こんなことがありました

出来事

見学学習、5年生編

最近、イノベーター(革新者)になる!という野望を抱き始めた5年生、グローバル企業の日産自動車いわき工場とかつて日本の産業を支えた常磐炭田の様子を今に伝えるみろく沢炭鉱資料館を訪問させていただきました。まずは日産いわき工場へ。最先端のクルマづくり・エンジンづくりについてご説明いただきましたが、やはりものづくりの基本は職人技!

工業高校さながらのものづくりを体験させていただき、安全!信頼!の意味についてご教示いただきました。

こらこらそこの小学生諸君、無免許運転でしょ!

続いて、内郷地区の弥勒沢へ。ここは石炭発見の地であり、炭鉱とともに歩んできた本校のルーツでもあります。館長の渡辺先生やいわきヘリテージ・ツーリズム協議会遺産案内人の菅野先生をはじめとする皆様にお世話になりました。まずは、実際に手掘りをしていた頃の’穴’へ。今でも石炭が露出しています、お~すげー!

それでは石炭を燃やしてみましょう!ということで着火。わくわくしていた子どもたちでしたが、石炭を燃やし始めると「うぇ~!」と悲鳴を上げて...。そうなんです、石炭は一度燃えてしまえ気になるのは煤くらいなのですが、着火時は何とも言えない匂いが発生するんですね。「むがしは、火をつける仕事は子どもの仕事だったんだ!」便利な時代になったことを実感しましたね。 

続いて、炭坑内での明かり=カンテラの学習。アセチレンランプの仕組みはまさに化学のお話でございました。それが電池式となって...というご説明。「昔の人ってすごいな!」と先人の発想・知恵に感心しておりました。資料館内の展示はすべていわき市の文化財、お宝!子どもたちにお宝=ホンモノと直接出会わせることの大切さを再確認いたしました。しっかりメモを取っていましたね!

内郷地区は先般の台風13号で災害が起きた地域でもあります。直後にもかかわらず、私たちの学習を中断させず、受け入れてくださった皆様に感謝申し上げます。5年生は、これからもう少し炭鉱について深堀していく予定です。

見学学習、3・4年生編

中学年の見学学習の出発もお留守番の教頭先生へ、元気に「行ってきまーす!」と。

まずは古民家や古道具等、古き良き時代の暮らしを体感できるいわき市暮らしの伝承郷へ。「いらっしゃい!」と職員さんたちが温かく迎え入れてくださり、子どもたちの学びを支えてくださいました、いつもありがとうございます!

4年生は社会科で「昔の道具調べ」を学習済み&昨年も訪問したので後輩たちを導きながら積極的に活動を。「あっ!とんがらし!」と声を出して、国語科「ごんぎつね」に出てくる「百姓家のうら手につるしてあるとんがらし」を思い出したご様子。3年生は社会科の予習として貴重な体験の機会となりました。

ひと通りのご説明を頂いた後は、お待ちかねのフリータイムでございます。「欲しいものがなければ自分で作りっせ!」って声が聞こえてきそう。外で中で思い切り遊ぶ!いや学習に専念する子どもたちでございます。

真剣勝負!

なぜアイロン?

帽子にバッタ!秋ですね。

茅葺き屋根の古民家と生業を実感できるお庭をフルに活用して「楽しかった!」とのことでございます。お弁当タイム、いつも以上に「美味しい!」の声が聞こえてきました。

続いて、南部清掃センターでございます。3年生は、まずは近代的な建物・設備に驚いた様子。こちらも昨年訪問させていただいた4年生は、「おー!今年は中央管制室にも入れたぞ!」と大喜びをした一方で、そこから見たクレーンが運ぶゴミの種類を観察して、「ごみの量が凄い!」「ごみの中身も凄すぎる!」と面白さを通り越して、環境問題にも思いを巡らせておりました。職員さんの解説もとても分かりやすく、子どもたちは積極的に質問もして、教科書から飛び出した学習を展開することが出来ました。

先生方、「遊び一つとってもできるようになるまでチャレンジしたり、お話を聞きに行ったりして積極的でした!」「教頭先生に言われことを守って、あいさつ等の礼儀やマナーを意識して活動できました!」とのこと。アクティブな3・4年生、目的指揮をしっかり持って、頭を使い、体を使い、心もフルに動かした一日となりました。どんな学びをしたのか、学習のまとめが楽しみでございます。

見学学習、1・2年生編

6年生が劇団四季のミュージカルを鑑賞した15日(金)、5年生以下の子どもたちは市内各所を訪問させていただき見学学習を実施しました。1・2年生の低学年チームは、アクアマリンふくしまと小名浜吹松公園へ。先輩の2年生が音頭をとって、お留守番の教頭先生に「行ってきまあーす!」と元気に挨拶をして出発しました。大きなバスでの遠出、特に1年生は嬉しそう!

アクアマリンでは獣医の平先生にご講義いただきました。「お魚に与えるお薬は人間と同じものなんだよ」に「え~!」という反応!「シーラカンスは人間が出したプラスチックごみを食べてしまって大変なんです」とさりげなく海洋ごみ問題のお話もしてくださいました。

水槽で最も人気があったのは人間!だったとのこと。水槽をお掃除するダイバーさんです。カワウソは人気者ですね。また、イワシの群れに学習したスイミーの姿を重ねていたり、チンアナゴにちょっかいを出してみたりと、館内の隅々まで楽しく見学活動をしていました。

移動するときは手をつないで、みんな仲良しなんです。それでは吹松公園へ...と、ここで雨が降り出してしまい、急遽学校に戻る判断をいたしました。とは言え充実した表情で帰ってた1・2年生、お弁当は体育館にて。いつもと違うシチュエーションで予想以上の笑顔を見せてくれました!

「一生懸命メモをしながら活動していて成長を感じました!」とは2学年の先生。1学年の先生は「お魚や動物たちを見て、学校とはまた違った表情を出していて楽しそうでした!」とのコメント。天気はあれでしたが、その中でも充実した見学学習となってよかったです。この日の出来事をどんなふうに日記にまとめていくのでしょうか?楽しみですね。

鑑賞教室2023、演劇の世界を堪能!

今年の鑑賞教室は9月19日(火)、劇団らくりん座をお招きして開催しました。らくりん座の皆様には昨年もお越しいただきましたので、2年生以上の子どもたちは「今年は何かな?」と。1年生も劇場と化した体育館のステージ下特等席でわくわくそわそわと。

今回上演していただいたのは「いっしょにいこうよ」でございます。うぃー!うぃー!と声を上げて、人間にこき使われ続けてきたご高齢のロバ。実は歌う才能があることに気付かされて一念発起!自由と希望の国と評判のブレーメンを目指して旅するというストーリー。

途中で、同じようにご高齢ということで、人間から酷い扱いを受けていたイヌ、ネコ、ニワトリと出会っていきます。それぞれ音楽的センスに秀でていることが分かり、4匹でバンドを組むことに。子どもたちは、「向こうの方に!」のセリフに踊らされて後ろの方を向いてみたり、照明の効果に驚いたりしながら、物語の世界にぐんぐん引き込まれていきました!

ラストはお互いの絆をさらに強くし、大きな自信をつかんでのバンド演奏。子どもたちも自然と笑顔になって手拍子を!中には歌を口ずさむ様子も。そして会場は、前向きな気持ちで一つになりました!

お礼の言葉は6年生。「昨年とまた違った内容でよかったです。いいなと思ったのは、仲間を集めて歌を歌ったシーンです。学習発表に向けてのお手本となりました」と自分の言葉でお話くださいました、拍手!本校の「育てる4つの力」を発揮している姿を直接体感する機会となりました。

演劇の世界は詳しくはないのですが、4匹がそれぞれ楽器を手にして4部合唱で生演奏する姿。これはひょっとして俳優さん自身のチャレンジだったのではないでしょうか?役を演じることを通して自分の可能性を広げ、協働で物事を創造していくプロセス!それが演劇の世界の魅力なのでしょうか。らくりん座の皆様、ステキな時間をありがとうございました。

劇団らくりん座のご紹介はこちら
https://rakurinza.com/

2・5年生、演劇ワークショップ始まる!

2年生と5年生を対象にして昨年から始まった演劇ワークショップ。今年は2年生3回、5年生5回シリーズで実施します。9月12日(火)は各学年の第1回目。こちら2年1組の様子を紹介。

本日の講師は、舞台演出家でありワークショップファシリテーターの第一人者わたなべなおこ先生(なおちゃん)と俳優の榊原毅先生(ばらさん)。二人と出会った子どもたちは、早速養生テープをもらって四角いスペースづくりへ。何だか分からないけど指示された通りに子どもたちはノリノリで楽しそうに活動していきました。

「はい完成!ここが今日の演劇のステージです!」とのこと。えっ、このステージで何をするの?と興味津々の子どもたち。「今日は、このステージで何かに変身してもらいます!何をしているか分かった人は手を挙げてくださいね!」ということで、まずはなおちゃん先生がお手本を。ステージに入った瞬間、何かに変身!そのリアルな演技、さすがホンモノの演出家!さて、なおちゃん先生は何に変身したのでしょうか?

ステージから出て素に戻ったなおちゃんチャン先生。「何に変身したかわかった人!」の呼びかけに、答えたくて仕方がない子どもたち。「それでは全員で!」ということで、大きな声で猫!と回答、「大正解!」をいただき大喜びとなりました。

ばらさん先生も負けじと本気の変身でございます!

答えは「ロボット!」。これまた動きのリアルさに子どもたちも大喜びでございました。「それでは演技してみたい人は?」となりまして、子どもたちは次々と手を挙げて変身していきました。それぞれ何に変身したか分かりますでしょうか?

「猿」から始まり、「かわいい犬」「アザラシ」「うちの騒がしい犬」、中には「新幹線!」に変身した児童もおりまして、演劇ならではの変身っぷりにみんな笑顔になりました。演技の途中で何に変身したかに気付いて、おいでおいでと呼び掛けたり、餌をあげてみたりと’即興’が加わっていって、それも含めて演技を発展させていく子どもたち、お見事でございました! 

そしてこのワークショップの大事なところ。それはホンモノの表現の世界で活躍しているお二人からホンキのコメントをいただけるところ。それぞれ演技が終わったときに、見ていた子どもたちの意見も引き出しながら、一人ひとりのよさや輝いていたことをどんどん見つけて、伝えていってくださいました。言われた子どもたちはもうそれはそれはニンマリでございます。自己理解を深め、互いの個性を認め合うことに大いにつながっていることを実感しました。

ということで45分はあっという間に過ぎてしまい、最後は一本締めで終了。ネームシールをばらさん先生に貼り付けて、子どもたちはにぎやかに教室に戻っていきました。また次回ね!

この演劇ワークショップは、昨年、子どもたちの声が小さいな、コミュ力が弱いな等、コロナ禍による「失われた体験の機会」を克服しよう!との願いの下で実施。その結果、やり抜く力や協働性といった非認知能力に効果がありました。今年は、本校の育てる4つの力の育成へとシフトチェンジ!回数も増やして実施して参ります。

図書館ボランティアの皆様による読み聞かせ、3年生編

9月12日(火)、いつもは本校自慢の学校図書館内にある畳の部屋で行われる「おはなし会」ですが、残暑が厳しいので、今回は涼しいお部屋で開催しました。本日のラインナップはこちら。早速、大型絵本「おまえうまそうだな」の始まり始まり!でざいます。

草食恐竜アンキロサウルスの赤ちゃんの勘違いで始まる肉食恐竜ティラノサウルスとの物語。最後、ティラノサウルスが静かに立ち去るシーンはじつに切なかったですね。子どもたちは口を開けて物語の余韻に浸っておりました。

次に「きょうりゅうの大きさ」。自分の背丈をベースに大小さまざまな恐竜とのサイズを比較。「3年生くらいになるとだんだん長さとか広さに興味をもつようになるからね」とはボランティアさんのお言葉。その通りでございました。これまでの3年生なら、でけー!とかおっかねー!とか言って大きなリアクションをしていたのですが、今日の3年生はじーっと絵本を見て、頭の中で大きさ比較をしている様子がうかがえました。

「どんぐりたろうの木」の「どんぐり」に子どもたちは反応。学校にあるよね!これから落ちてくるよね!と言いながら改めて自然の営みに目を向けることができました。そして親子の絆、親の子に対する思いや願いについて理解を深めることができました。

紙芝居「なんにもせんにん」は、ボランティアさん3人による協働でございます。「みんな、怠け者になってはダメよ!」というボランティアさんのメッセージですね。

本日ラストは「ホネホネ絵本」でございます。このテーマ3年生の好奇心をくすぐりますね。途中「頭の骨だけ隙間がなくて真っ白だ!」という子どもたちのつぶやき。それに対して「なんでだと思う?」というボランティアさんの返しがお見事。子どもたちは思考を働かせて「やっぱり脳みそが一番大事だから!」と答えていました。ここでボランティアさんが答えを言ってしまったら子どもたちの脳みそは動かなかったことでしょう。流石でございます!

そして「人の骨の数は何本でしょうか?」の質問にあーだこーだ答える子どもたち。「正解は206本よ!」の解説にこの表情!そんなにあるのか?と自分の手やお友達の顔を見合いながら議論しておりました。

今回もボランティアさんは3年生の成長段階に合わせた深イイお話を取り上げてくださいました。まさに心のビタミン!ありがとうございました。学校図書館前の掲示板も秋バージョンに模様替え。涼しい秋はもうすぐそこまで来ていると思うのですが...。

6年生、こころの劇場・ミュージカルを鑑賞してきました!

3連休明け、まだ暑い日が続いていますが明るく元気に過ごして参りましょう。さて先週15日(金)、6年生は市内の小学生とともに、いわきアリオスで開催された、こころの劇場・劇団四季のファミリーミュージカル「エルコスの祈り」を鑑賞してきました。「こころの劇場」とは、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が、舞台を通じて、生命の大切さ、人を思いやる心、信じ合う喜び等、人が生きていく上で大切なことを語りかけるプロジェクトです。

ホール内は撮影を遠慮しましたが、ホンモノを観た子どもたち、「面白かったし、感動した!」「ダンスや歌が凄かった!」、中には「エルコスはみんなの心の中にもいると思う!」という感想も。「学習発表会であんなふうにやりたい!」の声も聞かれました!「舞台は、本気で創る側と、それを本気で観る側とが一つになってこそ成り立つのよ!」とは私が恩師からいただいた言葉。本校の子どもたちは言われなくてもその意味を理解していたようで嬉しかったです!帰りがけ、棟方志功作「大平和の頌」の陶板の前で記念写真!

本校では、なんと本日19日(火)演劇鑑賞会を開催します。劇団らくりん座の皆様による「いっしょにいこうよ」でございます。まさに芸術の秋でございます!

5・6年生、着衣泳にチャレンジ!

9月12日(火)の5・6年生の水泳の授業では、水難事故に遭った際に自分の命を守るために着衣泳を実施しました。今日もお隣に居てくれる大切なバディーの存在を確認し、まずはシャワーコーナーへ。冷てぇ~!と言いつつ、ん?何か体が重いぞ!という反応。早速体への負荷を実感、去年も実施しているので思い出したご様子!

そして入水、歩いてプール中央へ移動。やばいやばい!やっぱり体が思うように動かない!という反応。中には、これで溺れていたらパニックになる!との分析も。その通りですね!

先生「それじゃ、水に浮く練習をしてみよう!」ということで、服の中に空気を入れ込んで仰向けになって浮く練習へ。合わせてサンダルも使ってプカプカと。

コツをつかむとこの通り!さらにバディーとともに仲良く手を取り合ってプカプカと。確か服を着て溺れていることを想定しての練習なのに、バカンスを楽しむ二人に見えてしまい、みんなで大笑いとなりました。

そして「さあ泳いでみよう!」ということでプールサイドへGO!するとすぐに、これはだめだ!手が上がらない!足が動かない!疲れる!エネルギーの無駄づかい!浮いていた方が長生きできる!との声が聞こえてきました。溺れないことが最も大事!でも、実際溺れてしまったらどうすればいいのか?と、それぞれに感想を述べ合いました。

プールサイドに到着してひと安心したのですが、その後プールから上がる時にもうひと苦労。とにかく予想以上に水を含んだ衣服が重いのなんのって。んぎゅー!う~!とうめき声を上げながらやっとのことでプールサイドに立つことができました。

この後は、衣服を脱いで改めて入水。まるで大リーグ養成ギプスを脱いだかのように軽やかに動き回る姿が印象的でした。いつも以上ににぎやかに、そして楽しい時間を過ごしておりました。

最後の最後、みんなで協力してねじって伸ばして脱水作業へ。こんなに水を吸っていたのか!

その他の学年も着衣泳を最後に今年度の水泳の授業は終了となりました。長倉の杜のプール2023、これにてクローズでございます。特に6年生は小学校での水泳授業は終了となりました。短期間ではありましたが、子どもたちから、泳げるようになった!潜れるようになった!できるようになった!の声をたくさん聞くことができました。今年も子どもたちのチャレンジを受け止めてくれた長倉の杜のプールに感謝でございます!また来年もオープンしますように!ありがとうございました!

6年生、長倉小学校の七不思議を探究中!

①校歌のその1の謎、消えた三番の校歌の謎
②児童数10分の1に激減の謎
③あるおばあちゃんのお手紙「倉庫の2階を教室に...」
④校内にたたずむ慰霊碑の謎
⑤尋常小学校?!学校の名前が変わる謎
⑥「湯長谷」には歴史が隠されている?地名が語る謎
⑦校歌のその2の謎、校歌を作詞した草野心平とは一体何者?

これらは、現在6年生が総合的な学習の時間で夢中になって探究している内容です。

本校のルーツは常磐炭鉱にあり!ということで、9月11日(月)に、いわき市石炭・化石館ほるるの学芸員、渡辺文久先生をお招きして、常磐炭田の歴史を長倉小学校の歴史と関連付けてお話いただきました。

お話を通じて子どもたちの思考はぐるぐると!「内郷地区で石炭発見→拡大して常磐地区へ→何に使う?何で運ぶ?→蒸気機関車にも→蒸気船→ペルー来航→産業の発展→学校誕生・児童数増加→ますます炭鉱発展→エネルギー革命→炭鉱閉山→人口減少→児童数減少...」

教室に掲示してある年表を見たり、気付いたことを確かめ合ったりして、長倉小学校の歴史に思いを巡らせました。授業の感想では「日本とか世界の歴史と長倉小の歴史がつながっているのが分かって凄いと思った!」「この後、長倉小がどうなっていくのかって考えてみた」等々、深い学びの成果を話してくれました、素晴らしい!

今回のご講義は、子どもたちから「これ以上自分たちだけでは謎解きが進まないので、長倉のことに詳しい人のお話を聞きたいです!」という要望が出て、担任の先生が常磐公民館の大平先生に相談したことによって実現しました。間を取り持ってくださった大平先生にも感謝いたします。

そして、子どもたちの学びを最大限尊重している担任の先生にも拍手!なのですが、右側の担任の先生の姿をご覧ください。知りたい!学びたい!のオーラが凄いんです。長倉小の七不思議を子どもたちと一緒に夢中になって探究しています。そんな担任の先生の飽くなき探究心も子どもたちの学びに大きく貢献しているように思うのです。6年生これからも謎解き頑張ってください!

健康教育講演会「生活習慣と肥満の予防」を開催しました!

9月6日(水)、県の事業を活用し、6年生と全保護者を対象に講演会を開催しました。講師は、かしま病院総合診療科の新井怜先生でございます。

主なテーマは、生活習慣病とは何か? 多くの生活習慣病を引き起こす肥満の予防についてでした。肥満とは「体重が重いこと」ではなく、「脂肪が体に蓄積している状態のこと」で見た目だけの問題ではないですよ!のお話には、子どもたちも「そうなんだ!」と反応し、自分事としてとらえて真剣にお話を聞いていました。

養護教諭のメモから、「肥満の予防に大切なのは、①バランスのとれた食事、②早寝・早起き・朝ご飯、③一日60分以上の運動」がポイントとのことであります。

子どもたちの感想。「肥満にならないためには運動だけでなく食事も大事」「生活習慣は大切」「寝る間にスマホをつかっていたけどこれを機に使わない」等々、これからの生活で気をつけたいことを具体的に記述していました。

保護者の方からは「子どもの習慣は親の習慣」「子どものため、家族のため、自分のために、本日学んだことを見直していきたい」「子どもたちの食生活だけでなく、寝る時間や食事の時間などにも気をつけたい」という感想をいただきました。

健康はまず正しい知識を知ることが大事!という養護教諭の熱い思いで今回の講演会を企画しました。医療の最前線でご活躍されている新井先生のお言葉には説得力がありましたね。養護教諭の実行力、そしてお忙しい中ご対応いただいた新井先生に感謝でございます!私も生活習慣はなかなか改善できないでいるのですが、まずは運動時間を増やすところから始めてみようかな...。

PTA草刈りボランティア週間、開催中!

朝夕は秋風が吹き込み、校庭の景色にもだいぶ秋らしさが漂って参りました。

が、校庭をよく見ますと夏草が勢力範囲を広げようとしております。夏休み中に地道に除草を実施しましたが例年以上に夏草の成長は早いようです。

9月9日(土)にPTA奉仕作業を予定していましたが、台風のため中止と判断させていただきました。するとPTA役員の皆様から「校庭の除草は先生方だけでは大変ですよね!みんなで作業しましょう!」というご提案があり、15日(金)まで草刈りボランティア週間としてお声かけすることとしました。ご配慮、誠にありがとうございます。

12日(火)は15名の皆様にお越しいただきました。お陰さまでこの日は7袋の収穫!がございました。暑い中、本当にありがとうございました。

保護者・地域の皆様方に支えられて子どもたちが主役の学校は成り立っていることを実感している次第でございます!PTA草刈りボランティア週間へのご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

4年生道徳科、家族愛について考えました!

9月6日(水)、4年1組の道徳科の授業は、教科書「小さなお父さん」を読んで、家族の中の自分の役割について考えました。

お父さんは海外に出張中、お母さんは急におばあさんの看病に行くことになって、主人公つとむ君は妹と二人でお留守番へ。夜も二人きりになるのでとても不安になりますが...というストーリー。場面毎に主人公つとむ君の心情について意見を出し合い、心を寄せていきました。

不安な夜を過ごすことになった時のつとむ君とお母さんの電話でのやりとりのシーンへ。教科書の会話に続き、つとむ君がお母さんに伝えたかったことを自分なりの言葉で綴り、ロールプレイで表現しました。「僕に任せて!」「妹の面倒もみる!」「大丈夫だよ!」等々、家族の中での自分の役割を意識して「小さなお父さん」としての決意・意思を見事に表現していました。

授業のまとめ、担任の先生からサプライズがございました。家族の中での役割について、自分の家族からのお手紙が手渡されたのでした。内容は秘密とのことでしたが、読んだ子どもたちは今日学習したこととリンクさせて、とてもあったかい気持ちになったようです。

子どもたちを深い学びへと導いていった担任の先生のご指導、お見事でございました!

