センターの研修等
中堅教諭等資質向上研修
5月28日(月)に、中堅教諭等資質向上研修として「経験者研修Ⅱ共通研修」並びに、「学校栄養職員経験者研修Ⅱ全体研修」を実施しました。教職経験10年を経た教諭・栄養職員の18名が参加しました。
まず、吉田尚教育長から「中堅教諭等資質向上研修に当たって」の講話がありました。その後、学校教育課管理主事から「教職員としての服務・勤務」センター指導主事から「経験者研修Ⅱの進め方」「学校経営への参画について」、最後に外部講師の市内教頭先生から「授業設計の在り方」について講義がありました。
栄養職員の全体研修では、午後から市内中学校所属の栄養教諭の先生を外部講師として、講義「これからの学校栄養職員の役割」協議・演習「学校給食運営上の課題とその対策」のについて研修を進めました。
中堅教諭としてますます力を発揮されるよう、教職10年を経た先生方は、1年を通して研修を進めていくことになります。充実した研修となるよう、当センターでも工夫してまいります。
経験者研修Ⅰ全体研修
5月23日(水)に経験者研修Ⅰ全体研修が行われました。
教職経験6年目の先生方が参加し、「教職5年経験教員としての心構え」や「教職員としての服務・勤務」「学級経営の充実に向けて」「学力向上に向けた指導の改善」「生徒指導の現状と課題」について研修を行いました。
研修を受けた先生方からは、「日々の行動、言動、服装なども見られているということを気をつけていかなければならないと強く思った。」「午後の演習では他の学校の先生方とも情報交換することができ、明日からの指導に生かしていきたい。」「どんな教師になりたいかという気持ちを明確にし、目の前の子どもとしっかり向き合うこと、学力向上のために「課題づくり・話し合い・ふり返り」を充実させることを中心に取り組んでいきたい。」などの前向きな意見が聞かれました。
今後さらに指導力に磨きをかけていって欲しいと思います。
情報教育担当者研修
5月24日(木)に情報教育担当研修が行われました。
主に新任情報担当の先生方が、ICT機器の点検・整備や活用の仕方、情報モラル教育の推進などにについて学びました。
情報教育担当の先生方の仕事は多岐にわたるため、一つ一つ確認しながら研修を進めました。最近、各学校でも力を入れているホームページについては、実際に市内の小中学校のホームページを見てもらいながら、どのように運営していけばよいかを学びました。
この研修で確認したことを元に、各学校においてますます情報教育を推進していただければと思います。
特別支援教育コーディネーター研修
5月9日(水)は、市内の小中学校の特別支援教育コーディネーターの先生方が集まり、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めることができるようなマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図ることを目的に研修を実施しました。
初めにいわき教育事務所指導主事より「インクルーシブ教育システムの推進と合理的配慮の提供について」というテーマで、特別支援教育コーディネーターの役割と小・中・高等学校におけるコーディネーターの取り組みの実際について理解を深めるとともに、本市における特別支援学校のセンター的機能について講義をいただきました。
続いていわき管内特別支援学校地域支援担当者の先生方(県立聴覚支援学校平校、平支援学校、いわき支援学校、いわき支援学校くぼた校)から、各校の取り組みについて具体的にお話をいただきました。
後半は、総合教育センター教育支援室指導主事が「各学校で行うことができる合理的配慮の提供について」というテーマで講義を行いました。法改正や社会的ニーズという視点から、特別支援教育の動向や学校現場での特別支援教育の実践例について理解を深めました。
参加者した先生方からは、「インクルーシブ教育システム構築の理解が深まった」「特別支援教育について、教職員全体で推進していく重要性を痛感した」「短時間でもケース会議を開いて、支援について具体策を考えていきたい」との感想が見られました。
本センターでは、今後も各学校・支援学校等と連携しながら、子ども達のよりよい成長へ向けて尽力してまいります。
経験者研修Ⅲ全体研修
5月1日(火)は、教職経験21年目の先生方を対象に「経験者研修Ⅲ全体研修」を実施しました。
学習指導、学校運営、生徒指導、道徳教育、教育公務員としての服務・勤務に関することなどの研修を通して、学校を牽引するリーダー教員として果たすべき指導的役割を再確認し、実践的指導力と資質の向上を図ることを目的に、午前中は総合教育センター所長、学校教育課管理主事の講義が行われ、続いて元小学校校長から「教職経験を振り返って」と題して講話をいただきました。午後は「教職経験20年教員として課題の解決に向けて」というテーマで協議・演習を行いました。
