出来事

10月29日 コンピュータ機器を使いこなす/かじきカツ給食

本日は4年生以上で「CBT化対応試行調査」なるものを行いました。

「CBT」とは、「Computer Based Testing」の略で、コンピュータを用いた試験方式のことです。

大学入試や小中学生の学力調査についてCBT化が検討されている、といった報道をご存じの方もいらっしゃると思います。一人一台の端末配備から数年。ついに「こんな道具が使えるよ」から「これを使ってやるよ」へと時代が変化しているのです。

そして今日は「CBT化」にどれだけ対応できているかを試すような課題に取り組むこととなったわけです。

国語や算数についての問題が出されました。内容的には簡単な問題ばかりで、これが紙媒体のテストならば「先生、簡単だったよ~」という子どもたちの声が聞こえてきそうなものですが、今回の目的はそこにあらず。

正しい選択肢をマウスで選ぶ(クリックする、空欄にあてはめる)、キーボードで日本語を入力する、半角英数で入力する、マウスでスライダーを動かす、ドロップダウンリストを開く、タブを切り替える、線でつなぐ、動画を再生する・・・・などのPC操作の技能ができるかどうかを試すことが今日の目的です。

 

答えは分かっているのに小数点の打ち方が分からない(タブレットPCのキーボードにテンキーはありません)、フリック入力ならできるけどキーボードでのローマ字入力はできないなどの要因で、正答率下がってしまったり、操作に時間がかかりすぎて問題を解ききることができなかったり・・・といったことにならないよう、「こんな操作方法が必要だよ」「本番はまだ先だけど、今のうちから練習しておこうね」ということの意識付けが十二分に(4~6年の児童はもちろん、先生たちにも)できたようです。特にローマ字入力による文字入力のスキルアップは必須であると感じました。

 

さて、話題が変わります。今日の給食は小名浜海星高校の生徒さんが遠洋航海実習でとってきた「カジキ」で作られた「かじきカツ」が出ました。しっかりとみのつまった食べ応えのあるカツ、今年もおいしくいただきました。

10月28日 思い出の場所

6年生の図工の時間、「あの時あの場所、わたしの思い」という題材で絵を描いています。

奥行きの感じられる構図の子が増え、さすがは高学年と思わせてくれます。

彩色も丁寧です。

6年生一人一人が自分にとって思い出深い場所を表現しているのですが、卒業に向けてのカウントダウンが始まったような気がして、少しさみしい気分になってしまいました。

10月25日 点字教室

4年生は総合的な学習の時間で「福祉」について学習しています。

その一環で、今日は4年生を対象とした「点字教室」を行いました。

講師の先生は、いわき市社会福祉協議会の「点訳グループ」の方々です。

点字の歴史や点字の仕組み、読み方、打ち方(点字では「書く」とは言わず「打つ」と言います)などを分かりやすく教えていただきました。

また、表を見ながら実際に点字を読んでみたり、自分のプロフィールを打ってみたり、と十分な体験もできました。

最後には自分の名前を打ちこんだ紙で作った「しおり」をいただきました。

 

で終わりと思いきや、点字教室終了後、4年生が校長室を訪ねてきました。

「校長先生の分も作りました!  プレゼントです!」とのこと。

わざわざ作ってくれたんだね。

ありがとう!

点訳グループの皆様、お世話になりました。ありがとうございました。

10月24日 花の苗をいただきました

公益財団法人花と緑の農芸財団 様より

花の苗を寄贈していただきました。

その数なんと250株。パンジーとビオラが100株ずつ、ノースポールが50株です。

今日は委員会活動日でしたので、園芸委員会を中心に、他の委員会の力も借りながら

花壇やプランターへの植え替え作業を行いました。

植えた苗は冬を越え、来春、元気に花を咲かせてくれるはずです。

咲かせるまでの間も楽しみながら大切に育てていきます。

 

農芸財団の皆様、ありがとうございました。

10月23日 調理実習

本日は午後から就学時健康診断を実施するため、授業は午前中のみ。そして弁当の日です。

5年1組ではこの機会をいかして調理実習を行いました。

目標は「ご飯を炊くこと」と「味噌汁を作ること」。

どの班も協力し合っておいしく作ることができました。

「校長先生もどうぞ」とお呼ばれしました。

ご飯はつやつやでほかほか。炊飯器の性能は年々よくなっていますが、やっぱりガスで炊くご飯は一味違います。

お味噌汁の具は豆腐に玉ねぎ、サツマイモ。サツマイモの甘さとみそ汁のしょっぱさとがいいバランスでした。出汁として入っていた煮干しも残すことなく、おいしくいただきました。

片付けも最後までしっかりと行いました。さすが高学年です。

家でもどんどん手伝って、家族の一員としておうちの方々を支えるんだよ、赤井っ子!

