高久小学校 日記

2020年2月の記事一覧

今日のひとコマ

 5年生が、朝の陸上練習を始めています。

 今年、大活躍した6年生を超えるため、早くも来年度を見据えています。これが、「伝統を受け継ぐ」ということなんだなぁと感じます。

 大休憩の時間、3年生は今日も長なわの練習を続けています。頑張れ!3年生!

 1年生は、昔遊びの「かるた」を楽しんでいました。

 来週の「学力テスト」に向け、どの学年も、まとめの問題に取り組んでいます。

授業の様子

 3年生の図工「ゴムの力」で走る自動車を作っていました。

 オリジナルの自動車を作ろうと、デザインを工夫していました。

 5年生は、来週20日(木)にElemで行う「スチューデントシティ」の事前学習をしていました。

 「収支記録帳」の付け方を学習しています。普通預金から電子マネーへの移行…今の時代ですね。

 20日には、5学年の8名の保護者の方々にも、ボランティアでご協力いただきます。よろしくお願いいたします。

 6年生は、毎日、卒業式の歌の練習をしています。

 卒業まで、あと26日です。

ギャラリー

 3年生の作品「まほうの扉を開けると」です。

 子どもたちの豊かな発想で、扉の向こうには思いもかけない世界が広がっています。

 2年生の紙版画です。

 人物を、表情豊かに描いています。

今日のひとコマ

 1年生が、昔遊びを楽しんでいました。

 竹とんぼ。みんな上手に飛ばしていました。

 羽子板は、なかなか難しそうでしたが、あきらめず、楽しそうに遊んでいました。

 6校時のクラブ活動。パソコンクラブは、ローマ字打ちでのタイピング練習ソフトで、時間を競っていました。

 音楽クラブは、「キセキ」の合奏の練習。来週のクラブ活動見学で、3年生に披露するようです。

 スポーツクラブは、サッカー。この時期は、霜が降りて校庭が使えないことも多いのですが、暖冬の今年は、そんな心配は全くありません。きれいになった校庭で、思いっきり楽しんでいました。

 最後に、3年生の長なわ。目標としていた回数に届かず、涙を流して悔しがった3年生。なわとびコンテストは1月で終わりましたが、彼らはまだあきらめていません。自分への挑戦を続けています! 「頑張れ!3年生!!」心の中で、そう叫ばずにはいられませんでした。

全校集会「みてみてタイム」

 初めに表彰を行いました。

 「算数ジュニアオリンピック」奨励賞に輝いた5年:鵜沼さん。快挙です!

 「いわき市書写展覧会」特選に輝いた子どもたちを代表して、6年:鈴木さんに賞状が授与されました。

 高久・夏井地区青少年育成「教育講演会」において体験発表を行った、6年:松本さんに盾が贈られました。

 今日の「みてみてタイム」は、1年生の発表でした。

 最初のグループは、フラッシュカードでのスピード計算を披露しました。

※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。

 次のグループは、詩の群読。作品は、まど みちお の「おさるが舟をかきました」。

※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。

 次のグループは、「縄くぐり」。発表後に、6年生と対決しました!

※ 笑いあふれる結末は…、「動画Contentsページ」でご覧ください。

 最後にみんなで、「ドレミのキャンディ」を、振り付きで、元気よく歌いました。

※ その様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。

 1年生の、学習の様子がよくわかる、バラエティに富んだ楽しい発表でした。

点字教室

 「いわき点訳グループ」の 岡田 美子 様、三浦 郁子 様を講師にお迎えし、4年生で「点字教室」を行いました。

 6つの点の凹凸で、様々な文字や記号を表す点字。一定の規則を教えていただき、理解はしましたが難しい…。

 点字を打つ「書く」ときは、裏側から打ち出すため、「読む」の逆になります。それがまた難しい…。

 実際の「点字を読む」ことに挑戦! …すると、子どもたちは、思った以上にすらすらと読んでいき、「あっ、しりとりだ!」と、書かれている点字のきまりまで見つけ出しました。

 今度は、「点字板」を使って、点字を打って(書いて)いきます。

 点字板に厚い紙と「定規」と呼ばれる道具をセットします。

 点筆を握って、定規の小さなマスごとに、6点の配置を打っていきますが、読むときには裏返すため、書くときは「右⇒左」に打っていきます。

 子どもたちは思った以上に上手で、「点字を打つ時の感覚がいい!」「楽しい!」などと口にしながら、点字を打つ作業に没頭していました。

 ※ 初めての「点字打ち」の様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。

 実際に、講師の先生方が点訳(点字で打ち直すこと)した本を見せていただきました。

 点字には漢字がなく、紙も厚いため、どうしても大きく厚くなってしまうそうです。

 手に取って感触を確かめてみると、指で凹凸を感じ読み取ることが至難の業であることを実感します。

 (来客のため、写真はここまでですが…)この後、自分の名前を点字で打って、栞にしました。

 時刻表やゴミカレンダーなど、目の不自由な方が生活に必要なものを点訳している「いわき点訳グループ」の皆様。こうした活動も含め、そのほとんどをボランティアで行っている皆さんの姿に、点字以上に大切なことを教えていただきました。

 点字に興味を持った子どもたちは、缶飲料やシャンプー等のボトル、エレベータのボタンなど、身の回りにあふれる点字を探してみよう!と話していました。

 昨日と今日の授業を通して、私たちの身の回りは、たくさんの「思いやり」と「優しさ」(人や物)であふれていることに気づかされました。自分たちもその「優しさ」の一部になれるよう、自分にできることから始めてみよう!そんな思いを新たにしました。

 いわき点訳グループの皆様、ありがとうございました。

「体力テスト」好成績!

