初任者研修「授業研修③」
2学期の初任者研修が始まりました。
本日午前は、「道徳の授業の実際」について、窪木指導主事が行いました。
はじめに「特別の教科 道徳」の実施に向けて、道徳教育の充実が求められる背景や、子どもたちの生きる今・未来についての講義がありました。
次に、実際の授業の様子を見て「考え、議論する道徳」のイメージをふくらませました。
その後、窪木指導主事が模擬授業を行いました。多面的・多角的にとらえるとは、自己理解・他者理解・価値理解とは、自分ごととして考えるとはどういうことかを、低学年資料、高学年資料、郷土資料での具体的な模擬授業を通して考えることができました。
午後は、
「放射線等に関する授業の進め方」について、小泉研修調査室長、
「特別活動の進め方と学級経営の工夫」について、阿部指導主事、
「総合的な学習の進め方」について、林指導主事が行いました。
放射線については、文科省や県の指導資料をもとに指導案モデルの検討をしたり、授業で取り組める放射線に関する実験の演習をしました。皆、校内での授業研修を控えているため、細かなところまでメモをとりながら熱心に研修されていました。
また、特別活動や総合的な学習の時間についても、その重要性について改めて考え、自分の指導の在り方を見直す研修を行いました。
各教科と併せて児童生徒の成長を支える学習について、様々な側面から考えた一日でした。
今後、初任者研修は、小規模校参観研修、他校種参観研修、特別支援参観研修と続きます。たくさんの学校や先生方に大変お世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします。