<未来創造>

学びの軌跡

今日の授業から(9月13日)

 数日前の残暑から一転して、今日は秋の気配を感じる一日となりました。

 1年家庭科では、食品の管理について学んでいました。家庭科は入試の学力検査にはありませんが、生活を工夫し創造するための資質・能力を養う大切な教科です。1年生は5名ということもあり、担当の先生とグループになって学習を進めていました。このような学習形態をとれるのが少人数の強みです。一方では、少人数・小規模校の弱みもあるので、生徒の資質・能力の育成に支障が出ないように手だてを講じることも必要です。その第一歩として、本校生徒にはどんな資質・能力を育むことが大切かを、学校と保護者・地域が共有する必要があります。そのような取組も今後進めてまいります。

 保健室前には、「9月9日は救急の日。こんなとき、あなたならどうする?」にちなんだ掲示がなされていました。また、様々なペットボトルジュース1本に含まれる砂糖の量が示されていました。このような健康教育も、生徒の将来に直結する大切な学びです。この分野でも、保護者の皆さんと連携しながら、取組を進めてまいります。

 

生徒会役員選挙が行われました

 12日(木)、生徒会役員選挙が行われました。この選挙で選ばれる新役員は、来年9月までの任期となります。全校生による投票で選ばれた新役員には、リーダーシップを身に付けてもらうために、「どんなビジョンをもって、どんな課題を解決したいのか。課題を解決するために、どんなことに取り組もうと考えているのか。」を今後じっくりと聞いていきます。

 新生徒会役員の皆さん、今からしっかりと準備をしてください。

本物に触れる(音楽科)

 11日(水)、全学年の音楽科では、雅楽の演奏家を招いた授業が行われました。この授業は、日本の伝統音楽を学ばせる必要がある学校が、「おでかけアリオス」事業に申し込み、実現したものです。生徒たちは、雅楽の生演奏に触れただけでなく、笙、ひちりき、龍笛といった雅楽器の演奏体験もしました。プロの演奏家との出会いを通じて、感性を豊かにしてほしいとの思いから、このような授業を行いました。

 本校では今後も、各教科などの授業において、生徒が「本物に触れる機会」を数多く持ちたいと考えています。 

郷土学習(1学年)がありました

 10日(火)、今年度で4年目を迎える「郷土学習」(おおのがく)を、1年総合的な学習の時間で行いました。「おおのがく」は、「大野玉造郷の歴史」を学習材として、課題の解決に必要な知識・技能や、探究的な学習の方法を身に付けることをねらいとしています。また、積極的に社会に参画しようとする態度を養うこともねらいとしています。

 講師には、学校評議員で郷土史に詳しい馬上喜好さん、恵日寺役員の東條恵良さんをお迎えしました。お二人の先生からは、大野の歴史や文化、恵日寺の歩み、ゆかりがあると伝わる平将門の三女滝夜叉姫の伝説などをご講義いただきました。

 インプットの学びから、問いを設定して追究し、いかにアウトプットできるかが総合的な学習の時間のポイントです。1年生5名の今後の学びに期待しています。

 また、3年放課後学習会(数学)では、サポートティーチャーの先生にご支援いただきました。3年生の主体的な学びを期待しています。 

職場体験・福祉体験報告会及びPTA奉仕作業を行いました

 7日の土曜授業日には、職場体験・福祉体験報告会を実施しました。計10の事業所の皆さんにご支援いただいて実施した体験活動の学びの成果を、各事業所ごとに報告しました。いずれのグループも、スライドを作成・活用し、発表方法に工夫を凝らしていました。中でも、3年生は聴衆を引きつける構成力を身に付けており、感心しました。ただし、体験を通じてどんなことを学んだのか、どんな力をこれから身に付けたいのか、どんなチャレンジをしなくてはならないのかなどの報告内容は浅い感じがしました。また、報告内容が広すぎて焦点化していないため、最も伝えたいことは何かが明確でないグループがありました。次年度は、「何のための報告会なのか」という目的をさらに明確にする必要がありそうです。

 報告会の後は、PTA奉仕作業が生徒も参加のもとに行われました。残暑厳しい中、ご協力ありがとうございました。

※ 報告会における校長挨拶は、下をクリックしてください。

   校長挨拶.pdf