さて本日の授業ですが。実は初任者研修と10年経験教員の研修の時間でもありました。特に期待の若手教員、担任の先生の一挙手一投足に熱い視線を送り、子どもたちの反応をじっくりと観察。放課後もお二人はこの授業を熱く語り合っておりました。

 退勤時、「今日の授業は勉強になったね!」と声をかけたところ「はい!もの凄く勉強になりました!」と目をキラキラさせて答えてくれました。そして「自分もやりたいことが見つかったのでチャレンジしてみます!」とのこと。その意欲・情熱、頼もしい限りでございます。子どもたちのために頑張る姿、これからも応援して参ります! 

9月11日(月)、新しい一週間がスタート!

9月11日(月)、今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動の日でございました。台風こわかったね!元気に登校できてよかったね!まだ暑いから気をつけてね!とお声かけいただきました。今月もありがとうございました。

この度の台風13号の影響で被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

本校は今朝から通常通りの学校生活を進行しております。通学路等の巡視・報告してくださいました保護者・地域の皆様、どうもありがとうございました。

3年生図工、釘打ちトントン教室を開催!

9月8日(金)、3年生は県の出前講座を活用して、くぎ打ち体験を行いました。講師は田人林業研究会の豊田先生、県いわき農林事務所の吉田先生、二瓶先生、白川先生の4名。まずは豊田先生が、とんかちってどんな道具?釘打ちのポイントは?について丁寧に説明をしてくださいました。

釘打ちは初めて!という声が多く、子どもたちはいつも以上に真剣にお話を聞いて...。

そして、いただいた木片を使ってオリジナルの木工作品作りへ。自分の指を叩かないように初めは恐る恐るでしたが、先生方が一人ひとりをやさしくサポートしてくださり、安心して活動を進めることができました。

はじめはコンコンコンだった音が、徐々にドンドンドンと鳴り出して、子どもたちの自信や意欲が大きくなっていく様子を感じることができました。 

「何をつくってるの?」「◯△▢が飛んでいるところ!」「◯◯の耳」「ロボット」等々、つくってみたい!やってみたい!を発揮して夢中になって活動してオリジナル作品を仕上げていきました。

講師の先生方「やり方を覚えるとすごい集中して頑張ってました。子どもたちの成長を見ることができて楽しかったです!」とのお言葉。そして「どんどん森で遊んで欲しいですね!」とのこと。3年生は長倉の杜が大好き!これからも伸び伸びと子どもたちがやってみたい!チャレンジしてみたい!を大事にして応援して参ります!

台風13号が通過します。緊急速報等の情報にご留意ください。安全第一に行動して参りましょう!

6年生、「平和」について考えました!

9月7日(木)、ユネスコ出前講座を開催しました。講師は、いわきユネスコ協会に所属し、本校の学校評議員でもある今野克博先生でございます。1時間たっぷり「戦争は『人の心の中で生まれる』とはどいうこと?」「人の心の中に『平和の砦を築く』とはどういうこと?」について全体で対話しました。

子どもたちの記録からは、なぜ戦争を起こすのか?について深く考え、対立や分断を乗り越えていくことの大切さ、平和はじっとしていてもつくれない・守れない!ことに気付いた様子が窺えました。平和について深く考えましたね。

最後に今野先生から「では皆さんはこれからどんなことを心がけて生活していくの?」との問いかけがあり、「一山一家」のお話をいただきました。この言葉、常磐炭鉱にルーツをもつ本校にとっては大事なキーワードですね。すべての人が家族である!という先人たちの気づきの言葉を大事に、引き続き平和について考え、行動できる人へと育てて参りましょう!

いつもは面白いお話を聞かせてくれる今野先生、本日はいつも以上に目力が入っていました。今野先生の熱い講義は黒板を見れば一目瞭然でございます。担任の先生とのコンビネーションもバッチリ!でございました。今野先生、今日も子どもたちのためにありがとうございました。

1・2年生、「食べる」ことの大切さを学びました!

9月6日(水)、常磐学校給食共同調理場より栄養技師の作山先生をお招きして「食に関する指導」を実施しました。

1年生は「給食ができるまでを知り、食べ方を考えよう!」をめあてに、食材がどこからやってくるのか、調理場ではどんなお仕事をしているのか、そして給食が学校に届くまでどんな人々がかかわっているのかについて学習しました。

そしてこれからの給食の時のめあてづくりへ。嫌いな食べ物にもチャレンジ!残さないように食べる!『いただきます』『ご馳走さま』を感謝の気持ちを込めて言う!の3つから選択しました。「きゅうしょくがんばりカード」に記録しながらチャレンジして参りましょう!

2年生は「やさいを食べるとよいことは何か考えよう!」をめあてに学習しました。野菜を食べる大切さとともに、野菜の調理の仕方について、調理場の写真資料を通して理解を深めました。野菜を3回以上も洗っているのか!すごい量の野菜を切ったり、煮たりしているな!と驚きの声を上げていましたね。2年生は「きゅうしょくがんばりカード」を通して、野菜を食べる!をテーマにチャレンジしいきます。

授業のまとめでは、作山先生に教えていただいたことをペアで共有しました。代表児童、「野菜は体にも健康にもいいことがよく分かりました!」とのこと、拍手!そして、作山先生から「多くの人がかかわって、それぞれ大変な仕事ですが、みんなに美味しく食べてもらいたいから頑張っています!」のコメント、作山先生にも大きな拍手!

それぞれ授業の終わりには、作山先生が持参したビッグなスパテラとひしゃくに触れることができました。「これで給食をつくっているのか!」「私の背よりも大きい!」「うぉー!すげぇー!」と驚きの声。中には「きっと鍋も大きいよ。たくさん作っているんだね!」と調理場の様子に思いを巡らす声も。

授業が終わって4年生の教室前を通りかかったら、やっぱりご覧の状況へ。早速「このひしゃく、すげー光ってる!」の感想。いやいや君たちもピカピカ光ってますよ!

1・2年生の本日の給食、いつも以上に夢中になって食べる様子を見ることができました。「自分のめあてにチャレンジできた人?」「はーい!」。そして、見事な食べっぷりでございます!

継続は力となって習慣化していくことでしょう!食後の歯磨きも含めて、引き続き健康的な食習慣づくりを呼びかけて参ります。

作山先生、本日はどうもありがとうございました!

3・4年生、水泳の授業に夢中です!

9月5日(火)、昨日の大雨はいよいよ秋の到来か!と密かに期待していたのですが、本日は朝から暑さ指数が勢いよく上昇。まだまだ暑い日が続きそうです。とは言え、何となく秋空感が漂って参りました。

子どもたちは今日も元気に登校。給食の次に楽しみにしている水泳の授業も実施。こちらは中学年の水泳授業の様子です。賑やかにシャワーを浴びて、前半は体を水に慣らす活動を展開。そして授業後半は、カエル班・サンマ班・イルカ班に分かれての活動へ。

カエル班の目標は、水にもぐったり浮いたりすること。いざ、お宝探しにチャレンジ!先生がダイブリングを沈めて、それをもぐって拾ってくるという内容。前回よりも数を増やすことができた!初めて拾うことができた!と一喜一憂でございました。この後、壁を蹴って、け伸びにもチャレンジしていきました。

サンマ班でございます。今日もビート板を手に、け伸びや息継ぎの練習にチャレンジしていました。「余裕っす!」と言っていたのに、「ビート板なしで行こう!」と呼びかけると「もうちょっとサンマで居たいです!」との回答。徐々にけ伸びの姿勢が整ってきているところ、自信をもってください!

そしてイルカ班。25mのコースをフルに使って、クロールに平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライにチャレンジ。夢中になって泳ぎ続けて、気がつけば100m。タフですね!

中学年の皆さんも授業をする度に、水に慣れ、上手に泳げるようになってきています。その上達スピードがとても早くて驚いています。今年も大きな自信をつかんで参りましょう!

避難訓練、不審人物が校内に侵入!

9月に入って本校の朝に変化が!なんとセミの鳴き声が止んだのでございます。代わりに聞こえてきたのはコオロギの鳴き声。秋はすぐそこまで来ているようですね。でもまだまだ厳しい残暑が続いています。暑さ指数(WBGT)とにらめっこをしながら健康第一で過ごして参りましょう!(こちらは1日(金)の写真)

防災の日だった1日(金)、本校では、いわき中央警察署常磐分庁舎の山口巡査長をお招きして、不審者の校内侵入を想定した避難訓練を実施しました。訓練は、子どもたちの見えないところからスタート。玄関に挙動不審な人が入ってきて...。

まずは教頭先生が対応。子どもたちが危ない!と危険を察知して緊急通報と放送により全校指示へ。すると想定時間よりも早く‘さすまた’を手にした教員が馳せ参じてご覧の状況へ。不審者役はいつも穏やかに子どもたちを見守ってくださっている用務員さん。さすまたに囲まれると「もうおとなしくしますので...」とポツリ。

一方、子どもたちは教室待機後は先生方の誘導の下で体育館へ避難。不審人物に気づかれないように、合い言葉「おかしも(おさない・かけない・しゃべらない・もどらない)」を実践。観察していた山口巡査長から「冷静に、足音もたてずに避難していて、子どもたちはしっかり目的意識をもって避難していましたね!」とのコメントをいただきました。

体育館では山口巡査長から、不審者対応時の合言葉「いかのおすし」の確認とともに、不審者対応の仕方をご教示いただきました。その中で、不審者がランドセルをつかむ可能性があるとのご指摘いただき、ランドセル→水筒の順ではなく、水筒→ランドセルの順で背負うと、いざという時にランドセルから腕を抜いて逃げることが容易になると教えてくださいました。なるほど!ですね。

また、本校には警察官に憧れを抱いている子どもたちが多くいますので、山口巡査長にご無理をお願いして、警察官を志した理由ややり甲斐についてもお話いただきました。特に「子どもたちやお年寄りの皆さんが安心して、安全に生活していけるように全力を尽くします!」とのお話は心に響きましたね。ありがとうございました!

訓練後、さらに安全な登下校、学校生活を送るためには?というテーマで、教頭先生と山口巡査長は情報交換を行っていました。引き続き、楽しい学校生活を送りながらも危機意識をもって子どもたちを守って参ります。

身体測定、大きくなったぞ!大きくなったね!

9月でございます。図書館ボランティアの皆様による図書館の掲示板も涼しげな秋らしく!といきたいところですが、厳しい残暑を踏まえた内容に更新していただきました。通りかかった6年生も喜んでおります。毎月ありがとうございます!

さて、2学期始まりの一週間、学校生活の勘を取り戻す中で、身体測定も実施しました。まず養護教諭から、衛生習慣についてのミニ講話。感染症対策や暑さに負けない体づくりについてお話ししました。

それから身長と体重の測定へ。学年が上がるにつれて数字を出し合って、大きくなった!イマイチだった!やばい!等々の感想を言い合っていましたね。

身体測定の結果を受けて早速6年生では整列の順番の入れ替えをしたとのこと。前後の並び替えがかなり発生したそうで「160cmの攻防」となったそうです。まだまだ大きくなりますよ!体も心もさらにパワーアップの9月として参りましょう!

Welcome ニコラス先生!

