NEW 特別支援教育コーディネーター研修

   5月9日(水)は、市内の小中学校の特別支援教育コーディネーターの先生方が集まり、特別な支援を必要とする児童生徒の支援を校内体制を生かして組織的・系統的に進めることができるようなマネジメント力の向上と、合理的配慮についての理解を図ることを目的に研修を実施しました。

   初めにいわき教育事務所指導主事より「インクルーシブ教育システムの推進と合理的配慮の提供について」というテーマで、特別支援教育コーディネーターの役割と小・中・高等学校におけるコーディネーターの取り組みの実際について理解を深めるとともに、本市における特別支援学校のセンター的機能について講義をいただきました。

 続いていわき管内特別支援学校地域支援担当者の先生方(県立聴覚支援学校平校、平支援学校、いわき支援学校、いわき支援学校くぼた校)から、各校の取り組みについて具体的にお話をいただきました。

 後半は、総合教育センター教育支援室指導主事が「各学校で行うことができる合理的配慮の提供について」というテーマで講義を行いました。法改正や社会的ニーズという視点から、特別支援教育の動向や学校現場での特別支援教育の実践例について理解を深めました。

 参加者した先生方からは、「インクルーシブ教育システム構築の理解が深まった」「特別支援教育について、教職員全体で推進していく重要性を痛感した」「短時間でもケース会議を開いて、支援について具体策を考えていきたい」との感想が見られました。

 本センターでは、今後も各学校・支援学校等と連携しながら、子ども達のよりよい成長へ向けて尽力してまいります。