤のレイを選び、示された旗の色と一致すればGO! 不一致なら戻って示された色のレイを選び直してGOALへというまさに運試しの一発勝負。旗を揚げる方も相当のプレッシャーがあるんですよ。事前に審判係から「全員通過にすると判定が難しくなるので頼みましたよ!」とか、補助の先生から「全保護者が注目していますからね!」とか言われてまして。それにしても上位で入賞してのガッツポーズ、本当に本気だったのですね!不一致となってしまった子どもたち、そしてご家族の皆様、誠に申し訳ございませんでした。

【5年個人】150m走
直線50m・コーナー50m・直線50mという難易度。練習を通じてどこでギアを上げるか、各々作戦をもってチャレンジしていましたね。ラストの直線は、昨年にも増してオニの形相で走る姿が。走るフォームが整ってきているようで、来年の陸上大会が楽しみだね!という声も聞こえてきました。

【1・2年団体】ダンシング玉入れ
ねずみのキャラクターで有名なテーマパークのジャンボリねずみのレッツ・ダンス!の曲に合わせて元気いっぱい踊り出す子どもたち。笛の合図で前半は1年生が、後半は2年生が玉入れをしました。先輩達もダンスに加わって会場を大いに盛り上げてくれましたね。結果は白組の勝利となりましたが、ダンスと玉入れとで全身を動かし続けた1・2年生の頑張りに大きな拍手でございます!

裏話ですが、予行練習で、子どもたちの投げるお手玉がなかなかカゴの位置まで上がらず、一直線にカゴ持ち担当に投げつけられてしまうことが判明しました。よって、当初、白組のカゴ持ち担当はPTA会長さまでしたが、安全面に配慮して教頭先生に担当してもらうことになりました。教頭先生、ご覧の通り、やる気満々でございました!?

【3・4年個人】いわき名所めぐり
会場には「鬼ヶ城」「アンモナイトセンター」「白水阿弥陀堂」「アクアマリンふくしま」「湯本温泉」の5つの名所が設置されました。子どもたちは1カ所を選びBOXからカードを取り出して、プラカードで示された名所と一致すればそのままゴールできるという内容。皆さんお気づきでしたか?各名所BOXが置いてあった位置。本校からの距離に応じて遠近の差をつけておりました。これは担任が「活動を通じてリアルな距離感をつかんで欲しい!」という願いによるもの。なるほど!これからの社会科の学習とリンクさせていたのですね。感心しながらけっこう重いプラカードの上げ下げを担当させていただきました。

【全校生】応援団による紅白リレー選手へのエール
この写真だけでは伝わらない子どもたちのパワー!素晴らしかったですね。声を枯らしていた応援団諸君に改めて感謝でございます!

そして送り出されたリレー選手たち。この後の様子は...。見所ありすぎた春季運動会2023、続きます...。

春季運動会2023の記録、その2

春季運動会のご報告、続きです。

【3・4年団体】長倉ハリケーン
3人が心を一つにして疾走!この種目、やっぱりターンの仕方がポイント。予行練習後に並び方を自分たちでチェンジして本番に挑んでいましたね。内側は重し役、外側には足の回転が速い人といった具合。その思惑や如何に...。結果は、紅の勝ち!

【6年個人】200m走
鼓笛演奏を終えたばかりでしたが、最近の市陸上大会に向けた練習、そして紅白対抗リレーを控えていることもあり、全体的に目力が入っていましたね。とは言え校庭一周はさすがに長い!そんな先輩方の力走を後輩達は「すげ~」「はえ~」とか言いながら応援していました。最後までよく走り抜きました!

【1年個人】かけっこ
今年の1年生で足が速いのは誰?と、ちょっとした注目が集まる中、全員全力でチャレンジしました。いつも話していますが、「足が速い子」の発見を取っ掛かりにして、「◯◯が得意な子」「△△なら◯◯さん」の発見へと続き、お互いのよさを認め合う仲間へと成長していってほしいですね!

【2年個人】50m走
今走り終えた1年生の姿に、2年生の1年前の姿を重ね合わせて見ていました。1年経つと大きくなりますね。足腰もだいぶ強くなって...と、走り方を見ていてその成長に感動してしまいました。

【5・6年個人】先生、ご一緒に
今年のこの種目は何かが違う...。こんな小道具が準備されていて...。

本来であればこの種目、子どもたちはカードを拾って、カードに書いてある先生を呼び込んで、一目散にゴールめがけて走り抜けて、途中、先生は子どもたちの勢いに足が付いていかず散々な目に遭うというお約束が見所のはず。

ところが今年はひと味違いました。各組に1枚だけ特別なカードが用意されていて、先生はカードの指示通りに変身とポーズをさせられて、おまけに卒業アルバム用の写真まで撮られるという仕掛けがございまして...、ご覧の通りでございます。チャンス走のカテゴリーでは括れない種目でございました。

見所がありすぎて、春季運動会2023の記録、まだ続きます...。

傘をさしての下校、今週も頑張りました!

5月19日(金)、運動会後の一週間が終わりました。1年生は5校時下校がスタート。4年生以上のクラブ活動もスタートし、学校生活も1段階レベルアップを図っています。「車に気をつけて帰ります!」「また来週!」「さようなら!」。本日は雨の中での下校となりましたが、みんなしっかりとあいさつをして下校していきました。一週間をやりきったようです。

ところで昨日18日(木)、5年生がお茶会をしたそうで、わざわざわたしのところにもお茶を運んできてくださいました。しばらくしてお茶の中を覗いて見てみると、なっ、なんと...。

「笑顔茶」でございます。こんなことってありますか?よーく見ると、お茶碗の傾斜に沿って茶葉が底の方に滑り集まって偶然できたようです。運搬中の振動が絶妙だったのではないでしょうか。それにしても嬉しいですね。5年生から元気とパワーをいただきました。ありがとうございました。よし、また来週も頑張るぞ!!

春季運動会、ながくらの鼓笛2023!

「ながくらの鼓笛2023」。天候が心配されましたのでプログラムを入れ替えてはじめに実施しました。

主指揮を先頭にドラムマーチの演奏を披露しながら堂々の入場でございます。先輩方からレクチャーを受けてきた6年生を中心に、鍵盤ハーモニカを担当する5年生と4年生が加わっての大所帯。途中から副指揮が左右に枝分かれして隊を誘導、校庭いっぱいに広がっての隊形が整いました。

いったん場内の雰囲気を落ち着かせた主指揮、改めてメジャーバトンを振り始めてわれらが校歌の演奏へ。主指揮をよく見て演奏をリードする副指揮の2人、堂々と演奏を支える打楽器リズム隊、メロディーを奏でる6年生のベルリラ・キーボード隊と4・5年生の鍵盤ハーモニカは一体感が見えましたね。そして、ダイナミックさを演出するカラーガード・フラッグ隊も切れ味抜群の演技を披露しました。

予行練習では「もっと上手にできるはず!」と、思うように成果を出せなかった6年生。今まで見ている側でしたが、実際にやってみることの難しさを味わってきた4・5年生。この日に向けて、仲間と高め合い、チャレンジし続けてきた成果を見事に披露することができました。見事な演奏を長倉の杜に響かせてくれました!

応援に駆けつけてくれた卒業生は「鼓笛を後輩に教えた甲斐がありました。これからもまだまだ上達できるはず!という思いをみんなが持って、学校生活も頑張って欲しいです。」と感想を話してくれました。「ただ演奏できればいいのではない。私たちは心を一つに毎日チャレンジして成長している!その姿勢を見せることこそが大事であり、ながくらの鼓笛にチャレンジする意味である」という本校の素晴らしい伝統を改めて感じることができました。ながくらの鼓笛にチャレンジした子どもたち、これからの成長がまずます楽しみでございます。皆さんで応援して参りましょう!

春季運動会2023の記録・その1

5月13日(土)、長倉の杜で開催した春季運動会。雨が心配される中、時間を早めてスタートしました。でも、登校したときから子どもたちはやる気十分でございました。

まずは、開会式。入場行進を先導する6年生の歩く姿、姿勢も足の上げ方もじつに美しいですね。小学校生活最後となる運動会、悔いのないように!という6年生の思いを堂々と表現してくれました。お見事!

初参加となる1年生。先輩方の姿を見本に、一歩一歩しっかりと行進して参りました。表示板はやっぱり重かったでしょうか...。よく頑張りました!

そしてそのままの勢いで開式のことばへ。1年生2名がお互いの目を見合いながら、息を合わせて「これから、春季運動会の開会式を始めます!」と元気いっぱいに宣言してくれました。素晴らしい!

国旗・校旗の掲揚は上級生が担当。君が代の演奏に合わせてタイミングよく、ピタッと上げきって決めてくれました。責任を果たす姿がまぶしかったです!

スローガン発表は6年生。今年のスローガン『仲間とチャレンジ!!全力で楽しもう!!絆を信じて最高の運動会へ...』。今年の運動会はこのスローガンの下で一致団結しましょう!としっかり呼びかけてくれました、ありがとうございました!

優勝杯返還では、昨年度優勝の白組よりトロフィーが返還されました。今年の予行でもじつは白組が優勝。昨年と同じ状況で、赤組は「本番ではやってやるぞ!」とかなり意気込んでいましたね。特に6年生が!

誓いの言葉では、保護者・地域の皆さんに長倉小が頑張っているところを見せたい!みんなで成功させたい!という思いをしっかり伝えてくれました。

そして紅白あいさつと運動会の歌の披露。赤・白組の団長は声が枯れていましたね。今週ずっと練習を重ねてきて、実践する度に頼もしい存在へと成長してきました。皆さんのおかげで、頑張る意欲が大きく湧き出てきて、会場は一気に紅白の戦いモードへと進んでいきました。

閉式のことばは2年生。「頑張るぞ!」のかけ声で、全校生が「おー!」と拳を空高く突き上げました。爽やか2人にも大きな拍手!

早速プログラムNO.1のラジオ体操第一へ。今年も代表となった6年生は、美しい体操を披露してくれました。全校生から見て鏡となるように左右を逆にするところ、本番はバッチリ決まっていましたね。

活躍した子どもたちをたくさん紹介したくて、どの場面、どの写真を選んだらよいのか今年も迷いながらのホームページ更新作業でございます。何日かかるか分かりませんが、明日も運動会の記事にお付き合いください。

<訂正>当初掲載した写真は予行練習時のものでしたので、本番の写真に更新しました。申し訳ございませんでした。

春季運動会、白組優勝おめでとうございます!

速報です。5月13日(土)に開催した春季運動会、白組が優勝しました!紅組は最後の紅白リレーでの追い上げもありましたが、白組は団体種目で着実に加点していたことが勝因となったようです。

閉会式で、得点発表係の児童がそれぞれの点数を発表し、絶妙な間を開けての「よって白の勝ち!」のアナウンスに、白組は大喜び。紅組も清々しい拍手で健闘を称えました。

白組には伝統のトロフィーが、紅組には参加賞が授与されました。

今年も保護者・地域の皆様に見守られながら子どもたちは精一杯のパフォーマンスを見せてくれました。明日以降、運動会の様子をお届けして参ります。

PTA執行部の皆様とともに追悼碑を参拝しました。

5月12日(金)、今年も運動会の開催を前に、PTA執行部の皆様とともに本校内にある追悼碑参拝を行いました。

追悼碑には次のことが書かれてあります。

「秋季運動会開催ノ前ニ際シ大正十三年十月十日、校庭整理ノ為児童ハ欣然土砂発掘に従事セシカ突然上側部土層崩壊シ職員諸氏ノ百方應急ノ處置モ其ノ効無ク第六學年児童・・・三子ハ薄命遂ニ幽界ノ人トナレリ」

大正13(1924)年の出来事ですから、今年で100回忌です。手を合わせ、改めて子どもたちが事故に遭うことなく、安心して伸び伸びと学校生活を送ることができるようにとお誓い申し上げました。先輩方が楽しみにしていた運動会を開催するにあたり、子どもたちにもこの歴史をしっかり伝えていきたいと思います。

明日天気にしておくれ!

5月12日(金)、運動会を前に5・6年生で会場作成を行いました。重い荷物を協力し合って運び出し、「これどこに持って行けばいいですか?」「これはどう組み立てるんですか?」そして「あとやることはないですか?」と積極的に声をかけてきてくれて、運動会に対する子どもたちの思いは相当なものだと感じました!

