高久小学校 日記

2018年6月の記事一覧

全校集会 ~わくわくタイム

 今日の全校集会で、昨日の「全国小学生陸上競技交流大会」(通称:日清カップ)いわき予選会」において、女子走幅跳で優勝した6年生の表彰を行いました。

 その後、出場した11名全員を、ステージ上で一人ひとり紹介しました。自分の可能性を信じて取り組んできた、彼らの勇気と挑戦をみんなでたたえました。

 ※ 詳しくは「日清カップ陸上(いわき予選)~3人が県大会へ!」の記事をご覧ください。

 

 その後、「わくわくタイム」が行われました。今日から1年生も「縦割り班清掃」に参加します。そこで、同じ班の人と仲良くなるために、簡単なゲームを行いました。みんなで肩を持って一列になり、先生の指示(前・後ろ・右・ジャンプなど)に従って同じ動きをします。だんだん早くなり、最後には「先生の指示と逆の動き」に挑戦しました。みんなで盛り上がりながら、親交を深めていました。

 ※ ゲームの一部を「動画Contents」ページでご覧ください。

リコーダー講習会(3年)

 3年生になると、音楽の時間にリコーダー(縦笛)を演奏するようになります。そこで、東京リコーダー協会の井川先生を講師にお迎えして「リコーダー講習会」を行いました。

 先生から、リコーダーの指使いや息の入れ方などを教えていただいた後、いろいろな種類(長さ・大きさ)のリコーダーを見せていただき、音の違いを聴かせていただきました。先生の美しい音色に「お~っ!」と歓声をあげながら、子供たちは、知っている曲が演奏されると、ノリノリで口ずさんでいました。

 ※ 同時に2種類のリコーダーを演奏する、先生の素晴らしい演奏を「動画Contents」ページ」でお聴きください。

 ソプラノリコーダーからアルトリコーダー、バスリコーダーと、長くなるごとに音が低くなっていきます。その音色にあった曲を演奏していただき、それぞれの違いや良さを知ることができました。

日清カップ陸上(いわき予選)~3人が県大会へ!

 6月3日(日)、いわき陸上競技場で、「全国小学生陸上競技交流大会福島大会いわき地区予選」(日清カップ)が開催されました。本校「特設陸上競技部」からも、6年生11名が参加しました。

 

 初めての全天候型トラックと、大会独特の雰囲気…、緊張と戸惑いの中で、子供たちは力の限りを尽くして競技し、わずかな練習期間だったにもかかわらず、女子走幅跳の優勝をはじめ、女子走高跳、男子80mハードルの3人が県大会進出という大健闘を見せてくれました。ほかにも、4月当初のタイムを4秒も更新した子、あと0.9秒、あと7cmで県大会を逃した子、腕の痛みに耐え必死にプレーする子…、子供たちは「今できる精一杯」で頑張りました。

 目標を達成し歓喜する子、思うように結果を出せずに悔しがる子…そのいずれも、精一杯取り組んできたからこそ感じることができる、貴重な経験なのだと思います。体育主任で6年担任でもある草野先生の熱い思いと、それを後押ししてくれる保護者の皆様…。その思いが、子供たちの心に、きっと何かを残してくれたものと思います。皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

 もともと、特設陸上部は、「何かに一生懸命に取り組み、達成感や悔しさを味わいながら、それでも自分を信じ、仲間を信じ、あきらめない心を育成したい」という思いのもと設立しました。参加した子供たちは、運動が得意な子(好きな子)ばかりではありません。それでも「挑戦してみよう!」そんな子供たちの勇気、そして懸命に競技する姿は、照りつける夏の日差しよりも、まぶしく輝いていました。何かに一生懸命に取り組む過程で、自分を信じる心、自分の可能性を広げていって欲しい…そう願ってやみません。

 6年生は、6月20日の陸上大会に向け練習を続けていきますが、私たちも、子供たちの思いや意欲にもっと応えていけるよう、指導法の研究を続けていきますので、今後とも、子供たちの挑戦を支えていただきますよう、お願いいたします。

クリーン活動

 2校時目に、「いわきのまちをきれいにする市民総ぐるみ運動」(春の一斉清掃)として実施しました。1・2年生は校庭の草取りをしました。3年生以上は学校周辺のゴミ拾い(3年生は学校周辺、4年生は馬場方面の道路脇、5年生は原方面の道路脇、6年生は川和久方面の道路脇)を行いました。

 道路脇にはゴミはほとんどなく、地域の皆さんのマナーの良さに改めて感心させられました。「きれいな町、住みよい町、高久」を実感した3年生以上の子供たちも学校に戻り、校庭で草取り行いました。

街頭指導

 早いもので、今日から6月。今朝は、保護者の皆さんが、各地区で朝の通学時間帯に交通安全指導をおこなってくださいました。保護者の皆さんが、街頭指導をしながら子供たちに「おはよう」「いってらっしゃい」と声をかけてくださるおかげで、元気にあいさつできる子供が増えています。そんな姿を見ていて、ふと考えることがありました。

 

 全国的に、「今の子供は、あいさつができない…」という声を耳にするようになってから、もう十年以上は経つでしょうか。しかし、子供は、彼らを取り巻く様々な環境(学校・家庭・地域など)によって人格が形成されていきます。もしかすると、「あいさつができない」のは、むしろ私たち大人の方で、本当は「今の大人は…」なのかもしれません。とはいえ、不審者情報や凶悪な事件が珍しくない昨今、知らない子供に気軽に声をかけること自体、ためらわれることもある上に、子供たちも「知らない人に声をかけられたら…」という指導を受けているため、警戒してしまうこともあります。

 それでも、私たち大人の役目として、そして、これからも子供たちにとって安心できる温かな地域(故郷)であり続けるため、保護者のみなさんに習って「おはよう」「こんにちは」のコミュニケーションを大切にしていかなくては…、そんな思いを新たにしました。