<未来創造>

学びの軌跡

情報モラル教室と学年懇談会を開きました

19日(水)、「情報モラル教室」を開きました。この教室は、「電子メディアを活用した情報収集・発信のルールやマナーを身に付けさせるとともに、発信する情報や情報社会での行動に責任をもたせ、生徒が主体的に情報を選択・活用する能力の育成を図る」ことを目的としています。講師には、医療創生大学教授(県教委生徒指導アドバイザー、県警察サイバー犯罪対策アドバイザー)の中尾剛先生をお招きしました。中尾先生からは、「SNSやゲームによる依存症の怖さと健康への影響」について、具体的なデータや事例に基づいて分かりやすくお話しいただきました。「モラルは『言われたから守る』のではなく、『自分で判断して決める』もの」という先生の言葉から、生徒の「情報」に関する見方・考え方を洗練させ、適切な判断ができる力や主体性を育む必要があることを再認識しました。

 情報モラル教室の後には、今年度最後の学年懇談会が開かれました。ご参加いただきました保護者の皆様には改めて感謝申し上げます。 

※ 校長挨拶は下をクリックしてください。

   校長挨拶.pdf

卒業の足音が近づいてきました

18日(火)、3年音楽では卒業式歌の練習をしました。校舎内に「旅立ちの日に」という歌が響くようになると卒業式が近いことを実感し、少なからず感傷的な気持ちにかられます。今年の3年生は12名ですが、一人ひとりが声を響かせ、人数的なハンデをものともせずに歌っていました。まだまだ練習はできますので、当日は皆を驚かせるくらいの歌声を会場一杯に響かせ、この学び舎を力強く巣立ってほしいと思います。

サポートティーチャーの先生が入った放課後学習会は、今日が最後でした。今年は、3年数学の学習会にしぼって支援をいただきました。支援最終日、サポートティーチャーの齋藤先生には、代表生徒が感謝の意をお伝えしました。3年生には3月の県立高校入試において、その成果を存分に発揮してほしいと願っています。

 

今日の学びから(2月17日)

1年社会では、教科担任が学年末テストの結果を返した後に、「SDGS(持続可能な開発目標)」について取り上げました。SDGSとは、2015年に国連で採択された「2030年までの達成をめざす17の目標」です。貧困、紛争、気候変動など、人類はこれまでになかったような数多くの課題に直面しており、このままでは人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなってしまう。そんな危機感から、世界中の様々な立場の人々が話し合い、立てた目標です。1年生は17の目標を前に、自分が優先的に取り組んでいきたいと思う目標を3つ、理由とともに真剣に考えていました。SDGSは、社会科での学びを生かすことのできる絶好の機会です。また、世界が直面する課題について知り、学習が様々な分野に広がっていく可能性を持っています。1年生が、主体的な学び、深い学びができることを期待しています。

3年国語では、鷲田清一さんの「誰かの代わりに」という評論文を読んでいました。鷲田さんは哲学者であり、大阪大学などで学長を務めました。そんな筆者の文章はやや難しいかもしれませんが、義務教育を終える生徒たちには触れてほしいことばが満載です。大人にも十分に読み応えがある評論です。教科書はよくできていることを痛感します。保護者のみなさんも、お子さんの国語教科書を手にして、ぜひご一読ください。

月曜日の朝時間とミージョタイムは「天声人語を読んで200字作文に挑戦」(天トレ)でした。今日のお題は「もしもオーケストラの楽器に変身できるとしたらどの楽器がよいか具体的に1つ挙げ、その理由を説明しましょう」でした。2年生は、オーケストラにはどんな楽器があるのか、どの楽器を選んだらいいか、悩みながら書いていました。 

(下は1年社会)

(下は3年国語)

(下は2年天トレ)

新入生の学校説明会がありました

14日(金)、次年度4月に本校に入学予定の新入生(現小6)に向けて、学校説明会を開きました。次年度本校へ入学予定の生徒は3名です。校長から生徒や保護者のみなさんにお話をした後は、生徒会役員からの学校紹介、1年英語の授業への参加、部活動見学をしました。

次年度は、生徒数や教職員数の激減という難局を乗り越え、中学校の教育活動の質的充実を図っていくことが求められています。したがって、保護者や地域のみなさんとの協働的な体制を整え、それを基盤として創造的な教育活動を展開し、生徒の資質・能力を確かに育むことができるように努めてまいります。