さすがです。体育主任と教務主任のライン引き、何の下書きもないのに真っ直ぐです。これぞ教員の技!でございます。

それで、やっぱり明日の天気が気になるところ。準備を終えた子どもたちは、伝統のくつ占い!をして明日の天気を予想し合っていました。

放課後の教室を回ってみると、やっぱりてるてる坊主が...。モチベーション高い中、何とか明日開催できますように!

生き物とともに成長!

5月12日(金)、登校するとすぐに2年生が畑にやってきて、昨日マイ植木鉢に植えたミニトマトの苗に水やりを...。と思ったら、移植へらを持ち出してきて結構大きな作業開始。マイ植木鉢に紙パックを付け足して土のかさ上げをするのだそう。「何で土を増やしたの?」と聞いてみると「先生に言われたから...」と。近くにいた担任の先生は慌てた様子で「あれあれあれ...」となりましたが、「先生は理由も話したんじゃないかな?」と追質問してみると「根っこが大事」「大きな根っこにする」としっかり答えてくれました。「理由の方が大事だよね!」と伝えましたが、子どもたちの答え方って時々ドキッとしますね。美味しいミニトマトが収穫できますように!

こちら3年生。女子児童に「キャベツ畑でモンシロチョウの卵は見つかった?」と聞いてみると「もう幼虫いるし」とのこと。マジ?!と言うことで3年生の後をついて行くと、確かにモンシロチョウの幼虫がいました。「触るとつるつるしてんだっけ」とのこと。そしてキャベツに水やりをしながら「あ、キャベツの葉っぱの上だと水は丸になる、ガラス玉みたい!なんでかなぁ?」とのつぶやき。これは「キャベツの葉は水をはじく」ことへの気付きですね。そう言われれば、葉が水をはじくのはなぜでしょう?皆さんもぜひ調べてみてください。加えて「ガラス玉」という表現、素敵ですね。 

そう言えば5年生が育てているメダカの卵のその後お話し。見事、子メダカが3匹誕生していました。子どもたちも満足げ。それで「名前は決まったの?」と聞いてみると「えっ!」とのこと。「名前付けないの?」「だってみんな同じに見えるから、名前付けたら訳分からなくなるし」とのこと。「よーく見ると違いがあるかもよ」「うそだ~!」と。イワシに1匹ずつ名前を付けたら大変なことになりそうですが、メダカには名前を付けることは可能なのでしょうか...?

そんなこんなで子どもたちは素晴らしい好奇心を発揮しながら生き物たちと触れ合い、毎日明るく楽しく学んでいます。

なお、松食い虫の被害により倒壊が心配されていた校庭南側の松の木ですが、10日(水)に伐採しました。これで一安心でございます。市教委と業者の皆様に迅速に対応していただきました。ありがとうございました。

学校生活の様子をあれこれと。

昨日10日(水)に運動会の予行練習を行い、その中で、4年生以上で演奏する「鼓笛パレード2023」のリハーサルも行いました。本番さながらの雰囲気の中での演奏!どうやら納得いかなかったご様子。午後、改めてミーティングを開き、立ち位置やテンポの確認を入念に行っていました。「なんか6年生、変わってきたよね!」とは後輩の子どもたち。全力でチャレンジし続ける姿勢で「ながくらの鼓笛」も「学校生活」もぐいぐい引っ張っています!

さて、今日11日(木)も運動会の全体練習を行い、特に応援合戦から紅白対抗リレーまでの流れを確認しました。低学年の子どもたちからは「応援の仕方がわかった!」「楽しい!」の声が聞こえてきました。その上でのリレーですから、昨日以上の盛り上がり。本番が楽しみでございます!

それにしても「ながくらの応援団2023」は熱い!さらによい応援となるように、今日も何度も何度もミーティングを積み重ねていました、素晴らしいチャレンジ!

さてさて、毎日、運動会の練習ばかりやっているのではございません。子どもたちは、なんだかんだ言っても勉強は大事!ということを理解していて、あちこちで熱心に学ぶ姿を見ることができます。

2年生は生活科でミニトマトの栽培にチャレンジするそうで、マイ植木鉢に土を入れ、苗を植え、水やりをしていました。自分の作業が終わったら、次はお友達と確認し合う姿が見えました。最近、2年生は視野が広くなってきたように感じています。

そして2年1組の国語の授業。イラストを見て気付いたことを記録し、それを相手に伝えようとチャレンジしていました。伝え終えて、相手から「わかるわかる!」「いいと思う!」という講評をもらって、ここでもお互い高め合おう!という姿を見ることができました。

2年2組は算数で「47-15」の引き算の仕方について検討していました。後ろの児童と先生とのディスカッションを聞いてマイノートをチェックする姿、2人のディスカッションをじっと見つめて頭の中の思考をぐるぐるさせている姿等々、教室内は真剣!でございました。

4年1組は理科の授業。先生から「晴れの日の気温の変化は?」と問われ、日頃感じていることを文章化して発表し合っていました。データは同じでも、人によって感じ方は違うものなんですね。

4年2組は社会科のテスト中(お邪魔しました!)。本日は担任の先生が出張でしたが、いつも以上に丁寧に生活する様子がうかがえました。というのも、担任の先生からのメッセージが黒板に書いてありまして、朝の会で「先生がいないときこそ頑張ろう!」って話になったそうで。頑張ってますね!

3年生は、4校時の授業が終わってしまい給食の準備中にお邪魔しました。「一緒に食べる?」との誘い。「全部食べちゃうぞ!」と返したら「それはだめ!」との会話、楽しかったです。

1年生も給食の時間に失礼しました。「はい、ポーズ!」の声に、やや控えめな反応。いつもはたくさん話しかけてくれるのに、給食の魅力には叶いませんでした。たくさん食べていて嬉しい限り。

という本日の学校生活でございました。こんなに頑張っている子どもたちのためにも、明後日13日(土)はぜひ晴れとなりますように!

ながくらの応援団2023、始動!

運動会といえば応援団。今年も、紅組5名・白組5名から成る「ながくらの応援団2023」が結成されました。「自分たちが運動会を盛り上げる!」という思いを表現するためにさっそく練習開始。まずは、先輩方がやってきたことを思い起こして話合いを。そして今年から加入した4年生にも丁寧にレクチャーしていきました。ではやってみましょう!ということでパフォーマンススタート!

しかしながら、そうそううまくいくはずもなく。姿勢かな?声の出し方かな?と分析をして、最終的には練習と度胸だねってなったご様子。そこに頼りとする先生の登場!ご覧の通り、迫力あるパフォーマンスを披露してくれて、良いお手本を間近に見ることができて目指すべき姿を共有していきました。

そして、昨日9日(火)の全校練習。リーダーの6年生、「このタイミングで手を上げてください」「手の上げ方はこうです」と全校生に自分の言葉でご説明、立派でした!一度通してパフォーマンスしてみて、「白組に声で負けているので声を張り上げましょう!」「紅組の方が腕の上げ方がいいので白組も頑張りましょう!」と紅白のリーダーからのご助言、たいしたものです!その甲斐あって3回目の通し練習では、元気いっぱいの応援パフォーマンスが出来上がりました。礼の仕方もじつに美しい!

 短い時間ではありましたが、応援団の子どもたち、そして全校生の吸収力のすごさを実感しました。そして表現する心構えも確認することができました。「人を全力で応援できる人」ほど格好いい人はいないと思います。応援団の子どもたちを中心に、長倉のこどもたちがそんなふうに成長していって欲しいですね!

さて、そんな子どもたちの頑張りを陰からそっと見守っているのは、新採用の彼。実は「自分も小学生の時に応援団だったんですよ」ということで、先輩先生のご指導の様子を観察しながら、「次は自分が...」との思いを強くしたことでしょう。期待の新人!でございます。

さて、このページがアップされている頃は、運動会予行です。今日は全体の流れの確認がメインではありますが、子どもたちにとってはさらに成長していく絶好の機会。天気も上々、わくわくしております!

運動会の係打合せを開催しました!

5月8日(月)、今朝は常磐地区青少年育成協議会の皆様による月1回のあいさつ運動の日。あいにくの雨模様で肌寒い中での登校となってしまいましたが、一人ひとりに「お早うございます」「足もとに気を付けてね」「あらあら、荷物多くて大変ね。もうちょっとよ!」と温かい声をかけてくださいました。今月もありがとうございました!

こういう日は長靴が一番だね!と思いながら昇降口に行ってみると、3年生が颯爽とやってきて、各学年のシューズボックスの点検を始めて長靴をきれいに入れ直してくれました。「撮らないで!」と言いつつも何だか嬉しそう。ちょボラ(ちょこっとボランティア)精神をたくさん褒め称えました。ありがとうございました!

さて、3年生以下が下校した6校時、校内では運動会の係打合せを行いました。

こちらは救護係。万が一、けが人や病人が出た際の対応について養護教諭からレクチャーを受けていました。皆さんがいるから思い切りパフォーマンスすることができますね。頼みましたよ!

指揮係は精鋭1名。5年生男子が担当の先生と入念な打合せ、そしてスターターピストルの確認を行っていました。責任重大ですが、力強く「頑張ります!」と答えてくれました。

記録・受賞係は、種目毎にゴールシーンをイメージして、準備物や記録までの流れ等を確認していました。担当の先生によるゴールシーンの演技も素晴らしくて...。「みんな自分が1位だと思ってゴールしてくるので、審判係とテキパキと仕事することが大事よ!」とのアドバイス。スピード感を持って活動して参りましょう!

看護係は、健康面への目配りやスムーズな進行に直接関係する大事な役目。「特に低学年の子どもたちが夢中になれるようにみんなで声をかけ合って確認していきましょう!」ということで、先生方・支援員さんもメモを取りながら真剣に確認をしていました。先生方が各係で出払う中、困りごとはいつでも本部席へどうぞ。

招集引率係は入場門付近で活動します。指定された隊形で整列を呼びかけます。プログラムを先読みすることが大事と、自分が出場する種目と係で担当する種目の順番を確認していました。混乱しないように的確な指示をお願いしますね。

放送係は、プログラムの読み上げとともに種目内容の説明も。早速、作成した原稿を読む練習に励んでいました。読むことよりも伝えること!区切りを多くしてみるとハッキリ聞こえるよ!イントネーションは気にしないで!等々の留意事項。当日、会場を盛り上げる「アドリブ」にも乞うご期待です!

準備係の打合せでは、種目毎に、どこに何を何個置くか、それを誰が担当するか、会場図を真ん中において入念に話合いをしていました。誰かが「猫の手も借りたい」と漏らしていましたが、いざとなれば総掛かりです。力仕事となりますが「やりますよ!」と心強いお言葉いただきました!

審判係は、着順を判定する重要な仕事を担います。5・6年生グループの多くは昨年も経験したとのことで余裕の表情。一方、今年初めて係活動に加わった4年生グループ内では、「何をやりたいかはっきり言って!」「みんなで意見出さないと本番困るって」等々の声が。責任感からでしょう、ピリピリした雰囲気の中で話合いを行っていました。やらされてる感ではなく、自分ごとと受け止めているところ、素晴らしいですね。今年度設定した「育てる4つの力」を最も発揮して活動していたグループでした。頑張れ!

運動会の係活動は、縦割りグループというよりも各学年毎の活動となりますが、どの係からも、自分たちがお手本を示さなければ!という6年生の思いが十分伝わってきました。また、5年生は今年2年目ということもあり少し余裕の表情、4年生は今年から係活動に加わって張り切っている様子が印象的でした。自分が出場する種目と行ったり来たりとなりますが、会場のあちらこちらで責任をもって活動する子どもたちの姿にも大注目でございます!

遠足に行ってきました!高学年編

高学年5・6年生の遠足。出発式では屈伸とアキレス腱を伸ばす運動から。目指すは福島県唯一の国宝建造物の白水阿弥陀堂、山越えの片道4.4kmを徒歩にて移動でございました。出発式では準備運動後、元気にいっぱい「行ってきまーす!」とあいさつをしてくれました。

歩道がない山道もみんなで声を掛け合い交通安全第一で!車で通りかかったわたくしに、「急にお腹が痛くなってきました。車に乗せてください!」と元気に申し出てきた子どもたちが多数おりましたが、それはそれとして、春の風景や香りを感じながら楽しく仲良く歩いておりました。

道中、常磐炭鉱の発祥の地である弥勒沢、入山三坑・入山銀座と呼ばれていた炭鉱跡地、そして石炭運搬の鉄道が走っていた不動山トンネルを通って、往時の賑わいに想像を巡らせました。

白水阿弥陀堂では、お寺さまから由来とともに建造物としての価値、常磐炭鉱との関係について解説していただきました。浄土式庭園もお見事。その後、大きな広場でお弁当を食べ、思い思いの活動へ。ドッヂビーやボール遊び、草木の観察等で盛り上がりましたが、先生方も夢中になっていて、活動写真は相撲だけとなってしまいました...。

 

 

阿弥陀堂に入った際、子どもたちは声を掛け合って靴をきちんとそろえていたのだそう。今年も「いつでもどこでも誰にでも爽やかなあいさつを!そして靴をそろえる心を大切にしていこう!」と呼び掛けていますが、それを丁寧に実践している高学年の子どもたち、立派ですね。素直で純真な長倉の子どもたち、ますます応援して参りましょう!

