草野中学校の様子

出来事

保健体育の授業で「空手」に取り組んでいます

 本校では,保健体育の授業で取り扱う武道について「柔道」を選択する計画でしたが,コロナ禍にあって接触を伴う運動を極力控える趣旨に沿って,「空手」を選択することにしました。

 本校卒業生の保護者である麻原好男様のご紹介で,空手の専門家である佐藤臣聖(しげまさ)様を講師にお招きし,本日から授業を進めていただいています。

 本日は,お互いを尊重する武道の精神をはじめ,伝統的な行動の仕方や礼法について,ご指導いただきました。さらに,技を習得する上で必要となる体幹を鍛える運動などを紹介いただき,実際に生徒たちも体を動かして「空手」の初歩を学んでいました。

 本来は,道着を着用し,素足で取り組むべきところですが,新型コロナウイルス感染防止のため,道着の着回しを避け,個人のジャージ着用・マスク着用のうえ,人と人との距離を十分に確保して取り組んでいます。

草野地区特別報奨者の表彰式がありました

2月9日(火)10:20に,いわき市青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部の 鈴木 智明 支部長 様,草野地区体育協会の 後藤 光男 会長 様,草野公民館の 飯島 裕人 館長 様 が来校され,中学生の受賞者に賞状の授与がありました。

いわき市青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部の鈴木智明支部長様から,「第33回社会を明るくする標語展」入賞者9名の代表である赤塚歩くんに,また,文化面で実績をあげた「青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部特別報奨者」14名の代表である大平真結子さんに,それぞれ賞状が手渡されました。

さらに,草野地区体育協会の後藤光男会長様から,運動面で実績をあげた「草野地区体育協会特別報奨者」36名の選手代表である松田友太郎くんに,賞状が手渡されました。

文化面・運動面で,草中生の活躍を心強く感じます。

美術・水彩画「夏の思い出」より

 1年生が奮闘した水彩画をご覧いただきたいと思います。思い思いの夏の風景を、絵の具の濃淡や色彩の美しさで表現しました。夏のジリジリという音が聞こえ、汗がにじむ空気感を、どうぞご堪能ください。

「トマトの成長」

 何が主役なのかを考え、ミニトマトと茎のバランスに気をつけて色を付けました。光が当たるところと影になるところを説明するように、絵の具をぬることを心掛けました。トマトの成長する力強さや迫力を表現できたと思います。トマトの生命力が見た人に伝わってほしいです。(1年生)

「スイカ」

 光と影を描いて立体感を出しました。中でもスイカの部分の影がうまく描けたと思います。色がなかなかうまくいかず、何度もぬり直しました。特に左側のスイカを何度も何度も、納得いくまで塗り直しました。(1年生)

 

「体感45℃」

 私の夏のイメージが、ギラギラして暑くて見る物すべてがまぶしい感じなので、しつこいくらいに明るい黄色や元気に伸び放題の草で自分なりの夏を表現しました。手前の草は伸び伸びと、奥の草はドライブラシでさらに奥の山と同ように描きました。嫌になるくらい暑い『ザ・夏』な感じを現しました。(1年生)

リモート配信のテストをしました

今年度は,コロナ禍のため全校集会や生徒会総会など,全校生徒が一堂に会する集会等は,3密を回避するため校内放送を通じて実施していました。

実は,次年度前期の生徒会役員選挙が2月5日(金)にあるわけですが,本日から5日(金)にかけて,候補者の応援演説を「リモート」で行うことにしました。

今日は,ICTサポーターの方の力をお借りして,コンピュータ室のパソコンからリアルタイムで映像を発信し,各学級に配備された「電子黒板」に映し出すことに成功しました。

明日からは,ICTサポーターの方の支援なしで成功するか不安もあります。不具合が生じないように,ただただ祈るばかりです。

1週間の取り組みの成果は,5日(金)に開催する立候補者本人の「立ち会い演説」で検証したいと考えています。

今後は,各教室と双方向のやりとりができるように試行錯誤しながら取り組んでみようと思います。

あなたならどうする?

1月27日(水)4校時に1年道徳の授業を参観しました。

放課後、気に入らない男子の持ち物を隠して困らせようとしている級友の姿を、教室でたまたま見かけてしまった主人公。「誰にも言うな」と、口止めをされます。翌日、隠された物が見つからない男子が学級で騒いでいます。

あなたならどうする?

