<未来創造>

学びの軌跡

考える「防災教室」

 絵文字:救急、保健室応急処置と「いえまですごろく」を行いました。

 5・6校時に防災教室を行いました。5校時は、消防士7名の方に来ていただき、災害時に必要な応急処置の仕方を教えていただきました。頭をけがしたときの止血法、骨折したときに身近な物(今回は雑誌)で固定する方法、担架がないときに棒と毛布で即席担架を作る方法など、友達同士で実習しました。


講話では、地震や火災に遭ったときに大切なことを学びました。

消防士の方の実演のあと、頭部の止血について実習しました。

とっても上手に布を巻くことができました。止血ばっちりです!

腕をけがしたときの処置です。

担架を作るための毛布の使い方を教わっています。

毛布で作った担架で実際に人が運べることを確認しました。

 6校時はぼうさいボードゲーム「いえまですごろく」を10班に分かれて行いました。
 大地震の発生時に起こりうる状況を疑似体験できるように開発されたこのゲームでは、子どもたちが学校や家庭以外で被災した時を想定し、すごろく形式で学習できるようになっています。

ゴールは自宅です。さいころをふって出た目だけ進むのは普通のすごろくと同じです。

途中でけがをしたり、迷子の子どもに遭遇したりと、予想外のことが起こります。
班で協力して問題を解決しますが、けがをしているとできることが制限されます。

みんなで解決法を考え、協力し合わないと家までたどり着けません。

事後のワークシートには、「その瞬間になるとどうしていいかわからなくなることが分かった」「けがをすると、人助けができなくなったり、色々な人の助けが必要になったりすることがわかった」「(家族と)家の近くで危険なところはないか、話し合いたい」などの気づきが書かれていました。