センターの研修等

授業力向上講座Ⅰ(小学校算数)


本日7月24日()の午前中(9:15~12:15)は、専門研修 教科研修「授業力向上講座Ⅰ小学校算数」を開催しました。

「今日的な教育課題解決のため、授業のあり方についての研修を深める。」というねらいに向かって。朝早くから81名の先生方にお集まりいただきました。

「教科の本質に迫る授業の設計」という内容で、講義演習を行いました。


 実際に行われた授業をもとに、課題提示の仕方を工夫し、やってみたい・考えてみたいという気持ちをもたせ、子どもから問いを出させる大切さについてなどをお話しいただきました。
 後半は演習です。受講者自らが、自力解決を図りながら様々な問題に取り組みました。↓等積変形に取り組む様子

↓平行な線を使う遊びづくり

授業力向上講座Ⅱ(小学校中学校音楽)Part2

 授業力向上講座Ⅱ(小学校中学校音楽)の最後は、前福島県教育庁義務教育課指導主事、現相馬郡飯舘村立草野・飯樋・臼石小学校長 吉川武彦校長先生にスペシャルゲストとして特別講義をしていただきました。
 前半の岩﨑指導主事の講義を受けて、今回の改定の基本的な考え方や主な改善事項をお話しいただき、琴を授業で使用する際のポイントやその有効性について楽しく、実のあるお話を多くしていただきました。
 グループごとに子供たちの目線で琴に触れ、演奏を楽しむことができました。
お琴の美しい音色がセンター内に響き渡る優雅な時間でした。

 音楽の県大会を控えたいわきのためにと遠方からお越しいただき、「音楽って楽しい!!」「私にも琴が演奏できるかも・・・!」「やってみたい!」と思わせるコツを教えていただいたように感じました。吉川先生ありがとうございました。


授業力向上講座Ⅱ(小学校中学校音楽)Part1

本日月21()は、専門研修 教科研修「授業力向上講座Ⅱ小学校中学校音楽」を教育センターにおいて開催しました。

はじめに、総合教育センター岩﨑美和指導主事による講義演習が行われました。日常の授業でも活用できるような歌を歌いながら挨拶をしたり、自己紹介をしたりをしながら、アイスブレイクを行いました。


 その後、学習指導要領改訂の要点についての講義を行い、「我が国の伝統的な音楽」に焦点を当て、その指導は小中学校の9年間でどのように指導していくのか、実際に様々な活動(演習)をとおして考えていただきました。

  ↓わらべうた2つを組み合わせて節や歌詞に合わせて動きを考えている様子

  ↓雅楽とオーケストラの違いを比較している様子

 

CAPSプログラム活用講座

本日7月14日()は、専門研修 「CAPSプログラム活用講座」を体験型経済教
育施設
Elemにおいて開催しました。

今回は、いわき市のキャリア教育の全体構想を理解するとともに、意思決定能力
を育成するためのシミュレーション・プログラム(
CAPS)の体験を通して、キャ
リア教育における実践的指導力の育成を図ることを目的に研修を行いました。

まず、はじめに、「いわきのキャリア教育概論について」小泉俊夫研修調査室長が
講義を行いました。



次に、「CAPSプログラムの活用について」公益社団法人 ジュニア・アチーブ
メント日本 佐川秀雄代表理事に講義演習をしていただきました。 

















 





受講者の感想には、「はじめは考えるのが難しく、どこをどのように工夫すればよ
いのかわからなくなったが、ピリオドが進むにつれて分析の仕方が分かってきて
面白さが感じられるようになってきた」
「今回の研修で世の中の仕組みの一端を感じ取ることができました。意見を交換し
たり、分析したり、ベストがなんなのかを本気で考えることができました。」など
の声が多く聞かれました。
    


       
        
    
    

養護教諭経験者研修Ⅱ学校訪問研修


7月7日()に、基本研修Ⅰ養護教諭経験者研修Ⅱ学校訪問研修を好間中学校において開催しました。はじめに、好間中学校の齊藤洋子校長先生よりお言葉をいただき、より研修意欲を高めての受講となりました。

 今回は、好間中学校の岡田ルミ先生に「保健室経営の実際」「養護診断のあり方」についてご講義いただきました。たくさんの資料をもとに講義いただくだけではなく、実際にあった事例においてそれぞれの対応・対処の課題について研修者一人一人が考え、まとめることができました。

   
14:50~は、「養護教諭の執務上の諸問題」ということで協議を行い、自校の課題についての解決に向けて話し合いが行われました。
様々な情報を共有する大切さ、再確認の重要性など養護教諭として必要なことについて学び会うことができました。


NEW ICT活用講座①

6月23日(金)は、ICT活用講座が行われました。プレゼンテーションソフト「PowerPoint」を使用して、授業における反復練習に効果的な「フラッシュ型教材」の作成の仕方や作成のコツについて、演習を通して学び、多くの先生方に発表していただきました。「楽しく、時間が短く感じた」といった感想が多く、研修の様子もたいへん意欲的でした。参加された先生方からは、「来週からすぐに授業で使用し、他の先生方に広めたい」「校内でも研修の場を持ちたい」という活用に向けた前向きな意見がたくさん聞かれました。授業でのさらなるICT機器活用が広まるよう、参加された先生方のご活躍を期待しています。
     