隠した本人に返すように言う。

隠していたことをみんなの前で言う。

隠された子にこっそり教える。

あとから先生に言う。

そのまま黙っている。

日常で起こり得ることを教材として、生徒の見方・考え方を引き出す発問をします。

模範的な答えは分かっていても、自分に置き換えたら実行に移せるかな?

先生は、揺さぶりをかけます。

あるべき姿は分かっていても、なかなか、思った通りに行動に移せない自分。

間違っていると分かっていても周囲の目を気にして正義を貫けない自分。

自分より強い者の主張に流されてしまう自分。

「わたしならこうする。」その答えを導くために、葛藤する生徒の姿が印象的でした。

火山の成り立ちを想像してみよう。

1月15日(金)2校時に1年理科「大地の成り立ちと変化」の単元で,研究授業を開催しました。導入時に様々な形をした山を電子黒板に映し出します。共通するのは火山であること。

では,どうして形が違う山になったのか。その課題を解き明かすヒントをタブレットで提示していきます。

溶岩が川のように流れている様子。噴煙がモクモクと立ちこめる様子。爆発的に火口から噴石が飛び出す様子。それぞれの映像から得られた特徴をもとに火山の成り立ちを推測していく生徒たち。

マグマの「ねばり」に着目した生徒もいます。「ねばり」が強いと,どんな山の形になるのかな?「ねばり」が弱いと,どんな山の形になるのかな?それは,次の時間のお楽しみ。実験で検証していくようですよ。

学校だより「絆の草中」第10号&「ほけんだより」1月号を発行しました

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絆の草中だより⑩.pdf     ほけんだより1月号.pdf

 

新年が明け,3学期がスタートしました。

1月7日(木)生徒たちが元気に登校してきました。

3学期の始業式では,生徒それぞれが立てた目標の達成に向け,責任ある取り組みを始めることへの期待を込め式辞を述べました。首都圏はもとより福島県も本市でも新型コロナウイルス感染拡大が懸念される中で2021年がスタートしたため,始業式は従来どおり3蜜を避け,マスクやフェイスシールドを着用のうえ放送で実施しました。

その後,各学年の代表者から3学期の抱負や目標の発表がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吐く息も白くなるほどの朝の凜とした空気感の中……

年末年始休暇が明けて昨日から本校の部活動が始動しています。

吐く息も白くなるほどの朝の凜とした空気感の中,特設駅伝部は走り込み練習を,

ソフトテニス部はウォーミングアップを,それぞれ行っていました。

 若人の躍動する姿は,活力を与えてくれますね。今年も草中生の活躍にご期待ください。

学校だより「絆の草中」第9号&「ほけんだより」12月号を発行しました

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絆の草中だより⑨.pdf       ほけんだより12月号.pdf

 

環境緑化のため防草シートを張りました

本校では,2年前から「緑の募金緑化活動推進事業」の一環として,校地内の緑化環境整備に努めています。

平成30年度の卒業生はオリーブの苗木を,令和元年度の卒業生はドウダンツツジの苗木を,それぞれ植樹しました。

そして,今年度(令和2年度)の卒業予定生徒は,先輩方の植樹した木々の周囲一面に防草シートを張りめぐらせました。寒い中,一生懸命にピン打ち等の作業に取り組んだ3年生。ありがとう。

 

多様な感じ方・考え方をもとに道徳的な価値を追求しています

1年生の道徳の授業を参観しました。

学校の裏庭でガラスを割ってしまった男子3人組。やってしまったことをすぐに報告に行った雄一。その間に別のガラスを割ったにもかかわらず本当のことを言い出せずにいる健二。つじつまを合わせ,やってしまったことを上手に逃れようとする大輔。

それぞれの生徒がとった行動に焦点を当てながら,誠実に行動することの難しさに迫る道徳の授業でした。

電子黒板に,それぞれの行動とそのときの思いを整理しながら考えを深めていきます。

他人事でなく自分のこととして教材に向き合い,考え,議論する生徒たち。

本校では,今求められている「道徳の授業」を実践的に追求しています。

作者が紡いだ言葉から情景を思い描き,読みを追究する国語の授業

1年国語 萩原朔太郎作『竹』の単元で研究授業を行いました。『竹』とうい詩から伝わる情景を思い描きながら音読することを課題として授業が進んでいきます。

一連目と二連目を対比させながら,作者の竹の描写について具体的なイメージを出し合っていきます。

生徒にとって,地上に生えてきた竹のイメージは持てても,地中に生えている竹の根のイメージは持ちにくいようです。そこで,授業者は,電子黒板を用いて,竹のイラストを提示しました。

