カテゴリ:学年の様子

会議・研修 現職研究授業 4年 国語 物語「ごんぎつね」


新美南吉の名作「ごんぎつね」の最後の場面の読み取りです。

授業テーマは、

<場面の移り変わりに即して登場人物の行動や気持ち、関係の変化を考え、友達と交流して読みを深めるなどの言語活動の充実を図ることで、自分の考えを発信できる児童を育成する授業>






場所や時間的流れの確認


この場面だけ、兵十の視線で表現されています。


積極的に自分の考えを発表していました。


ごんと兵十の行動やそのときの気持ちを分かりやすく板書していました。




「ごんは撃たれてしまった、、、どんな気持ちだったのか、、、、」を
小黒板にネームプレートをはりながら、自分なりの考えを発表し、交流しました。

なぜ、うたれなければ、、、、  悲しい、、、。
兵十はぼくのことをわかってくれた、、、うれしい、、、。
どちらのきもちも、、、、。


文章にもどりながら、真剣に考え、発表し合いました。




「二人はわかり合えた」と思いますか?


実は、題名の表記は、はじめは、「権狐」だった!

このお話のはじめの部分に、村の「茂平」にきいたとあるが、、

誰が、この話を伝えていったのかな、、、も考えさせました。

板書の構造化、友達との交流、書く活動を大切にして自分の考えを明確にする、、、、等の手立てを使って、

「ごんと兵十の気持ちの変化や関係」について子供たちは、文章の一字一句を
大切にしながら交流しながら自分の考えをさらに深めながら、二人の関係をとらえることができていたと思いました。

この場面にくるまでに初発の感想から1場面の読み取りから、
丁寧に指導してきました。





私なりの私見ですが、、、、。

人生の中で家族でさえ、すれ違ってしまうことがあります。
作者の南吉は、そんな辛い体験をしていたのかもしれません。

子供たちは、作者の歴史についても今後学習していきます。

すれ違いがおこることがあるからこそ、

もっときちんと相手に自分の気持ちや考えを伝えることの大切さ

逆説的にこのお話で考えてもらいたかったのかもしれません。

いろいろなとらえ方がありますが、、、。

国語の物語の読み取りの工夫がたくさんありました。
とても勉強になる授業研究でした。

お知らせ 宿泊活動③

 1日目午後の活動「ここどこ オリエンテーリング」です。

 班ごとに地図や写真を見ながら目的のポイントを探します。時間内にポイントを多く見つけるゲームです。協力しながら楽しくできました。

 夕方、「夕べのつどい」が行われ、交流の家を利用している各団体の紹介がありました。平三小の紹介を上手にしました。つどいが終わり、食堂で夕食をとりました。







お知らせ 宿泊活動②

 ご飯とカレーどの班も上手に出来上がりました。自分たちが作った昼食は、特においしく感じられたようです。後片付けをし、釜・なべ・食器類をきれいに洗って返却しました。


「さあ、できたよ!」



「本当においしいよ!」




「みんなで食べるとさらにおいしいね!」





この満足そうな顔!



片付けも上手にできました。


お知らせ 宿泊活動①

 5日(木)、6日(金)の二日間、5年生が「国立磐梯青少年交流の家」に行き、いろいろな活動をしてきました。天候にも恵まれ、予定通り充実した活動ができました。

 交流の家では入所式を行い、さっそく活動の一つ目、「野外炊飯」が始まりました。昼食のカレー作りです。班ごとにかまどに火をおこし、ごはん、カレーの順に作ります。おいしいご飯とカレーができるでしょうか?