春の遠足に行ってきました!中学年編

中学年3・4年生。目的地の21世紀の森公園わんぱく広場でわんぱくになろう!と、朝から元気元気!特に3年生は、初めての学区外へのお出かけとあって、わくわく感があふれ出ておりました。元気に「行ってきまーす!」。

お目当てのわんぱく広場。ありがたいことにこの日は本校が独占状態でございました。昨年も訪れた4年生はあらかじめ何をして遊ぶかプランニングをしていたご様子。多彩なアクティビティに果敢にチャレンジしたり、広々とした芝生広場でボール遊びをしたりとやりたい放題でございました。やや人数の少ない3年生、4年生のすばしっこさに感化されて、それはそうやって攻略するのか!そんなに投げていいのか!そこまで登れるのか!と、いつも以上に大きく伸び伸びと活動していましたね。昨年の年度末、交流会をしていただけあって、お互い声を掛け合って仲良く遊ぶ姿も見えました。

思い思いの場所でランチTIME。

4年生が急に大人びた振る舞いを見せて、それに引っ張られるように3年生も急に活動範囲が広がって、それぞれの学年が一歩成長したね!っていう印象を受けた遠足。そのままそのまま学校生活でもどんどん成長して参りましょ!今後の成長が楽しみでございます。中学年の遠足、大成功でございました!  

さあ明日からまた楽しい学校生活の再開です。まずは13日(土)の運動会の成功に向けて長倉小学校関係者全員でチャレンジして参りましょう!先日のPTA奉仕作業を受けて、校庭に100Mコースを復活させました。コツコツと草刈りを継続してくれた教務主任様様でございます。さて、今年は此処でどんなストーリーが生まれるのでしょうか?

春の遠足に行ってきました!低学年編

低学年1・2年生は、学区内にある2つのテーマパークが目的地。五反田公園と上湯長谷公園(通称ガニラ公園、略称ガニ公、地元通は「ガニラー」と伸ばして発音)へ。「オレ、いつも五反田公園で遊んでっから」と自慢気に語っていた男子児童、続けて「でもガニ公はあんまり行かない」との声に、「わたしはガニ公知ってる!」と反応する隣の女子児童。「何あるの?」「すべり台!」「それ五反田公園にもあるし」「どんなの?」...と語り合っちゃって、行く前から何だか楽しそう。そして、白色帽子の2年生と黄色帽子の1年生がしっかりと手をつないでいざ出発!学校探検で1・2年生は交流していましたので、頼り頼られ、一歩一歩前進していきました。横断歩道は手をあげて、まわりをよく見て歩きましょう!

まずは五反田パークへ到着。交流班を中心にさまざまな遊びを展開。初めは遊具に向かって行った子どもたち。早速待ち時間が発生。でもそこでは1年生を優先する2年生の姿が、そして順番待ち。ブランコでは2年生が1年生の背中を優しく押してあげてと。

遊びは徐々に拡散していき、砂場での芸術祭、そして木々や草花の観察から昆虫採集へ。女の子2人、ベンチに座ってニコニコと。何してるの?って、ダンゴになったダンゴムシを見せっこして盛り上がっていたのだそう、大満足!

続いて、ガニ公へ。やっぱり子どもたちは遊びの天才!ここでも新たな遊具を堪能したり、広場で追いかけっこをしたり、砂場での芸術祭、草花の観察等々で大盛り上がり。これなんですか?と先生への質問、そして「ここに秘密基地があるんだよ!」と教えてくれて...。それでは秘密にならないのでは?とのツッコミをしたとかしなかったとか。

青空の下、思い思いの場所でお弁当タイム。大好きなおかずを作ってもらったんだ!一緒に作った!と自慢し合いながら楽しい時間を過ごしました。

帰り道はやや上り坂。疲れからかゆっくりゆっくり。でも自分の荷物を手に、白と黄色の帽子が並んで学校にゴールすることができました! 全体として、2年生が「おれが!わたしが!」と先頭に立ってというよりも、1年生の面倒を見るのが2年生!という責任感をもち、1年生のやりたいことを聞いて、やっていることをサポートする姿をたくさん見ることができました。そして先輩に見守られて安心して活動する1年生は伸び伸びと。たくさんの笑顔が見えた低学年の遠足、大成功でございました!

ところで子どもたちのいない学校。留守を預かるのは教頭先生。「天気も良くてよかったです。みんな楽しんでいるんだろうなぁ...」と、子どもたち、そして先生方が事故なく無事に帰ってくることを願っておりました。どうもありがとうございました。

4月の学校生活をあれこれと...外編

4月の長倉小学校。外での活動の様子でございます。

6年生は、6月の陸上大会に向けたチャレンジを開始しました。5年生も一緒に活動して刺激をいただいております。

自然豊かな本校の「ながくらの杜」は、季節の移り変わりを大きく感じさせてくれます。理科の授業で「春」を探しに外に出てきた4年生、先生から「春を見つけるコツ」のレクチャーを受け、自分の考えを見つけ出し、気付いたことや質問を出し合ってトークタイムへ。教室・教科書から飛び出した学びを展開していました。

今年はソメイヨシノの開花が早くて...。でも本校には牡丹桜もございます。5年生は、学級開きの記念写真を撮影していました。

3年生の朝は、畑に植えたキャベツに水をあげることからスタート。美味しく育てているキャベツ、自分のためでなく、モンシロチョウのためとのこと。毎日、これこそ卵?葉っぱを食べた跡がある!このちっちゃいのは幼虫?と、先生も一緒に夢中になって観察に励んでいます。

4月24日(水)の3年生は、社会科の授業で地図と方位磁石を手に校外へ。この道はどの道?そこには何があるかな?とフィールドワークをしてきました。途中立ち寄った くどう書店さん では、いつの間にか世間話が...、お世話になりました。地域の方々に温かく見守られていることを実感した次第でございます。

大休憩は、子どもたちはあちらこちらで全力で「遊び」ます。さまざまな遊具がある上校庭は、低学年を中心に利用しています。

時々やってくる上級生。おんぶしたり、手をつないだりして楽しい時間を過ごしていました。遊具の中には吊り輪があります。6年生の妙技?!をじっくり観察する1年生。そして次の日、その1年生はオリンピック選手並みにくるくる回転しておりました、驚きました!先輩に勝ったか?

本校の「ながくら田んぼ」のため池も人気の場所。手を深いところまで突っ込んで、メダカやスネールを捕まえるのに夢中になっておりました。さらにカエルを捕まえて自慢気に披露したり、負けじとオタマジャクシまで捕まえてきて...。終わりのチャイムが鳴ると「またね!」と語りかけて放してあげるところ、優しいですね。

校庭では、運動会の全体練習が始まりました。青空の下、子どもたちは張り切っております!特に、6年生は準備から片付けまで大活躍。「あと何かやることありますか?」って声があちこちで。頼もしく成長して参りました!

1年生が下校する頃、5・6年生は鼓笛の練習をしていました。「すごいぞ!」と言う1年生、一方で「校庭で演奏するとなかなか合わないな!」と言う6年生、それぞれに感じ、学ぶ姿がとても印象的でした。

連休明け、まずは授業を大事に、そして運動会2023に向けてチャレンジして参りましょう!そのためにも健康第一ですね。家族で楽しい時間をお過ごしください。

なお、5月8日(月)に新型コロナウイルス感染症が法律上の5類感染症に位置付けられることになり、これに伴ういわき市教育委員会からの通知文を本日ご家庭に配付しました。また、ホームページ「お知らせ」にも掲載しましたので、地域の皆様にもご理解とご協力をお願いいたします。

4月の学校生活をあれこれと...校内編

昨日より5月に入りました。1日(月)には遠足を実施、後ほど掲載して参りましょう。

さて、4月の長倉小学校、年度初めから子どもたちはパワー全開でございました。ホームページで紹介しきれなかった話題を一気にお伝えして参ります。本校の子どもたちの前向きさを感じ取っていただければ幸いでございます。

まずは6年生の朝の時間。本校の「育てる4つの力」をしっかりと育てていきたいです!という担任の先生の思いの下、子どもたちは毎朝お隣さんとトークタイムにチャレンジしています。表情がいいですね!

26日(金)、1年生は2年生に引率されて、校舎案内をしていました。去年、自分たちが今の3年生に導いてもらったことを思い出しながら、張り切って活動する姿が印象的でしたね。手をつないで、あーだーこーだ言いながら楽しそうに!

トントントン、失礼しまーす!と堂々と校長室に入ってきた子どもたち。2年生が1年生に向かって、「歴代の校長先生の写真だよ!」とか、「こっちは外とつながっている電話で、こっちは教室につながっている電話だよ!」とか、「机の上には野球ボールがあるんだっけ!」とか、どーだ1年生よ!と言わんばかりに自慢気に説明していました。

それもそのはず、2年生は事前に校舎内をぐるぐる巡って予行練習をしていて、当然校長室にも寄っていましたので、自信をもって説明できたという次第でございます。頑張ったね、2年生!

26日(金)は、今年度初めて雨が降る中での登校。ということは、1年生にとっては初めて傘を差した登校となりました。

いつも1年生を昇降口まで送り届けてくれている登校班の班長さん。この日は6年生の女子が中心となって、1年生に傘のたたみ方や傘を置く場所をレクチャーしてくれました。そしてカッパをたたんであげて「はいどうぞ!」って、とても優しい6年生の姿、見ていて嬉しい気持ちになりました。

1年生を優しく導いている6年生、給食後の1年生のお盆洗いを毎日交代で担当してくれています。「先輩がやっていたし、当たり前です!」と力強いお言葉。ありがとうございます! 

同じく26日(金)には、学校医の葉田野先生による眼科検診を実施しました。今年もありがとうございました。子どもたちの目の開け方、いろいろな方法があるんですね。

 

やまなし学級をうかがってみると、数字をキャラクター化した作品が床の上に置いてありました。なんだっぺ、作業台に飾ったらいいのに...、と思ったのですが、こうして写真に収めてみると、作品と背景がマッチしていて実に味わい深いですね。どの学級もそうですが、子どもたちの発想力や表現力にはいつも驚かされます。これからも子どもたちの学びを尊重して、全力で応援して参りましょう! 

ながくらのPTA2023、春の奉仕作業を開催しました!

4月29日(土)午前7時より、5月の運動会を前に校庭の除草作業を中心とした奉仕作業を開催しました。コロナ禍になって以来、春と秋を学年で分けて開催していましたが、今回は一体となって活動しましょう!ということで全学年での活動へ。なんと150名を超える皆様にお集まりいただきました。ありがとうございました!

親子で会話をしながら楽しく活動する様子、草刈り機を自在に操るお父さんを尊敬の眼差しで見つめる子どもたち、同級生のお母さん同士がお知り合いになり、そこに子育て真っただ中の担任も加わって笑顔で語り合う様子、卒業生が中学校生活のことを笑顔で報告する様子、「学校のことは僕の方が知っている!」と張り切ってお手伝いする子どもたちと。五月晴れと若葉がまぶしい長倉の杜は、素敵な時間が流れておりました。

 

奉仕作業の運営は、施設委員会と本部役員の皆様が行いました。早朝からの準備、終わってからの後片付け等で大活躍でございました。お疲れ様でございました。

 

すっきりした校庭。これで5月の運動会に向けて、子どもたちの気持ちも盛り上がっていくこと間違いなし!本当にありがとうございました。

長倉の杜はその名の通り自然豊か。今年も、保護者・地域の皆様にも草刈り機による除草作業へのご協力を呼びかけて参りますのでご協力をお願い申し上げます。PTA奉仕作業の秋編は、9月9日(土)に実施する予定です。こちらの方もよろしくお願いいたします。

ながくらのPTA2023が始動しました!