受講者からは、「自分が後輩たちへ指導してあげる立場にあることを改めて自覚した」「リーダー教員としてさらに力を発揮したい」「『子育て中の恩返しは、できる時期が来たらすればいい』という講師の先生の言葉で、仕事と子育ての両立で悩む後輩たちを励ましたい」等の感想が見られました。
受講された先生方がそれぞれの勤務校で本研修の成果を大いに発揮されることを願っています。
ミドルリーダー養成研修
5月2日(水)にミドルリーダー養成研修の全体研修を実施しました。教職15年を経験した、25名の先生方が受講しました。
まず総合教育センター所長から「教職経験15年教員としての心構え」の講義がありました。続いて学校教育課管理主事から「教職員としての服務・勤務」の講義がありました。その後、総合教育センター指導主事から「ミドルリーダーとして果たす役割」「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」の協議・演習がありました。
受講者からは「学校全体を見据えて職務にあたりたいと思います」「リーダー性を発揮していきたいです」「自分の強みを生かして、若手の模範となっていきたいです」等の感想が寄せられました。」
受講者が各学校において今後益々その力量を高めていかれることを期待しています。
事務担当研修
5月1日に事務担当研修が行われ、新任の事務職員や、事務職員が配当されていない学校の教頭先生が参加しました。就学援助事務や学校徴収金、給食費事務についてなど、事務職員の日々の業務に必要な内容について研修を行いました。
また午後は、実際に財務会計システムを操作することにより、具体的に市費財務会計事務の進め方を学びました。
研修者からは「初めてのことなので実際にパソコン上で作業することにより理解が深まりました。「電話で聞いて下さい。」と言っていただき、大変心強く思いました。」「タイムリーな悩みへの回答ばかりで助かりました。本日はイメージをつくることができたので、ゴールが分かってほっとしております。ありがとうございました。」などの感想が聞かれました。
教頭実務研修①
4月25日(水)教頭実務研修①を開催いたしました。
はじめに、「いわき市の教育とその課題」を学校教育課長よりご講話いただきました。教育施策にもとづいてわかりやすくご講義いただきました。
続いて、「文書管理・管理全般について」を学校教育課管理主事より講義いただきました。文書管理を基本から丁寧にご指導いただきました。また、「いわき市総合教育センター事務について」センター指導主事より説明しました。
最後に、平第一小学校長 様より、「教頭の在り方について」これまでの経験をもとにしてご講話いただきました。参加者からは、「教頭としての在り方を体験をもとにご講話いただいてありがたかった」などの感想が上がり、今後の業務への参考となる研修であったことがうかがわれました。
ご講義・ご講話いただきました先生方、本当にありがとうございました。
研修主任研修①
4月25日(水)に研修主任研修①を実施しました。初めて研修主任になられた先生方24名、経験のある先生方10名の先生方が参加されました。
「新任コース」では、「研修主任の役割」について、校内組織の作り方や1年を通しての研修の計画の立て方・進め方など、基本的な内容について演習も交えて講義を進めました。
「経験コース」では、研修主任としてどのように研修を活性化させたらよいのかについて、「見直す」「あるものを活用する」という観点から、グループ協議の仕方や既存のwebページの活用など、具体的に講義・演習を進めました。
研修者からは「先生方と自分との悩みは同じであるので少し安心し、そして今日の研修は勉強になりました。研修主任としてやらなければならないこと、やりたいことが見えてきたような気がします。楽しい研修でした。」「研修主任の意識や働きかけ次第で校内の姿勢が大きく変わり得ることを学んだ。舵取り役という言葉を胸に臨んでいきたい。」などの感想が見られました。
本研修で得たヒントをもとに、校内の研修をさらに活性化していただければと思います。
生徒指導主事研修①
4月23日(月)生徒指導主事研修①を実施しました。本年度初めて生徒指導主事を担当する先生を中心に、27名が参加しました。
はじめに総合教育センター指導主事が「生徒指導主事の役割~積極的な生徒指導~」について講義を行いました。その後、学校教育課指導主事が「個別の課題を抱える児童生徒への対応」について講義・演習を行いました。
受講者からは「子供の気持ちに寄り添い、一人一人がよりよく成長していけるように協力しながら組織的に対応していきたいです」「同僚性・協働性を大切に、全職員で積極的な生徒指導に取り組んでいきたいです。」等の感想が寄せられました。
生徒指導主事を核として、全教職員が組織的な生徒指導を展開していくよう願っています。