8月29日(火)、新たなALT(外国語指導助手)、ニコラス先生が着任しました。アメリカ合衆国から来日しました。まずは職員室でのご挨拶、「えー、よろしくお願いします!」とやや緊張気味にお話しくださいましたが、ご覧の通りやる気満々!でございます。

お昼の放送では、全校児童に向けてご挨拶、「今年の夏は暑かったですね!同じようにこれから皆さんと熱く勉強していきたいです。よろしくお願いします!」とのAmazingなメッセージをいただきました。

早速、教室に向かっていったニコラス先生ですが、気付くと田んぼの作業をしていた5年生の授業に入り込んでお手伝いをしていました。そしてパソコンを持ってきて、田んぼの前で自己紹介。あっという間に子どもたちとも仲良くなって、初日からActive!なニコラス先生でございました。

毎週火曜日、外国語(英語)の授業をサポートしていただくとともに、子どもたちをグローバルな世界へとお導きくださることでしょう。お世話になります!なお、ニコラス先生、新たな地元となった常磐地区はまだまだ手探り状態とのこと。地域の皆様、道に迷っていた際はどうぞよろしくお願いいたします。

長倉の杜のプール、再オープン!

緑に囲まれた本校のプールに、子どもたちの元気な声が戻って参りました!

8月28日(月)、まずは代表委員会の進行によるプール開き。体育担当よりプールの入り方について講話があり、続いて代表委員がステージに登壇、水泳の授業の合い言葉「たのしいばしょ」を約束事として発表してくれました。

た:体操大切、前とあと!
の:NOです、絶対飛び込みは!
し:シャワーをしっかり丁寧に!
い:急いそいじゃダメ、歩こうプールサイド!
ば:バディーでお互い守り合おう!
し:衝突注意、水の中!
よ:よく食べ、よく寝る、プールの前!

待ちに待った水泳授業。みんなで楽しくチャレンジして参りましょう!ということで、1・2年生は早速プールへ。特に1年生は初めてです。体操をしてシャワーへ、当然大賑わいでございました!

プールに入る前、先生が「バディー!」と呼びかけると、子どもたちも「バディー!」と声を上げ、本日の相棒?!が確かにいることを確認!

そしてプールへ...。「冷たい~!」「ぬるい!」「こわいよ!」「平気だよ!」様々な声が聞こえてきました。今日は最初の授業ということで、お互い水を掛け合ったり、プールを側壁伝いにぐるぐると!

あっという間に約束の時間が来てしまい、プールサイドへ...。間髪入れずに先生から「バディー!」の呼びかけ。子どもたち、すぐに相棒と手を取り合って「バディー!」と応え、全員の無事を確認しました。

この後、給食を食べて5校時の授業へ。何となくですけど目が閉じてしまいそうな感じで過ごしていたような...。短時間でもたくさんのエネルギーを使う水泳授業。合い言葉の一つ「よく食べ、よく寝る、プールの前!」は大事ですね。

 

※保護者の皆様へ:水泳の授業は9月中旬まで続きます。一斉メールでもお伝えしましたが、水泳の授業への参加について、毎日、健康観察アプリLEBER(リーバー)又は連絡帳にてお知らせください。よろしくお願いいたします。

書写書道たなばた展の表彰式を開催!

25日(金)の始業式後に第68回福島県たなばた展の表彰式をオンラインで開催しました。今年は、県内550校から2万8011点の応募があったとのこと。本校からは、たなばた賞1名、銀河賞2名が入賞しました。

トロフィー、楯もお渡ししました。努力の積み重ね、本当に素晴らしいですね。学期はじめから嬉しい報告をすることができました。おめでとうございました!

2学期始業式を実施しました!

8月25日(金)、2学期の始業式は、WBGT(暑さ指数)が高かったため、急遽オンラインで実施しました。それまで賑やかだった校舎が、教頭先生の開式の言葉によって静寂な雰囲気となり、子どもたちの2学期への意欲を感じることができました。

校長式辞では、「たくさんの行事があります。勉強も少しずつ難しくなっていきます。2学期も、長倉小学校が育てる4つの力、『自分の考えを見つける力』『自分を表現する力』『仲間と高め合う力』『チャレンジし続ける力』をフルに活用して、途中でめげず、物事を最後までやり遂げて、「自分はできる!」という自信や、「もっともっとチャレンジしていこう!」という意欲をふくらませていきましょう!」とお話しました。また、特に2学期のポイントとして次の2つの姿を見たい!と伝えました!

式の終わりには校歌を歌いました。初めは小さかった歌声も2番に入ると大きな声になっていって、徐々に学校生活の勘を取り戻しているようでした。

式後は学級活動へ。提出物を確認したり、2学期の係決めをしたりしながら、お友達や先生との久しぶりの再会を喜び合っている姿が印象的でございました。

とある学年を回っていたところ、「お土産はないんですけど、お土産話はたくさんあります!」とのこと、結構結構!「夏休みにしかできないことにチャレンジしてきましたよ!」の報告、嬉しかったです!

 職員室に戻ってきた先生方。「子どもだちのパワーに圧倒された一日でした!」「提出物100%!お家の方にも感謝です!」「今年は『どこどこ行ってきましたした!』の報告がたくさんあって楽しかったようです!」と各学級の様子を笑顔で話す姿が印象的でした。やっぱり学校の主人公は子どもたちですね。長倉小学校82日間の2学期、元気にスタートでございます!

さあ、2学期のスタートです!

8月25日(金)、2学期がスタートしました。校門前ではサルスベリの花が咲いています。花言葉は、「雄弁」「あなたを信じる」とのこと。夏休みの出来事をたくさん話す元気な子どもたちの姿、お互いを信頼し合い元気に活動する子どもたちの姿と重なります。2学期も子どもたちとともに歩んで参りましょう!

さて、今朝は常磐地区の青少年健全育成市民会議の皆さんによるあいさつ運動が実施され、厳しい暑さが続いている中、久しぶりに登校する子どもたちとあいさつを交わしていただき、元気づけてくださいました。毎月ありがとうございます。

ところで、2学期が始まるあたり、各教室の黒板には担任の先生からのメッセージが書いてありました。温かい言葉掛け、子どもたちの心を大事にする素敵な先生たちでございます!

 

また、2学期が始まるにあたり、担任の先生はもちろん全職員で準備にあたっていました。まずは養護教諭。夏休み中も校舎を見回り、衛生管理。給食で使うタオル類の洗濯、手洗い場の洗浄、液体石けんの補充、そしてトイレ掃除とありがとうございました!

事務職員は、子どもたちや職員の書類や会計業務を行っています。ミスが許されない大事な業務、その手際のよさにいつも脱帽でございます!

用務員さんは、長倉の杜の管理人。今日も暑い中、除草作業を行っています。畑の管理や校舎の修繕までも行うスペシャリスト。2学期もお世話になります!

スクールサポートスタッフさんは、その名の通り、子どもたちや先生方を支える業務を行ってくださっています。プリント類の印刷はもちろん、広い校舎のお掃除や給食運搬など、時間いっぱい活動していただいております。感謝感謝!

2名の支援員さん、特別支援学級担任、今夏収穫したポップコーン用とうもろこしとともにハイ・ポーズ!このチームワークのよさも本校の自慢。いつも子どもたちに寄り添い、思いを受け止めて学びをしっかり支えてくださっています。

長倉小学校の2学期、初日からエンジン全開でございます。引き続き力を合わせて子どもたちを育てて参りましょう!頑張るぞ!!

 

2学期に思いを馳せて参りましょう!

「いつの間にこんなに立派に書けるようになったの?」。3年生教室の廊下、習字の作品が掲示してあります。習字(毛筆)の授業は3年生からスタート。ほとんどの子どもたちは初心者。1学期でここまで書けるようになって、すごい成長ですね!

筆で書く、その前に姿勢が大事、その前に準備が大事、その前に心の持ち様が大事!つまり3年生は、習字の技術のみならず、心も大きく成長したのだと私は思いました。担任の先生が、子どもたちの心の育ちを大事に、日々働きかけてきた成果、お見事でございます!

また、本校の習字の授業では、特別非常勤講師として丹美枝先生をお招きし、長年ご指導いただいています。3年生に対しても、まさに心の持ち様を諭しながら、習字の基本を教えていただきました。

 目標と活動に見通しを持ち、やる気を引き出せば、ご覧の通りの美しい姿勢へ。丹先生、ありがとうございます!

さて明後日25日(金)、2学期がいよいよスタートとなります。子どもたちがさらにどんな成長を見せていくのか、今からわくわくでございます。暑い日が続いていますが、健康第一で過ごして参りましょう!

歌うことは楽しい!プロフェッショナルによる特別レッスンを開催。

8月18日(金)、声楽家の橋本妙子先生による特別レッスンを行っていただきました。橋本先生には1学期に2回もご訪問いただき子どもたちを歌好き!にしてくださった経緯もあり、夏休みにもかかわらず30名が参加しました。

この日は高学年の部と低学年の部と2部制でのご指導。いつものように発声練習からスタート。そして君が代のレッスンへ。「入学式や卒業式で歌うけど、この歌には歌い方のポイントがすべて入っているからみんなで頑張って歌う楽しさを味わいましょう!」と、腹式呼吸や発声方法、姿勢について一人ひとりに丁寧にレッスンしてくださいました。

そして独唱へ!妙子先生とともにお越しになった先生方にも全力で応援していただきました。

初めは恥ずかしくて独唱できなかった1年生の二人。レッスンの終わりにはこうして堂々と歌を披露することができました。

妙子先生から「歌うことは表現すること。独りで歌うには勇気がいるけど頑張れたね!大きな声を出せたのはそれだけ自信がついたということだから大事にしてね!そして夏休みに今日こうして来てくれたことが嬉しいこと、ありがとう!」と素敵なお声掛けにニッコリでございました。ありがとうございます。

 レッスンの終わりに感想を求められた子どもたち。「いつもの音楽の授業よりも楽しく歌えました!」には、そばにいた担任の先生も苦笑いでございました。「歌うことがもっと好きになりました!」「歌に自信がつきました!」「楽しかったです!」。中には「また妙子先生に会えて嬉しかったです!」「お腹がすいた!」の声も...。

妙子先生からは「11月には長倉小学校でコンサートをやりましょう!その時また皆さんと歌いましょう!」とのお話があり、子どもたちから歓声が上がりました。レッスンが終わっても名残惜しそうに妙子先生や一緒にご指導いただいた先生方にまとわりつく子どもたち。今日の特別レッスンを開催してよかった!と実感した次第でございます。妙子先生、本日もありがとうございました。そして11月、楽しみにしております!

残暑お見舞い申し上げます!

8月17日(木)、学校閉庁日を終えました。畑の野菜たち、夏休みの初めはトマト・キュウリがメインでしたが、現在はピーマン・オクラでございます。また、ヘチマの花が太陽に向かって自己主張、実も膨らみ始めて参りました。その中に交じってカボチャも顔を出し始めています。

そう言えば、長倉田んぼの稲ですが、8月10日(木)に出穂と開花を確認できました。まるでこの日を予想していたかのように、ご指導いただいている今野先生がご来校。「今年の稲は丈が長いわ。スズメらにやらんねようにテープ張っておくがんない!」と暑い中にもかかわらず鳥除け作業をしてくださいました。ありがとうございました!

校庭では栗の実が早期落下...。栄養不足?暑すぎ?何とか収穫できますように!

ところ変わって職員室でございます。日直の先生が勤務し、教頭先生と教務主任が中心となってとても明るい雰囲気で稼働しております。広い校地内を巡視、異常なし!でございます。夏休みも残り1週間。健康第一で過ごして参りましょう!