二連目では,雄々しく猛々しく地上に生えている竹。一方,一連目では,暗い地中に弱々しく繊細に根を這わせていく竹の根。

そうした対比をいかに音読で表現するか。生徒たちは,それぞれ考えたイメージをグループで擦り合わせて,表現に工夫を加えていこうとしました。

作者が紡いだ言葉から情景を思い描き,読みを追究する生徒たちの姿が見てとれました。

音の伝わり方を科学的にひも解く理科の授業

12月2日(水)1校時に1年理科「音の世界」の単元で,研究授業を開催しました。導入時にアーティスティックスイミングの映像を視聴して,水中でも音が聞こえていることを確認した生徒たち。

次に,「おんさ(音叉)」を鳴らして水面に近づけていくと水面が振動していく様子をスーパースローの映像で視聴した生徒たちは興味津々の様子。

 

ここで,先生から次のような実験が提案されます。

(1)「おんさ」を並べ一方を鳴らす。

(2)「おんさ」と「おんさ」の間に板を立てて一方を鳴らす。

(3)一方の「おんさ」を何も入っていない水槽で全面を覆って,もう一方の「おんさ」を鳴らす。

打って鳴らした「おんさ」のほうは,数秒後に手で音を止めます。もう一方の「おんさ」は鳴るか,鳴らないか。さあ,どうなるかな…。生徒たちは実験の前に予想を立てます。

(2)と(3)の予想は意見が分かれました。また,その予想の根拠を示した生徒もいました。そして,いざ実験。

(1)の場合,もう一方の「おんさ」が,明確に鳴りました。

(2)の場合,もう一方の「おんさ」が,かすかに鳴りました。

(3)の場合,もう一方の「おんさ」が鳴ったか鳴っていないか判別できないくらいでした。

じゃあ,どうして,そのような実験結果になったのか。音が振動として伝わることに着目して考察を深めていきました。次時は,音の伝わる速さ・音の大きさと高さを追究していきます。楽しみですね。

特殊詐欺に注意!

12月2日(水)に草野地区防犯協会からの犯罪抑止啓発資材を草野公民館長様が届けにいらっしゃってくださいました。犯罪抑止啓発資材には,パトカーや白バイをモチーフにしたイラスト入りの救急絆創膏が入っています。これを全校生徒にいただきました。

近年,高齢者の方を狙ったオレオレ詐欺などの「特殊詐欺」が後を絶ちません。草野地区は3世代同居家庭が多いので,小中学生がこの啓発資材を用いて「特殊詐欺」の話題を出せば,おじいさんやおばあさんも,より注意深くなるのではないかと思います。

家庭でも,ぜひ話題にしながら犯罪を抑止できるよう注意喚起していきましょう。

電子黒板を用いて数学的な見方や考え方を追究した授業

12月1日(火)2校時に1年数学「平面図形」の単元で,研究授業を開催しました。前時までに学習した基本的な作図の仕方を電子黒板で振り返ったのち,次のような課題が出されました。『75°の角を作図する方法を考え,説明しよう。』

 

まずは,個人で作図する方法を考えていきます。すぐに,ひらめいて作図し始まる生徒もいます。なかなか思いつかず,思考と作業が停滞する生徒もいます。そんな生徒には,ひらめきのポイントを先生がさり気なく助言していきます。

作図の仕方は1つではありません。何通りか作図できた生徒もいます。そして大事なのが,その根拠を説明できること。

今度は,グループごとに個人で考えた作図の仕方を説明していきます。様々な考え方や作図の仕方を学級全体でも共有していきます。

 

ICTを活用して視覚的にわかりやすく授業を進め,数学的な見方や考え方を追究した授業でした。生徒たちは,数学的なひらめきに加え,根拠を示しながら説明することの大切さと難しさを実感していたようです。

 

