学びの軌跡
1・2年生は学年末テストでした
13日(木)、1・2年生は学年末テスト1日目です。どちらの教室からも緊張感が伝わってきました。生徒に望むことは、テスト本番と同じくらい、テスト終了後の復習を丁寧に行うことです。できなかった問題をできるようにすることが本当の勉強だからです。
3年生は通常の授業です。残りわずかな中学校の授業、義務教育の授業を大切にしてほしいと思います。
今日の学びから(2月12日)
1年道徳では、『よく生きること、よく死ぬこと』という資料を読んで、「楽しいことだけでなく、つらいこともたくさんあるのに、人はなぜ生きるのか」について考えました。担任の先生からは、資料に関連した本『ライオンのおやつ』(作者:小川糸)の紹介がありました。この本の粗筋は次のとおりです。
人生の最後に食べたいおやつは何ですか・・・若くして余命を告げられた主人公の雫は、瀬戸内の島のホスピスで残りの日々を過ごすことを決め、穏やかな景色のなか、本当にしたかったことを考える。ホスピスでは、毎週日曜日、入居者がリクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫はなかなか選べずにいた・・・食べて、生きて、この世から旅立つ。すべての人にいつか訪れることをあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。
担任の先生がたまたま購入した本が今日の道徳の授業と関連があったので、生徒に紹介したとのことでした。このような働きかけが、「本を手にとって読んでみよう」という気持ちにつながれば幸いです。
朝と放課後のミージョタイムでは、7回目の「天声人語で200字作文」に全校生が取り組みました。今日のお題は「新しいマスクの提案」でした。
今日の学びから(2月10日)
1年数学は全ての単元の学習が終わり、それぞれが復習に取り組んでいました。教師は個別に学習支援に当たっていました。
2年英語は、与えられた課題のもと、教師との会話形式で英語によるコミュニケーション活動を行っていました。英語で「読む・書く力」を基盤に、「話す・聞く」力を高められたらと考えています。
3年美術はオルゴール制作でした。残りわずかな美術の授業で作品を仕上げるために、黙々と制作活動に取り組む姿が印象的でした。
3年生は放課後、サポートティーチャーと数学の先生の支援のもと、学習会に臨みました。また、他学年の先生方の協力のもと、高校入試の面接対策に取り組みました。
「教育は人なり」というように、生徒にとって最も大切な教育環境は「教師」です。本校では教員の資質向上に努めるとともに、小規模校ゆえのマンパワー不足を克服できるように取り組んでまいりますので、ご理解・ご支援をよろしくお願いいたします。
今日の学びから(2月5日)
1月は「行く」、2月は「逃げる」と言われるように、3学期は瞬く間に過ぎていくように感じます。短い学期にもかかわらず、次年度の計画を立て準備を進めるという、学校にとっては重要な仕事もあるため、そのように感じられるのかもしれません。
2年社会は地理で、関東地方の特色について学習していました。社会科では、教科書や資料から必要な情報を収集し、小さなホワイトボードにまとめるという活動をよくやっています。知識を覚えるだけの社会科から、問題解決型の社会科への改善を図り、生徒の思考・判断・表現力を育みたいと考えています。
1年理科では、単元「力の世界」の既習事項の復習をノートを使って行っていました。学年末テストを1週間後に控え、知識などの習得・活用を確実なものにしてほしいと思います。
3年国語は、形容詞や形容動詞に関する文法の学習でした。母語のきまりや仕組みをしっかりと学ぶことは、国語力のみならず英語力を高めるためにも大切であると思います。文法が分からないと、一定レベル以上の言語力は身に付けられないので、3年生には粘り強く学習に取り組んでほしいと思います。
『天声人語』を読んで200字作文を書く
4日(火)は、アフガニスタンで井戸を掘り、用水路を通した中村哲医師の生き方について触れた『天声人語』を読み、自分の考えたことを書きました。全校生一人一人の意見に目を通すのが楽しみです。週1回の「読み書き」のトレーニングは今後も続けていきます。
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