センターの研修等

「外国語活動担当研修(小学校)」

 10月29日(火)にいわき市文化センターで、で全小学校1名悉皆「外国語活動担当研修」が行われました。新学習指導要領における外国語教育の在り方について研修を深めました。

 講義・演習は①新学習指導要領に向けての外国語教育の在り方、②すぐに使える小技の習得!!、③TTとは?、④読むこと・書くことの指導の在り方について、⑤クラスルームイングリッシュとは?、⑥評価、⑦次年度に向けて、今からご準備を!の7つのラインナップで行いました。

 受講者からは、「小学校での外国語授業の在り方について非常に分かりやすく伝えていただき、今後どのような実践を行っていくべきかがよく分かった」「実際の授業の場面の動画や実際に話すスクリプトが非常に勉強になった」「特に②すぐに使える小技の習得!では授業に活用できるアイデアをたくさん紹介していただいて大変ありがたかった」などの感想が寄せられました。

 講義をさせてただきながら、小学校の先生方が熱意をもって参加されている姿に胸が熱くなりました。ぜひ各小学校におきまして、伝達講習をしていただき、今から新学習指導要領の実施に向けて、ご準備いただければと思います。本日はお忙しい中、ご参加くださいまして本当にありがとうございました。

 

 

 

不登校対策講座

 10月17日(木)に、市文化センターにおいて不登校対策講座を実施しました。96名の先生方が参加されました。

 講師として、中京大学現代社会学部教授・浜松医科大学子どものこころの発達研究センター客員教授 辻井正次先生 をお招きし「不登校児童生徒の理解とその対応~不登校を未然に防止するために~」の題で、講義・演習を行っていただきました。辻井先生には「アドバイスシート」でも、福島の子どもたちのためにご尽力いただいています。

 

 辻井先生には豊富な臨床例に基づき、不登校の要因、問題行動の発生メカニズム、そして不登校の未然防止対策について具体的にご指導いただきました。先生の問いかけにテーブル毎に話し合う時間も多く取っていただき、あっという間の研修でした。

 受講者からは「不登校の未然防止として、わかった・できた、と感じられる授業づくりに努めたい」「友だちづくりのサポートをし、居場所づくりを工夫したい」「子どものできたところを認め、心を元気にしていきたい」等の感想が寄せられました。

 

 今回の研修を生かし、不登校の未然防止対策を進めていただきたいと思います。

初任者研修 授業研修③

キンモクセイが香る10月3日、初任者研修「授業研修③」が行われました。この日は、4つの講義がありました。

午前中は「特別活動の進め方と学級経営の工夫」と「総合的な学習の進め方」です。特活を学級経営に生かすための視点や、思考ツールを取り入れた探求活動・話し合いの手法などを学びました。

  

午後のはじめは「放射線教育」です。市放射線管理センターの方をお招きし、実験を行いながら放射線教育のねらいを確認しました。

 

放射線管理センターの講師の方々、ありがとうございました。

次は「道徳の授業の実際」です。導入や発問、子どもの考えを表出させるための方法などを、グループ演習形式で考えました。まとめでは、道徳科での授業と評価について学びました。最後には、採用半年が過ぎた先生方に向けて、センター所長からの訓示がありました。

 

令和元年度後半が始まりました。学校では、文化祭や学習発表会などの秋の行事等に向け、忙しくされていることでしょう。子どもたちの笑顔・達成感のために、初任の先生も、経験ある先生も一丸となって力を発揮していってください。

専門研修 道徳教育実践講座

 秋空と道ばたの彼岸花が美しい9月26日、江名小学校様のご協力のもと「道徳教育実践講座」が行われ、70名を超える先生方が参加しました。

 前半は、3年生の道徳の授業を参観です。友情・信頼についての授業です。発言を受け止め合う温かい雰囲気の中で、先生のコーディネート力が、子どもの思考を深めます。

  

 後半は、協議の時間です。授業を参観して学んだ点、日々の授業や評価での悩みや工夫点などを、出し合いました。

  

 以下は、研修に参加した先生方の感想です。

「指導の工夫や発問など、45分の中でとても勉強になることばかり だった。そして、子どもたちがいきいきと学んでいる姿がとても印象的だった」「協議の中で江名小さんのいろいろな実践、他の学校の先生方の取組みなど、学ばせていただくことがたくさんあった」「授業や協議を通して、道徳の授業には(子どもの考えを引き出す)いろいろな手法があることを改めて知った。考え、議論する道徳を意識しながら今後も取り組みたい」

 今年度もまもなく後期に入ります。研修で学んだことをぜひ各校で伝達していただき、授業の充実につなげていただきたいと思います。会場を引き受けてくださった江名小学校の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

学校組織マネジメント講座

 9月18日、教育課題研修「学校組織マネジメント講座」を実施しました。講師として ウィネスジャパンコーチング&コンサルティング 大野 宏先生をお招きし、「ミドルリーダーとしての資質向上に向けて~コーチングの技法を生かして~」の題で講義・演習をしていただきました。  

   
 研修に参加された先生方は、コーチングの理論を学ぶとともに、ペアを組んで「認知(ほめる)技術」「傾聴(話を聞く)」のコーチングスキルについて演習を通して学ぶことができました。

研修した先生方からは、以下のような感想があげられました。

・コーチングの手法は、技法だけでなく相手に対するリスペクトの姿勢が大切であると感じた。

・改めて質問されることで、自分を振り返り考えることができるので、同じ職場の先生方と実践していきたい。

・相手をよく観察し、褒めてほしいポイントを見つけ、褒められるような教師、人間でありたい。

・コーチングの体験を通して、明日からまたがんばろう!と思っている自分がいる。自分を振り返り、新たなやる気につながった。 

 それぞれの学校でも、若手の先生や同僚への関わり方、児童生徒との関わり方、保護者や地域の方への関わり方など様々な場面で本日の研修を活かすことができると思います。よりよい学校運営のため、力を発揮してくださることを願っています。