高久小学校 日記

日清カップ陸上(いわき予選)~3人が県大会へ!

 6月3日(日)、いわき陸上競技場で、「全国小学生陸上競技交流大会福島大会いわき地区予選」(日清カップ)が開催されました。本校「特設陸上競技部」からも、6年生11名が参加しました。

 

 初めての全天候型トラックと、大会独特の雰囲気…、緊張と戸惑いの中で、子供たちは力の限りを尽くして競技し、わずかな練習期間だったにもかかわらず、女子走幅跳の優勝をはじめ、女子走高跳、男子80mハードルの3人が県大会進出という大健闘を見せてくれました。ほかにも、4月当初のタイムを4秒も更新した子、あと0.9秒、あと7cmで県大会を逃した子、腕の痛みに耐え必死にプレーする子…、子供たちは「今できる精一杯」で頑張りました。

 目標を達成し歓喜する子、思うように結果を出せずに悔しがる子…そのいずれも、精一杯取り組んできたからこそ感じることができる、貴重な経験なのだと思います。体育主任で6年担任でもある草野先生の熱い思いと、それを後押ししてくれる保護者の皆様…。その思いが、子供たちの心に、きっと何かを残してくれたものと思います。皆様のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

 もともと、特設陸上部は、「何かに一生懸命に取り組み、達成感や悔しさを味わいながら、それでも自分を信じ、仲間を信じ、あきらめない心を育成したい」という思いのもと設立しました。参加した子供たちは、運動が得意な子(好きな子)ばかりではありません。それでも「挑戦してみよう!」そんな子供たちの勇気、そして懸命に競技する姿は、照りつける夏の日差しよりも、まぶしく輝いていました。何かに一生懸命に取り組む過程で、自分を信じる心、自分の可能性を広げていって欲しい…そう願ってやみません。

 6年生は、6月20日の陸上大会に向け練習を続けていきますが、私たちも、子供たちの思いや意欲にもっと応えていけるよう、指導法の研究を続けていきますので、今後とも、子供たちの挑戦を支えていただきますよう、お願いいたします。