4月28日(金)、PTA役員会・専門員会及び委員総会を開催しました。本部役員・学年委員会・4つの専門員会では43名、交通安全母の会では17名の保護者の皆様、加えて教職員にご協力いただきます。今回は、顔合わせとともに、年間の活動について協議しました。

「ながくらのPTA2023」スタートでございます。コロナ禍前の活動に戻すというよりも、今年ならではの活動を創出して参りましょう!、今年一年どうぞよろしくお願いいたします。

 

ホームページをリニューアルしました。「年間行事一覧」も掲載しましたので、学校へお越しになる機会、お弁当の日等をご確認くださいませ。

また「お知らせ」には、「連休中の過ごし方」についての通知をアップしましたのでご一読ください。

プロフェッショナルとの出会い、音楽の授業編

ご縁がございまして、27日(木)に郡山市を拠点に声楽家としてご活躍中の橋本妙子先生をお招きし、歌唱指導を行っていただきました。私たちのご要望をお受けくださり、なんと全学年を1日かけてご指導くださいました!

序盤は腹式呼吸や声の出し方を分かりやすく説明していただきました。

こちらは5年生の授業。早速子どもたちと「ドレミファソラシド」の発声練習を。そこでの妙子先生の励ましの声かけがどんどん子どもたちの声を未知の世界へと導いていきました。「すごい、歌声が変わったわね!」「それを続けてみて!」「できると思ってやれば必ずできるわよ!」「リラックスしてみて!」「はい、もう1回やってみたら必ずできるわ!」。繰り返し練習して、ついに「ドレミファソラシド、ドレミファソラシド、ドレミファソラシド、ドレミファ...」と4オクターブ目に到達、お見事!

妙子先生から「じゃぁ、誰かやってみようか!」の呼びかけ、前に出てきてオクターブチャレンジを! 見ていた子どもたちから「すげー!」「そこまで出るか!」と驚きの声と大きな拍手が! 伸び伸びと自分を表現し、それを称賛されて、大きな自信になりましたね!

そして子どもたちを登場させて、妙子先生による15世紀のイタリア、プッチーニ作曲のオペラ「私のお父さん」を演奏。妙子先生の本気モードの歌声が校内中に響き渡りました。演奏終了後すぐに拍手ではなく、しばしの間が...。子どもたちのコミカルな演技も光りましたが、妙子先生の圧倒的な歌唱力に子どもたちはすっかり魅了され、心地よい余韻を味わうことができました。

終わりに妙子先生からのメッセージ。「演奏で世界を巡ってみて日本はすごく幸せよ。こうやって歌を歌えるのが当たり前じゃない国もあるの。だからこそ、毎日を一生懸命に過ごして、こうしてお友達と先生とたくさん歌って、楽しく、元気に過ごしてくださいね!」

ラスト6校時の4年生の授業では子どもたちからアンコールの声があがり、さらに本気モードの歌声で「アメイジング・グレイス」を披露してくださいました。寝転がってリラックスして聴かせていただいた子どもたち、大満足でございました。最後の最後まで本当にありがとうございました。

<1年生の感想>
学級では、妙子先生に「今の思いを伝えたい!」と盛り上がり、ひらがなの書き方を担任の先生に夢中になって聞いて一気に書き上げたとのことです。

<2年生の感想>
「ふくしきこきゅう」「オペラ」は初耳だったそうで、印象に残ったようですね。

妙子先生がステージで演奏する姿を想像したようですね。憧れの先生!だそうです。

<6年生>
一緒に歌った「翼をください」は心に残ったようで、早くも卒業式で歌いたいという声が...。

プロフェッショナルに魅了された子どもたち、友達と裏声を響かせ歌を歌いながら下校していく姿がありました。今年もプロフェッショナルとの出会いにより、子どもたちの学びをどんどん広げて参りましょう!

避難訓練を通じて考えたことは?

4月24日(月)、今年度1回目の避難訓練を実施しました。今回の第1の目的は、避難経路の確認。大きな地震発生を想定し、まずは身の安全を守るために机の下に隠れるといころからスタート。

そして、校庭に避難しました。

事後の振り返りでは、「自分の考えを見つける力」を使ってみよう!ということで、各学年の代表に、避難訓練を体験して考えたことや気づいたことを発表してもらいました。

そこで出てきた子どもたちの考えは、6年生から順に、「避難する際はやっぱり『安全に!』が最優先だと思いました」「教室も変わったので、逃げ道・避難経路を知っていることは大事!」「自分だけでなく周りの人も助けることも大切!」「避難するときの合言葉『お・か・し・も』を思い出すことができました!」とのこと。

さらに2年生は「ハンカチ・ティッシュは大事!煙を吸わないように、頭を守るために、けがの手当てをする時に使うかもしれないからです」との気づきを語ってくれました、立派です。初参加の1年生は「いつ、どこで起こるかわからない!」というとっても大事なキーワードを話してくれました、拍手!

突然の指名にもかかわらず、私の予想をはるかに超え、全員がそれぞれに考えたことを自分の言葉でしっかりと発表してくれました。聞いていた子どもたちからは、「そうだよね」「あー、それは大事だわ」「僕もそれを言いたかったんだよな」等々のつぶやきが。短時間ではありましたが、訓練の本質を突いた振り返りの時間が創出され、改めて長倉小の子どもたちがもつ潜在的なすごいパワーを感じることがでいました!

「育てる4つの力」を設定しました!

純真で、優しくて、前向きな長倉小学校の子どもたちをさらにピカピカに光らせたいという願いの下、校内で話し合いを重ねて参りまして、今年度の学校経営ビジョンの中に、新たに「育てる4つの力」を設定し、子どもたちの「私の考えを見つける力」「私を表現する力」「仲間と高め合う力」「チャレンジし続ける力」に注目していくこととしました。

それで、年度初め、子どもたちに呼びかけました。「皆さんが、これから勉強や運動をしていく中で、特にこの4つの力に注目して、思い切り使い、鍛えて、ますます大きく成長していくように応援して参ります!それで、皆さん自身は、特にどの力に注目していきますか?1つ選んでみてください。早速ですが、校長室前の掲示板に皆さんの名前を貼って、『私は、この力を鍛えていきたい!」と宣言をしてもらいますよ。」ということで、学年毎に色分けされた名札に名前を書いて、掲示板に貼ってもらいました。

この「4つの力」を使って、子どもたちのモチベーションを高めていきたいと思います。「それについてはどう考えているの?」「その思いをどう表現していくの?」「お友達とすごいことができそうだね!」「納得がいくまでチャレンジしてみてね!」といった言葉掛け、そして「頑張ったね!」「次も期待しているよ!」「これからも協力していくよ!」というメッセージを伝えて参ります。

そして時々「4つの力」の発揮状況を子どもたちとともに確認して参ります。この取組をご家庭や地域の皆様とも共有できたら嬉しいです。テストの点数だけに偏らず、子どもたちの日々の頑張りを見える化して、さらなる成長に向けて一緒に具体的なメッセージを伝え育てて参りましょう!

健康診断、続々開催中です!

校長室前の廊下に人の気配が...。しかし、人の話し声が聞こえてきません。歴史ある校舎ですからひょっとして目には見えない何かがお出ましになったか?ということで、忍び足で廊下に出てみると、ご覧の通り。

校長室前の放送室で聴力検査をしていて、静かに順番を待っているのだそう。3年生は校長室前の賞状や掲示板を見て静かに待機、続く5年生は周到に本を持参してきていて、待ち時間を上手に使って読書をしていました。

放送室内では、養護教諭が大活躍でございました。全学年終了しました。

19日(水)には学校医の織内竜生先生に内科検診を実施していただきました。本日25日(火)は学校医の深谷浩大先生により、1・3年生の眼科検診を実施しています。待ち時間、3年生は1年生のお手本になるんだ!ということで、今日も静かに過ごしておりました、立派!

さて、1年生の検査の様子。「じびいんこうか」と聞き慣れない検査に、いったいどんな検査をするの?と不安げな表情を。そして「先生、どんなことするの?」「痛いの?」としきりに質問が...。順番が近くなると、じーっと観察しちゃったりして。

「終わった感想は?」「まあまあですぅ...」とのことでございました。

明日26日(水)は学校医の葉田野孝先生による眼科検診、27日(木)には尿検査、5月19日(金)には学校医の菅原勝人先生による歯科検診を実施します。

活力ある毎日を過ごしていくために大切な健康診断。子どもたちの健康面をサポートするとともに、「早寝早起き朝ご飯」の生活習慣づくりについても引き続き声をかけて参ります。

授業参観・学級懇談・PTA総会を開催しました。

4月24日(月)、早いもので4月も月末の週を迎えました。今朝は肌寒い中の登校で、子どもたちのあいさつは元気が...でしたが、こういう時こそ、いつも子どもたちからパワーをもらっている分のお返しで、私たちの方から元気なあいさつをして参りましょう!

さて、21日(金)は、今年度初めての授業参観を行いました。多くの皆様にお越しいただきました。ありがとうございました。

子どもたちは、いつも以上にいいところを見てもらいたい!、絶対に失敗しないいぞ!という様子が印象的でした。いつものノリが影を潜めて、担任の先生もおや!と戸惑う様子もありましたが、それはそれでいいですよね!

学級懇談後、数年ぶりに集会形式でPTAと交通安全母の会の総会を開催しました。これまで役員として活動してくださた皆様方に改めて感謝いたします。また、新たに役員となったの皆様もどうぞよろしくお願いいたします。

改めて、保護者の皆様と「顔見知り!」になることができたことを嬉しく思います。子どもたちの健やかな成長のために、今年度ならではのPTA活動に取り組んで参りましょう。よろしくお願いいたします。

1年生を迎える会を開催、素敵な時間を共有しました!

4月20日(木)の大休憩時間の子ども広場、青空の下、♪1年生になったら友達100人できるかな?のBGMが流れる中、1年生がアーチをくぐって入場して参りました。緊張している1年生を6年生が優しく先導してくれて、和やかな雰囲気の中で会はスタートしました。

早速、6年生代表による歓迎の言葉。「1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。長倉小学校にはもう慣れましたか?授業も始まっていますね。」から始まる語り掛け。そして「2週間くらい経ちましたが、今、心配なことや不安なことはありませんか?僕たちに何でも聞いてください。6年生だけでなく、長倉小のみんなが助けてくれると思います。安心して学校生活を楽しんで、素敵な思い出をたくさん作ってください。僕たちも1年生の皆さんとたくさん遊ぶのを楽しみにしています。」と思いを伝えてくれました。1年生も「はい!」と返事しながらしっかり聞いていましたね。

その後、6年生鼓笛による1年生歓迎演奏へ。ドラムマーチと校歌を披露してくれました。先輩から受け継いだ『ながくらの鼓笛』、「鼓笛は自分たちが心を一つにして団結していることの表れである」という『長倉小PRIDE』を見事に示してくれました。熱い思いと迫力ある演奏に、1年生はすっかり魅了されたご様子。また、いずれ鼓笛にチャレンジする5年生は「やっぱすげぇ~」「上手!」と感想を話していました。いいぞ、6年生!

そして、2年生からは花の種のプレゼント。1ヶ月前まで1年生だったのに、すっかり頼もしく成長しましたね。大きな種袋を1年生にそっと手渡してくれました。

最後は、1年生全員から「ありがとうございました。よろしくお願いします!」と元気いっぱいのお礼のあいさつ。それを聞いた先輩達は心のこもった拍手!長倉小学校の子どもたちの思いが一つになった瞬間でした。

今年も素晴らしい会を開催することが出来ました。その運営にあたった代表委員の皆さんにも大きな拍手を!「緊張しました」と言いながらも「1年生のために頑張れました」と笑顔で話してくれましたね。マイク音量をこまめに調節してくれた放送機器の係もお見事でした。

1年生がくぐったアーチは、今年も5年生が制作。1年生の背丈に合わせて上下させてお祝いムードを演出してくれました、拍手!

それで、当初歓迎のあいさつを行う予定だった児童は急遽欠席、本日あいさつをしてくれた彼は代役だったとのこと。彼は率先して引き受けてくれたというのです。しかも彼は限られた時間で原稿を頭に入れて、ノー原稿で発表し、歓迎の思いをしっかりと伝えてくれました。直前まで練習を頑張っていましたね。そして鼓笛の大太鼓の代役は、鼓笛の副指揮担当の彼女が申し出てくれたとのこと。副指揮だけでも大変だと思うのですが、彼女は太鼓のリズムも含めて副指揮の役目を務めてきていたとうことなのでしょう。今日は立派にリズム隊をまとめてくれました。2人の心意気、仲間を思いやる心にとてもとても感動しました!欠席した児童も、次のチャンスは必ず巡ってきます。今日の分も含めて思い切ったチャレンジをしてくださいね!卒業した先輩方の姿を追いかけつつも、君たちらしく、長倉小116年目の6年生の成長が本当に楽しみでございます!

「私を表現する力」「仲間とともに高め合う力」を働かせたからこそ、それぞれにそれぞれのドラマが生まれたようですね。これからもさらに高みを目指して「チャレンジし続けて」参りましょう。今年初めての全校生による行事、大大大成功でございました!

大休憩、5年生はさっそくため池に出てきて...

先週のことになります。大休憩の時間、5年生は魚とり網を手に颯爽と長倉田んぼ脇のため池へとダッシュ!何をするの?ということでついて行ってみると、メダカすくいをするのだそう。

5年生の理科「動物の誕生」では、「魚を育てたり人の発生についての資料を活用したりする中で、卵や胎児の様子に着目して、時間の経過と関係付けて調べ、動物の発生や成長について捉えるようにする(学習指導要領より)」という学習にチャレンジします。その一環でメダカ育てをスタートさせるのだそう。子どもたちはため池にメダカがいることを知っていたのですね。にぎやかに池を囲むと、当然メダカさんたちは中央付近に避難。なかなか捕まえられない中で、「チャレンジし続ける力」を使ってアイディアを出し合い、追い込み法でメダカの捕獲に成功しました。

次の日、5年生の教室を伺うと、水草を入れた水槽にメダカが泳いでいました。「なんで水草入れたの?」「酸素、酸素!それとメダカが食べるって!」とのこと。これからの学習でさらに語彙が増えていく予感がしました。

さらに後日、教室にうかがうと、なんとメダカが卵を産んだというのです。卵は大事に個室?へと移されていました。この経緯について、集まってきた子どもたちは「私が話す!」「私が言う!」等と言い合いをしながら、あれこれと説明してくださいました。この時、子どもたちは夢中になって「私の考えを見つける力」「私を表現する力」を使っていましたね。

さらに19日(水)に教室にうかがうと、卵が増えたとのことで個室が増えていました。「卵は何日くらいでふ化するの?」「えーと...」ということで、すぐに教科書を開いて「9日って書いてあります」と答えてくれました。すぐに教科書を頼るところ素晴らしいですね!そうすると卵がふ化するのは来週でしょうか。

きっかけは担任の先生が教室に水槽をドン!と置いたことだったとのこと。好奇心旺盛な子どもたちは、たった数日でメダカを中心としたアクティブ・ラーニングを実践してきました。お見事。タブレットを活用して観察記録を綴っていくと、オリジナルの教科書が出来そうですね。まだまだ学ぶことの楽しみは尽きませんが、まずは子メダカさんの無事の誕生を心待ちにして参りましょう!

自然豊かな長倉小ならではの学び、今年も健在でございます!

視力検査を実施しました!

1年生の彼、入学して早々立たされているのでは決してございません。視力検査を前に、心穏やかに遠くを見て、順番を待っている状況でございます。

 

そしていよいよ彼の順番へ。「よし、がんばろう!」やる気に満ちた彼は、5m先に表示されたランドルト環をじっと凝視して「これは上が空いている!」というジャッジを指で指し示しました。

 

「はい、じゃぁ次は?」とは保健の先生。「おっ!さっきのは当たったか。よかった。次も頑張ろうっと。ん?!こっ、これは小さいぞ。左だろうか...」「どっち?」「いや~参ったな、左だと思うのですが...」「こっちね!」「たぶん左、そっ、そんなにせかさないでくださいよ。僕はまだ1年生ですぞ...」

 

ここまでのストーリーは想像でございます。視力検査を初めて経験したという声が多かった1年生、保健の先生のサポートを受けながらしっかりと受検することができました。

視力検査もICT化ですね。

この後、順次学年が上がって全校生の検査が終了しました。だいぶ目に負担がかかる時代となっています。昨年も掲載しましたが、以前、眼科医さんから「テレビも含めてデジタル端末の画面から30分に1回は20秒以上目を離すこと、遠くの景色を見て心に余裕をもつ時間をつくること、寝る前1時間は画面を見ない方が熟睡できること」とお話をいただいたことがあります。大事にして生活して参りましょう!検査の結果は後日お知らせいたします。

委員会活動、キックオフミーティングを開催!

4月12日(水)のことになります。今年度1回目の委員会を開催しました。本校には5つの委員会があり、4年生以上のメンバーで組織しています。今回はキックオフミーティングということで、自己紹介と役員選出、前期の活動計画を話し合いました。やっぱり6年生がいると心強いですね。「仲間と高めあう力」を発揮して、初めて参加する4年生を導いて、こうしなければ!それはこうだよ!と意見を出し合いながら、活動をリードする姿が印象的でした。

【給食委員会】
主に給食コンテナの運搬を担当します。配送や回収の時間が決まっていますので、特に「時間に間に合うように活動をすませる」ことを頑張ることとしました。毎日ありがとうございます。


今日も責任をもって活躍していました。どうぞご安全に!

また、給食ではいつも用務員さんに力仕事を行っていただいております。ありがとうございます!

 【放送委員会】
朝とお昼、清掃時の放送を担当。活動時は、学年毎ではなく、縦割りグループで活動します。「大きい声で、まちがえないではっきり言う」ことを確認していました。

こちらはお昼の放送の様子です。時計を見て、機械操作を間違えないように確認しながらオンエアー!給食の時間を明るくしてくれる放送をありがとうございます!

【図書委員会】
本の貸出業務や呼びかけポスターの制作を行います。また、お昼の放送での「読み聞かせをがんばる!」とのこと。長倉小の自慢の一つ、4教室を使った図書館が大賑わいとなりますように、お願いします。

【保健委員会】
「みんなで協力しながらがんばる」とのこと。毎朝の健康カードの記入と「すこやか調べ」が活動のメイン。「すこやか調べ」は、毎週火曜日の朝、お互いに衛生面に気をつけていくことを願いとして、ハンカチ・ティッシュ等の持ち物や髪の毛やつめ等の身だしなみを確認しています。

今朝の「すこやか調べ」、保健委員が前に出てしっかりと進行していました。ご苦労様!



その「すこやか調べ」、本日は2年2組がパーフェクト!ということでみんなでガッツポーズ!

【運動・環境委員会】
花壇づくりや校庭等の体育施設の管理等を担当します。「みんなで協力し、自然を大切にしたり、校庭整備をしたりして、長倉小をきれいにしたい」とのこと。その心意気、ありがとうございます!

今朝もお花への水やり。ホースの出し入れ、シャワーの強弱等、「初めて!」とのこと。仕組みを理解して「そうなんだ!」と言ってしっかり活動していました。
 

【代表委員会】
4年生以上の各学級から4名の児童が集まり、代表委員会を組織しています。募金活動やエコ活動といった対外的な活動、校内では集会活動を担当します。今年はどんな集会活動を創出していくのでしょうか、楽しみですね!

皆さん、今年もどうぞよろしくお願いします!

※入学式(4月6日)の様子、写真を掲載して更新いたしました。

6年生、家庭の交通安全推進委員へ!

4月17日(月)、新しい一週間がスタート。年度初めの大事な時期です。子どもたちに寄り添って参りましょう!21日(金)には、授業参観、学級懇談、PTA総会が予定されていますので、保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

さて14日(金)のことになります。本校を管轄するいわき中央警察署常磐分庁舎の佐藤祐紀普巡査部長がお越しになり、6年生に対して「家庭の交通安全推進委員」の委嘱状を交付してくださいました。

代表児童は、委嘱状に書かれてある次のことを読み上げ、力強く「実行します!」と宣言しました。

「1 交通のきまりを守り、みんなのお手本になります。」
「2 車に乗ったら必ずシートベルトを着用します。家族のみんなにもシートベルトやチャイルドシートの着用を呼び掛けます。」
「3 弟や妹、おじいさん、おばあさんなど、みんなに交通のきまりを守るよう声を掛けます。」
「4 自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶるよう心掛けます。」

 加えて、3名の6年生が自分事として受け止め、自転車を乗る際のヘルメットの着用、注意し合うことの大切さやシートベルトの重要性について思いを語ってくれました(「自分の意見を見つける力」を活用しましたね!)。

その後、佐藤巡査部長より、①下級生や兄弟姉妹のお手本へ、②もし交通ルールを破りそうになったら勇気を出して注意しましょう、③大事な家族にも呼びかけましょうとのお話があり、6年生は、そうだよね!大事なこと!と頷いていました。

さて、ホンモノとの出会いのコーナー!ということで、式後、昨年に引き続きになりますが、佐藤先生から、改めて今年の6年生に対して、警察官を志した経緯や警察官の魅力・やりがいについてミニ講話をしていただきました。

佐藤先生は、もともとは北海道の警察官でしたが、平成23年の東日本大震災で福島県警察に助っ人として参上して1年間お務めになられたとのこと。北海道に戻られた際「自分は被災地のために、この1年で何ができたのだろうか?」「もっと寄り添うべきなのではないか!」という問いを持つに至り、「福島県の警察官になろう決心し、警察官の採用試験を受け直し、合格して現在に至っています」とのこと。「人のために役立つ仕事は警察官だけではないけれど、一番困った人に寄り添える仕事は警察官だと思います!」とお話しくださいました。

皆さん、どう感じましたでしょうか?子どもたちも教室に戻る道すがらあれこれ語り合っていましたが、ものすごく深い学びを得ることができたのではないでしょうか。また、私たちは佐藤先生のように熱い思いをもつ方々によって支えられていることを改めて感じました。ありがとうございました!

新たな絆!校外子ども会を開催しました。

4月14日(金)、学校がスタートしておよそ一週間が過ぎ、今年度第1回目の校外子ども会を開催しました。本日の会の目的は、登校班を再確認して、安全な登下校ができるようにすることです。

会は、まず各登校班の班長さんが、1年生をお迎えに行くことからスタート。ご覧の通り、下級生を優しく導く先輩と、先輩を頼る1年生、新たな絆がすでに築かれている様子を垣間見ることができました。

各地区の会では6年生が中心となって、「集合は大丈夫ですか?」「歩く早さは?」「危ないところは?」等について意見交換を行いました。中には、危険箇所を地図で確認する班や、1年生だけでなく低学年のことを考えて並び方を変えた方がよいのでは?という意見が出て、早速歩く隊形を確認をする班もありました。6年生が大活躍していたのがとても印象的で、早くも頼もしさを感じました。「卒業した6年生がそうしていたんで...」と答えてくれましたが、長倉小のよき伝統がしっかり引き継がれていることを再確認することができました。

そして校庭に集合して交通講話。「登下校の際、地域の方にしっかりあいさつをしましょう!あいさつをするには顔を上げて周囲をよく見ることが大事。それは交通安全にもつながります。そして交差点では必ず止まって左右の確認をしましょう。これからの下校時、早速実践してください。班長さん、先頭でぜひお手本を見せてくださいね!」

6年生代表によるあいさつで一斉下校へ。広い校庭いっぱいに「さようなら!」の大きな声が響き渡りました。また来週、安全に元気に登校してください!

本日もう1つのEpisode。下校時、横断歩道を渡る子どもたちの様子。最初に赤色帽子の班長さんがドライバーさんに会釈をして、続く後輩達も順々に会釈をして渡っていきました。当たり前と言ってしまえばそれまでですが、感謝の思いを伝える美しい風景ですね。しかも下級生にとって、先輩の行いは、私たちが指導するよりも効果絶大なのでございます。先輩、お見事!

週末に美しい風景を見ることができ、来週へのわくわく感が高まって参りました。長倉小2023、好スタートを切りました!

1年生、はじめての給食の感想は?

4月12日(水)、1年生の給食がスタートしました。メニューはこちら。今年も「おいわい いちごゼリー」がありましたね。

少し早めに準備を開始して、担任の先生から、マナー等も含めてみんなで楽しく食事ができるようにとミニ講話。みんなしっかりと聞いていました。

そして「いただきます!」ということで実食!自然と笑みがこぼれていましたね。

余談ですが、意外と牛乳を飲むまでのプロセスはハードルが高いなぁと思いました。子どもたちは、牛乳パックについているストローを取り出して、パチンとなるまで伸ばして、牛乳パックのストロー差込口のふたをはがして、ストローを入れて、やったー!と喜びすぎて牛乳パックをギュッと強くつかむと牛乳が噴射してしまうので、そっと手に持って飲んでいるんですね。牛乳パックをストローで飲むのは初めてという子どもたちも結構いましたが、上手に飲んでいました!

