中央台南中学校 Chuodaiminami Junior High School
3年4組の数学は「円周角の定理」の導入の授業でした。生徒はバラバラに散らばり、紙のカメラ模型を使って黒板の両端がぴったり入る位置を捜していきます。はじめは教室で実験をはじめましたが、机や椅子によって動きが制限されるということで、2000年ホ-ルに移動して行っていました。思っていたような結果になったかは別として、実際に行ってみることが大切ですよね。
本校には、2名のALTが配属されています。今日は、ALT基幹校訪問として、いわき市教育委員会から2名の先生が来校されて、2年2組の英語の授業を参観しました。授業の内容は、昨日の2年3組と同じ「コーデリア先生が行きたい大阪の場所を聞き取り、地下鉄を乗り継いで行く方法を案内する」というものです。
一人一人が1分間の持ち時間でコーデリア先生と会話し、身振り手振りを加えたり、地図を指さしたりしながら、全員が案内をすることができました。ほとんどの生徒が、しっかり相手の目を見て会話できるという印象を受けました。
コーデイア先生との会話の様子はこちらをご覧ください
↓
英語教科書の Let's Talk は、日常でよく用いる会話表現を学習する単元です。2年生では 電車の乗り換えを案内する という内容を学習しましたが、さっそく実際に用いてみよう!ということで、コーディリア先生が行きたい場所まで地下鉄を乗り継いでいく方法を教える 活動を行いました。
ちなみに教科書ではシンガポールが舞台でしたが、生徒たちが来年4月に修学旅行で訪れる大阪に場所を移し、より実践的な会話 を行いました。もちろん暗記テストではないので、コーディリア先生が思いつくままに選んだ場所を聞き取って、臨機応変に 答えていきます。
海遊館に行きたいのなら大阪メトロ中央線の大阪港駅。戎橋でお決まりのポーズの写真を撮るのなら御堂筋線のなんば駅。梅田スカイビルなら…大阪城なら…そして通天閣なら…。実際に5か月後に訪れるかもしれない場所への行き方を、路線図を指さしたり身振り手振りを交えて 説明していきます。
しかも今回は時間がない乗り継ぎの場面を想定して 60秒以内で案内する という制限もありました。緊張とプレッシャーの中、うまく言葉にできなくて悔しがる姿も、時間内に案内できてホッとする姿もありました。そしてみんな本気で取り組んだ結果、出席者全員が時間内に案内を終えることができました。みんな本当にお疲れさま。Good Job!
とうとう南中祭のフィナーレ。クロージングセレモニーです。
今年度の南中祭のテーマ考案者、ビッグアート原画制作者への表彰の後、ドキドキの合唱コンクール成績発表が行われました。結果的に金賞、銀賞、優秀賞、最優秀賞という評価がつきましたが、この日のために前向きに取り組んできた各学級の価値に優劣はありません。成績発表の後は合唱コンクールの表彰を行い、最優秀賞を受賞した3年1組の合唱披露と続きました。実行委員長である生徒会長の閉会宣言で、今年度の南中祭が幕を閉じました。
たくさんの笑顔がはじけて、南中祭を盛り上げたい、楽しみたいという生徒の気持ちが十分に感じられる一日でした。今後もこんな中央台南中学校であり続けたいですね。
閉会後は3年生全員の集合写真と学級ごとの写真撮影。みんな素敵な笑顔です。3年生のみなさん、ありがとう!
こちらの写真もご覧ください
↓
20241101 南中祭 クロージングセレモニーと3年生写真.pdf
東日本大震災の年に生まれた2年生の生徒たちが、震災時そしてその後何が起こったのかを学び、考え、行動した昨年の総合学習。その活動の様子は映像作品「Coming Back Home ~帰郷~」にまとめられましたが、生徒たちの活動が終わったわけではありません。11月6日(水)には中央台東小学校を訪れて、自分たちの経験をさらに若い世代へと語り継ぐ「中学生語り部講座」を行いました。
この日講座に参加したのは小学6年生のみなさん。もちろん震災後に生まれた子どもたちです。中学生の語り部たちは、小学生にもわかりやすいようにクイズを取り入れたり挙手を促したりして、自分たちが学んだこと、感じたこと、そして経験したことを伝えていきました。
中央台東小学校のみなさんも、講座を聞いた後に感想を言い合ったり質問をしたりして、考えを深めてくれました。話し合いの様子を間近で見聞きした生徒たちも、自分たちの思いをしっかり受け止めてくれたことに喜びを感じていたようです。
震災当時に避難所として滞在した経験もある生徒を含むメンバーたち。語り部講座を終えて、母校の前に佇む生徒たちの表情には笑顔があふれていました。
学校行事で多忙の中にもかかわらず、このような貴重な機会を設けてくださった中央台東小学校のみなさん、そして真剣な眼差しで話に耳を傾けてくれた6年生のみなさん、本当にありがとうございました!
