草野中学校の様子

2020年11月の記事一覧

三者懇談が終了しました

11月24日(火)から27日(金)及び30日(月)にかけて全学年とも三者懇談を実施しました。1・2年生は『事前カルテ』をもとに学習・生活の両面から伸びている点や改善点を確認できたと思います。3年生は直近の進路について具体的な話合いがなされました。明日12月1日に実施する学力テストに向けて家庭での学習に取り組んでいることでしょう。体調を整えて実力が出せるようにしてほしいものです。

保護者の皆さん。寒い中、来校いただき、ありがとうございました。

三者懇談に向けた『事前カルテ』の提出を

11月24日(火)から27日(金)及び30日(月)にかけて全学年とも三者懇談を実施します。近い将来の進路の見通しを立てたり,中学校生活を充実させたりするための大切な相談の機会になります。

家庭での生活の様子や学習習慣などについても事前に把握し相談に役立てるため,お子さんを通じて『事前カルテ』をお配りしましたので,必要事項を記入の上,懇談前日までに学級担任へ提出をお願いします。

Let’s enjoy English ですね。

11月17日(火)2年英語の研究授業を行いました。

本校のALTであるジェシカ先生が日本やいわき市でしたいことをビデオレターとして寄せてくださいました。「既習事項のwhenや助動詞を活用して情報を提供してあげましょう。」

生徒たちには,そんなミッションが与えられました。

ジェシカ先生がやりたいことは10個ありました。例を挙げると……

I want to eat sweets in Iwaki.

生徒たちは,自らの経験や知識をもとに,いわきの美味しいスイーツやいわき銘菓を紹介しようと既習事項を活用して文を構成していきます。

I want to go to the museum.

ある生徒は,この要望に対して,いわき石炭化石館「ほるる」を紹介しようと考えを巡らせて,その魅力を英語で伝えようとしていきます。

このように生徒に使用場面をイメージさせ,英語を用いて伝えることの有用性を実感させる授業が展開されました。

個人で考えた紹介文をグループや全体でも共有しながら楽しい英語の授業はアッという間に終了しました。

Let’s enjoy Englishですね。

 

桜だ!ファミリア

11月16日(月)午後に1年生が,「いわき万本桜プロジェクト事業」の一環として,桜の苗木の植樹を行いました。プロジェクト代表の志賀さんから植樹の注意点をうかがったのち,班に分かれて約2時間半の作業に汗を流しました。

 

 

植樹を終えた桜の苗木には,班員の名前を書き込んだプレートをかけました。ある班は,そのプレートに「桜だ!ファミリア」と命名していました。未完の世界遺産として有名なスペインの教会「サグラダ・ファミリア」をもじって命名したようです。

  

『神は完成を急いでいない』まさに「いわき万本桜プロジェクト事業」も遠い未来に思いをはせた壮大な夢ですね。

 

3年生に合格祈願餅を贈りました

11月13日(金)9:30から11:30にかけて,合格祈願の餅つきと丸餅づくりをしました。例年,草野小学校の児童が学習田で収穫した餅米を中学校にも分けていただいて実施してきた行事です。

今年度は,新型コロナウイルス感染拡大防止対策として,生徒の参加は見合わせ,PTA本部役員と3年生保護者の方の中から協力者を募って行いました。規模を縮小しても受験生を応援する気持ちは例年と変わりません。紅白の丸餅を1個ずつ入れたパックを3年生に渡すことができました。

3年生には,餅米を提供してくださった草野小学校と合格祈願餅づくりに協力してくださったPTA・地域の方々に感謝しながら,餅のように「粘り強く」受験勉強を進めて貰いたいと思います。希望する進路の実現を目指して……。

 

 

学校だより「絆の草中」第8号&「ほけんだより」11月号を発行しました

このホームページでは、メニューにある「学校通信」をクリックすると「学校だより」や「ほけんだより」等をご覧になれます。また、過去の記事についても、見たいナンバーをクリックするとPDFファイルで閲覧できます。

絆の草中だより⑧.pdf       ほけんだより11月号.pdf

 

中学校卒業後の未来予想図は描けているかな?

 11月5日(木)13:00から16:00にかけて,高校説明会を開催しました。近隣の高校や3年生の希望が多かった高校から校長先生はじめ担当の先生をお招きし,3年生と保護者の皆さんに向けて,高校のカリキュラムや各校の特性・生徒の活躍の状況などを15分程度で説明いただきました。

どの高校の先生も,「本人が高校で何を学ぼうとしているのか,しっかりした目的意識をもつことが重要だ。」と,おっしゃっていました。一口に高校といっても,普通科,総合学科,職業系学科など,さまざまな科があるので,近い将来の見通しがないと選択するのに迷うはずです。さらに,高校側が求める学力を身に付けておく必要もあります。

3年生は,まさに今,そうした選択に迫られる時期にさしかかっています。11月下旬には三者相談を行い,本人の希望はもちろん,保護者の方の思いも確認し,その後も個別に相談に応じていきたいと考えています。ぜひ,各家庭においてもお子さんと向き合って近い将来の進路について十分な話し合いを持っておいてくほしいと思います。

津波想定の避難訓練を実施しました

今日の避難訓練は,地震発生後に大津波が押し寄せてくるという想定で行いました。 

草野中学校は標高4.2mの位置に所在していますから,津波被害には遭わないという保証はどこにもありません。大きな地震があった場合は,津波が来るかもしれないという発想を常に持って避難への備えをしておくことが求められます。

じゃあ、どこに避難すればよいのか?

津波到達予想時刻まで時間的に余裕がある場合は,学校の近くで高台にある花園神社境内です。(校舎屋上から花園神社を見ると,ほぼ同じ高さの目線になります。)時間的な余裕がない場合や今日のような雨模様の時など悪天候の場合は,校舎屋上方面へ垂直避難をします。

前回,洪水想定で避難訓練を実施した際に,生徒には「正常性バイアス」についての話をしました。いつも大丈夫だったから今回も大丈夫だろうという人間の心理を「正常性バイアス」と言います。こうした心理を持ち合わせていると逃げ遅れる危険性が高まります。 

どこにいても,誰といても「正常性バイアス」に惑わされることなく,適切な判断に基づいて避難行動を起こせるようにしてほしいと思います。

そのためには,日頃から自分や家族の命は自分たちで守るという心構えと備えをしておくことが大切ですね。

『主体的・対話的で深い学び』を促す国語の授業

3年国語 魯迅著『故郷』の単元で研究授業を行いました。主人公が抱いた「希望」とは何かを自分なりに読み込んだうえで,グループでそれぞれの考えを出し合う授業展開でした。

 

 主人公が抱いた「希望」とは……ほとんどのグループで,貧富や身分による格差がない社会の実現であると解釈することができていました。

さらに,「思うに希望とは,もともとあるものとも言えぬし,ないものとも言えない」が,「歩く人が多くなれば,それが道になるのだ」という境地にたどり着いた主人公に着目したグループでは……。

主人公が抱いた「希望」は,「自分の思い描いた理想への強い憧れ」だったのではないかとの解釈も導きだすこともできていました。

 

このようにお互いの考えを交流し合う中で,考え方に深まりが生まれ,より主人公の心情に寄り添った解釈ができるようになるという,『主体的・対話的で深い学び』が具体的に見取ることができる授業でした。