10月22日 空気を押す力

4年生、楽しい理科の実験です。

ピストンを用い、空気を押す力で玉を遠くに飛ばします。

「ポンッ、ポンッ」と勢いよく飛び出す様子に子どもたちの目は輝きっぱなしです。

遠くに飛ばす方法を黙々と試す子、何人かで飛距離を競う子、高さを競う子・・・

楽しさの中にある学びを大切に、今日も赤井の子は元気です。

10月21日 秋晴れ

気持ちのよい青空が広がっています。

大休憩、今日も元気に子どもたちが校庭で遊んでいます。

 

カナチョロさがし

 

ジャンボすべり台は赤井小のジェットコースター

 

うんていで、ブランコで、鉄棒で

 

違う学年の人とだって楽しめるドッジボール

 

定番のおにごっこ

 

明日は教職員の研修会につき全学年、お昼前に下校します。

昼食は各ご家庭でとることになります。

また、明後日は就学時健康診断につき、昼食(弁当)後に下校します。

 

よろしくお願いします。

10月18日 左右反転で練習楽々

(期せずしてICT関連の話題が続いています)

Youtube などの動画配信ツールではダンス動画や歌の振り付け動画など、いろいろな動画があげられています。

それらをうまく活用することで「見て覚える」ことがより手軽にできるようになりました。

 

2年生の子たちが手話付きの歌を練習している様子を見ていると、驚くことが・・・。

なんと、動画が左右で反転されているのです!

これは「動画を反転させる」ためのWEBページとのことで、見たい動画のURLを貼り付けて再生させると反転された動画を見ることができるようです。見たままに踊ればよいのでとても分かりやすく振りを覚えることができます。

分かりやすいため、苦手意識を持つこともあまりありません。

みんな、とても楽しそうな表情です。

 

うまく使いこなせばこんなに便利なICT機器。うまく使い分けていきたいものです。

中川さん、今日も子どもたちは「くじらぐも」を楽しんでいますよ

1年生の国語の教科書にのってる「くじらぐも」の作者、中川李枝子さんがお亡くなりになったとのニュースが流れました。

 

ちょうど今、1年生教室からくじらぐもを音読する子どもたちの元気な声が聞こえています。

学習発表会の練習です。

「ぐりとぐら」のシリーズでも有名な中川さんは、父親の仕事の都合で、小学生の途中から高校一年生までの6年間を福島県福島市で過ごしていました。東京に戻った後に児童文学の作家となりますが、「くじらぐも」を書いている間、ご自身が福島で過ごした小学校生活を何度も思い起こしたそうです。また、アニメ映画「となりのトトロ」のオープニング曲「さんぽ」の歌詞にある「あるこう あるこう」には、中学生のころ歩いた福島の山のイメージもある、とご本人の談も残っています。

これを知ったとき、なんだか誇らしい気持ちになったことを覚えています。

 

中川さん、昔も今も、子どもたちは「くじらぐも」が大好きですよ。

11月の学習発表会では1年生の元気な発表をくじらぐもにのせて空に届けますから楽しみにしていてくださいね。

10月17日 理科の観察

理科で「太陽の光」について学習している3年生。

今日は校庭に出て、地面の温度をはかっていました。

場所を決めて、温度計の先端に土をかぶせます。太陽光を当ててしまうとその影響で温度が上がってしまい、正確な「地表の温度」とはならないためです。

土の被っていない部分も太陽光の影響を受けないように紙で覆いました。

一定時間、じっと待ちます。待っている子供たちの姿がとてもかわいらしいです。

(すぐにスマホを取り出していじり始めてしまう我々大人は見習うべきかもしれません。)

時間がたったので温度計を見てみると、31~32℃もありました。

予想を超える高さに驚くとともに、「晴れた日に地面に触ると熱いもんね」と納得している子もいました。

 

さて、観察を終えて教室に戻った3年生。今度は室内でも何やら集まっています。

のぞいてみると・・・

本物の化石を含んだ石でした。理科の先生が知り合いから譲り受けたものを教室に持ってきてくれました。何千万年も前の貝殻を直接触ることができて、ちょっとテンションのあがる子どもたちでした。

10月16日 情報モラルを高める

タブレット端末の導入以降、各校に「ICTサポーター」さんが不定期で来てくれるようになりました。

子どもたちに操作方法を教えてくれるのはもちろん、我々教員にも活用方法をアドバイスしてくれたり、よい教材を紹介してくれたり、と大変ありがたい存在です。

 

今日は5年生教室で「情報モラル」に関わる授業のサポートをしてくださいました。

手軽に扱うことのできるSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)ツールですが、対面で行うコミュニケーションとは異なる注意点が必要であることや、個人情報の取り扱いには十分に気をつけなければならないことなどを学びました。

 

