草野中学校の様子

出来事

多くの生徒が表彰されました

3月1日(火)本日13時に草野公民館長様が来校され,「令和3年度社会を明るくする標語展」入賞者9名を代表して芳賀心夏さん(3年)へ,文化面で実績をあげた「青少年育成市民会議平地区推進協議会草野支部特別報奨者」38名を代表して加藤結惟さん(3年)へ,「草野地区体育協会特別報奨者」27名を代表して小林士道くん(3年)へ,それぞれ賞状の伝達がありまました。

おめでとうございます。文化面・運動面で,草中生の活躍を心強く感じます。

数学の授業でデータ分析?

2月25日(金)4校時に1年数学「データの分析」の授業を参観しました。先生から次のような課題が与えられ,学習の進め方も示されました。

生徒は,タブレット端末に送られてきたデータをもとに専用アプリでグラフを作成していきます。

その後,できあがったグラフをもとに最頻値やグラフの形状から考察し,自分なりの根拠を示しながら判断結果をまとめていきます。

さらに,それぞれの考えを共有し,「2列と3列どちらの並び方で大縄跳びに挑戦するほうが優勝に近づけるか」を比較検討していきます。

 

本授業では,より安定して跳ぶことができる2列を推す意見が多かったですが,3列で跳んだほうが突出した記録が出ていることがあるので挑戦する価値は大いにあるとの意見も出されました。

根拠をもとにデータを分析して判断材料とする「統計」の考え方に触れることができましたね。もちろん教科書にも載っている内容です。

それにしても,タブレット端末を使いこなしている生徒たち。恐るべし……でした。

さあ,どうなるかな?

2月22日(火)3校時に3年理科「運動とエネルギー」の授業を参観しました。提示されたのは「ニュートンのゆりかご」です。

そして,先生から課題が2つ与えられました。 

課題の図は,生徒一人一人のタブレット端末に配信されます。まずは、個人でどうなるかを予測し,考えをイメージして作図していきます。もちろん,タブレット端末で作図ができます。1つ目の課題を予測できた生徒は,2つ目の課題に進んでいきます。

個人で十分に考察した結果は,タブレット端末上で全体共有できます。共有化された図解をもとに今度は,理由を示しながら説明できるようにグループ内で議論を深めていきます。

視覚的に捉えた現象を言語化していくのは大変な作業のようですね。それでも,専用アプリを活用しながら力学的エネルギーの考え方をいかして何とか説明にこぎつけていました。

生徒の知的好奇心を揺さぶるとともにタブレット端末と専用アプリを用いた充実した学びの場が提供されていました。

チカラを発揮できますように!

廊下にカバンが整然と置かれています。そうです。今日から1・2年生の学年末テストが実施されています。

これまで学習してきた成果を発揮しようと各教科の問題に挑戦しています。みんな,焦らずに蓄えてきた学力を出し尽くせますように……。

詩を味わう ~2年国語の授業から~

2年国語 中原中也作『月夜の浜辺』の授業を参観しました。

先生の朗読に次いで,生徒たちも感情を込めて朗読します。月夜の晩に、ボタンが一つ波打際に、落ちてゐた。……この書き出しで始まる詩を味わっていきます。

「僕にとって,このボタンは,どんな存在だったのだろうか?」先生から,そのような課題が提示されます。

主人公の心情を思い描きながら,その課題の解決をめざして授業が進んでいきます。個人で考えを整理し,さらにグループで考えを共有しながら深めていきます。そして,課題にそった答えを導き,グループごとに端的に板書しました。

先生は,生徒が板書しきれなかったことも聞き取って加筆していってますね。

作者が紡いだ言葉から情景を思い描き,読みを追究する生徒たちの姿が見てとれました。

このようにお互いの考えを交流し合う中で,考え方に深まりが生まれ,より主人公の心情に寄り添った解釈ができるようになるという,『主体的・対話的で深い学び』が具体的に見取ることができる授業でした。