大願が成就しますように

12月1日(火)3年生は学力テストに取り組んでいる最中です。

そのような3年生を応援するため,PTA役員の方々と一緒に地元の地蔵尊で合格祈願をしてきました。

新型コロナウイルス感染症対策として,参拝者数は減らしましたが,込めた想いは例年と変わりはありません。

頑張れ!3年生。頑張れ!受験生。

三者懇談が終了しました

11月24日(火)から27日(金)及び30日(月)にかけて全学年とも三者懇談を実施しました。1・2年生は『事前カルテ』をもとに学習・生活の両面から伸びている点や改善点を確認できたと思います。3年生は直近の進路について具体的な話合いがなされました。明日12月1日に実施する学力テストに向けて家庭での学習に取り組んでいることでしょう。体調を整えて実力が出せるようにしてほしいものです。

保護者の皆さん。寒い中、来校いただき、ありがとうございました。

三者懇談に向けた『事前カルテ』の提出を

11月24日(火)から27日(金)及び30日(月)にかけて全学年とも三者懇談を実施します。近い将来の進路の見通しを立てたり,中学校生活を充実させたりするための大切な相談の機会になります。

家庭での生活の様子や学習習慣などについても事前に把握し相談に役立てるため,お子さんを通じて『事前カルテ』をお配りしましたので,必要事項を記入の上,懇談前日までに学級担任へ提出をお願いします。

Let’s enjoy English ですね。

11月17日(火)2年英語の研究授業を行いました。

本校のALTであるジェシカ先生が日本やいわき市でしたいことをビデオレターとして寄せてくださいました。「既習事項のwhenや助動詞を活用して情報を提供してあげましょう。」

生徒たちには,そんなミッションが与えられました。

ジェシカ先生がやりたいことは10個ありました。例を挙げると……

I want to eat sweets in Iwaki.

生徒たちは,自らの経験や知識をもとに,いわきの美味しいスイーツやいわき銘菓を紹介しようと既習事項を活用して文を構成していきます。

I want to go to the museum.

ある生徒は,この要望に対して,いわき石炭化石館「ほるる」を紹介しようと考えを巡らせて,その魅力を英語で伝えようとしていきます。

このように生徒に使用場面をイメージさせ,英語を用いて伝えることの有用性を実感させる授業が展開されました。

個人で考えた紹介文をグループや全体でも共有しながら楽しい英語の授業はアッという間に終了しました。

Let’s enjoy Englishですね。

 

桜だ!ファミリア

11月16日(月)午後に1年生が,「いわき万本桜プロジェクト事業」の一環として,桜の苗木の植樹を行いました。プロジェクト代表の志賀さんから植樹の注意点をうかがったのち,班に分かれて約2時間半の作業に汗を流しました。

 

 

植樹を終えた桜の苗木には,班員の名前を書き込んだプレートをかけました。ある班は,そのプレートに「桜だ!ファミリア」と命名していました。未完の世界遺産として有名なスペインの教会「サグラダ・ファミリア」をもじって命名したようです。

  

『神は完成を急いでいない』まさに「いわき万本桜プロジェクト事業」も遠い未来に思いをはせた壮大な夢ですね。

 

3年生に合格祈願餅を贈りました

11月13日(金)9:30から11:30にかけて,合格祈願の餅つきと丸餅づくりをしました。例年,草野小学校の児童が学習田で収穫した餅米を中学校にも分けていただいて実施してきた行事です。

今年度は,新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,生徒の参加は見合わせ,PTA本部役員と3年生保護者の方の中から協力者を募って行いました。規模を縮小しても受験生を応援する気持ちは例年と変わりません。紅白の丸餅を1個ずつ入れたパックを3年生に渡すことができました。

3年生には,餅米を提供してくださった草野小学校と合格祈願餅づくりに協力してくださったPTA・地域の方々に感謝しながら,餅のように「粘り強く」受験勉強を進めて貰いたいと思います。希望する進路の実現を目指して……。

 

 

学校だより「絆の草中」第8号&「ほけんだより」11月号を発行しました

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絆の草中だより⑧.pdf       ほけんだより11月号.pdf

 

中学校卒業後の未来予想図は描けているかな?

