センターの研修等
経験者研修Ⅲ全体研修
5月10日(水)は、経験者研修Ⅲの全体研修を開催しました。
教職経験21年目の先生方を対象に、学習指導、学校運営、生徒指導、道徳教育、教育公務員としての服務・勤務に関することなどの研修を通して、学校を牽引するリーダー教員として果たすべき指導的役割を再認識し、実践的指導力と資質の向上を図ることを目的に、午前中は講義、そして午後は、学校を牽引するリーダーとしてどのようにあるべきか協議を行いました。
前湯本第一小学校長 小峰美保子先生(いわき市総合教育センター教育相談員)より「教職経験を振り返って」という講話をいただきました。
受講者からは、「学校の中核として何ができるかを考え職務にあたりたいと思えた」「協議を通し自分の指導方法と比べて、実践できる情報やヒントを得られた」「小峰先生ご自身の教員人生の経験に基づく貴重なお話を聞け、大変感動した」「小峰先生のように『先生になってよかった』と思えるような教師になりたいと思った」等の感想が見られました。
事務担当研修
特別支援教育コーディネーター研修
本日5月1日(月)は、いわき市内の小中学校の特別支援教育コーディネーターの先生方が集まり、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めることができるようなマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図れるように受講いただきました。
講義の1つめは、いわき教育事務所 管野指導主事より、インクルーシブ教育システムの推進と合理的配慮の提供についてお話しいただきました。
「障害は個人にあるのではなく、環境にあるということを意識してほしい。環境には、「もの、人、社会的環境」などがありその中でも「人」が重要である」というお話から始まり、共生社会、合理的配慮、インクルーシブ教育などについて事例を交えながらわかりやすくご講義いただきました。
続けて、いわき管内特別支援学校地域支援担当者の先生方(県立聴覚支援学校平校 緑川晶子教諭、平支援学校 根本和弘教諭、いわき支援学校 曽川清恵教諭、いわき支援学校くぼた校 小野晶子教諭)から、各校の取り組みについてのお話をいただきました。
子どもたちの困り感を捉え、環境の一つである「ひと」が子どもたちを支援していけるように、考えを共有し、連携を図っていかねばならないと感じました。
次に、いわき市総合教育センター教育支援室 松崎伯文室長より「校内支援体制づくりの実際とコーディネーターの役割」においては、実際のお子さんの変容から、子どもへ対する教員の関わり方をどうすれば良いかを全員で考えることができました。
研修主任研修①
また、昨年度各学校からご提供いただいた研究集録には、多くの受講者が目を通す姿が見られました。この場を借りて、ご提供いただいたことに深く御礼申し上げます。