草野中学校の様子

2020年7月の記事一覧

長かった1学期

いよいよ,第1学期が終了し明日から夏休みに入ります。例年に比べると,約10日遅れての夏休みを迎えるわけですが,新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う臨時休業があったため,授業日数は予定していた72日よりも9日少ない63日でした。それにしても,随分長い1学期でしたね。

終業式は,3密を避けて放送で行いました。場所は離れていても,話をしっかり聞けていますね。マスクを着用した状態での校歌斉唱も歌声が響いてくるのがわかりました。

  

現在,市中体連大会が繰り広げられていますが,終業式に先立って,一足早く終了した競技の入賞者に賞状を伝達しました。入賞者(敬称略)は次の通りです。おめでとうございます。

  

祝 市中体連陸上競技大会

女子3年100m 第5位 菅野 里奈  
女子共通800m 第6位 三部 天花 
女子2・3年1500m 第8位 松本 心優 
女子共通4×100mR    第6位 草野中学校(大平真結子 藤田真依子 髙木麻央 菅野里奈)

男子共通400m 第5位 残間 陽己
男子共通200m 第5位 佐久間遥希

 

祝 市中体連新体操競技大会

個人総合 第2位(ボール第2位 クラブ第4位) 藤谷 心美   

 

平和を希求する市民として

非核平和都市宣言

青い空 碧い海 緑の大地
そして豊かな明るい暮らしは
わたくしたちいわき市民のみならず
平和を愛するすべての人々の共通の願いである

しかし 地球上では
ますます多くの核兵器が貯えられ
世界の平和に深刻な脅威を与えている
一刻も早く核兵器をなくさなければならない

このかけがえのない美しい地球と
世界で唯一の核被爆国という痛みの中から
世界中に核兵器の廃絶を強く訴える
「核兵器はつまらないからよせ」と

そして平和な社会をはぐくみ築いていくため
いわき市は 永遠に「非核平和都市」であることを
ここに宣言する

昭和61年3月31日制定

いわき市においては,核兵器の廃絶と恒久平和の実現を目指し,「非核平和都市宣言」が昭和61年3月31日に制定されました。

放送による市中体連大会出場選手壮行会

 7月16日(木)6校時に「いわき市中学校体育大会」に出場する選手の健闘を祈り,選手壮行会を実施しました。

 例年,陸上大会は5月下旬に,また総合大会は6月中旬に開催していましたが,ご存じの通り,新型コロナウイルス感染症対策のため県大会以上の上位大会が中止となったため,3年生の競技力を発揮する集大成の場として本大会が位置づけられ,7月21日から8月12日までの期間に無観客で各競技が繰り広げられる予定です。

 本校からは,野球,バスケットボール,バレーボール,卓球,ソフトテニス,陸上,水泳,剣道,バドミントン,新体操の各競技に多数の選手が出場します。

      

  

 例年であれば,応援団による激励応援で志気を高めるところですが,今回は自粛の対応をとり,全校生徒が一堂に会する状態を避けて,放送での壮行会としました。とはいえ,各部の選手紹介や決意表明など,選手の意気込みが放送を通じて全校生徒に十分伝わる熱を帯びた壮行会となりました。

 無観客試合が開催の条件になっているため,保護者の方も会場へ入ることができませんが,選手の皆さんには,これまで培ってきた力と技を十分に発揮してくれるよう願っています。

〇〇する気持ちはあるのに…

7月15日(水)4校時に2年道徳の研究授業を実施しました。

混み合っている電車に大きなお腹をした妊婦さんが乗ってきた。

優先席の人たちも席を譲ろうとはしない…。

自分が席を譲ろうかな…。その気持ちはあるんだけど…。

気持ちを形にする難しさ。もどかしいくらいの葛藤。

先生は、生徒の考えや思いを引き出します。

そして、問い返します。

道徳科の授業が繰り広げられました。

   

深く考える場面。少人数で議論する場面。

生徒たちは、多様な考えに触発されながら「思いやり・感謝」の道徳的価値を追求していきました。

 まさに、考え議論する道徳を実践中です。

学校だより「絆の草中」第4号&「ほけんだより」7月号を発行しました

このホームページでは、メニューにある「学校通信」をクリックすると「学校だより」や「ほけんだより」等をご覧になれます。また、過去の記事についても、見たいナンバーをクリックするとPDFファイルで閲覧できます。