生徒会活動への意欲を熱く訴えかけています

今日は立春。とはいえ,まだまだ寒いですね。そのような中,次年度前期の生徒会役員立候補者による立ち会い演説会を「リモート」で行いました。

昨年度に引き続き,コロナ禍での感染防止対策として,3密を避け,コンピュータ室のパソコンからリアルタイムで映像を配信し,各学級に配備された「電子黒板」に映し出しています。

各候補者は,生徒会活動の推進に向け,抱いているビジョンを熱く訴えていました。これまで活動を推進してきた3年生が卒業したのち,草野中学校を託せる候補者たち。とても頼もしく感じました。

学校だより「絆の草中」第22号&「ほけんだより」1月号を発行しました

このホームページでは、メニューにある「学校通信」をクリックすると「学校だより」や「ほけんだより」等をご覧になれます。また、過去の記事についても、見たいナンバーをクリックするとPDFファイルで閲覧できます。

今回の「学校だより」には,第3学期始業式で各学年の代表生徒が発表した抱負を掲載しました。3学期にかける意気込みをご覧ください。

絆の草中だより№22.pdf   R3ほけんだより1月号.pdf

3年生は明日,実力テストですよ。

3年生は明日,実力テストがあります。3年生の保護者の方に本日付の一斉メールで配信したとおり「弁当」を忘れずに持参するようにお願いします。もちろん,冬季休業中に頭に蓄えた知識も忘れずに持参してくださいよ。

吐く息が白くなるほどの朝の凜とした空気感の中で……

年末年始休暇が明けて昨日から本校の部活動が始動しています。

吐く息も白くなるほどの朝の凜とした空気感の中,特設駅伝部は2月上旬に開催される市新人駅伝大会に向けて走り込み練習をしています。

若人の躍動する姿は,活力を与えてくれますね。今年も草中生の活躍にご期待ください。

2学期を終えて……

授業日数が83日と最も長かった2学期がいよいよ今日で終了となります。第2学期の終業式は,生徒が一堂に会することなく放送により実施しました。式に先だって各種表彰を行い,式後には各学年の代表から今学期を振り返っての反省や次学期に向けた課題などの発表がありました。

 2学期は,スタートから新型コロナウイルス感染症の急速な拡大の影響を受け,「まん延防止等重点措置」が適用されるなど,学校生活にも様々な影響が出ました。8月中は午前中3校時での下校でした。9月中は,給食も簡易的なものでした。だいぶ前の出来事のように感じますが,すべて2学期の出来事です。

あれから4ヶ月が経とうとしていますが,「生徒の学びを止めない」との強い覚悟のもとに教育活動を推進し,草中祭や3年生の修学旅行を実施できた2学期でした。

部活動でも,駅伝大会や合唱コンクール,新人大会など,さまざまなシーンで子供たちが活躍する姿を見ることができました。そして,日々の授業を充実させ学力を維持・向上させることもできています。2学期の生徒たちの頑張りを改めて称えたいと思います。

充実した冬休みを送り,希望にあふれた新年を迎えることを願っています。なお,冬休みの期間中も生徒の健康状態を把握するため,各家庭におかれましてはLEBER(リーバ-)への入力を忘れずにお願いします。

卒業記念に山法師(ヤマボウシ)を……

12月21日(火)15:30から3年生による記念植樹を行いました。本校においては,学校の緑化活動推進の一環として,例年この時期に卒業記念植樹をするのが慣習になっています。

今年度は,3年生全員が見守る中,代表として環境・安全委員のメンバーが山法師(ヤマボウシ)を2本植えました。

山法師(ヤマボウシ)の花言葉は,「友情」です。これまで,数々の思い出とともに結ばれた「友情」が,今回の植樹によって,さらに強まったような気がしますね。

ズバリ!天候を予想します!

