高久小学校 日記

今日の出来事

陶芸教室(6年)

 2・3校時に、先週に続いて志賀 文男 先生にお越しいただき、今日は6年生で「陶芸教室」を行っていただきました。「水の流れのように」という題材で、焼物に色付きガラスを散りばめて、水の流れを表現します。

 まずは、粘土をたこ糸で半分に切ります。

 半分を8mm程度の厚さに伸ばしていきます。

 その上に、水の流れを表現する形を作っていきます。

 個性的で面白い形がたくさんできました。

 最後に、志賀先生から、ためになるお話をたくさん伺いました。

 志賀先生の作品も見せていただきましたが、売り物と見間違うほどの完成度に、みな驚きでした。

 絵画の作品も見せていただきましたが、その技術の素晴らしさばかりでなく、どれも心ひかれる温かな作品ばかりでした。

 1週間ほど乾燥させた後に、青や緑のガラス粉を散りばめていきます。志賀先生、ありがとうございました。来週もよろしくお願いいたします。

食に関する指導(2年・5年)

 平南部給食調理場の栄養士の先生方を講師に、「食に関する指導」を行いました。

 2校時に、2年生が鈴木栄美先生からご指導いただきました。

 今日の給食の献立をもとに、食品を仲間分けしていきます。

 赤・緑・黄色の栄養が、それぞれどんな働きをするのか学びました。

 3校時は5年生。松本恵美子先生にご指導いただきました。

 野菜を「緑黄色野菜」と「淡色野菜」に仲間分けし、それぞれの栄養素とその働きについて学習しました。

 成長期の子供たちにとって極めて大切な食事。毎日の給食を通して正しい知識を知り、適切な食を選べる「食べる力」を身に付けるとともに、「感謝の心」を育んでいきたいと思います。

 お二人の先生方、お忙しい中ありがとうございました。

念願の「天冠埴輪」

 職員玄関に、念願だった「天冠埴輪」の写真を飾りました。「天冠埴輪」は、本校学区内の神谷作地内から出土した、国指定重要文化財です。朱色の三角の文様は「中田横穴」と同じもので、これほど立派な埴輪は全国的にも珍しい貴重な文化財だそうです。この地区が古代より重要な地であったことを示しています。

 郷土の誇りであり、以前から、どうしても学校に飾りたいと思っていたこの「天冠埴輪」の写真。先日の郷土学習でお世話になった山名先生に複製をお願いしたところ、原本を寄贈してくださいました。

 山名先生の授業後の子供たちの感想にも、「こんなすごい物があったなんて、高久がもっと好きになった」「これから毎日見られる!」など、故郷への愛着や誇りが、さらに強くなったようです。

 山名先生、ありがとうございました。大切にいたします。

校内最高記録更新!

 12/7に行われた「持久走記録会」で、また校内最高記録が4つも更新され、今日、記録掲示板を更新しました!これで、今年度12回目の記録更新です! おめでとう!

 今年は、名称も「走ろう会」から「持久走記録会」へと変更し、たくさんのゲストランナーの方々にサポートいただいたり、記録会後に講演会を行ったり、マラソンゲートを設置したりと、新たな取組を多数取り入れました。

 当日は気温5℃と低く、インフルエンザで参加できない子や体調が万全でない子も多い中、最後まで頑張り抜く姿が多数みられたのが、記録以上にうれしいことでした。保護者の皆様、地域の皆様に、心より感謝申し上げます。

持久走記録会

 本日、「持久走記録会」を開催しました。今年は、15名ものゲストランナーにお越しいただき、子供たちを支援していただきました。

 ふくしま駅伝6連覇の名将 小山内 孝光 様には、大会後に「記念講演会」をお願いしました。本校OBで、元箱根駅伝ランナー、ふくしま駅伝6連覇の立役者でもある 矢吹 和啓 様には、今年も来ていただきました。

 「光RUNいわき」の皆様には、子供たちを先導・伴走していただきました。教頭先生の熱心な働きかけで、こんなにたくさんの方々にご協力いただくことができました。

 「交通安全母の会」の皆様には、今年もロードでの安全確保をお手伝いいただきました。

 今年は、大会の雰囲気を盛り上げるため、マラソンゲート(エアゲート)を設置しました。事務の佐伯先生が子供たちのためにと、予算をやりくりしてくれました。

 今年も、矢吹先輩が、子供たちを引っ張ってくださいました。毎年、毎年、本当にありがとうございます。

 ロードでは、「光Runいわき」の皆様が、子供たちを励ましながら、引っ張ってくださいました。

 今日は非常に寒い一日でしたが、子供たちは、沿道のたくさんの応援と、ゲストランナーの皆様に励まされ、マラソンゲートの待つゴールへと精一杯走りました。

 閉会式で、矢吹さんから講評をいただきました。

 各学年の優勝者12名。校内新記録が4つも出ました!

 走り終え、満面の笑み! ゲストランナーの皆様は、「沿道の保護者の方々が、温かくて本当に素晴らしい!」と口々に話されていました。

 また、サプライズゲストがもうお一方。デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)で活躍され、世界大会でも総合1位に輝き、いわきサンシャインマラソンでも総合10位(いわき市民最速)など素晴らしい成績をお持ち(フルマラソンの自己ベストは何と2時間32分)の、山田 真人 様にもお越しいただきました。

 記録会終了後、体育館で小山内先生の「記念講演会」を行いました。

 たくさんの保護者の皆様にもご参加いただきました。

 ゆっくりでいい、あせらなくていい、いつい花が咲くかは分からない。数々のトップアスリートを育ててこられた名将の言葉は、私たち教職員の心に響きました。

 こんなにもたくさんの素敵な方々が、子供たちのために力を貸してくださった・・・。そのことが、何よりうれしいことでした。お忙しい中、無理なお願いをご快諾くださった皆様、本当にありがとうございました。

明日は持久走記録会です!