 11月5日(木)13:00から16:00にかけて,高校説明会を開催しました。近隣の高校や3年生の希望が多かった高校から校長先生はじめ担当の先生をお招きし,3年生と保護者の皆さんに向けて,高校のカリキュラムや各校の特性・生徒の活躍の状況などを15分程度で説明いただきました。

どの高校の先生も,「本人が高校で何を学ぼうとしているのか,しっかりした目的意識をもつことが重要だ。」と,おっしゃっていました。一口に高校といっても,普通科,総合学科,職業系学科など,さまざまな科があるので,近い将来の見通しがないと選択するのに迷うはずです。さらに,高校側が求める学力を身に付けておく必要もあります。

3年生は,まさに今,そうした選択に迫られる時期にさしかかっています。11月下旬には三者相談を行い,本人の希望はもちろん,保護者の方の思いも確認し,その後も個別に相談に応じていきたいと考えています。ぜひ,各家庭においてもお子さんと向き合って近い将来の進路について十分な話し合いを持っておいてくほしいと思います。

津波想定の避難訓練を実施しました

今日の避難訓練は,地震発生後に大津波が押し寄せてくるという想定で行いました。 

草野中学校は標高4.2mの位置に所在していますから,津波被害には遭わないという保証はどこにもありません。大きな地震があった場合は,津波が来るかもしれないという発想を常に持って避難への備えをしておくことが求められます。

じゃあ、どこに避難すればよいのか?

津波到達予想時刻まで時間的に余裕がある場合は,学校の近くで高台にある花園神社境内です。(校舎屋上から花園神社を見ると,ほぼ同じ高さの目線になります。)時間的な余裕がない場合や今日のような雨模様の時など悪天候の場合は,校舎屋上方面へ垂直避難をします。

前回,洪水想定で避難訓練を実施した際に,生徒には「正常性バイアス」についての話をしました。いつも大丈夫だったから今回も大丈夫だろうという人間の心理を「正常性バイアス」と言います。こうした心理を持ち合わせていると逃げ遅れる危険性が高まります。 

どこにいても,誰といても「正常性バイアス」に惑わされることなく,適切な判断に基づいて避難行動を起こせるようにしてほしいと思います。

そのためには,日頃から自分や家族の命は自分たちで守るという心構えと備えをしておくことが大切ですね。

『主体的・対話的で深い学び』を促す国語の授業

3年国語 魯迅著『故郷』の単元で研究授業を行いました。主人公が抱いた「希望」とは何かを自分なりに読み込んだうえで,グループでそれぞれの考えを出し合う授業展開でした。

 

 主人公が抱いた「希望」とは……ほとんどのグループで,貧富や身分による格差がない社会の実現であると解釈することができていました。

さらに,「思うに希望とは,もともとあるものとも言えぬし,ないものとも言えない」が,「歩く人が多くなれば,それが道になるのだ」という境地にたどり着いた主人公に着目したグループでは……。

主人公が抱いた「希望」は,「自分の思い描いた理想への強い憧れ」だったのではないかとの解釈も導きだすこともできていました。

 

このようにお互いの考えを交流し合う中で,考え方に深まりが生まれ,より主人公の心情に寄り添った解釈ができるようになるという,『主体的・対話的で深い学び』が具体的に見取ることができる授業でした。

知的好奇心を揺さぶる理科の授業

3年理科「エネルギーと仕事」の単元で,研究授業を開催しました。導入時に絶叫系アトラクションの映像を見せると生徒たちは興味津々。視聴後に模型を示しながら本時の課題を把握させていきます。

 授業者からは,「映像で見せた3つの絶叫系アトラクションのうち,仕事量が大きいものを予想し,その根拠を説明してほしいな~。」との要求が……。

 生徒たちは,まず自分の考えを整理していきます。その後,グループで意見交換する時間が設けられました。それぞれ,根拠を示しながら自分の予想を発表していきます。友達の考えを聞いて,自分の考えを修正し始める生徒もいます。

 終末部分では,それぞれ導き出した予想を確かめるための実験方法まで考えさせます。次時は,それぞれのグループで考えた実験を試す授業になります。結果が楽しみですね。

 

多様な考え方を引き出す数学の授業

10月29日(木)5校時に2年数学「平行と合同」の単元で研究授業を行いました。写真に示した角度の求め方を問う授業でした。写真では歪んで見えますが上下の線は平行な直線です。

授業者は,角同士の関係性や図形の性質に着目して根拠を明らかにして説明するよう要求しました。この問題では,角度の求め方がいくつか存在し,多様な考えができます。まずは,個人で補助線を引いて考えをまとめていきます。次に様々な考え方を代表の生徒が説明した後,質疑応答がなされました。

 

スラスラと説明できる生徒もいれば,じっくりと時間をかけて説明する生徒もいます。「みんなちがって,みんないい。」そんな印象を強く感じました。

授業の後半では,電子黒板で平行線を移動させて,適用問題を提示しました。生徒たちは,本時で学んだことを踏まえて問題に挑戦し,いくつもの考え方をもとに答えを導いていました。

本校では,ICTを活用しながら,「主体的対話的で深い学び」を促す本時のような授業を展開しています。

新型コロナにも負けず草中祭を開催しました!