絆の草中だより④.pdf     ほけんだより7月号.pdf

全校生徒へのプレゼント…それは,防犯ホイッスル

7月13日(月)に草野地区防犯協会長様,草野駐在所長様,草野公民館長様が,全校生徒へのプレゼントを携えて,本校までお越しくださいました。そのプレゼントとは,防犯ホイッスルです。

最近,市内各地で,つきまといや声かけ事案などの不審者情報が寄せられています。そこで本校では,この防犯ホイッスルを通学カバンにくくり付け,万が一,犯罪被害に遭いそうになった場合に備えることにしました。

通学カバンにくくり付けたのには,理由があります。それは,草野地区は防犯意識が高いことを視覚的にも示すことで,犯罪の抑止効果を上げるためです。

もちろん,ホイッスルを吹けば甲高い音が,かなりの距離まで聞こえます。犯罪ばかりでなく,災害に遭って身動きがとれない場合などにも,このホイッスルは有効です。

このホイッスルを吹くことがない安全・安心な社会であることを望みたいですが,万が一の場合は,自分の身を自分で守る中学生でありたいですね。

草野地区防犯協会長様,草野駐在所長様,草野公民館長様,そして草野地区の皆様,生徒たちへの安全・安心なプレゼントありがとうございました。

社会貢献を成し遂げる「秘密基地」…それが公民館

7月13日(月)6校時,1年「総合的な学習の時間」に草野公民館長様から講話をいただきました。

3密を避けるため,体育館で窓を開放しながら前後左右の距離をとって30分程度と比較的短い時間でコンパクトに収めていただきました。

テーマは,草野公民館の役割について~君たちの社会貢献~です。草野公民館に行ったことはあるけれど,公民館が果たしている役割については,ほとんどの生徒は分からないのが現状のようでした。

     

そこで,館長さんは,写真入りのスライドを示しながら,次のような役割を担っていることを分かりやすく説明してくださいました。

1.  憩いの場 2.情報交換の場 3.命を守る場 4.子供(青少年)の育成の場 5.交流の場

そして,中学生にも地域貢献ができること,そのために公民館を使用することができることを教えていただきました。「これまで,自分たち子供には,馴染みが薄かった公民館ですが,身近に感じられるようになったので,機会があれば利用してみようと思います。」との声が多数聞こえてきました。

草野公民館長様ありがとうございました。

『主体的・対話的で深い学び』

7月7日(火)2校時には,1年学級活動の研究授業を実施しました。

学級活動は,生徒自らが課題を見い出し,話し合いを通して合意形成を図ったり,意思決定をしたりする活動を通して,課題を解決したり,よりよく生きるための資質や能力を育んだりすることを目標としています。

本時は,東日本大震災後の原子力災害に焦点を当て,放射線から身を守る方法を話し合いました。東日本大震災が発生した当時,1年生は3~4歳くらいでしたので,当時の記憶は曖昧なようでした。

  

福島県では,原子力災害の教訓を活かすため,理科や学級活動の時間を通して,放射線教育を推進してきましたが,本時は,KJ法を駆使して,これまで学んできた知識や事前に調べた内容について,それぞれ発表し議論を深めました。

授業の終盤には,クイズに答える時間もあり,放射線の性質をはじめ放射線から身を守る方法まで幅広い学びがなされていました。

飛沫感染防止の対策をとりながら「主体的・対話的で深い学び」をいかに保証するか,先生方も知恵を出し合っています。

金属の性質を学んでますよ

7月6日(月)4校時に1年理科の研究授業を実施しました。

日本では,限られた資源を有効に活用するため,ゴミの分別を行っています。

本時は,ゴミから金属を分別する際にどうすればよいか,実験を通して結論を導き出す授業でした。

 

先生が準備した鉄・銅・アルミ・竹ひごを分別するために,生徒たちは,個人やグループ単位で,「仮説を立てる→実験方法を考える→結果を予想する→実験する→実験結果から考察を加え結論を導く」といった流れで,意見を出し合い,様々な方法で実験を行っていました。

 

磁石に近づけたり,ハンマーで叩いたり,電気を通したり,熱を加えたり,磨いたり…。

この授業を通して,生徒たちは金属の性質を主体的に学ぶことができていました。