食事後の子どもたちの声。「美味しかった」「うまかった」「楽しかった」「ゼリー!!」「お腹いっぱいで牛乳残しちゃった」「スープおかわりしました」「明日も楽しみ!」とのこと。

そして本日、メインは給食の王道「カレーライス」でございます。配膳も自分たちで行っています。校舎内は食欲をそそる香ばしいかおりが漂い始めています。

毎日の給食、どの学年もぜひ楽しい時間として参りましょう!

デニス先生、今年度もよろしくお願いいたします!

4月12日(水)、外国語指導助手(ALT)のデニス先生が来校。昨年に引き続き、週に1日程度お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。外国語活動の授業が加わった3年生、早速デニス先生との授業が始まりました。今日は各国のあいさつを学び、実践し合うことからスタート。

授業の後半は「英語でじゃんけん」。お手本を担任の先生と実演、Rock, paper, scissors!one, two, three!そして、勝った負けたのリアクションが誠に素晴らしく、息の合った名コンビ誕生!でございます。

素敵なお手本を見た子どもたち、いざ実践!あちらこちらで Oh! とか Oh no! とか言いながら楽しく英語を活用していました。

中にはデニス先生に果敢にチャレンジする兵も...。2年生の3学期にデニス先生と交流してきていますので、スムーズに、そして伸び伸びと外国語活動の授業をスタートすることができました。

英単語だけに注目するのではなく、表現も含めてコミュニケーションを図る土台づくりをこれからも進めて参りましょう。

下校時、デニス先生は必ず昇降口までやってきて、子どもたちを見送ってくださいます。デニス先生が発する「see you!」というホンモノの英語の発音に魅せられて、子どもたちは真似をして「see you!」「see you!」を連発しながらどこまでもどこまでも楽しそうに歩いて行きました。

そう言えば、本校で最も背が高いのはデニス先生でございます。なんと194cm!とのこと。昨日のホームページの内容を訂正させていただきます。

身体測定実施中!

はじめに2枚の写真をご紹介!

4月11日(火)、朝の下駄箱、美しいですね!靴をきちんとそろえて収納すれば、次に履く時には当然スムーズに靴を出すことができます。着替えをして服をしまう時、鞄や机の中の物をしまう時、トイレのスリッパを脱ぐ時等々、目先のことばかりにとらわれず、先々を考えて丁寧に整理整頓できる人への成長はみんなが願うところではないでしょうか。今朝は、全員が実行していたところを目撃することができて嬉しい気持ちになりました。或いは、気付いた誰かがみんなの靴をそろえたのでしょうか...、それはそれで感謝感謝でございます。そして私たち大人から率先垂範ですね!

さて、先週から保健室では身体測定ということで、身長と体重の測定を実施しています。1年生はやや緊張気味のご様子。保健の先生から「肩の力抜いていいんだよ!」と声をかけてもらう場面も。

上級生は慣れたご様子、スムーズに進行していました。「よかった!」「やった!」という声も。「半年前に比べて...」と報告してくれる児童もいましたが、それだけ自分の体の成長に関心があるということなのですね。大切なことです!

開始前、養護教諭は各学級毎に保健に関するミニ講話を行っていました。その中で、身体測定の目的とともにこれから始まる諸検査の重要性をわかりやすく解説してくださいました。毎日を楽しく幸せに生きていく土台となる健康な体づくり、これからも定期的に声をかけて参りましょう。

ちなみに、本校の身長の最高記録はご覧の通りです。昨年より0.1mm伸びました(靴下の分?)。

2週目のスタート!1年生編

今朝の1年生のロッカー、美しいですね。登校後の荷物整理、パーフェクト!その後の朝の会での立ち姿、こちらも美しいですね。さわやかに「お早うございます!」で一日をスタートさせていました。

連絡帳の扱い方等をレクチャーしていました。分からないことや困ったことはすぐに先生に申し出てきて確認していました。

その後は外に出て、遊具を使った楽しい時間。新しいお友達はできたでしょうか?

生活スタイルをつくっていく大事な時期ですね。大人の事情もありますが、子どもたちのお話を聞き入れて、一つひとつ丁寧に取り組んで参りましょう!

 

2週目のスタート!

4月10日(月)、少し肌寒い中ではありましたが、清々しい青空のもとで新しい一週間がスタート。1年生は水曜日からいよいよ給食がスタートします。2年生以上は友達や先生との出会い直し。新鮮な気持ちを大事に過ごして参りましょう!

さて、本日は、登校後の朝の生活の様子をご紹介。毎朝「体を鍛える」を合い言葉に、子どもたちは元気いっぱい校庭を走っています。その後は教室での「心を鍛える」「頭を鍛える」を合い言葉にした活動へ。月曜日と木曜日は読書タイムに励んでいます。

読書タイムは、学校中が静寂に包まれます。その後の授業のアクティブさにつながる大切な時間となっています。

赤い帽子と白い帽子、そして黄色い帽子と。

4月7日(金)、1年生が加わっての初めての登校でございます。白い運動帽をかぶっての登校ですが、赤色帽子は登校班の班長・副班長さん、黄色の帽子は1年生です。1年生の隣に寄り添いながら、あるいは間に1年生を入れてと、安全を第一に考えて登校して参りました。上級生もきっとそうやって先輩に導かれて登校してきたのでしょう。

さぁ1年生を昇降口まで案内しよう!ということで、1年生の昇降口がある東昇降口まで手をつなぎ、1年生の歩くスピードに合わせながら一歩一歩前進!これも先生方に指示されたのではないとのこと。上級生から代々受け継がれてきた長倉小学校のよき伝統ですね。1年生は安心して昇降口へと入って行きました!

1年生は来週11日(火)まで11時下校。今日のラストは帰り方の練習、「車に気をつけて帰ります。さようなら!」ということでお疲れ様でした。また来週元気に登校してきてくださいね!

祝・ご入学おめでとうございます!

4月6日(木)午前10時より、新入生26名の入学式を執り行いました。PTA会長様を来賓としてお招きし、在校生を代表して6年生が出席しました。

ちょっと緊張しながらもしっかりとした足取りで入場してきました。みんなで盛大に拍手!

校長式辞より。「26名の新1年生の皆さん、入学おめでとうございます。長倉小学校はとても楽しいところです。この大きな体育館、たくさんの教室がある校舎、そして広い広い校庭で、みんなで伸び伸びと遊び、歌い、勉強していきましょう。今年は、春の訪れが早いようですね。自然豊かな長倉の杜では、チューリップなど色とりどりの花とともに、木々は緑色の若葉が出始め、小鳥たちがさえずり、皆さんの入学を祝ってくれています。このお祝いの日を忘れないでください。

 さて、私から1年生の皆さんに、お願いしたいことが3つあります。
 1つめは、いつも元気いっぱい、あいさつと返事をすること。
 2つめは、お友達や先生、そして家族とたくさんお話をすること。
 3つめは、交通事故に気をつけること。
 この3つのことをしっかり行って、一日一日を大切に過ごしていきましょう。」

6年生代表児童による歓迎の言葉です。「皆さんのきらきらした顔を見ると、私もとても嬉しく思います。長倉小学校には、素敵なところや楽しいことがたくさんあります。1つめは、自然がたくさんあること。私のお気に入りはドリームトンネルです。季節が変わると葉っぱの色が変わって、とてもきれいですよ。2つめは、私が一番わくわくする見学学習。学校の外にみんなで出かけて、調べたり学んだりする行事で、そのわくわく感がたまりません。3つめは、友達がたくさんできることです。新しく出会う友達と仲良くなってすてきな1年生のクラスにしてください。分からないことや困ったことがあったときは、いつでも声をかけてください!」

校長とPTA会長様から、教科書と黄色い帽子の贈呈です。明日から、この帽子をかぶっての登校、そして教科書をよれよれになるくらい使って勉強に運動にがんばってください!そしてPTA会長様からも温かいご祝辞をいただきました。

晴れて小学生へ、そして長倉小学校の一員でございます。ご入学、誠におめでとうございます!子どもたちの笑顔が素敵ですね!大事にして参ります!

令和5年度、転入職員披露式と始業式を実施しました。

4月6日(木)、登校した子どもたちは、進級して学年が1つ上になった新たな教室へ。教室の新鮮さを実感しながら、メンバーが変わらない学級、2つの学級が1つになった学級、担任の先生が異動した学級等々のさまざま事情を抱え、改めて担任の先生はだれになるの?といった雰囲気が漂っておりました。みんな今年もどうぞよろしく!

そして体育館へ入場。まずはこの春、本校に着任した先生方とのご対面。教頭先生を含め3名の先生方をお迎えしました。大学を卒業したばかりの新採用教員もいます。子どもたちとともにこれからの成長が楽しみでございます!

6年生代表の歓迎のことばより。「ようこそ長倉小学校にお出でくださいました。長倉小学校には自慢できるよいところがたくさんあります。また、私たち6年生が先輩方から引き継いだ伝統の鼓笛隊をお見せできるのを楽しみにしています。先生方との出会いを大切に、みんなで楽しく過ごしていきたいと思います。これからよろしくお願いします。」

引き続き、始業式へ。冒頭の学級担任発表では、どの学級も大きな歓声が上がっていました。「よろしくお願いします!」とさわやかなあいさつが素敵でした。新たな出会い、出会い直しの中で、各学級でどんなストーリーが生まれていくのでしょうか。

 校長式辞より。「これから入学してくる26名の1年生を含めて児童数181名で、長倉小学校の116年目、令和5年度がスタートしました。どんな目標をもち、何にチャレンジしていきますか?準備万端ですか?毎日を明るく元気に生活していくために、次の3つのことを実践してください。1つめは、『あいさつと返事、そして靴をそろえること』です。2つめは『人やものを大切にすること、思いやりの実践』です。3つめは、今年度の長倉小学校で、特に大切にしていきたいことです。それは次の『4つの力』を伸ばしていくことです。『私の考えを見つける力・私を表現する力・仲間と高め合う力・チャレンジし続ける力』。これから、勉強や運動をしていく中で、この4つの力が伸びていくようにともにがんばっていきましょう!

改めて、私たちは皆さん一人ひとりを全力で応援していきます。皆さんも、今年の目標の実現に向けて、失敗しても、ミスをしても、あきらめないで、その先にある嬉しいこと、喜びをたくさん味わって、一日一日を大切に過ごしていきましょう!」

教科書授与は6年生代表へ。名前を呼ばれると大きな声で返事をしました。早速、呼びかけたことを実践してくれて嬉しかったですね。そして、最高学年6年生としての心意気とプライドを堂々と全校生に示してくれました。

ステージ上から子どもたち、そして先生方を見ていると、その目がとてもキラキラしていて、思わず写真を撮ろう!と呼びかけてしまいました。長倉小学校、令和5年度もわくわく感満載でのスタートでございます。はい、ポーズ!

 

令和5年度の初日の登校でのできごと!

4月6日(木)、令和5年度初日を迎えました。今年も青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動を実施していただく中、2年生以上の子どもたちが元気に登校して参りました。 黄色い帽子をかぶった子どもたちがいないなぁ...。あっ、2年生になったから紅白帽子に変わったんだね!急にお兄さんお姉さんになったようで驚きました。

3月に卒業した6年生、今日から中学1年生ですね。先輩も駆けつけてくれて、あいさつ運動に参加してくださいました。本当に後輩思いですね!

おや?どうした?なんで戻ってきたの?本校には昇降口が2カ所ありますが、進級して、どちらの昇降口だっけ?と迷ってしまったようで、重い荷物を手にしながら右往左往してしまいました。

「ごめんなさーいっ!」そんなさまよう子どもたちに、あいさつ運動に参加してくれた卒業生は、しきりに頭を下げておりました。「本当にごめんなさい。僕が間違った方の昇降口を教えてしまっていたんです!」とのこと。

いやいや、後輩思いのあなたのことは、みんな尊敬してますよ!「間違えた!」とすぐに申し出て、素直に謝ることができるお人柄、これからも大事にしてくださいね。そして、今日から始まる中学校での活躍で、さらに後輩達に元気をお与えください。朝早くから、本当にありがとうございました!

令和5年度、始業式・入学式の準備完了!

こちら4月4日(火)の様子。新2年生が育ててきたチューリップは満開でございます。春の陽気に誘われて、小鳥たちがさかんに鳴いております。

図書ボランティアの皆さんがお越しになり、掲示板を4月バージョンにしてくださいました。本校の自慢の一つの図書館。今年も大いに活用していきましょう!