 「前進~今を乗り越え,明るい未来へ。」のテーマ・スローガンのもと,10月23日(金)に草中祭を開催しました。

体育館ステージ上に掲げられた『巨大アート』の前で挨拶する実行委員長

小川江筋開削に多大な貢献をした『澤村勘兵衛』の物語を熱演する1年生

『いわき万本桜プロジェクト』への取り組みの様子を紹介した2年生

「オカンが言うには,挨拶がしっかりしている生徒が大勢いる中学校らしいんや……」

「そんなら草野中学校やないか。」お笑いコンビのお馴染みのネタで笑いを誘いながら,

『40年後の自分たちや地域の未来』を熱く語った3年生

今年度は,新型コロナウイルス感染症対策に万全を期したため,例年の草中祭に比べると規模や時間は縮減せざるを得ませんでしたが,合唱は,学年単位で時間を区切ってご家族の方にも聴いていただくことができました。新型コロナウイルス感染症の収束が見通せれば,次年度から一般公開に戻して,地域の方々にも参観していただけると思います。その日が来ることを願っています。

【校内合唱コンクール結果】     ★最優秀賞★3年3組

 《金賞》   《銀賞》         《指揮者賞》              《伴奏者賞》
  3年3組      3年1組,3年2組     3年1組 八木橋  渉    3年3組 猪 狩 明 希
  2年3組      2年1組,2年2組     2年1組 松 本  心 優     2年3組 秋 本 里 穏
  1年2組      1年1組,1年3組     1年3組 久保木 海有       1年3組 村 上 茉 香

校内合唱コンクールで『最優秀賞』に輝いた3年3組の黒板アート

思いが伝わってきますね。

今年度の草中祭は、ご家族に限定して入替え制で公開します

草中祭は10月23日(金)に開催します。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、ご家族の方のみ合唱コンクールと展示作品に限っての公開とします。

保護者の方には9月30日付け文書でご案内させていただいたところですが、例年とは異なることもありますので、次のことについて再度ご確認願います。

1 公開は各学年の合唱コンクールのみとし、入替え制とします。

 ①入場開始時刻 1学年:10:10~10:20

         2学年:11:00~11:10

         3学年:12:30~12:40

 ②受 付    全学年ともテニスコート側の昇降口(2・3年昇降口)とします。

         スリッパ等の履物をご用意ください。

 ③入 場    体育館テニスコート側の扉より入場し、体育館2階を観覧席とします。

          演奏中は、移動できませんので、係の誘導に従ってください。

2 展示会場   昇降口となり技術室に作品を展示してありますのでご覧ください。

3 その他    新型コロナウイルス感染症拡大防止のため次のことを守ってご来校ください。

 ①検温を実施し、体温管理チェックシートへ記入して、当日、受付に提出ください。

 ②マスクの着用、手指の消毒にご協力ください。

 

ボッチャ競技に出場しました

ボッチャの市大会が10月12日(月) にいわき市総合体育館で開催され,本校から出場した選手も健闘し,団体戦でベスト8,個人戦でベスト16入りするなど,練習で培った技を随所で発揮することができていました。また,他校の選手とも交流を深めることができたようです。

 

優勝!いわき市中学校新人剣道大会

10月10日(土)に南部アリーナで開催された市中学校新人剣道大会に本校から出場した男子は,団体で優勝という輝かしい成績を収め,県大会への出場権を獲得しました。また,戸田 皇聖くんは個人戦でも準優勝となり県大会へ駒を進めました。団体・個人とも県大会での活躍が楽しみです。

〈先鋒〉鈴木 皓大くん 〈次鋒〉小林 成道くん 〈中堅〉戸田 皇聖くん 〈副将〉渡邊 遙人くん 〈大将〉小林 士道くん 〈補員〉志賀 大星くん 〈補員〉相田 琉維くん 

