草野中学校の様子

『主体的・対話的で深い学び』

7月7日(火)2校時には,1年学級活動の研究授業を実施しました。

学級活動は,生徒自らが課題を見い出し,話し合いを通して合意形成を図ったり,意思決定をしたりする活動を通して,課題を解決したり,よりよく生きるための資質や能力を育んだりすることを目標としています。

本時は,東日本大震災後の原子力災害に焦点を当て,放射線から身を守る方法を話し合いました。東日本大震災が発生した当時,1年生は3~4歳くらいでしたので,当時の記憶は曖昧なようでした。

  

福島県では,原子力災害の教訓を活かすため,理科や学級活動の時間を通して,放射線教育を推進してきましたが,本時は,KJ法を駆使して,これまで学んできた知識や事前に調べた内容について,それぞれ発表し議論を深めました。

授業の終盤には,クイズに答える時間もあり,放射線の性質をはじめ放射線から身を守る方法まで幅広い学びがなされていました。

飛沫感染防止の対策をとりながら「主体的・対話的で深い学び」をいかに保証するか,先生方も知恵を出し合っています。