夏休みの学校では...⑤

そのチャレンジは6月にスタートしました。校地内にある梅を使ったジュースづくり!です。梅の実は早い者勝ちということで、毎朝、5年生の女子児童が梅の実の状態を確認?!して、「今だ!」と見事な判断力により、学級の仲間を呼び寄せ、一気に梅の実の収穫を行いました。

梅の木のとげとげにめげず、実を拾い集める、木を揺する、木に登る等々あらゆる技を駆使してたった10分でバケツいっぱいの梅の実を収穫していきました。それは次の日も次の日も続いていったのでございます。

「あの梅どうしたの?」と聞いても知らんぷりをしていた5年生。7月に入り、調理室で怪しい動きを見せていたので追いかけていくと、どうやら梅シロップが完成した模様。「とうとう見つかっちゃった...」と浮かない表情ではありますが、この後に試飲をして、その出来栄えに大満足となりました!

さて、夏休みとなりました。5年生の皆さん、先生方が飲んじゃってますよ!暑い日が続いていますが、お仕事の合間に、皆さんが心込めてつくった梅シロップをソーダ割にしていただいております。先生方のこの笑顔!5年生の皆さんありがとうございます!

そして、暑い夏にピッタリの梅干しも完成!ごちそうさまでございます。

本校の畑には夏休みはございません。ある意味、毎日が収穫祭でございます。やまなし学級では、交代で水やりと収穫を楽しんでいます。先生方も涼しいうちから草取りや水やりを行っています。

朝収穫したのに、夕方にはまた収穫できるほどの豊作でございます。

こちらは教務主任。毎日朝夕、草刈りや水やりをしております。子どもたちの宝ものを大事にせねば!と、この立ち姿、お見事でございます。ありがとうございます。「今日は夕立は来ないのかな?」と、子どもたちがいない分、おてんとうさまと毎日会話をしております!

さて、明日9日(水)から16日(水)まで、学校閉庁期間となります。お急ぎの連絡は、学校代表メールにお寄せください。この期間中もきっと誰かが畑にいるとは思うのですが...。

夏休みの学校では...④

7月28日(金)、私たちは常磐消防署の皆様をお招きして応急手当講習会を開催しました。今年も、学校に同居しているときわ学童クラブの先生方にもご参加いただきました。

まずは救急蘇生法の胸骨圧迫の習得。圧迫箇所や圧迫方法を厳しく?!ご指導いただきました。

そして救急車が到着するまでの流れを実践。周囲の安全確認、119通報、AEDを持ってくること等の基本についてご指導いただきました。傷病者発見の次の手順として、まず近くにいる人を探して助けを求めなければ!と思いがちですが、それ以上に大事なのは心肺蘇生・胸骨圧迫を優先させること!ですね。

もう一つ、アナフィラキシー補助治療剤、いわゆるエピペンについて訓練しました。ちょっと大きめの小学生、給食中、アレルギーの原因となるのでストップをかけられていた卵を誤って食べてしまい、ご覧のようにショック状態へ。「大丈夫?」「エピペンは保健室に預けてあるね!」と先生。

ちょっと大きな小学生のショック状態は続き、先生は床に横にさせて、近くにいたちょっと大きめの同級生に、職員室に行って、この状況を伝え、AEDとエピペンを持ってきて欲しいと伝えることを端的に指示。

ヘルプが到着するまでの間、呼吸を確認して胸骨圧迫の検討。

呼吸ありとのことで、到着したエピペンを打つことに!ちょっと大きめの小学生の足を押さえて、いざエピペンをカチッ!と投与。しばらく様子を見ていると...

ちょっと大きめの小学生、ショック状態から立ち直り、全員一安心!となりました。何度練習してもエピペンを打つ!にはそれなりの覚悟と勇気が要りますね。

「人命にかかわることですから、最善を尽くすことができるように、様々な場面を想定して訓練しています」という消防署員の皆様のお話、私たち学校も同じ!という思うを持ちました。2学期には水泳の授業があります。傷病者の発生を起こさないことが最も重要ですが、起きた際に冷静に対応できるように勉強を続けて参りましょう。常磐消防署の皆様、今年もどうもありがとうございました。

夏休みの学校では...③

本校教室の床は、いわゆるスクールフローリングでございます。12.5cm✕2.5cmの木板を組み合わせた繊細で温かみのある仕様。計算上、1教室当たり19,564片の木板を使用しています。

 

しかし築40年が経つ本校の校舎。梅雨時には床板がめくれ上がり、はがれてしまい、今年の1年生と3年生には不自由な思いをさせてしまいました。そこで、時間を十分に確保できるこの夏休み期間を使い、業者さんに入っていただいき修繕していただきました。

業者さん、さすがプロ!でございます。小さな木片をのこぎりやかんなを使ってミリ単位で調整、はがれた箇所のサイズにピタッピタッとはめ込む作業、お見事でございます。これで子どもたちは安全に安心して学習に、そしてお掃除に取り組むことができます!ありがとうございました。

「あれ、床が段ボールじゃなくなった!やったー!」という子どもたちの喜ぶ顔が浮かんできます。迅速に対応していただいた教育委員会にも感謝でございます。

夏休みの学校では...②

本校のプールは築50年でございます。水漏れにより使用を中断しておりましたが、昨年、補修工事をしていただき2年振りに水泳の授業を行うことができました。が、やはり水漏れは続いており、改めて1学期に補修工事をしていただきました。

そして7月28日(金)、2学期のプール開きに向けて職員と職員のご家族にも手伝っていただき、プール清掃を行いました。それはそれは暑い中での作業ではございましたが、子どもたちのあの笑顔を思い浮かべながら、洗浄に除草にと黙々と活動する姿、教師魂そのものでございます!

少しずつ水を入れて8月1日(火)に満水となりました。

2学期が待ち遠しいですね!今年もこの伝統ある長倉の杜のプールに子どもたちの賑やかな声が響き渡ることでしょう。先生方、そしてご家族の皆様、本日も大変お世話になりました!

夏休み中の学校では...①

「夏休み中、学校は休みですか?」と子どもたちから毎年のように言われるのでございます。

と言うことで、夏休み中の本校の営みを時々紹介して参りましょう。7月24日(月)のこと、本校では校内研修会を開催しました。本校は令和6年度にかけて、市小教研生活科・総合的な学習の時間の授業公開協力校の委嘱を受けており、そのための話合いを行いました。

研究の全体概要を確認。一番苦労したのは「目指す子ども像」と「具体的な取組」についてでした。1学期の成果と課題を踏まえて、子どもたちがこういうふうに育って欲しい!こういう力を育てていきたい!あれこれ先生方のアイディアがあふれ出てきて、予定時間を延長してとことん話合いをしました。

暑い中ですが、子どもたちのためにと熱く語り合う先生たち、身内ながら素晴らしい!のでございます。また、夏休みの期間中だからこそダイナミックに時間を有効活用することができます。ちょっぴり夏休みの宿題もできましたが、子どもたちのためにと頑張って参りましょう!研修主任、本日の会議の企画運営、ありがとうございました。

常磐土曜楽校が開催されました!

7月29日(土)、常磐公民館主催の「常磐土曜楽校」が常磐公民館で行われました。今回のテーマは水彩画。本校からも希望者が参加しました。

講師は常磐地区の水彩画サークルの皆様、そしていわき湯本高校美術部の生徒の皆様です。一人ひとりのニーズを聞き取りながらアドバイスをしてくださいました。おかげで子どもたちも伸び伸びとオリジナル作品の制作にチャレンジしていました。完成した作品は、秋の公民館文化祭で展示するとのことでございます。

月に1回程度のペースで多彩な内容で開催されている常磐土曜楽校。地域の皆様に子どもたちの学びをお支えいただいております。今回は高校生も参加。美術部の生徒さんは「私の方が勉強になっています!」とのコメント、お互い学び合っていますね。有意義な時間を創出してくださり、感謝申し上げます!

夏休み一週間が過ぎました!

「夏休みにしかできないことにチャレンジしよう!」と呼びかけての夏休み、暑い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。改めて有意義にそして安全に毎日を過ごすために、夏休み前に学校で確認したことをお伝えします。

まずは、校外子ども会を開催しました。登校班ごとに集まって、1学期の登校状況について反省し、夏休みを安全に過ごすためには?をテーマに話合いをしました。危険箇所はどこ?飛び出し等思わずやってしまいそうなことは?等々。中には「あそこの木には蜂の巣がよくあるから気をつけよう!」という意見も。どのグループも6年生が中心となり、特に1年生に分かりやすく丁寧に話し合っていました。

その後は、担当の先生からプリントが配布され、先生ご自身の経験談も含めて夏休みの過ごし方について確認を行いました。保護者の皆様宛に発出した「夏季休業中における児童の生活指導についてのお願い」の通知文は「お知らせ」のバナーにアップしましたので皆様もご確認ください。

そして終業式では、「水の事故」について取り上げお話をしました。ここでは5年生が大活躍。河川で陥りやすい事故を具体的に演技し、万が一発見した際の救助法・助けの求め方をご教示くださいました。また、水の事故に関する連絡先は118番!を確認。動画を視聴して、具体的な通報の手順を視聴しました。

加えて各学級では、各学年に応じて安全講話を行いました。ご家庭でも定期的にご確認いただければ幸いでございます。また地域の皆様にも子どもたちを見守っていただきますよう改めてお願いいたします。事故ゼロで夏休みも過ごして参りましょう!

令和5年度、1学期終業式!

7月20日(木)、1学期の終業式を迎えました。校長あいさつでは、各学年の成長したことを紹介させていただきました。「育てる4つの力」をフル活用した成果をたくさん紹介することができて嬉しいです。みんなで拍手をして称え合いました。

そして、ある6年生児童のご紹介。彼は夏休みを使って、いわき市の兄弟都市である宮崎県延岡市に派遣されるジュニア交流隊に応募し、見事メンバーに選ばれ、8月15日(火)~18日(金)に交流活動に参加することになりました。彼がこの活動に応募した理由は、「宮崎県に行ってみたいと思ったんです」とのこと。そして「延岡市の小学生とお互いの町の魅力を紹介し合って見聞を広めたい」という目標を立てて準備を進めています。彼のように、夏休みを思い切り使って、「やってみたい!」と思ったことに夢中になってチャレンジしてみよう!と呼びかけさせていただきました。「こんなこと頑張ったよ!」「こんなことやってきたよ!」というお話を楽しみにしております。

続いて、代表児童による作文発表。「1学期を振り返って」をテーマにお話くださいました。

2年生児童は、鉄棒のこと。お友達が前回りやコウモリの技をやっているのを見て「私もできるようになりたい!」と思って練習して、前回りができるようになったというエピソード。毎日こつこつ練習してきた成果が現れて嬉しいですね。そのチャレンジに大きな拍手!

4年生児童は、心に残っている3つのことを紹介。その中で、七夕集会で◯×クイズを担当し、タブレット等で問題作成を頑張ったのだそう。その結果、「みんなに喜んでもらえてよかった!」とのこと。みんなのために!と知恵を絞ってチャレンジしたことに大きな拍手!

6年生児童は、とても大変な1学期を過ごす中で、「6年生としてあるべき姿」について考えたのだそう。そして、「ぼくは6年生のあるべき姿は、自分のことは自分でやり、責任を持って下級生を導いていくこと」と「下級生を導くためには、時間を見たり、誰に見せてもいい生活をするのが必要だと思います」という考えに至ったとのこと。彼の思考、心打たれます!きっと彼が暮らす学級全体がそういう思いを共有しているのでしょう、立派!

式後、表彰式を行いました。3年生が青少年健全育成標語コンクールで優秀賞を受賞。「こんにちは やさしいエール ありがとう」。あいさつの大切さを気づかせてくれますね。1学期の最後に嬉しい言葉ををみんなで共有することができました。

その後、お掃除をして学級の時間へ。もう胸の内はすっかり夏休み!といったところでしょうか。セミの鳴き声と大輪のひまわりに見送られながらにぎやかに下校していきました。

1学期、大変お世話になりました。ご家庭、地域の皆様、そして身内ではありますが本校の職員に感謝いたします。とびっきりの笑顔で下校していく子どもたちの姿を見ていると、また2学期も頑張ろう!頑張らなければ!という思いをしております。8月25日(金)、また全員集合!でございます。

デニス先生、Thank you very much!