そして本日、入学式の会場を作成しました。

明日はまず始業式、そして26名の新入生を迎えての入学式です。令和5年度の長倉小学校がスタート!どんな物語がつくられていくのでしょうか、わくわくしております。保護者の皆様、地域の皆様、関係者の皆様、今年度もどうぞよろしくお願いいたします!

令和4年度、離任式を実施しました。

3月28日(火)、桜の花が五分咲きとなった長倉の杜。今日は、転退職される7名の皆さんとお別れの会を開催しました。お一人ずつご挨拶をいただきましたが、お話の中心は子どもたちとのこと。どこまでも子どもたちのことを第一に考え、ともに過ごしてきた時間を大切にされてきたことがひしひしと伝わって参りました。

5年生児童が代表で感謝の言葉を述べました。お別れはつらいもの。でも、それをしっかりと受け止めて前進していく覚悟をしっかりと伝えてくれました。花束を渡す場面からは、涙を流す子どもたちも...。

久しぶりに対面形式での開催としましたが、やっぱり大事な時間であることを実感しました。何かの縁で偶然出会い、四季の移り変わりを一緒に感じ、成功も失敗も一緒に味わい、ともに勉強し、運動してきた子どもたちと教師が新たなステージへと進む日。笑い合い、涙を流し合い、語り合って、また一歩、お互いに成長する姿を見ることができました。

本校の校歌に「日輪は、さんとかがやく!」とありますが、旅立つ皆さんは「日輪」、まさに太陽として子どもたちを導いてくださいました。次の勤務地におきましても、健康を第一とし、新たに出会う子どもたちとともに「さん とかがやき」、大活躍されることをご期待申し上げます。本当にありがとうございました。

 

令和4年度、卒業証書授与式(続編)

卒業式を終えた6年生は教室へ。担任の先生と何を語り合ったのでしょう...。そしてお見送りの時間が来て、一度体育館へ。そこでは、子どもたちから担任の先生方へ一人ひとりが花束を手渡すというサプライズが。担任の先生の表情、一人ひとりに対して全く違っていましたね。それだけ一人ひとりを大事に、長い時間をかけて素敵な物語をつくってきたのでしょう。

在校生を代表して5年生がお見送りに参加してくれました。先導役を務めた彼のこの凜とした佇まい、素晴らしいですね。お世話になった先輩を僕が先導してしっかり送るんだ!という覚悟が表れていました、拍手!

放課後の校舎を見回りながら、ふと6年生の教室で足が止まってしまいました。私の頭の中では「今、別れの時、飛び立とう未来信じて、弾む若い力信じて...」と、先ほど6年生が演奏した『旅立ちの日に」がぐるぐるぐるぐるぐるぐると...。

卒業生26名の前途に幸多かれ!

令和4年度、卒業証書授与式(本編)

3月23日(木)、午前10時から体育館で、令和4年度卒業式を挙行いたしました。

「桜が咲き始めました。長倉の杜にも春の訪れを感じられるようになった今日この佳き日に、御来賓としてPTA会長様の御臨席を賜り、保護者の皆様と在校生代表の5年生が見守る中、令和4年度の卒業証書授与式を挙行できますことは、誠に喜ばしい限りであり、皆様に深く感謝申し上げます。」

「ただ今、呼名されました本校創立115年目の卒業生26名の皆さん、卒業おめでとうございます。とうとう卒業の日がやってきましたね。まさに、6年生の学級通信の名前の通り、一人ひとりが、或いは26名が一枚岩となって『躍動』した一年でした。それは、皆さんが、二つの学びを得たからだと私は思います。
 一つは、友達とのいさかいや争いごとを乗り越えて、『自分の考えを相手に押しつけて対立する』よりは、『それは相手の個性だとして受け入れて、話し合い、協力し合った方が楽しい生活を送ることができる』という学び。
 もう一つは、自分がやりたくないと思ったことに対して、『言い訳をしてやらないでいる』よりも、『やってみた方が大きな充実感や達成感を味わうことができる』という学びです。」

「中学校生活でも、二つの学びを生かして、皆さんらしく、何事も果敢にチャレンジしていくことを期待します。自分が決めた人生を歩み、躍動し続けていくことを願っています。」

令和4年度、修了式を挙行!

3月23日(木)、午前8時30分から体育館で、令和4年度修了式を執り行いました。

1年生は、4月からは2年生となります。これからもおうちの人や先生方とたくさんお話をして、自分だけでできることをどんどん増やしていきましょう。

2年生は、4月からは中学年、6校時の日が増えます。学習した時計の読み方を生かして、春休みは時間の使い方の練習にもチャレンジしてみてください。

3年生は、小学校生活も折り返しです。委員会活動やクラブ活動も始まります。これから学校の真ん中からもっともっと活躍していきましょう。

4年生は、4月からは高学年の仲間入り。「太閤千代しだれ桜」の苗木が生長していくように、皆さんもすくすくと成長していきましょう。

 

5年生、6年生からの鼓笛の引継ぎでは、「みんなで心を一つにしてチャレンジし続ける」という長倉小の伝統をしっかりと受け継ぎました。116年目の長倉小学校で、6年生がどんな活躍を見せていくのか楽しみにしています。

「心を鍛え、頭を鍛え、体を鍛えよう」を合い言葉に、「小さなことを積み重ねていこう!」と呼びかけてきましたが、皆さん本当によく頑張りました。大きく成長しました。一緒にチャレンジしてきた周りにいるお友達、先輩、後輩、そして先生方と拍手で称え合いましょう!

 4月6日、スタートダッシュをきることができるように準備を始めてください。そして、新しい1年生が入学してきます。お兄さん・お姉さんとして、優しく、親切に、迎えてあげてください。一年間、子どもたちを支えてくださいましたご家族、地域の皆さま、先生方にも改めて感謝申し上げます。

長倉の杜、桜開花宣言!

3月23日(木)、長倉の杜のソメイヨシノが開花しました!

そして本日、修了式、卒業式を挙行いたします。子どもたちの1年間のがんばり、そして6年生の旅立ちを皆さんと一緒にお祝いしましょう!

愛校清掃、そして式場の準備が完了しました!

3月22日(水)、明日の修了式・卒業式を前に、全校で愛校清掃を行いました。今年一年、お世話になった校舎をきれいにしよう!と熱心に活動していました。きれいにしてくれてありがとうございました。本校の清掃は、縦割り班活動。6年生は「今日で最後か...」とつぶやきながらでしたが、一方で5年生がいつも以上にテキパキと活動する姿も印象的でした。

6年生の下校の様子。担任の先生から「今日までみんなと一緒に過ごしてきたランドセルをなでなでしてあげましょう!」との呼びかけも。「あー、明日で本当に最後か!」「明日は早く学校に来ようっと」と会話をしながら、みんな仲良く下校していきました。また明日!

さて、放課後の体育館。会場の華やかさを演出するサイネリアも無事到着。花言葉は「いつも快活」「喜び」だそう。本校の子どもたちにぴったりの言葉ですね。先生方が式場の最後の確認を行ってくださいました。準備完了でございます!

先日植樹した「太閤千代しだれ桜」の様子を見に行くと、そこにはなんとアゲハチョウが...。幸運の前触れ!本校の子どもたちの進級、そして卒業を祝福してくれているようでとても嬉しい気持ちになりました。

ソメイヨシノのつぼみはご覧の通り!明日はいよいよ長倉の杜の開花宣言!となるのでしょうか。

たくさんのハッピーに囲まれて明日を迎えることができそうです。いつも学校前を散歩されている方から「明日は卒業式ね。お天気になるように、私もお祈りするわね!」とありがたいお言葉をいただきました。何卒よろしくお願いいたします!

4年生、京の杜プロジェクト・植樹式編!

本校を代表して4年生が担当して進めてきた「京の杜プロジェクト」、醍醐寺の「太閤千代しだれ桜」の植樹式を3月16日(木)に実施しました。苗木を育ててくださった立命館小学校の皆様にはOn-lineで結び見守っていただき、本プロジェクトを主催している醍醐寺様、住友林業様、KSB京都様には遠路はるばるお越しいただきました。そして義務教育課の主任指導主事様、本校PTA執行部・4年生保護者の皆様にもご出席いただきました。ありがとうございました。

植樹式は苗木を植えた土俵横で。はじめに醍醐寺様の法螺貝が勇壮に長倉の杜に響き渡り、お祈りしていただきました。

そして厳粛な雰囲気の中、丁寧に土入れとお水やり。

お越しいただいた皆様からご挨拶をいただきました。東日本大震災から12年が経ちましたが、被災地に対する思い、このプロジェクトに込めた願いをお話くださいました。

苗木の植樹にあたりご指導いただいた浅田造園様からは、この時期に見られる木々の枝「猿の顔」「森の妖精」のご紹介もいただきました。子どもたちも興味津々。この桜の木を一緒に育てていこうね!と温かい言葉をいただきました。

子どもたちの感想、「醍醐寺の人たちの念仏、不思議な歌だけど桜の木が元気に大きく育って欲しいという気持ちが伝わってきました」「おぼうさん達が桜の苗木が『大きくなりますように』とおきょうをかけて、わたしもさくらのなえぎに『大きくなって』と言葉をかけてあげたいです」「めったにない経験ができて嬉しかったです」「これからさくらを大切に育てようと思います」「立命館小学校のみなさん、ありがとうございました」「立命館小学校のみんなが育てた苗木がとてもうれしそうで、いつまでもいつまでも元気に育っていくでしょう。いい一日でした」「水やりの入れ物が重くて大変でした」「京都の醍醐寺にも行ってみたいです」「自分たちが責任をもってがんじょうできれいな桜になるようにがんばろうと思いました」

このプロジェクト、ここからがスタートかも知れません。東日本大震災から12年が経ちましたが、改めて震災を風化させないこと、ご支援くださる方々への感謝の伝え方、命の循環・自然に対する畏敬の念...、たくさんの学びを得ることができました。長倉の杜に根を下ろした「太閤千代しだれ桜」、地域の宝として大事にして参りましょう!

 いつもお客様と交流することが大好きな4年生。本日の植樹式終了後もOn-lineで立命館小学校の皆さんに向けて積極的にアピールをいつまでもいつまでも行っておりました。

なお、植樹式直後、なんとKSB京都ラジオの生放送に4年生が出演。「緊張しましたよ!」と言いつつアドリブも交えて、今日の出来事を振り返っていました。ありがとうございました!

修了式の予行を行いました!

3月16日(木)、1~5年生が体育館に入場し、修了式の全体練習を行いました。会場に紅白幕と卒業式の看板が設置されていることもあってか、子どもたちは背筋をピンと伸ばして、清々しい雰囲気の中での練習となりました。新型コロナウイルス感染症対策の影響で、一堂に会しての開催は2年ぶりとなる予定です。やはりオンラインではなく、全員で実施することに意味があることを実感しました。

さて修了証書を受け取る練習。特に緊張していたのは1年生代表児童。事前に先生方から移動や受け取り方のレクチャーを何度も何度も受けていたのですが、いざ本番ではすべてが真っ白になってしまい...。すぐに追レクチャーを受けたのですがいまいちだったご様子。ではでは!ということで5年生代表児童にお願いして模範を見せていただくことに。その様子をじっと見つめる1年生児童。

模範を見終わった1年生児童、突然「もう一回やりたいです!」とのお申し出。するとご覧の通り!

さっきまでの動きは何だったの?と、まるで別人のような堂々とした佇まい。この目力!どうですか。圧倒されてしまいました。お見事! 

私たちのレクチャーよりも先輩の姿の方が彼にとっては説得力があったということなのですね。こうした中にも、本校の特色の一つである縦割り活動の効果が表れていることを実感いたしました。

来週は、修了式、そして卒業式となります。一年の締めくくり、きっちり成し遂げて参りましょう!

表彰式!音楽作品での受賞おめでとうございます。

第76回福島県下小・中学校音楽祭第3部創作の部で、5年生が奨励賞を受賞し、3月15日(水)に表彰を行いました。

昨年に続いて2年連続での受賞だったとのこと。「創作の秘訣は?」の質問に「何となく思い浮かびました」と答えてくれたところに芸術性を感じますね。「音楽の授業は楽しいので好きです!」とも。

この様子はいつものように給食の時間に各学級へ動画配信しました。そう言えば、学校というところは毎日必ず子どもたちの歌声や楽器の音が響いています。こちらは1年生。最近は "たのしいひなまつり" の歌声が響いていましたが、今日は終業式に向けて "君が代" や "校歌" を頑張っていました。歌う姿勢が素晴らしいですね。

2年生は、みんなで楽器を持って「音楽時計を つくろう」にチャレンジしていました。初めて手にする楽器もあって失敗を積み重ねながら心を一つにして音を楽しむ姿、まさに音楽です。

日々の授業の成果が、賞の受賞につながっていることを嬉しく思います。子どもたちの感性を豊かに!引き続きチャレンジして参ります。

ALTデニス先生、see you!

