中央台南中学校 Chuodaiminami Junior High School
卒業式に先立ち、
校長室にて、代表生徒達による花束贈呈が行われました。
校長先生、教頭先生、教務主任の仲田先生、養護教諭の茂木先生、三学年の副担任の先生方に
綺麗な花束が渡されました。
お忙しい中、
準備くださった三学年の保護者の皆様、
朝早く登校してくれた卒業生の皆さん、
ありがとうございました。
本文は別に掲載されております。
保護者の皆様、ぜひ、お子さんと一緒に読んでいただければと思います。
井浦萌愛さんの答辞。たくさんの思いが込められた、本当に素晴らしい発表でした。
学校とPTAから、卒業生へ記念品が贈呈されました。
大切に使ってください。
今年度の卒業式では、縮小化に伴い、
来賓祝辞は、PTA会長の宗像真人様からの祝辞のみとなりました。
九年前の震災の影響で、小学校の入学式も思うようにできなかったのが
今年度の卒業生たち。
義務教育のスタートと終わりがこのような形になり、
保護者の皆様の思いも本当に複雑であったと思います。
宗像会長様の涙ぐむ声に、その思いが表れていました。
卒業生の保護者であるからこその素晴らしい祝辞、ありがとうございました。
卒業生へのはなむけの言葉として、
小野校長先生からお話がありました。
英語の先生ということもあり、understand「理解する、わかる」という単語の解釈について、
under→下に
stand→立つ
つまり、辛い状況の元に(そばに)立つ。
「辛い思いをするからこそ他者の辛さもわかり、互いに理解し合える」
という趣旨の解釈でした。
誰もが経験するような卒業式ではなかったからこそ、
卒業生の皆さんにしかない、understandがあると思います。
校長先生の言葉を胸に、
予測できないことの多いこれからの世界での、
大いなる活躍を期待しています。
唯一、在校生代表として参加した
新生徒会長の川上拓真くん。
参加できなかった在校生全員の思いを込めて
立派な送辞を述べることができました。
川上くんを先頭に、
在校生一丸となって南中の新しい伝統を
築いていきましょう!
式のメインイベントとなる
卒業証書授与
思うように練習ができませんでしたが、
どの生徒も立派に返事をし、
校長先生から一人一人卒業証書をいただきました。
皆さんの返事も素敵でしたが、
その名前を呼ぶ担任の先生たちの姿も
とても素敵でした。
ご卒業おめでとうございます!
卒業生の皆さん。思い出多き卒業式になりましたか?
3学年の先生方からのサプライズはどうでしたか?
廊下のあちこちに
たくさんの思い出の
写真を飾り付けました!
各教室にもメッセージが!
保健室前も!
そらも皆を祝福しているかのように…
とうとう、この日を迎えました。
つかの間の、朝の時間!
おしゃべりタイム!
ぎょう列をつくって…いざ体育館へ
うかれずに、練習通り!
いよいよ入場です。
おおきくなった姿
めい惑もかけたけど
で会ったすべての友と
ともに喜びや悲しみを分かち合った3年間!
うれしくも寂しい…3月13日 南中卒業
新しい制服に身を包み、また遊びに来てくださいね!
145名の卒業生の皆さん。
先生方もとっても楽しい毎日でした。
たくさんの思い出をありがとう!!
無事、卒業式を終えることができました。規模は縮小されましたが、想いのこもったすばらしい式になりました。以下は、卒業生代表の答辞の一部です。在校生の皆さんに、卒業生の想いが伝わることを願います。
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南中での三年間。その毎日はとても色濃く、何一つ欠けてはならないものです。そばにいることが当たり前になっていた友。私たちの笑顔がこの校舎にあふれることも、もうなくなります。
突如やってきた別れに、実感がわかないまま今日を迎え、もっと一緒に過ごしたかったというのが正直な思いです。「共に生きる」ということがどれだけすごいことか、改めて感じました。
この場にはいませんが、在校生の皆さんには、伝統にしばられることなく、皆さんらしい南中を作ってほしいです。これから皆さんが主体となる部活動や専門委員会。きっと不安もあるでしょう。でも私たちは積極的で立派な後輩達がいることを誇りに思っています。
だから、私たちが成し遂げたことや実績をすべて塗り替えるほどの勢いと自信を持って前進してほしいと思います。新生徒会長の川上君をはじめ、生徒会役員が中心となって、この南中を支えていってくれることでしょう。何かに迷ったときは、まず行動してみてください。行動しなければ何も始まりません。それが、在校生の皆さんに伝えたかったことです。在校生の皆さんが、いずれ私たちのいる席に座り、仲間との別れに涙を流すとき、そこに後悔の色が混じることなく、光り輝くものであることを祈っています。
私たちは、これからまだ見えない未来に向かい、一歩ずつ、確実に踏み出していきます。その先には、楽なことばかりではなく、予想だにしない出来事も待っていることでしょう。時には厳しい現実に逃げ出したくなるときがあるかもしれません。しかし、そんな時こそ、この南中で学んだことを生かし、乗り越えていきたいと思います。
真っ直ぐな笑顔を向けてくれた友。先輩と呼び、慕ってくれた後輩。支えてくれた先生方や家族。気がつくと、私たちには多くの人が寄り添ってくれていました。
私たちが合唱コンクールで歌った自由曲の中に、こんな歌詞があります。
「友、今君が見上げる空は、どんな色に見えていますか?」
これから先、それぞれの道を行く上で、思い描く夢は違いますが、離れていても誰かが支えてくれているということを忘れず、人生という壮大な作品を創りあげていこうと思います。
さて、とうとうお別れの時がまいりました。校長先生をはじめ諸先生方、在校生の皆さん、今まで本当にありがとうございました。心からの感謝と共に、皆様のご健康とご活躍、そして中央台南中のさらなるご発展をお祈り申し上げ、答辞といたします。
令和二年三月十三日
卒業生代表 井浦 萌愛
最後に、5・6組の入場です。