7月18日(火)、外国語指導助手(ALT)のデニス先生が任期満了ということで、6年生が中心となってデニス先生お別れ会を開催しました。まずは全校生と記念写真!長倉小のミニアルバムとして贈呈します。

6年生より感謝の言葉を。一人が日本語で、もう一人が通訳となって英語でスピーチ。「Thank you for teaching us English for two years.You were aiways kind and your English classes were so fun.」「2年間、英語を教えてくれてありがとうございました。デニス先生はいつもやさしくて英語の授業も楽しかったです。」

続いて校歌の演奏。6年生の鼓笛の演奏に合わせて、全校生で校歌を歌いました。デニス先生より「So happy!I heard the school song for the first time, it is a powerful and wonderful.」=「嬉しいです!初めて校歌を聴きましたが、パワフルで素敵な歌ですね。」との感想をいただきました。

そしてプレゼント贈呈!1・2年生は学級で、3年生以上は一人1枚のお手紙を準備していて、デニス先生に手渡しました。デニス先生からのご挨拶は日本語で「長倉小学校でみんなと英語の勉強ができて嬉しかったです。これからも頑張ってください。今日はどうもありがとうございました。」とのお言葉をいただきました。

 

最後の授業となった4年2組、いつも通り子どもたち目線で熱心に授業をサポートしてくださいました。

デニス先生、下校時はいつも昇降口で子どもたちを見送ってくださいました。でも今日はいつもの「See you!」ではなく「good bye!」で。それは退勤時に職員に見送られる場面でも同じでして...。

淋しいですが、彼の人生の新たなステージでの活躍をお祈りいたします!デニス先生、Thank you very much!Good luck! 

それで、このお別れ会にはエピソードがございまして、それは6月27日(火)のこと。6年生が校長室にお越しになり、「ALTのデニス先生が7月でアメリカに帰ることを聞きました。そこで、このようなお別れ会をしたいのですがどうでしょうか?」と企画書を持参してのご提案。私からは「それは素晴らしいこと」とお伝えし、その上でどのように準備をしていくのか、かかる予算はどうするのか?と、職員と議論する時と同様に質問させていただきました。6年生、答弁に戸惑うところもありましたが、「デニス先生にお礼を言いたい!全校生で伝えたい!」という確かな目標を持っていたので、私の質問に対してもぶれずにその場で知恵を出して、追質問にもめげずに答弁していきました。

そんな経緯があって実現したこの会。会を終えた後の6年生、再び校長室にお見えになり「準備は大変だったけど全校生でやれてよかったです!」「デニス先生に贈ったミニアルバムには授業中のデニス先生の写真も入れていて、アメリカの家族にデニス先生が頑張っているところを見てもらいたくて。必ず伝わると思います!」「デニス先生にThank you!と言ってもらえて嬉しかったです!」との声。淋しい出来事ですが、みんながHAPPY!となる会を企画・運営した6年生にも大きな大きな拍手!でございます。

5・6年生受講「インターネットの使用について伝えたいこと!」

7月18日(火)、1学期最後の週がスタート!暑い日が続いていますが、子どもたちとともにもうひと頑張りして夏休みを迎えましょう!

さて、13日(木)に、5・6年生はメディア講習会を開催しました。講師は、市青少年育成市民会議にご依頼申し上げ、いわきメディア指導員の佐藤先生にお越しいただきました。

本日の講話の柱は次の3つでした。

メディア指導員として長年ご活躍されてきた佐藤先生、インターネットによって全世界とつながっていることを丁寧に説明してくださいました。まさに諸刃の剣。便利さと危険性の両面をあわせもつインターネット世界、そしてSNS利用の仕方について、事故事例を踏まえて具体的に教えてくださいました。

まとめとしてメラビアンの法則が紹介され、人とのコミュニケーションにおいては、言語情報の影響は10%弱で、表情やジェスチャーといった視覚情報や話すスピードや声のトーンといった聴覚情報の方が影響しているとのお話がありました。直接会って話をすることこそ大事!というメッセージをいただきました。

講義後の質疑は、子どもたちからも様々なテーマが出されました。消去した画像や動画は本当に消去されているのか?加工処理した画像を公開したけど加工を外されてもとの画像を見ることは可能なのか?等々。それに呼応して担任の先生も、一方的に送りつけられたメールの対応策について質問をしていました。なんだかだんだん不安になってきたようで...。佐藤先生、ご指導ありがとうございました!

講義後、佐藤先生とお話しさせていただきましたが、子どもたちの質問テーマが多岐にわたっていたことから、子どもたちにとってネット社会は身近であることを実感しました。それに伴って危険な状況に遭遇する可能性も高い!ということですね。使い方については学校でも啓発して参りますが、ご家庭内でもネット利用の約束ごとと確認、それとフィルタリングの設定を重ねてお願いいたします。

夏休みを前に、計画・実施していただいた先生方にも感謝申し上げます!

今週は「新体力テスト」ウイーク!

今週は1日2種目ずつ、こつこつと新体力テストを実施しています。体育館では、長座体前屈、立ち幅とび、 反復横とび、20mシャトルラン。

体育館通路では、握力と上体起こし。

校庭では、ソフトボール投げと50m走。

今年も、6年生を班長さんとする縦割り班で活動しています。開始時間になると1年生教室には6年生がお迎えに参上、1年生は安心して初の新体力テストにチャレンジすることができています。

シャトルランでの一コマ。陸上大会でも入賞した6年生女子の走りに全員の視線が注がれ、いつの間にか体育館に居合わせた子どもたちから「がんばれ!」のかけ声が。それで最高レベルに到達して見事ゴール!大きな拍手!となりました。担任の先生ともハイタッチ。その後、自分の班の後輩たちが憧れの眼差しで走り寄ってきて、みんなルンルン気分?!で移動していきました。

どの種目会場でも、先輩が後輩を優しく気遣い、また活動を引っ張る姿があります。特に6年生は、ここにきてますます最高学年としての自覚が高まってきていますね!そして後輩は先輩の凄さを実感し、走り方や投げ方を真似してチャレンジする様子が見えます。

お互い見る・見られるというかかわり合いがモチベーションとなって、自己ベストを更新!の声もたくさん聞こえてきています。本校の子どもたちのよさをたくさん見ることができて、嬉しい毎日でございます。

今週は暑い日が続きました。校庭では日陰箇所を増やし、水分補給を十分に行わせてきましたが、流石に12日(水)は校庭の暑さ指数(WBGT)が危険域に達する数値でしたので新体力テストは中止にしました。一方で、低学年の下校時には、3日連続して雷雲が通過して教室待機へ。ご心配をおかけしました。来週で1学期も終了となります。お互い健康第一で過ごして参りましょう!

食育、「おやつ」について学びました!

本校では、正しい食習慣づくり、食品を選ぶ力の育成等をねらいに食育の一環として、毎年、カルビー株式会社様によるスナック・スクールを開催しています。今年も講師として加藤先生がお見えになり、7月11日(火)・12日(水)、3・5・6年生において各2時間ずつご講義いただきました。

前半のキーワードは「200キロカロリー」。これはおやつのエネルギーの適切な量の目安。ポテトチップスに換算すると35gとのこと。この位だそうです。「案外多いなぁ」という印象でしたが、「実際はもっと食べちゃうよね!」の声も。

ちなみに、3年生、ふだん食べているおやつのエネルギー量を計算してみると...。

多くの子どもたちはカロリーオーバーとの結果が。中には「やっぱり食べ過ぎだったか」と自覚していた様子も...。加えて、夕食2時間前までにおやつを食べることは、血糖値の変動を穏やかにする効果があるのだそう。

後半のキーワードは「パッケージの表示」。加藤先生から「今日の授業の教科書を配布します」とのお話があり、子どもたちの手元には教科書=「◯ッ◯◯ポテト」の実物が...。当然子どもたちは「やったー!」となったわけですが、続けて加藤先生から「どんな商品でもパッケージに書いてある表示を読むことが、皆さんの安全や健康を考えるためにとっても大事なのよ!だからこの表示は教科書なのよ」というお話があり、子どもたちは納得のご様子。すぐに冷静さを取り戻し、「原材料名」や「賞味期限」等の表示について、クイズやゲームを通じて具体的に理解していきました。

途中、ポテトチップスが完成するまでのプロセスをビデオで視聴しました。「すげぇ量のじゃがいもだ!」「あんなに早く運ばれていくんだ!」「機械ばっかりだ」「働いている人少ない」「厳重な服装で大変そう!」等々のつぶやきが。また、揚げ油にはパーム油を使用していて、環境や人権に配慮したパーム油を証明するRSPO認証マークの表示を開始したとのこと。広く深い視点から「おやつ」をとらえることができるようになったでしょうか?

最後はポテトチップスのご試食へ。わたし、授業中、ずっと銀色に輝くボウルの中身が気になっておりまして、何度も手を伸ばしていただこうとしたのですが、その度に子どもたちに怒られてしまい...。ここでやっと子どもたちと仲直りすることができました。おやつは仲違いの要因ともなりますが、仲良くなるきっかけにもなるんですね。

あら、今野先生まで...。昨年度まで常磐公民館で地域連携事業を担当していた今野先生から本事業をご紹介いただいたご縁で本日もご参観いただきました。見事な食べっぷりでございます。3年生にとってもお馴染みの今野先生、自然と子どもたちの中へ。寄り添ってくださりありがとうございました。

クーラーの効いた部屋でのおはなし会、2年生編

7月11日(火)、図書館ボランティアの皆さんによる「おはなし会」を行ってくださいました。今回は2年生が対象。いつもは畳の部屋で行っていますが、この日は猛暑日。よってクーラのあるコンピュータ室に場所を移して開催しました。本日のメニューはこちらです。

絵本「にんじゃあまがえる」は、カエルが持ついろいろな能力を忍者に見立てて紹介していく内容。「葉っぱ隠れの術!どこにカエルはいるでしょうか?」の問い掛けに、もの凄い勢いで答える子どもたち。さらにさらに...と、カエルの魅力にもすっかり引き込まれていきました。

続いて「おかしな かくれんぼ」。絵本の造りにひと工夫あって、意外な展開に一喜一憂!「えー!」だの「おー!」だの言いながら好奇心をくすぐられたご様子。「よくばりすぎたねこ」は本の名前の通りのストーリーで「やっぱり欲張っちゃダメってことね」と感想を話しておりました。

絵本「ともだちや」。キツネが主人公のお話で、友達はお金で買えるのか?がテーマ。最後にオオカミがキツネに向かって「本当に友達か?」と問い掛けます。この言葉は子どもたちの心にも響いた様子で「友達ってなんだろう?」と、無言でじっと絵本に集中する子どもたちの目が印象に残りました。

最後のお話は、積み重ね話「わらぶきやねのいえ」。イラストが1枚ずつ紹介され、その度にストーリーが付け加えられていって、最後にはイラスト8枚分のお話が完成。子どもたちはボランティアさんの後に続いて復唱していくという仕掛け。「わらぶき屋根の家」からスタートし、「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさん」と続き、最終的には「わらぶき屋根の家に住んでいるおじいさんが飼っている...(中略)...お地蔵さん」となっていきました。けっこう頭を使うので子どもたちも必死に復唱!また「この本の読み聞かせをやってみたい人?」の呼びかけがあって2名がチャレンジ!見事成功して大きな拍手をいただきました!