放課後は教員向けの研修です。

時代の波としても、今後、タブレット端末等のICT機器を扱うことは避けては通れません。

「火」や「刃物」同様、正しい扱い方をすれば便利なものですが、誤った扱い方をすれば人を傷つける凶器にもなりえます。

「正しい扱い方」「自分も他人も傷つかない扱い方」を身につけさせるため、我々教員の試行錯誤は続きます。

10月15日 クリーン赤井/PTA奉仕作業

先週は雨で中止した除草作業、今日は快晴の下で行うことができました。

保護者さんも駆けつけてくださいました。ありがとうございます。

猛暑が続いたことと雨量が多かったからでしょうか、今年の草の伸びは例年以上。

それでも子どもたちはどの学年も頑張って活動することができました。

本日ご協力くださった保護者の皆様、暑い中での作業、ありがとうございました。

予定変更になったため、来られなくなった保護者さんも多かったことと思います。また別の機会によろしくお願いいたします。

10月11日 稲刈り

5月末に4年生が田植え体験をした赤井小学校の学習田。

すくすくと稲は大きく成長し、稲穂がこうべをたれています。

 

今日は待ちに待った収穫の日、稲刈り体験です。

今回も根本さんにご指導をあおぎながら、安全に作業を進めるための約束を確認しました。

左手で株を握り、右手の鎌でざっくりと刈り取る。初めはどの子も「おそるおそる」の手つきです。

 

刈り取った稲は「ぼっち」にかけて、乾燥させます。

3週間ほど乾燥させたら、次の「脱穀(だっこく)」の作業に移ります。

 

田植えの時もそうでしたが、作業が進むにつれて真剣な顔や笑顔がたくさん見られるようになりました。

泥汚れも気にせず、どの子も集中して活動に取り組みました。

 

10月9日 見学学習(5年)

5年生は日程の都合上、他の学年とは異なる日に見学学習へ出かけました。

目的地は日産自動車福島工場と小名浜港内です。

どちらも私的に訪れることはできず、見学学習だからこそ立ち入ることのできる貴重な体験となります。

概要説明を受けた後、一人一人に受信機とヘッドホンが渡されました。

工場内では機械音が大きいため、説明を聞きやすくするためのご配慮です。ありがたいです。

エントランスには高級車がたくさん・・・

いよいよ工場内です。

見学あり、体験あり、と楽しい時間が続きます。

 

工場見学の後はサンマリーナで昼食をとり、小名浜港内を見学しました。

あいにくの雨天によりバスの中からの見学となりましたが、いつもとは異なる方向からの景色を楽しむことができました。

10月10日 管理訪問

今日はいわき教育事務所といわき市教育委員会の方々が来校され、本校の教育活動の様子と校舎内外の様子をご覧になりました。

事務所・委員会からのお客様は各教室の授業の様子をご覧になり、どの学級も落ち着いた雰囲気の中で学習が行われているとおほめの言葉をくださいました。

10月9日 How many…?

ALTの先生が来校されると、普段は3年生以上の学級で外国語活動/外国語科の授業を行っています。

しかし、今日は5年生が見学学習で不在のため、特別に低学年教室でも楽しい活動が行われました。

1年生相手でもALTのイサベラ先生は「All English(オールイングリッシュ:全て英語)」です。

子どもたちの反応を見ながら、ゆっくりと、はっきりと "How many eyes?" "One, Two… Two eyes."と語ります。

初めは戸惑っていた子どもたちもだんだんと「いくつって聞いてるんだ」「何個って答えればいいんだ」と理解し始め、どんどんと反応が良くなっていきます。

先生 "How many hands?"

子ども  "Two!"

先生  "How many fingers?"

子ども  "Ten!"

「分かる」ようになった時の子どもたちのうれしそうな顔、見ていてとても気持ちがよいです。

10月4日 見学学習(4年)

4年生は

いわき市水道局平浄水場といわき市南部清掃センターに見学に行きました。

さすがに4年生ともなると「学習」の比重があがります。

市内から集められたとはいえ、処理されているごみの量の多さに

子どもたちはそれぞれに感じることがあったようです。

10月4日 見学学習(3年)

3年生は平消防署といわき中央警察署に見学に行きました。

どちらも社会科の学習内容と関連付けられています。

仕事内容などもいろいろと教えていただきましたが、やはり子どもたちの目が一番輝いたのは、車両や装備品を見せていただいた時のようです。

10月4日 見学学習(2年)

2年生の見学学習は

平北部学校給食共同調理場(いわゆる「給食センター」)とアクアマリンふくしまへのお出かけでした。

 およそ3650人分の給食を毎日作っていること。

献立を考えたり材料の注文をしたりすること。

よりおいしい給食を届けるために新しいメニューを開発したり、より一層の工夫をしたりすること・・・

など、いろいろな仕事があることを教えてもらいました。

給食センターの見学の後はアクアマリンふくしまに向かい、館内の見学と昼食で楽しみました。