<未来創造>

学びの軌跡

少人数教育の充実に向けて

 13日(月)、1学年理科では、電子顕微鏡を使って、植物の葉の観察を行っていました。本校では、小規模校や少人数教育の強みを生かして、一人一人の生徒が活躍する機会を増やすとともに、一人一人にきめ細やかな指導がなされるよう努めています。

 今日の放課後のスタディタイムでは、全校生に「学習や生活に関するアンケート調査」を実施しました。客観的なデータをもとに、今後の指導方針や取組を検討していきたいと考えています。 

    

  (1年生 理科の授業)     (スタディタイムでのアンケート調査)

 

 

総合的な学習の時間のガイダンスを行いました

 10日(金)、今年度の総合的な学習の時間(総合)のスタートにあたり、全校ガイダンスを行いました。総合では、「探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力」を育成します。全国学力・学習状況調査の分析などにおいては、総合で探究のプロセスを意識した学習活動に取り組んでいる生徒ほど、各教科の正答率が高い傾向にあることが明らかとなっています。また、総合に意欲的に取り組む生徒は自己マネジメント力も高い傾向にあることから、各教科の学習などへ取り組む姿勢も大きく改善されていることが分かっています。

 本校では、総合における最初の学びとして、7月の2日間、職場・福祉体験を全学年で行います。この学習に必要な資質・能力とは何かを見極め、各教科などの学習において意図的・計画的に育成すると同時に、総合における学びを探究的な学習(課題の設定⇔情報の収集⇔整理・分析⇔まとめ・表現)に改善することや、そのような学習の中で資質・能力を確かなものとすることが学校には求められています。各教科の学びと総合の学びとの往還によって、「よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力」を子どもたちには確かに育みたいと考えています。

生徒会総会を開きました

 9日(木)は、生徒会総会を開きました。生徒会活動は、異年齢の生徒同士が協力して、学校生活の充実を目指すための自主的・実践的な活動です。また、生徒会活動を通じて、社会の形成者として必要な資質・能力を育むことを目指しています。昨日の生徒会総会では、活発な議論や建設的な意見のやり取りが見られました。

朝学習と道徳の授業

 8日(水)の朝の時間(10分間)は、全学年で国語(漢字)の学習に取り組みました。短い時間ですが、上手に活用すれば、基礎的な知識の習得などを図ることができます。1校時が始まる前のこの時間は全校読書に充てることが多いですが、今後は、授業の予習・復習や補充・発展の学習を取り入れることも検討したいと考えています。

 また、5校時は、特別の教科道徳の授業を全学年で行いました。1年生は「思いやり」について、実際の場面から考えていました。2年生は「人との付き合い方」について考えました。3年生は「スマホとの付き合い方」について考えました。先生方にも道徳の授業づくりについて研修を積んでもらうとともに、子どもたちにも、今後の未来社会を生きる上で必要な道徳性を十分に養ってもらう必要があります。今後も、学校・家庭・地域が連携して道徳教育を推進することについて、ご理解とご協力をお願いいたします。

 (モーニングタイムの様子)   (1年生の道徳の授業)    (2年生の道徳の授業)

  (3年生の道徳の授業)

風薫る5月が始まりました

 10連休が明け、5月最初の授業が始まりました。2・3年生には欠席の生徒が見られますが、連休中は事故もなく、本日5月のスタートを順調に切ることができました。5月病という言葉があるように、新年度が始まり一息つくこの時期に、生徒に変化が見られたり、生徒間でトラブルが起きたりする傾向があります。学校と家庭が連携して、子どもたちの見守りや早期対応に当たっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、授業では、1年生が数学「正負の数『加法と減法』」、2年生が理科「物質の成り立ち『原子記号と炭酸水素ナトリウムの加熱変化の実験』」、3年生が英語「Unit1『作品を紹介しよう(受け身の表現)』」を学習していました。いずれも学年始めの基礎的内容ですので、家庭でも学習時間を確保して、知識・技能を確実に習得してほしいと思います。

       〔1年生〕                   〔2年生〕         〔3年生〕