ラストは、ボランティアの皆さんからのプレゼント。最後に読んだ「わらぶきやねのいえ」のイラストと台本。「お家の人にも読んで聞かせてあげてね!台本を見ないで出来たら最高よ!」とのメッセージ。早速、まずはお友達からということで台本を読み合いながら教室へと帰っていきました。

ボランティアの皆さん、本日も子どもたちに心の栄養と上質な思考の時間をありがとうございました。図書館前の掲示板も夏バージョンに模様替えしていただきました。次回は、9月に3年生対象とのこと。引き続きよろしくお願いいたします。

やまなし2組、授業研究を開催!

2年生から4年生の子どもたちがそれぞれの個性を発揮し合って元気いっぱいに学んでいるやまなし2組。7月5日(水)、生活科・総合的な学習の時間で授業研究を行いました。

やまなし2組は学級園で一人1野菜を担当しての栽培活動にチャレンジ中!本日は「野菜の成長報告会をして、これからの計画を立てよう!」というめあてのもと、一人ひとり観察記録をタブレットを使ってまとめてプレゼン大会を行いました。

しろうり、トマト、らっかせい、ピーマン、とうもろこし...。それぞれに写真を使い、コメントを書き加えて、恥ずかしそうにしながらもノー原稿での発表、よく頑張りました。決して順風満帆の栽培ではなかったことも伝わってきました。それとスイカのプレゼン、表紙のデザインが素敵!

後半は、これからの活動について意見交換。ここでも「肥料をあげる」「整枝する」「栄養が届くように草むしりをする」等々、具体的な内容をあげていました。「美味しい野菜を食べたい!」という大きな目標があって、「育ててみたい」という意欲をもち、実際に野菜作りを通して、知のネットワークを自ら築いてきていることを実感しました。まさにアクティブラーニングでございます。本日の授業も大成功でございました!

授業後の振り返りでは、担任の先生から「子どもたちのよさや出来ることを引き出して試行錯誤を繰り返しながら授業づくりにチャレンジしていますが、まだまだです!でも子どもたちは毎日本当に頑張っていて、家庭や地域の方にも上手に伝えていきたいです」というお話がありました。その思いに寄り添い支えて参ります。

支援員さんのさりげないサポートも子どもたちの学びをしっかりお支えいただいております。

また、担任の先生の素晴らしいところを2つほど。1つは、子どもたちとの話合いの中で、全身を使ってのボディーランゲージ。子どもたちの五感に働きかけていました。もう1つは板書。本日の授業に見通しを持たせるために、タイムタイマーで時間を見える化していました。また、今日の授業に見通しを持たせるために段階毎にカードを貼り付けていって、そのカードも文字だけでなく活動内容が分かるイラストも入れていました。そして活動が終了したと同時にカードをはがして、次の活動はこれ!と、視覚に働きかける取組をしていました。これはユニバーサルデザインの視点に基づく授業づくりですね。お見事!学びの多い授業研究会でございました。

 

毎朝、用務員さんも巻き込んで野菜の収穫をしているやまなし2組の子どもたち、時々職員室にやってきて「美味しい野菜はいかがですか?」と商いも始めた次第。「あまくておいしいです。おすすめ料理はピーマンの肉詰めです。」と、買ってもらえるようにコメントまで添えていて、きっと学級であれこれ作戦を練っているのでしょう。

そう言えば、先週は60円だったのに、今週は80円に値上がりしておりまして、「どうして?」の質問に、「いろいろ大変なんです!」とのこと。もはや立派な生産者でございます。ちなみに買わせていただいたピーマン、ご指示いただいた通りに肉詰めにしてみました。それはそれは美味しかったですよ!ご馳走さまでした。

 

6年生、じゃがいもの収穫にチャレンジ!

新しい一週間が始まりました。お星さまにお伝えした願いごとをかなえるために今週も頑張って参りましょう。猛暑日が続きますので健康面にご注意ください!

さて、6月28日(水)のことになります。じゃがいも畑には今野先生のお姿が。今年も収穫の時期を迎え、6年生がじゃがいも掘りにチャレンジしました。「メイクイーンはカレーかな、きたあかりは煮くずれしやすいけど甘いがんね!」というお話を聞いて、6年生、がぜんやる気が出てきて...。

立派なサイズから豆粒サイズまで、1個たりとも逃すまい!と夢中になって掘り起こしておりました!

今年もバケツ5杯分のじゃがいもが収穫、大豊作!途中、畑の中から、それはそれは太くて長いミミズさんがたくさん出て参りまして子どもたちも興味津々。うわっ!って嫌がる様子もなく、「このミミズのおかげでじゃがいもがたくさんとれたんだね!」って会話、さすがは6年生。6年間ずっとこの畑をホームグラウンドにしていただけあって、ミミズのパワーをしっかりと理解していました。

本校では、じゃがいも引継ぎの儀式があって、今年も6年生から5年生にじゃがいもが手渡されました。じゃがいも畑の隣では、5年生がきゅうりとさやえんどうを育てていて、今野先生から追肥の仕方のレクチャーを受けておりましたが、「来年はじゃがいもだがんね!」と声を掛けられ、早くも「あのじゃがいもか!」と思いを巡らせておりました。

じゃがいもはさっそくご自宅へお持ち帰り。後日、「カレーに入れました!」「ポテサラつくったんですよ!」「みそ汁に居れたら甘かったです!」等々の報告をしてくれました。ジャガイモ栽培2023、大成功でございました。

七夕集会2023、星に願いを!

毎朝、低学年教室から聞こえてくる子どもたちの歌声。6月はカエルの歌、7月に入ってからは「♩ささの葉さらさら~」が聞こえています。本日7日(金)2校時、体育館で代表委員会主催による七夕集会を開催しました。

 「願いごと発表」では、各学級の代表児童が短冊に込めた願いや思いをお話しくださいました。「みんなが幸せになりますように!」「オリンピック水泳で金メダルをとって元気を届けたい!」「水泳25m泳げるようになりたい!」「家族で元気に過ごせますように!」「七夕展でよい賞がとれますように!」「算数100点とれるように頑張ります!」「男女共同参画社会にかかわる仕事に就きたい!」「プロサッカー選手になりたい!」「お母さんと遠出したいです!」「アイスクリームやさんになりたいです!」。

続いて代表委員が「七夕の由来」について絵本の読み聞かせ、気持ちを込めてしっかりと語り部の役目を果たしていました。

そして「七夕◯✕クイズ」。「彦星さんが飼っていたのはサイである。◯か✕か?」。正解に一喜一憂、司会の4年生、会場を盛り上げてくださいました。

ラストは「たなばたさま」を合唱。今夜から星空を見上げて、彦星さんと織姫さん探しが始まるのではないでしょうか?

代表委員会の皆さん、楽しい時間の創出ありがとうございました!

さて校舎内、各学級前には笹飾り が。短冊には、世の中の幸せやこれからの自分の目標等々の美しい!願いごとが記してあります。一方で、正直!な願いごとも...。それはそれで認めて参りましょう。

わたし個人的に特に感動した短冊はこちら。ぜひぜひ叶えましょう!

ちなみ、飾り付けに使った笹に見立てた竹は、ご近所様のご厚意によるもの。用務員さんと教頭先生と調達して参りました。通りかかった地域のご年配の方から「なんだい竹かい?そんなに何するのよ?」とお声がかかりまして、「学校で七夕飾りに使います」とお話しすると、「そりゃいいね。子どもらのためにありがとうね!」というお言葉を頂戴しました。この『子どもらのためにありがとうね!』は心に響きました。まさか感謝の言葉をいただくとは。まさに子どもたちは地域の宝でございます。よし!子どもたちや先生方の願いが叶うように、長倉小学校はこれからも全力でチャレンジし続けていくぞ!

若手教員の短冊、あなたの願いごとも叶えるぞ!

給食の楽しさと大切さと!調理場の皆様にご訪問いただきました。

7月5日(水)、いつも給食を調理・提供していただいている常磐学校給食協働調理場の皆様がお越しになり、給食の様子、特に子どもたちの食べっぷりをご覧いただきました。

途中、栄養教諭の先生から子どもたちにご講話をいただきました。「食事は単に食べるだけではなくて、生産者の皆さんやつくっている方たちにも感謝することも大事ですよ。そして食事作法・マナーにも気をつけましょう!」のお話しに、急に姿勢がよくなって、お茶碗を手に持つ姿が増えたような...。みんな分かっているんですね!

そして、「明日のメニューのテーマはSDGsで、カナガシラというお魚が入っています。このお魚、本当に美味しいのですが、調理に手間がかかるので残念ながことにあまりお店に並びません。せっかく獲れたカナガシラ、もったいないので今回取り上げて、フライにしてお出しします。ぜひ味わってみてください!」とのこと。子どもたちも「大事なことだよね!」と早くも明日の給食に思いを巡らせておりました。

4年2組では、栄養教諭の先生から「メニューのリクエストはありますか?」の呼びかけがございまして、「ねぎみそ」「唐揚げ」「ケーキ」「グレープフルーツ」「さくらんぼ」「ぶとう」...と盛り上がりました。「切り干し大根!」には「案外いいかも」と支持する声が、「ツナご飯!」はもはや郷土食でしょうか、「黒毛和牛のカレー!だめかな?」に対しては栄養教諭の先生から「美味しいビーフが入ったカレーをお出しします!」との回答があり、さらに盛り上がりを見せておりました。

訪問後、皆様から「子どもたちの身支度や給食室の整理整頓がしっかり行われていました。メニューのリクエストが多く、給食への期待の高さを感じました。」とのお言葉をいただきました。学校からは、物価高の折、あれこれやりくりしながら、栄養バランスと今風の美味さにも気を配りながら給食を提供してくださっている皆様方に改めて感謝申し上げた次第でございます。毎日の給食、しっかり食べきって、暑い夏を乗り越えて参りましょう!

あっ!本日の給食、肝心のカナガシラのフライ、写真に撮るタイミングを逃してしまいました...。申し訳ございません。感想は子どもたちからお聞きください。そしてご家庭でもぜひご賞味くださいませ。

#カナガシラ

歯科衛生指導を開催中!

7月4日(火)、学校歯科医の菅原勝人先生と3名の歯科衛生士の皆様にお越しいただき、学級を回ってお口の衛生指導を行っていただきました。2校時は1年生へ。テーマは「歯と食べ物」。まずは養護教諭から、歯によい食べ物や6歳臼歯についての学習を行いました。

その後、染め出し液を使って、歯磨き状況のチェック!赤く染まったところが磨き残したところ。子どもたち恐る恐る鏡で自分のお口の中をチェック。「真っ赤だ!」となった次第でございます。中には「こ、こ、こんなに赤くなっちゃって大変だ!」とこの表情...。

自分のお口の中にビックリ!お友達のお口の様子も見てまたビックリ!でございました。それでは!ということで菅原先生のご登場!正しいブラッシング方法を丁寧にご教示くださいました。奥歯からね!歯と歯茎の間もね!シュカシュカってね!どう?そう!上手だね!と。衛生士さんから励ましのお言葉もいただきながらチャレンジしていきました。

給食後の歯磨きもスタート!お家でも、学校でも、今日教えていただいた歯磨きの方法を実践して参りましょう!虫歯のある人は早めの治療を。そしてむし歯ゼロをずっとずっと続けて参りましょう!

なお、菅原先生には11日(火)と19日にもお越しいただき、全学年、次のテーマでご指導いただきます。今年は全学級染め出し液を使っての歯磨きチェックを行います。菅原先生、今年もどうもありがとうございます!