 明日は土曜授業日で「持久走記録会」を行います。ゲストランナーとして、毎年お迎えしている元箱根駅伝ランナーの 矢吹 和啓 様にお越しいただきますが、今年は、その他にも、ランニングクラブ「光RUNいわき」の皆様が、子供たちを先導してくださいます。

 また、矢吹さんの師匠でもあり、ふくしま駅伝いわきチームを6連覇に導いた名将、小山内 孝光 様にもお越しいただきます。記録会終了後には、体育館でご講演をいただきます。保護者の皆様も、お子さんと一緒に是非ご参加ください。

  さらに、今年は、ゴール地点に「マラソンゲート」を設置し、大会の雰囲気を盛り上げます。ぜひ、たくさんの皆様にお越しいただき、子供たちに声援を送っていただきますようお願いいたします。

 

 なお、競技の合間にも子供たちはアップなどを行いますので、校庭内で応援される際は、「プール前のインターロッキング」か「体育館の軒下・階段(コンクリートの部分)」で応援していただきますようお願いいたします。

 ※ なお、体育館前は来賓駐車場(15台来校予定)となっておりますので、お車でお越しの方は、地蔵院、高久公民館、JA高久支店の駐車場をお借りしておりますので、そちらをご利用ください。

AED講習会

 明日の「持久走記録会」に向け、万が一を想定し、平消防署中央台分遣所の大泉様を講師に「AED講習会」を実施しました。

 胸骨圧迫による心臓マッサージは、適切な場所を適切なリズムで確実に行うことが大切です。

 AEDの使い方は毎年研修しています。子供たちの命を守るため、定期的に実施することで緊急事態にも確実に対応できるよう努めています。

ひと足早いXmasプレゼント

 学校司書の樋口先生が、全校生に素敵なプレゼントをくださいました。手作りのかわいい「しおり」。本当は本をたくさん読んだ子にあげるはずでしたが、「みんながたくさん本を読んでくれたから」と、全校生(先生方も)にプレゼントしてくださいました。

 図書室も、樋口先生手作りのとっても素敵な飾りつけで、クリスマス仕様にデコレーションされています。

 樋口先生、お忙しい中、素敵なクリスマスプレゼントをありがとうございました。

陶芸特別授業

※ 昨日出張で不在だったため、昨日の記事を掲載しております。

 2・3校時に、陶芸家で本校元PTA会長でもある 志賀 文男 様 を講師にお迎えし5年生の「陶芸教室」を行いました。

 5年生は、陶芸の基本的な技術を学ぶため、お皿を作ります。粘土を叩いて均等な厚さに伸ばしていきますが、空気を入れないように伸ばすのが、なかなか難しいようでした。

 お皿の淵を作り、葉っぱ等で思い思いに模様をつけていきます。

 来週まで乾燥させ、磨きの後に、志賀先生の窯で焼いていただきます。来週は、6年生がチャレンジします。志賀先生、来週もよろしくお願いします。

4年郷土学習

 2・3校時に、大國魂神社の 山名 隆弘 先生をお招きし、4年生の「郷土を学ぶ学習」を行いました。山名先生は高等学校の元校長先生で、福島県の文化財行政でもご活躍され、公民館講座などでも何度も講師を務められるなど、歴史のスペシャリストです。

 今日は、本校学区である「神谷作」から出土した国指定重要文化財の「天冠埴輪」を教材に学習しました。

 「天冠埴輪」の写真を見ながら埴輪をスケッチしました。描きながら、疑問点や不思議だなと思うところなどをメモしていきます。

 自分で描いてみることで、より細かな点まで鑑賞するようになり、「なぜ?どうして?」がたくさん出てきました。

 大休憩は「マラソンタイム」のため、しばし休憩です。

 走り終わると、すぐに教室に戻り再開しましたが、「虫めがねが欲しい」という意見が出る等、より細かく観察したいと思う子が増えてきました。

 

 「帽子(冠?)の先の玉は何?」「埴輪って何のために作るの?」「三角の模様は何?」など、子供たちから、たくさんの疑問や感想が出されました。

 最後に、山名先生からお話をいただきました。古代の有力者のお墓である「古墳」から埴輪が出土していること、「天冠埴輪」は、極めて珍しい(素晴らしい)埴輪であること、また、「中田横穴」の壁画との共通点や、この三角の文様は北九州とこの地区にしかないことなど、たくさんの興味深いお話に、子供たちは聴き入っていました。

 国の宝がこの高久地区から出土していることや、この地区が歴史的にも極めて重要な意味を持つ地であることを知った子供たち。

 私がどうしても学校に飾りたかった「天冠埴輪」の写真を、山名先生がプレゼントしてくださるというサプライズに、子供たちは歓声を上げながら「ありがとうございます!」「じゃあ毎日見れる!」と喜んでいました。故郷への愛着と誇りが、より強まったようでした。

 山名先生、お忙しい時期に、子供たちに「郷土の誇り」を教えてくださり、ありがとうございました。いただいた写真、大切にさせていただきます。