各種発表の後は生徒会企画。いろいろなクイズで盛り上がりました。生徒全員に配布された簡易ペンライトも雰囲気を盛り上げました。先生方も大活躍です!
こちらの写真もご覧ください
↓
午後の部は、学校代表としていわき北地区中学生弁論大会に出場した生徒の発表、いわき市中学生英語弁論大会に出場した生徒、NHK杯全国中学校放送コンテストなどで高い評価を得た映像作品、吹奏楽部の演奏披露、有志発表と続きました。それぞれが、自分のよさや高い表現力を十分に発揮していました。
いわき北地区中学生弁論大会出場
「瞳の中にあるもの」
いわき市中学生英語弁論大会出場
「I hate manju (まんじゅう こわい)」
NHK杯全国中学校放送コンテスト優秀賞受賞作品 等
・1週間ほど前には、「KWNグローバルサミット2024」において、世界一相当の賞を受賞といううれしいニュースが飛び込んできました。
吹奏楽部演奏
・最後はヤングマン(YMCA)の演奏にのって歌と踊りで盛り上がりました。
有志発表
①GENIUS(ダンス)
②CHERRY(ダンス)
③insanity(歌)
こちらの写真もご覧ください
↓
合唱コンクールの最後は3学年です。子どもたちにとって最後の合唱コンクール。どの学級も最後の合唱コンクールにかける思いが感じられるすばらしい合唱が続きました。下級生に大きな大きな背中を示してくれました。3年生の姿が、今後の南中に引き継がれていくことでしょう。
3学年合唱 課題曲「旅立ちの日に」
3年2組【銀賞】 自由曲「あなたへ ー旅立ちに寄せるメッセージー」
3年4組【銀賞】 自由曲「手紙 ~拝啓十五の君へ~」
3学年指揮者賞
3年3・5組【金賞】 自由曲「結 ーゆいー」
3学年伴奏者賞
3年1組【金賞・最優秀賞】 自由曲「友 ~旅立ちの時~」
たかが合唱、されど合唱。もう、こんな経験はできません。どのクラスも最高学年らしい、すばらしい合唱でした。すばらしい取組をした3年生、すべてのクラスが金メダル!
こちらの写真もご覧ください
↓
1学年に続いて、2学年の合唱コンクールです。審査員の先生の講評にもあったように、より声量が増し、歌声や音程もしっかりとした演奏が続きました。
2学年合唱 課題曲「大切なもの」
2年4・5組【銀賞】 自由曲「輝くために」
2年1組【金賞】 自由曲「この地球のどこかで」
2学年指揮者賞
2年3組【金賞・優秀賞】 自由曲「旅立ちの時~Asian Dream song~」
2学年伴奏者賞
2年2組【銀賞】 自由曲「HEIWAの鐘」
どの学級も甲乙つけがたいすばらしい演奏でした。最終学年として行う来年の合唱コンクールが今から楽しみになるような演奏が続きました。
こちらの写真もご覧ください
↓
20241101 合唱コンクール 2学年合唱・2年4・5組.pdf
オープニングセレモニーの後は、いよいよ合唱コンクールに進みました。合唱コンクール開始式に続いて1年生からはじまりました。
校内合唱コンクール開始式
1学年合唱 課題曲「夢の世界を」
1年生ははじめての合唱コンクール。どのクラスも熱心に練習に取り組み、日に日に完成度を高めてきました。1年生としては、とても素晴らしい合唱を披露することができたと思います。金賞と銀賞との間に大きな差はなかったと感じました。
1年1組【銀賞】 自由曲「Believe」
1学年指揮者賞
1年3・4組【銀賞】 自由曲「COSMOS」
1年2組【金賞・優秀賞】 自由曲「My Own Road ー僕が創る明日ー」
1学年伴奏者賞
こちらの写真もご覧ください
↓
20241101 合唱コンクール 1学年合唱・1年1組.pdf