2年生
「6歳臼歯、歯の王様」
3年生
「どうして虫歯になるの?」
4年生
「歯の生えかわり」
5年生
「小学生でもなるんだよ、歯周病」
6年生
「たくさん嚙んで元気なからだ」
やまなし学級
「正しい歯みがき」

授業研究会、私たちも日々勉強、チャレンジです!

6月30日(金)、期待の新人教員が4年2組において授業研究を実施しました。初任者研修の一環でございます。授業は国語科のつなぎ言葉、接続語の学習です。

初めに、前時までに学習したつなぎ言葉を復習。順接・逆説といった6種類のつなぎ言葉を拡大コピーした表を準備して確認しました。前の授業と今日の授業を関連付ける大事なひと手間、Good!

そして「今日はこのつなぎ言葉を使って、実際に文章を作ってみよう!そしてみんなで読み合おう!」と授業テーマを設定。子どもたちは「自分でつなぎ言葉を選んで、タブレットを使って文章を書き込んでいきましょう!」という指示を聞いて夢中になってチャレンジしていきました。

先生は一人ひとりの活動状況を見て、優しく言葉をかけてさりげなく子どもの学びを支援していきました。そのさりげなさは、子どもたちに安心感を与えていましたね。大事です。Goodです!

そしてこの授業のヤマ場!子どもたちがお互いの作品を紹介し合う場面へ。ある一人の作品を電子黒板に映し出して「どうでしょう?」「意味は通じるかな?」と問いを投げかける先生、それに自由闊達に意見や感想を述べて応える子どもたち。普段から子どもたちの声を大事にしているからこそですね、Good!

子どもたち、出来た感!を大きく味わいましたが、ここで満足しない先生。さらに理解を深めさせようと「今から選ぶカードに書いてある つなぎ言葉 で文章を作ってみよう!」というチャレンジへ。子どもたちは、使えるつなぎ言葉が指定されてしまうので「え~、できるかな」と思わず本音が。でも、さっきはできた!という成功経験が子どもたちの背中を押して、積極的にチャレンジする姿を見ることができました。

学習のまとめは、今日の授業でできたこと・分かったことを記録。タブレットの画面や板書をじっと見つめて授業を振り返ってしっかり書いてまとめをしていました。子どもたちのノートを見ると、いつも書くことも大事にしている様子がうかがえました。まとめる時間もしっかり確保しているところ、Very Good!です。

そんな期待の新人を、温かく見守っている先生が...。いつも彼を支えている指導員と学年主任の先生、そして算数の授業でタッグを組んでいるベテラン先生です。お三方のご支援にも改めて感謝でございます。

放課後、校長室で授業の振り返り。「時間通り進行することはできました。でも、まだまだです!」との自評。自分の勝手よりも子どもたちの成長を第一に考え、子どもたちが成長する姿を探究しているその姿勢、とても頼もしく感じました。新人教員のチャレンジに大きな拍手!

また、多くの先生方が授業に馳せ参じ、参観しました。放課後の職員室、彼を励まそうというよりも、ご自身の指導力を高めようとあれこれ意見を出し合いにぎやかでした。私たちも日々勉強、そして子どもたちのためにチャレンジでございます!

全校集会を開催しました!

6月29日(木)、全校集会を開催しました。今回の集会は大きく2つの内容。表彰式と保健委員会からのお話です。

 

まずは表彰式。1つ目は、いわき市歯科医師会主催の「歯と口の健康週間 図画・ポスター・書写・標語コンクール」。本校からは、ポスターの部で5年生が銀賞、書写の部で1年生が佳作、標語の部で2年生が金賞を受賞しました。また、卒業生が書写高学年の部でいわき市長賞を受賞、嬉しい報告をいただきました。

表彰2つ目は、本校の保健委員会主催による「良い歯の表彰」。今年の歯科検診で虫歯がなかった88名、そして虫歯が6年間1本もなかった7名に対して、それぞれ代表に保健委員会オリジナルのカラフルな賞状を手渡しました。

表彰3つ目は、6月21日(水)に6年生がチャレンジした陸上大会の表彰式。入賞者は過日お伝えした通りでございます。かくも多くの選手に賞状を渡すことが出来て嬉しい限りです!

続いて、保健委員会の6年生が前に立ち、歯の治療とむし歯の予防の呼びかけを行いました。「食べた後は丁寧に歯を磨きましょう!」「虫歯菌は甘いものが大好き。食べるおやつにも気をつけましょう!」等々の解説。そして「来週から、給食の後の歯磨きを始めます。しっかり磨きましょう!」との呼びかけで締めくくりました。

保健委員の皆さんは先日の委員会での練習の成果を見事に発揮して、立派に役目を果たしました。ありがとうございました!全校集会の場も利用して、子どもたちの活躍の場をどんどん増やして参りましょう!

1学期のまとめの委員会活動

6月26日(水)、4年生以上で組織している各委員会活動を行いました。

図書委員会、今年もたくさんの本を読んでもらおう!とお昼の放送での図書紹介等にもチャレンジしてきました。この日は、図書館をもっと利用してもらおう!とポスターを制作し、学校司書さんとも相談して掲示活動を行いました。次の日の朝、早速効果が現れたかのように貸出カウンターには長蛇の列が。貸出業務も嬉しい悲鳴!といった状況でございました。

放送委員会、6年生が学級の活動で不在、でも5年生が中心となって話合いを進めていました。朝とお昼の放送を担当していますが、取り組み方の質を高めよう!という反省が。次の日のお昼の放送室、放送開始前に手順を確認して、いつもよりスムーズに放送を運営することができました。頑張ったね!この後、先生紹介の番組作りにもチャレンジするとのことです。

運動・環境委員会、いつもは体育倉庫の整理整頓、花壇への水やり等で大活躍の皆さん。今日は日頃の活動状況について課題はないかという話合いを。「先生に言われる前にやりましょう!」という意見もあって、委員会活動の意味をしっかり理解している姿に感心感心。

給食委員会、今日は梅雨時を迎えて衛生面の確認ということで、配膳台をきれいにしたり、お盆洗い用洗剤の確認等を念入りに行いました。「なんで台車を移動させているの?」という質問に「運搬の順番を考えるとこの方がいいはずだから」との回答。さすがです。毎日責任を持って活動しているからこそ気づくことですね!

保健委員会は、賞状を作成していました。どうやら全校集会で、虫歯ゼロの表彰式を行うとのこと。合わせて虫歯予防の呼びかけも行うそうで、リハーサルにもチャレンジしていました。「緊張します」と本音を語りながら、本番に向けて原稿を読み込んでいきました。本番が楽しみ!

今年度から活動に加わった4年生も含めて、どの委員会の活動もすっかり板に付いてきて、積極的に動く姿が印象的でした。こういったところからも子どもたちの成長を感じることが出来ますね。夏休み前、子どもたちのもうひと伸びを期待してさらに声をかけて参ります!

この日の下校時、西から黒く大きな雨雲が近づいてきてゴロゴロと...。いわゆるゲリラ豪雨が心配されたのですが、本校通過の直前になって急遽進路を北に変えて去って行きました。よかった!とホッと胸をなで下ろしましたが、じつは本校の教務主任の力によるものだったのです。

「子どもたちの安全な下校のために!」と気持ちを込め、フーッ!!と勢いよく雨雲に向けて息を吹きかけていたのでした。おかげで子どもたちは天気の心配をすることなく、いつも通り元気に下校することができました。教務主任、お見事!

いじめのない、みんなが楽しいと言える長倉小学校へ!

子どもたち一人ひとりの多様な幸せと社会全体の幸せである「Well-being」、第7次福島県総合教育計画の合言葉でございます。しかしながらまだまだ成長途中の子どもたち、時にはお友達とトラブルを起こしてしまうこともあります。多様な生き方を尊重し合う大切さとともに子どもたちの人権意識を高めていくことをねらいとして、5月の全校集会で、「いじめを説明できるようになろう!」をテーマにして子どもたちに解説し、少しの時間でしたが対話をしました。

するとその日の放課後、校長室に6年生がお越しになり、「わたしたちで『6年1組いじめ防止対策推進法20箇条』をつくったので聞いてください!」とお話しになりました。

6年生は社会科の授業で、憲法・法律を学習していて、全校集会での講話を受けて、自分たちなりに「いじめ」について考えてみたとのこと。「いじめをしてはいけないけど、絶対にいじめをしないとまでは言い切れない。でも学級でいじめをおこさないためにみんなで気を付けることはできるはず。なので意見を出し合って、いじめを起こさないように気をつけることを20箇条にまとめました」というお話し。感想を求められましたが、感動でございます。一人ひとりを大事!という思いで団結した6年生、お見事でございます!

さらにこの話には続きがありまして、6年生にほど近い5年生も、いじめや人権について話合いをしたとのこと。「やっぱりいじめはだめだよね!」という思いに至って、それをどう行動に移していくかが話題になり、それなら6年生に学ぼうということで話を聞いて、結果、6年生に倣って「5年いじめ防止法」を制定したとのこと。5年生は23箇条です!とのことで、代表委員が休み時間を使って模造紙に条文を書いていました。

この取組を通して、子どもたちは、きまりや約束事を決めるときは、自分の意思を伝えること、相手の意思を尊重すること、対話を通じて合意形成を図っていくことが大切という経験をしています。小学生なりに「Well-being」を追い求めて実践していること、またそれができること、私たちも勉強になっています!

さあ明日から7月。来週は、保護者の皆さんとの個別面談も実施されます。子どもたちの成長を共有してさらに大きく育てていくための目標と手立てについて、わくわくしながら話し合って参りましょう。宜しくお願いいたします。

1年生チャレンジ、「おおきなかぶ」を熱演!

6月27日(火)、1年生の教室にお邪魔してみると「大きなかぶ」が...!

現在、国語の授業で「おおきなかぶ」を学習しているとのこと。図工の授業とリンクさせて、登場する人や動物のお面をつくって、今日は4つのグループに分かれて音読劇にチャレンジするのだそう。早速、各グループ5分間の最終リハーサルへ。担当する役は決まっているようで、「登場するタイミングはどこ?」「『うんとこしょ、どっこいしょ!』の動きはどうする?」といった打合せを頑張っていました。

それで、いざ本番!順に発表していって、ラスト4番目のグループの演技がこちら。はじめに「甘くなれよ!」とかぶの種を撒くおじいさん。

大きくなったかぶを引き抜こうとするおじいさん、でも一人ではどうすることもできず...。おじいさんの助っ人はどんどん増えていって、おばあさん、孫娘、犬、猫、ねずみとともに再チャレンジ!

大きな声を出して心を一つに「うんとこしょ、どっこいしょ!」からの...間があって、「かぶは抜けた?」「あ、抜けたんだ!」「よかった!」ということで大きな拍手!へ。めでたしめでたしでございます。

発表が終わったらすぐに振り返り。「種まきの動きがあってよかった」「カブを引っ張っている動きがよかった」「声が大きかったのですごく聞こえた」等々の言葉を共有して、表現力をテーマに学び合いを進めていきました。

それと、お友達の演技を見守っている姿はこちら。自分も演じたからこそ、相手の気持ちが分かって、まさに成功を祈る思いで見ていたのでしょうね。

最後は全員が輪になって改めて本日の学びをフィードバック。「練習通りできなかった!」「間違っちゃった!」という声もありましたが、「ちょうどいい声でできた!」「みんなの声が聞きやすかった!」「緊張したけどできて楽しかった!」「次は頑張る!」という前向きな声を大事にして、次はどうしたらうまくできるか?について考えていきました。

1年生、ナイスチャレンジでした。これからも先生・お友達と心を一つにチャレンジし続けて、おおきなかぶのように、心も体も大きく成長して参りましょう!