水泳指導者担当研修

 7月5日(水)は、いわき市民プールで水泳指導者担当研修を実施いたしました。
 まず学校教育課指導主事から、水泳指導及びプール管理について講義がありました。水泳は、児童生徒が大変楽しみにしている運動領域であると共に、命に関わる事故につながる可能性があります。学校全体で取り組む安全管理や水泳指導について、具体的な指導がありました。
  

 その後、小玉小学校武藤弘直先生、平第五小学校小林美紀子先生、江名小学校冨田誠吾先生を講師として、実技指導を実施しました。低・中・高学年に分かれ、それぞれの発達段階に応じた水泳指導の実際を研修しました。
  

 天候にも恵まれ、充実した研修となりました。
 受講者からは「講義の内容を自校で伝講し、学校全体で安全管理に努めていきたい」「スモールステップで楽しく水泳学習をするためのヒントをたくさん学ぶことができた。早速実践してみたい」等の感想がありました。
 今回の研修を各学校で伝講され、安全で充実した水泳学習を進めていただきたいと思います。

道徳主任等研修

月28日(水)に基本研修Ⅱ「道徳主任等研修」を行いました。

 今回は、国立教育政策研究所教育課程研究センター総括研究官の西野真弓先生にお越しいただき、「道徳性を育む評価とは」と題してご講義いただきました。4月に行ったアンケート調査で自校の課題だと感じている内容で最も多かったのが「評価」であり、次いで「道徳の授業の在り方」でした。西野先生には、各校の実態をお話しした上で、それらについてお話しいただけるようにお願いいたしました。

 受講生の中からは、「道徳の教科化が決まった時、漠然とした不安しかありませんでしたが、本日の講義を聞き、まず授業づくりの見直しが必要であることが分かりました。それから評価に結びつけていけるよう、校内で組織的に研修を進めていけるようにしたいと思います。」「子どもの学習・思考が見える授業づくりについて学んでいく必要を感じた。また、自己評価の蓄積の仕方を工夫することで子どもの変容を捉えやすくし、評価についての抵抗感や負担感を減らし、先生方が前向きに取り組んでもらえるように努力したい。」
等、道徳主任としてやるべきことについて述べられた感想が多くありました。道徳主任として各校の道徳の変革のために、ご尽力いただけると確信できる内容でした。
 また、数名の先生方から、道徳の授業実践の様子が見られる研修をしてほしいとのご意見がありましたが、毎年行っております。今年度は、宮小学校にお願いし、9月28日に予定しております。多くの参加をお待ちしております。

生徒指導主事研修②

 
 6月26日(月)は、生徒指導主事研修②を開催しました。 
 各学校の生徒指導の中核を担う生徒指導主事の先生方を中心として106名の先生方が研修を受講しました。
 はじめにいわき市消費生活センター所長より「いわき市の消費者教育推進計画について」をお話しいただき、そして次に、米津弘子いわき市消費生活センターコーディネーターより「注意すべきスマホトラブル」についてご講義いただきました。ネットショッピングトラブルなどの具体的な対処法であったり、ネット依存など子どもたちの周りに起こりうるスマホトラブルについてのお話は、子どもたちを守るべき立場にある先生方にとってとても関心の高い内容でありました。

 どの先生方も熱心にメモをとるなど、各校に戻ってからの指導に役立てようとする姿が見られました。


    (中学校区ごとに話し合う様子)↓

 続いて、学校教育課指導主事より「いわきにおける生徒指導の現状と課題」について大きく3点についてお話をしていただきました。
  1.いじめの解消について
  2.不登校対策について
  3.夏季休業に向けての指導について
  
   そして最後に、中学校区ごとに小中学校の情報交換・連携の時間を設けました。その様子です↓


 受講者からは、「ネットトラブル」について最新の情報を得ることができ、大変参考になった」「いわきの現状と課題について理解できたので、夏季休業前に校内でも研修したい」「情報交換の場が確保でき、よかった。」等の感想がありました。
 今回の研修で得た知識や、紹介された資料・サイト等を活用され、児童生徒を被害から守っていきましょう。

経験者研修Ⅱ共通研修

 
5月29日(月)に経験者研修Ⅱ共通研修を実施いたしました。

 はじめに、いわき市教育委員会吉田尚教育長より講話をいただきました。「10年次研修に当たって」とiいう題で教職経験11年目迎えての心構えについてお話しいただきました。教育長の「いわきの子どもたちを思う」熱い講話に受講者の心に火かついたように感じました。

 次に、高崎康行総合教育センター所長より講話、管野管理主事からの講義と中堅教員として必要な知識についての研修を進めました。
 11:00~は、経験者研修Ⅱに関する事務連絡ということで、研修の進め方についての説明及び、計画書の訂正等を行いました。6月12日が最終提出日ですのでよろしくお願いいたします。
 午後からは、小中学校教諭、養護教諭そして幼稚園教諭に分かれ研修を行いました。
  <専門的な研修を受講する養護教諭・幼稚園教諭経験者研修Ⅱの様子>   
    
 小中学校教諭の経験者研修Ⅱでは、「中堅教員としての学級経営・学年経営への取り組み」ということについて、研修を行いました。

「自校の教育目標の具現のために自分は中堅教員として何をどうすべきか」について演習を通して考え、その後グループでの協議を通してまとめ、発表を行いました。
        
      (↑グループでの協議の様子) 
      (↓発表の様子)
  

 最後の講義は、四倉中学校鈴木教頭先生による講義です。震災後の「いわき」だからこそ「学校でできること」「学校ですべきこと」は何かということについて、ご自分の経験を踏まえた具体的で分かりやすい講義をしていただきました。