12月21日(火)4校時に2年理科「天気とその変化」の単元で研究授業がありました。提示された天気図から天候を予想する課題が与えられました。

その後,グループごとに予測する日の前日と前々日の天気図がタブレット端末に配信されます。グループ内では,前時までに学んだ知識を総動員して,前日と前々日の天候を分析していきます。

「高気圧や低気圧の移動の状況」「前線の特徴」「風向や風速」など気象に関わる情報をもとに意見を出し合い,当日の天候を予想していきます。

前時までに学んだ知識を駆使して,根拠を挙げながら予想を立てていく姿は,天気予報官そのものです。

発表時間の関係で代表のグループが発表することになりましたが,タブレット端末と電子黒板を用いながら分かりやすい解説を心がけていました。

お天気お姉さん,お天気お兄さんが何人も出現して充実した学びとなりました。

未来の作曲家?

12月16日(木)4校時に3年音楽の研究授業がありました。前時から「使用場面にふさわしいチャイムの旋律を創ることに挑戦していた生徒たち。本時は,いよいよ仕上げと発表会です。

音楽を構成する要素として,音色,音程,リズム,強弱,速度等があげられますが,3人1組となったグループで,タブレット端末の創作ソフトを活用しながら,イメージしたチャイムの旋律を譜面に起こしていきます。

意見を出し合いながら完成した曲を学級全体で共有していきます。発表された曲のイメージや気づいた点を他のグループが指摘していき,発表したグループは最後に曲のイメージやタイトルをタネ明かしします。音楽的に工夫した点も根拠をもとに言語化していきます。

全7グループが時間内に曲を完成させ,最終発表のグループがタネ明かしをして曲を鑑賞し終えると同時に,本当の授業終了のチャイムが……。

バラエティー番組のようなオチで授業を終えることができました。

空手を学ぶ

本校では,保健体育の授業で取り扱う武道について,コロナ禍にあって接触を伴う運動を極力控えるため,昨年度から「空手」を選択することにしました。空手の専門家である佐藤臣聖(しげまさ)様を講師にお招きし,授業を進めていただいています。

授業では,まず,お互いを尊重する武道の精神をはじめ,伝統的な行動の仕方や礼法について,ご指導いただいています。さらに,技を習得する上で必要となる体幹を鍛える運動などを紹介いただき,実際に生徒たちも体を動かして「空手」の初歩を学んでいました。

本来は,道着を着用し,素足で取り組むべきところですが,新型コロナウイルス感染防止のため,体育館シューズを履いて,道着の着回しを避け,個人のジャージ着用・マスク着用のうえ,人と人との距離を十分に確保して取り組んでいます。

歴史って深いな~

12月14日(火)3校時に1年社会の研究授業がありました。前時に鎌倉幕府の成立について学習している生徒たちは,将軍と御家人が「御恩と奉公」による主従関係を結んでいることを十分に理解して本時に臨んでいます。

本時では,鎌倉幕府をひらいた源氏が3代で途絶えたこと,そして,その機に乗じて朝廷の勢力を回復しようとした後鳥羽上皇との間に争いが起こったことを知ります。

「幕府VS朝廷,どちらが勝利するのか?」「将軍不在の幕府に御恩と奉公の関係は存続されるのか?」先生は,どんどん生徒に揺さぶりをかけます。

結果については,歴史が証明していますが,鎌倉幕府がいかに難局を乗り切ったか,北条政子の手紙など様々な資料をもとに考えをまとめていきました。

さらに,「承久の乱」に勝利した鎌倉幕府が,その後,どのような政治を行ったかも検証していきます。

上皇を退け朝廷の監視を強めたこと,将軍に代わって北条氏が執権政治を確立し,上皇に味方した側の領地を新たに分け与えたこと,御成敗式目の制定で法整備を進めたこと。

「承久の乱」を契機に鎌倉幕府が講じた様々な政策は,その後の歴史にも通ずるものがあるように感じました。

生徒たちは,電子黒板からの視覚的な情報を得ながら歴史の奥深さを感じつつ,互いの考えを出し合い「主体的・対話的で深い学び」を体現していました。

福島県声楽アンサンブルコンテスト

12月11日(土) ふくしん夢の音楽堂において福島県声楽アンサンブルコンテストが開催され,本校からは2組が出場しました。

2組とも,これまで取り組んできた練習の成果を発揮し,銅賞と奨励賞を受賞することができました。