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東京大学松井教授による出前授業

 本日、3学年では東京大学松井教授による「出前授業」が行われました。

 松井先生は経済学が専門分野で、3年1組では、「自立と市場」、3年2組では「ゲーム理論と障害」について授業を行っていただきました。

 「自立と市場」では、自立するとは、他に頼ってはいけないということではなく、特定のものに依存せず、たくさんのものに支えられている状態のことで、社会の中でたくさん頼れるものがある状態が自立であるというお話がありました。

 生徒からは「自立について考えることができた。」「将来の生き方を考えるきっかけになった。」「この考え方は友人関係を作るところでも当てはめて考えることができる。」といった感想がありました。

  「ゲーム理論と障害」では、マーサズヴィザース島では200年にわたって手話が主流の言語であることを例にし、考え方を変えれば、障害のある人も弊害なく生きていけるというお話がありました。

 生徒からは、「障害者の視点に立って考えてみることが大切。」「人の考え方が変われば、やさしい世界に社会を変えることができる。」という感想がありました。

 社会を考える。将来を考える。そんなきっかけとなった2時間でした。松井先生、ご講義ありがとうございました。