県駅伝競走大会での力走

10月7日(水)には福島県駅伝競走大会が,地元いわき21世紀の森公園で開催され,いわき市大会を勝ち抜いた本校男子チームも出場しました。

強豪ひしめくレースは激戦となり,本校は市大会の記録を3分45秒も短縮する59分09秒の好記録,出場した33チーム中12位でフィニッシュしました。

これまでチームを牽引してきた3年生お疲れさまでした。今後,1・2年生には,先輩たちの築いた歴史を受け継ぎ,襷をつないでいってほしいと思います。

新執行部のもと生徒会総会を行いました

 10月2日(金)5・6校時の生徒会総会に先だち,後期の生徒会役員をはじめ学級役員・常任委員長に任命状を授与しました。また,生徒会総会では前期の活動を振り返るとともに,後期の活動計画を決定しました。
 前期生徒会は『気』を目標とし,活気と勇気のある学校づくりを目指してきました。その成果と課題を踏まえ,後期生徒会では『進』を目標として掲げ,進んで行動し積極性のある学校づくりを目指し,進化と前進を図るための活動を展開していくことを確認し合いました。新たなリーダーを中心に全生徒が力を合わせて共に活動を盛り上げていってほしいと思います。

学校だより「絆の草中」第6号&「ほけんだより」9月号を発行しました

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絆の草中だより⑥.pdf  ほけんだより9月号.pdf

中間テスト実施中

現在、生徒たちは2学期の中間テストに臨んでいます。台風12号は温帯低気圧となり東の海上に遠ざかりましたが、昨夜から雨は降り続いています。

そんな中、登校の際、制服が雨で濡れてしまった徒歩通学の子たちがいたので、入室後にジャージに着替えるよう指示をしました。集中してテストに取り組めていますので安心してください。

中間テスト終了後、6校時には生徒会常任委員会を予定しています。後期の組織づくりと活動計画の策定に向けて話し合いを持ちます。

1・2年生は、新人大会が今週末に予定されている競技もあるため忙しいですね。そのような状況でも力を発揮できる草中生でありますように……。

草野小中学校合同で児童生徒の引き渡し訓練を実施しました

9月19日(土)の午後に草野小中学校合同で児童生徒の引き渡し訓練を実施しました。学校周辺の道路は狭いので,渋滞を緩和するため学校近隣の方には,できるだけ徒歩によるお迎えをお願いしました。また,小中学校両方にお子さんが在籍しているご家庭には,小学校のお子さんを引き取った後に中学校に来ていただくようにしました。

当日は,「大型地震発生,津波の心配はなし」との想定で13:40に保護者の方が登録した緊急メールアドレス宛てに一斉送信をしました。受け付け開始時刻13:50には,数人の保護者の方が生徒の引き取りにいらしていました。

また,新型コロナウイルス感染症対策として,校舎内で密な状態を避けるため,正面玄関前に仮設テントを設置して受付場所としました。

小中学校の連携はもとより,保護者の方々のご理解・ご協力があって円滑に児童生徒を引き渡すことができました。

なお,ご家族の仕事の都合等で,引き渡しができなかった生徒は,メール送信後一定時間(約1時間20分程度)待機させた後,小学校の児童とともに地区ごとの集団で下校させました。

1年生は,歴史探訪&スポーツ大会

9月17日(木)1年生は,午前中,地元の澤村神社へ歴史探訪に出かけました。

午後には,学年スポーツ大会を実施して,共に体を動かす中で学級の団結を深めました。

 

 

どちらも貴重な体験になりました。

秋晴れのもと,3年生は球技大会

9月17日(木)3年生は,学年球技大会を実施して,共に体を動かす中で学級の団結を深めました。

本来,5月に予定していたスポーツ大会も新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止せざるを得なかったため,生徒会役員と協議して,収束の見通しがついてきた頃に代替えの球技大会を学年ごとに開催すると約束していました。

 

 

ようやく,その約束が果たせることを嬉しく思います。生徒が主体となって球技大会を企画し,運営している姿を見ることができました。わずか数ヶ月の期間でも,生徒は確実に成長していることを実感しました。

「いわき万本桜プロジェクト」の一環として

9月17日(木)には,2年生が「いわき万本桜プロジェクト事業」の一環として,除草等のボランティア活動に参加しました。半世紀以上先の未来に思いをはせ,大粒の汗を流しながら除草や菜の花の種蒔きに励んでいました。

     

秋晴れのもと,今日は体験学習day

秋晴れのもと,今日の草野中学校は,体験学習が目白押しです。「総合的な学習の時間」で,1年生は澤村神社を訪問し,歴史探訪をします。2年生は,いわき回廊美術館を訪問し,「いわき万本桜プロジェクト」で植樹した苗木付近の除草作業のボランティア活動をします。3年生は,実行委委員が企画・運営する球技大会を開催します。

学びの秋,スポーツの秋,教室を離れても子供たちは充実した学びを体感しています。

家族の前で合唱の発表ができました

昨日9月16日(水),本校合唱部の生徒は,いわき芸術文化交流会館アリオス大ホールにおいて合唱曲「足跡」と「たましいのスケジュール」の2曲を家族の前で披露することができました。

今年度は,新型コロナウイルス感染症の影響で,各種コンクールが中止されたり,出場辞退をせざるを得ない状況になったり,練習を重ね創り上げてきた合唱を発表する機会が,ほとんどありませんでした。

今回,合唱部員の家族に限定した上で,万全な感染症予防対策を施して,発表会を開催していただいた福島県合唱連盟いわき支部の皆さんに心より感謝申し上げます。

ステージ上でのリハーサルに限って,撮影が認められましたので,遠景ながらシャッターをきりました。リハーサル中は,マスクを着用していましたが,本番ではマスクを外し,美しいハーモニーを家族の皆さんに伝えることができました。ブラボー!

明日は修学旅行&遠足

 新型コロナウイルス感染症の影響で,実施があやぶまれていた修学旅行ですが,ほとんどの保護者の皆さんの同意を得て,明日9月9日に出発日を迎えます。

 新型コロナウイルス感染者数が,7月初旬から首都圏を中心に激増したことを受け,修学旅行の再度の意向調査や保護者代表者による協議を重ねた結果,旅行先を県内に変更するとともに1泊2日へ期間を短縮することで実施の方向性を見出してきました。

 これまで,学校はもとより各家庭においても,新型コロナウイルス対策に万全を期し,毎日の検温や体調管理を行ってきた甲斐あって,明日の出発を迎えることができます。

 平素とは異なる環境下で,自然や文化・風土に触れる経験は,集団としての絆づくりにも大きな意味があります。そして,何より生徒にとって貴重な思い出となります。

 それは,1・2年生も同様です。1年生は白河方面へ,2年生は会津方面へ,それぞれバスを貸し切って遠足に出かけます。全学年とも安心・安全な旅行になるよう十分に気をつけながら楽しい思い出を作ってきましょう。

 なお,新型コロナウイルス感染症を心配されて修学旅行・遠足に同行しないお子さんもいます。当日は,学校で特別の時間割を設定して学習を進められる準備ができていますので,学校に足を運んでくださいね。

力走! いわき市中体連駅伝競走大会

 9月3日(木)21世紀の森周辺駅伝コースで市中学校駅伝競走大会が行われました。男子は6区間,女子は5区間で襷をつなぎました。

 男子は総合5位入賞,女子は総合10位という成績でした。夏の暑い中,男女とも一生懸命走り込みを続けてきた成果を大舞台で発揮してくれました。熱い走りに鳥肌が立つほど感動しました。 

 男子は10月7日(水)に開催される県中体連駅伝競走大会への出場権を獲得しました。県大会での活躍も期待しています。

【女子の部】

       

1区 金賀 紬さん(1年)     2区 冨岡 海花さん(2年)    3区 遠藤 瑞季さん(3年) 

 

 4区 猪狩 明希さん(3年)    5区 三部 天花さん(2年)

 

【男子の部】

  

  1区 三浦 晃生くん(3年)         2区 髙田 登夢くん(2年)  

  

  3区 高岡 龍助くん(3年)         4区 松田 友太郎くん(3年)  

  

  5区 大平 朗広くん(1年)         6区 齋藤 憩くん(3年)  

 今大会は,新型コロナウイルス感染症の対策に伴い,学校ごとに観戦場所が指定されていたため,襷リレーの場面をカメラに収めることができず,遠目からの写真になってしまいました。ご容赦ください。