 いわき教育事務所「体育専門アドバイザー」の、坂本先生と菊池先生が、本校の「体力テスト」の結果を説明に来てくださいました。 50m走や立幅跳び、ボール投げなど多くの項目で、県平均・全国平均を大きく上回る素晴らしい結果で、本校の取組の成果であると、おほめの言葉をいただきました。

 また、本校の特設陸上部の活動や、地域の方々と連携した取組が認められ、今年度の「ふくしまっ子元気大賞」の受賞が決定しました。 こうした成果は、ご家庭や地域の方々のご理解とご協力の賜です。心より感謝申し上げます。

デフリンピック日本代表選手がやってきた!

 5校時に、デフリンピック(聴覚障がい者のオリンピック)マラソン日本代表選手の、山田 真人(まさひと)様が来校され、4年生に授業を行ってくださいました。

 初めに、フルマラソン2時間32分というタイムを持つ山田さんの速さを体感しようと、子どもたちと校庭2周対決を行いました!

 風も強く、ものすごい寒さの中、給食をセーブするほど本気モードの子どもたちは、気合十分でした。

 山田さんの軽快な走り。スピード化が進む長距離界の主流となっているミッドフット走法・フォアフット走法を、子どもたちは「跳んでいるよう」と表現していました。

 ゴールで、山田さんとハイタッチ!

 教室に戻り、山田さんの半生について、お話を伺いました。

 加藤 純子 様が、手話通訳を務めてくださいまた。

 北海道ご出身の山田さんは、1歳の頃に、40℃を超える高熱が続き、受けた注射が原因で聴力を失われたそうです。

 陸上競技(マラソン)を始めたのは33歳のときだそうですが、何と、そのわずか2年後に、2度目のマラソンで2時間49分を出すという快挙には、驚きました!

 その1年後には、デフリンピック日本代表に選出され、ローマ大会で4位になり、翌年には、別府大分毎日マラソンで、2時間32分をたたき出します。マラソンを初めてわずか4年での快挙! 恐るべき身体能力と精神力です!

 聴こえないことで生じる「情報弱者」としての不便や、私たちにできることを教えていただきました。子供たちからも、たくさんの質問が出ました。

 2012年には、オーストラリアのタウンズビルマラソンで総合優勝(障がい者の部ではありません)を果たします。

 

 翌日の現地スポーツ紙の1面を飾られました。女子も日本人が優勝したことで「Japanese Double」と、大きく報じられました。

 日本代表のユニフォームを着させてもらいました。

 かっこいい~!!

 みんなで記念写真も、「ありがとう」の手話で!

 授業が終わると、「サインください!」の長い列が。サインをもらった子供たちは、嬉しそうにしながら、ちゃんと手話で「ありがとうございました」を伝えていました。

 この授業を実現に導いてくださったのが、12月の「持久走記録会」でもお世話になった「光RUNいわき」の 大越 様です。本当にありがとうございました。

 当初は「手話教室」として手話講師を招聘する予定でしたが、1時間だけ手話を学ぶこと以上に、聴覚に障がいをお持ちのトップアスリート山田様にお会いしてお話を伺うことの方が、遙かに「価値ある体験」になると考え、お願いしました。

 子どもたちの「どうしたら速く走れますか?」という質問や、授業後にサインを求め殺到する姿には、障害のある方を「かわいそうな人」などと見る偏見はなく、本当に大切な「ノーマライゼーション」の考え方を学ぶことができたと感じています。本当に大切なのは、「知りたい・伝えたい」と思うこと、「分かり合おう」とすること、その先に手話の必要性があるのだと感じました。同じ人間として、困っている人がいたら助け合う、そんな当たり前のことなんだと。

 山田さん、通訳の加藤さん、本事業を実現させてくれた大越さん、素晴らしい時間を本当にありがとうございました。

鼓笛練習

 5年生が、鼓笛移杖式に向けて練習を行っていますが、今日のパワーアップタイムに、6年生が5年生のパート練習に参加し、アドバイスしてくれました。

 「シンバル」や「大太鼓」、「中太鼓」、「小太鼓」は、鼓笛隊のリズムを作る大切なパートです。

※ 練習の様子を「動画Contentsページ」でご覧ください。

 きれいな音色を奏でる「グロッケン」(鉄琴)。

 メロディー(主旋律)を奏でる「キーボード」。

 ドラムメジャー(主指揮)は、鼓笛隊のリーダーです。

 「フラッグ」。シンクロした大きな動きが、鼓笛隊を華やかに彩ります。

 6年生が、手とり足とり、細かなポイントも丁寧に教えてくれました。

「伝統を引き継ぐ」・・・、6年生の思いがこもった、練習でした。

凧あげ(1年)

 1年生が、生活科の学習で作ったビール凧で、「凧あげ」を楽しみました。

 以前は正月の風物詩だった凧揚げも、今ではほとんど目にすることがなくなりました。

 今日は、ちょうどいい風も吹いて、凧あげ日和でした。

※ 子どもたちの凧あげの様子を、「動画Contentsページ」でご覧ください。

 凧あげばかりでなく、雪合戦やそり遊び、木登りなど、私が子供の頃(40数年前)は当たり前だった「自然を生かして、自然と遊ぶ。」そんな経験が、今では貴重な経験になっているのだと改めて感じました。

 心地よい風と戯れる子どもたちの笑顔が、お日様の光で一段と輝いて見えました。