日誌

2018年11月の記事一覧

学校だより第19号を掲載しましたのでご覧ください

 今回は11/27火曜日に実施した伝統野菜教室の記事が中心です。
 日本中、今「えごま油」ブームですね。本校で今年収穫したじゅうねんは、油にすると約8.5Lのじゅうねん油(えごま油)になります。体にいいじゅうねんのフルコースをみんなで料理して食べました。とてもおいしかったです。

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今話題の「じゅうねん」料理フルコースの伝統野菜教室を開催しました

 巷では体に良いとのことで「えごま油」ブームです。スーパーなどではどこも売り切れ状態のようです。えごまはじゅうねんの別名です。
 今日は、春に種を蒔いて育て、先月収穫して種を選別したじゅうねんの料理を全校生、保護者、じゅうねん保存会、四倉給食共同調理場、いわき市農業振興課の皆さんで作って味わう全校生楽しみの伝統野菜教室でした。開講式では伝統食や郷土食について四倉給食共同調理場の岡田先生からお話をいただきました。その後、学年に分かれて調理のスタートです。今日のメニューは、「じゅうねんおはぎ、豚肉のじゅうねんたれ焼き、ほうれんそうのじゅうねんよごし、じゅうねん長生きけんちん汁、むすめきたかの一口ぜんざい、てづくりさしみこんにゃく、あかかぶの酢づけ、みかん」です。学年ごとにメニューを分担しました。子どもたちは教わりながらも積極的に調理に取り組みました。今まで何度かこのような体験をしてきているだけあって慣れたもので、楽しみながら予定時間通りに作業を進めました。昼食は全員で体育館でいただきました。今年もとてもおいしかたです。体にいいじゅうねんのフルコースで、きっと明日は皆快調のことでしょう。
 午後の授業参観はじゅうねん栽培体験学習の成果を一人一人発表しました。それぞれに頑張ったことや感じたことがあり、来年も続けてやってみたいとの感想もありました。
 閉校式ではじゅうねん保存会の新妻さんからお話がありました。お世話になっているのに逆に「元気をもらってありがとうございます」と感謝のことばをいただきました。最後にいわき市農業振興課さんからも感謝のことばをいただきました。たくさんの方のお世話になり、今年も有意義な活動ができました。みなさんありがとうございました。

学校だより第18号を掲載しましたのでご覧ください

 今回は持久走大会、じゅうねん収穫、新谷焼体験教室の記事が中心です。保護者の方々、地域の方々の応援をとてもありがたく感じました。

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持久走大会と森林学習を行いました

 秋のさわやかな晴天の下、今日、いわき陸上競技場で持久走大会を開催しました。大勢の保護者の方の声援を受け、子どもたちは自己の限界まで必死に頑張りました。その達成感は、自分自身への大きなご褒美です。これからも限界へのチャレンジを続けていってほしいです。今回は持久走の他に100m走も行いました。直線での100mは長く感じたことでしょう。
 午後はいわき公園に場所を移して森林学習です。公園を散策して木の実や落ち葉を拾いました。いわき公園の木々は晩秋の装いです。歩くと落ち葉がかさかさと音を立てます。その後、公園の遊具でたくさん遊びました。公園に子どもたちの歓声が響きました。外で遊ぶのは気持ちいいですね。これから寒い季節になりますが、体を鍛えてかぜなどひかずに元気に、大きく、のびのび成長してほしいです。

新谷焼体験教室で絵付けを行いました

 前回、ろくろや手びねりで形を作り素焼きした陶器に今回は絵付けを行いました。素焼きすると一回り小さくなって軽くなりました。肌色の素焼きの陶器にチョコレート色をした釉薬で色を塗ります。焼き上がると深い青色になります。筆を使ってみんなの名前を書いたり、模様を書き入れたりして世界にひとつの自分だけの陶器に絵付けをしました。このあとにまた焼いて完成です。次回は完成品で鑑賞会を行います。どんな出来映えになるか楽しみです。

じゅうねんを唐箕にかけました

 校庭に干しておいて種を落としたじゅうねんを唐箕にかけて選別しました。風の力でごみを飛ばして種を選別します。単純な作りですが、よく考えられた農機具です。昔は木でできていましたが現代は金属です。取っ手をまわして歯車を回転させて風を起こします。ごみは風の力で遠くに飛び、種が下に落ちます。風の力、落とす量、落ちる場所などうまく調整して分別します。その後、水洗いして小さな石と種を分別します。水で洗うと種は浮き、石は沈みます。種だけをすくって乾燥させて完成です。子どもたち全員がこの作業をひとりひとり体験しました。たいへんな作業でしたが、じゅうねん保存会のみなさんのおかげで楽しく作業できました。

「おでかけまほろん」で古代の人の暮らしを体験しました

 「おでかけまほろん」とは福島県文化財センター白河館(まほろん)の館外体験学習事業です。まほろんの職員が福島県内の学校に直接出向いて体験学習などを実施します。今日は山内さんと笠井さんに来校していただき、学校周辺の遺跡や土器、石器についてお話をいただきました。掘り出された土器、石器、道具、毛皮なども持参していただき、手に触れて古代人に思いをはせました。その後、火おこし体験をしました。棒と木を使って、摩擦熱で火をおこします。上手に早く火をおこせた子もいましたが、残念ながらおこせなかった子もいました。火をおこすことはたいへんなことなのだと身をもって体験しました。学校周辺にはたくさんの遺跡があり、縄文、弥生時代からここには人が住んでいたそうです。これからもずっと地元を大事にして暮らしていきましょう。

じゅうねんの種落としをしました

 昨日は、2週間前に収穫して乾燥させておいたじゅうねんの種を全校生で落としました。束になっているものを棒でたたいて種を落とします。よく乾燥できたのでたたくとぱらぱらぱらと種が落ちてきます。葉っぱや細い茎もいっしょに落ちてしまいますが、これはその後にふるいにかけて分別します。ふるいは2段階にわけて行います。目の粗いふるいのあとに目の細かいふるいにかけます。この日の作業はここまでです。この次に「唐箕」にかけてさらにゴミをとばして選別します。手のかかる作業ですが、体験こそ大事な勉強です。子どもたちはみな一生懸命に働きました。