2024年12月の記事一覧

NEW 互見授業~特別の教科道徳「手品師」

 今日も互見授業を行いました。教職員の学び合いです。子供たちも勉強をがんばりますが、それ以上に先生方ががんばります。今日は特別の教科道徳です。

 今日の題材は「手品師」。有名な題材です。きっとお父さんお母さんも学習した経験がおありなのではないでしょうか。そうそう、手品師が町の片隅で男の子に手品を見せるという約束をするのですが、同じ日に、大きなステージで手品ショーをしないかと誘いがかかるお話です。主人公は、男の子のところへ行くのか、それともステージでスポットライトを浴びるのか。みなさんなら、どうしますか。

 

 お父さんお母さんが小学校で行った道徳の授業と比較して、いかがでしょうか。

 自分の意見をコンピューターを使って伝えています。全員の考えが大型ディスプレイに映し出され、個々のコンピューターにも送られます。ですから、なかなか手を挙げられない子の考えも、全員で共有できるというわけです。

 かといえば、役割演技を行って、主人公の気持ちに迫ります。きっとお父さんお母さんも恥ずかしがりながらやったのではないでしょうか。先生に「もっと堂々とやりなさい」なんて言われたことも。しかし、今の子たちは、言われなくても堂々と、表情豊かに演技しています。

 まさに、デジタルとアナログ、流行と不易のベストミックスです。

 子供たちの学びをいかに引き出すか、教師の腕の見せ所ですが、お互いに見合って技を共有し、また指導助言し合います。

 子供たちも先生も、共に成長しています。