本校の外国語指導助手(ALT)のデニス先生、3月14日(火)が今年度最後の来校日でした。今日も熱心にご指導いただきました。こちらは2年生の授業に参加し、動物の英語カルタ遊びをしているところ。デニス先生が英語で動物名を伝え、子どもたちは数ある英語表記の動物カードを競争で取るという活動。

デニス先生「hands on your head(手を頭に乗せて)」、そして絶妙な間を取ってからの「Cow(牛)!」、子どもたちは「あった!」「取られた!」の声があちこちで。夢中になって活動していました。

こちら、僅差の勝負!

授業の最後にデニス先生「カード、何枚取りましたか?(日本語)」の質問に、「eight!(8)」と自然と英語で答える子どもたち、デニス先生のおかげですっかり外国人になりきって英語を話しておりました。

担任との打合せ時間が少ない中でも私たちのニーズを受け入れて、最大限のサポートをしてくださいました。そんなデニス先生を子どもたちは大好きです。どの学級でも、授業が終わっても楽しい交流の時間は続いていましたね。今日の2年生では「Rock, Paper, Scissors!」ということでアメリカ的なじゃんけんが永遠と続いておりました。 

下校時、今日もいつも通り見送ってくださいました。デニス先生の手の大きさに気付いた子どもたちは、すぐに手の大きさ比べ!すげー、でけぇーと盛り上がっていました。

そして今日が最後と気付いた6年生、「Thank you very much for this year.see you!」という思いをたった一言「シーユー!」に込めて、ややいわき訛りの発音でしっかり伝えておりました。

身振り手振りのボディーアクションで子どもたちを英語好きに、そしてグローバルの世界へとお導きくださったデニス先生、flowerのpowder(花粉)にやや苦戦しておりましたが、今年度のご指導、本当にありがとうございました。

春支度、春景色へ

先週のことになります。子どもたちが授業をしている時間、畑に目を向けると鍬を持って作業をしている方がいるではありませんか。「こんにちは!申し訳ございません。ありがとうございます!」と声をかけてみると...。

なんと常磐公民館の今野先生ではありませんか!「いやー、あったかくなってきたから、畑の準備をしてみっかなと思って。勝手にお邪魔してごめんなさいね!」とのこと。「いやいや、ひと声かけてくだされば、お迎えに上がりましたのに...。こちらこそ申し訳ございません!」となったしだい。「6年生も卒業だね。あの子どもらの笑顔を見ると、また次がんばろう!ってなってさ。用務員さんも土起こしを一生懸命やってくれて、子どもたち幸せだよね」と会話も弾みました。

ということで、本校用務員のお二人、「いやー、暖かくなってきたね。今やっておくと花とか野菜の育ちがよくなるからね!」と汗をかきながら花壇や畑の土起こし、田起こしをしてくださっています。子どもたちのために、いつもどうもありがとうございます!

先週15日(水)には運動・環境委員会の子どもたちが外に出て春の花々を植えました。久しぶりの土いじり、子どもたちも春の訪れを感じてかどこか嬉しそう。一方で「これが最後の花植になると思うとさびしいような...」とは6年生。様々な気持ちが交錯する、まさしく春ですね。

子どもたちの気持ちとともに長倉の杜も少しずつではありますが着実に春景色へと移りつつある今日この頃でございます。

4年生、京の杜プロジェクト・桜の苗木を植えました編!

3月13日(月)、朝方ふと足下を見てみると土筆を発見しました。春ですね!今週の長倉小もすくすく伸びやかに成長して参りましょう!

さて、本日この縦長の段ボール箱が届きました。中には?

そうなんです。立命館小学校の皆さんが大切に育ててくださった「太閤千代しだれ桜」の苗木、本日無事に到着しました。

4年生が取り組んでいる京の杜プロジェクトの一環。早速4年生は外に出て、苗木を長倉の杜に植え付けを行いました。

子どもたちは「おー、すげー!」「桜だ!」「これが立命館小学校だ!」「醍醐寺、醍醐寺...」「豊臣秀吉」等々の率直な感想。「桜の花はいつ咲くのかな?」とわくわくしながら、喜んで作業を行っていました。造園会社の方から「桜を植えたら水をいっぱいやるのが大事!」とのこと。子どもたちのニコニコ顔を応援するかのように、ちょうど雨が降り出して参りました。スコップで作業するお友達を気遣って傘を差してあげる姿も、優しいですね!

それでも子どもたちは、ちゃんと水をやらなくちゃ!と如雨露に水を汲んできたっぷりと水やりをしていました!大切な桜の木、無事に育ってね!とか言いながら...。こちらは教頭先生が子どもたちをサポート。

立命館小学校の皆さん、醍醐寺の皆さん、住友林業の皆さん、ここまで本当にありがとうございました。16日(木)には盛大に植樹祭を実施しましょう!

3.11追悼集会

「3.11(東日本大震災)」から12年目を迎えます。地震が発生した年は6年生の皆さんが生まれた年ですので、子どもたちは直接の経験はしていませんが、当時のご家族の皆さんの不安や苦労は本当に大変であったろうと思います。本校では、3月9日(木)、東日本大震災に関する集会を開催し、校長講話をオンラインで各学級に配信しました。

講話の内容は2つ。1つは12年前に起きた「3.11」の出来事を知ること、もう1つはこの出来事から学びを得ることです。

はじめに震災の概要を説明した上で、「この週末は、改めてこの出来事に関することがニュースや新聞等で話題になると思いますので、さらに理解を深めて、どんな出来事だったのか、自分なりの言葉で話ができる人になって欲しい」と呼びかけさせていただきました。ご家庭でも話題としていただければ幸いです。

また、校長の学びとして、当時、人々が殺気立っていた避難所で、ある男の子が発した言葉を紹介しました。

この男の子の言葉によって避難所は冷静さを取り戻し、助け合い、譲り合うようになっていったというお話。やはり言葉は大事!ということを改めて学んだのですが、子どもたちには「大震災というピンチの場面で大いに役立った『ふわふわ言葉』を、私たちの普段の生活でも使ってみてはどうでしょう?」と提案させていただきました。そしてそのために「ぜひ人のよいところや頑張っていることを見つけて、それを伝えることができる人になって欲しい」とお話しさせていただきました。

15分という短い時間ではありましたが、最後にこの出来事により犠牲となられた全ての方々のご冥福をお祈りし、1分間の黙祷を捧げさせていただきました。

今週の子どもたちの学校生活の様子です。このように子どもたちが安全に安心して学校に通える状況は、実は当たり前のことではなく、とても幸せなことなんだという思いを改めて感じております。今年度の登校日は残り1桁となりました。子どもたちとともに、今できることを精一杯積み上げて参りましょう!

 

長倉小PRIDE!のお話

今日は、5年生は6年生から「鼓笛」とともに「何」を受け継いだのでしょうか?というお話。わたしの勝手な解釈ですがご一読いただけたら幸いです。

まずは、送る会を終えた、とある6年生の感想から。

6年生最後の鼓笛演奏を通して、後輩に「何か」を伝えたかったのですね。それは何でしょう...

「まだまだふぞろい」だけど「心が整っていいなと思いました」とのこと。これは、「みんな『心』を一つにすることが大事だよ!その大切さを5年生はわかったんだね!」というメッセージに読み取りました。それで...

「長倉小の伝統」という言葉が出てきましたね。このことから6年生は、5年生に「心を一つにして団結してチャレンジしていくことが長倉小の伝統」で、それを受け継いで「守り続けていってほしい」と願っていたと、わたしは解釈しました。そして...

今回の5年生の演奏を見て、「5年生は長倉小の伝統を受け継いでくれた!今はもう5年生を信じてる!」とエールを送っているように感じました。その上で...

「これからの長倉小は5年生が中心になって、心を一つに団結してやっていける。大丈夫!5年生の活躍が楽しみ!」との思いをもつに至ったのではないでしょうか。

6年生は、鼓笛は自分たちが心を一つにして団結していることの表れであり、それが長倉小学校の伝統!と理解していたのではないでしょうか。わたしはこの子どもたちの気高い思いを「長倉小PRIDE!」と呼びたいと思います。それで、今回の6年生を送る会で、この「長倉小PRIDE!」は見事に5年生に引き継がれた!と感じました。よって、わたしは今日もこの素晴らしい出来事に感動し、余韻に浸っております。

これまでの5・6年生の鼓笛の練習の様子です。子どもたちの間に「長倉小PRIDE!」の文字を浮かべてご覧ください。

そして、5・6年生の教室の間には、お互いの思いを書いたメッセージが掲示してありました。常に子どもたちの学びを支える先生方のご配慮にも感謝でございます。

アットホームな雰囲気の中にも、熱い思いをもって生活している子どもたちの姿に改めて脱帽でございます。長倉小の子どもたちの日々のチャレンジ、やっぱりすごいのでございます!これからも応援よろしくお願いいたします。

ながくらの鼓笛、引継ぎ完了!

昨日の6年生を送る会では、鼓笛の引継ぎ式も行われました。

まずは6年生がラスト演奏!曲は「ドラムマーチ」と「校歌」。安定感抜群の打楽器リズム隊、表現力豊かにメロディーを奏でるベルリラ・キーボード隊、音色をダイナミックにカタチに表すカラーガード・フラッグ隊、そして演奏とともに学年の方向性を指し示してきた指揮隊、昨年の同じ時期に引き継いで、この一年間、学校の顔として歩んできた軌跡が思い浮かんでくる見事なパフォーマンスを披露しました!

6年生主指揮のあいさつ「5年生の皆さん、鼓笛の本番の運動会までは思ったより時間が短いので練習を頑張ってください!令和4年度6年生より」そしてメジャーバトンの引継ぎ。会場中の視線が一点に集まり厳粛な雰囲気で。ここに「ながくらの鼓笛」引継ぎ完了となりました。

5年生は主指揮のあいさつの後、楽器やフラッグの引継ぎも行い、いよいよ初めてとなる鼓笛の演奏へ。2学期末から6年生とともに練習を重ねてきた成果を披露しました。自分のパフォーマンスを表現することに精一杯ではありましたが、5年生の今の心の持ち様が伝わる演奏を披露していました。また5年生は6年生から単に「鼓笛」だけを引き継いだのではない様子にも見えました。では、5年生は6年生から鼓笛とともに何を引き継いだのでしょう?それはまた明日お伝えして参りましょう。

送る会が終わった後、5年生は急ぎ校舎の中へ入っていきました。どうやら6年生が教室に入るのを先回りして、階段で花のアーチを架けるサプライズ!をしたのだそう。5年生の6年生に対する思いはどんだけ~!と、誰かが言ったとか言わなかったとか。子どもたちの純真な心の表れ、見守った先生方も温かい気持ちをいただきました。

その後、自然と5・6年生は子ども広場へ。一緒に記念写真を撮って思い出づくり!

6年生の感想です。「1日早くおわるのが早-っ!そつぎょうまで1日早すぎる」「後輩がここまで準備してくれたことが嬉しかった」「もう卒業しちゃうという実感がわいてきました」「皆の思いを背おい中学校に行きます」「縦割り班のメッセージを見て本当にかんどうしました」「みんながんばっていたり、5年生の鼓笛も上達していたりで楽しかったです」「5年生のこてきのひきつぎの姿が心に残った」「みんなとはなれるのが悲しい」「クイズやじゃんけんのとき、歓声が聞こえてきて心がオレンジや黄色に光りました」「感動でいっぱいです」「会が終わった後も5年生が会談でアーチを作ってくれていてとてもうれしかった」「下の学年の背中を見て安心して卒業できるなと心から思いました」「感謝感激」「中学校に行っても長倉小のみんなのことをおうえんしたい」「後輩全員が成長したなと思いました」「数少ない日々を大切に一日一日を大事に過ごしていきたい」「ありがとう」

今朝、本校周辺ではホトトギスの鳴き声が聞こえていました。春告げ鳥とともに、長倉小学校の子どもたちが大きく成長してきた喜びを感じております!