カテゴリ:今日の出来事

12月12日 感覚的なものを目で見る

3年生の算数の時間、「重さ」について学習しています。

身の回りの物を持ち上げてどちらが重いかを比べていると、同じような重さのものが。

人によって「こっちの方が重いと思う」の意見が分かれます。

そこで先生手作りのが天秤ばかりの登場です。

「身の回りのものの重さを調べたい」という気持ちがみんな高まっています。次の時間も楽しみです。

 

本日は学校薬剤師の方による「学校環境衛生検査」を行いました。保健的に適切な環境で学習できているかの検査です。「照度」や「二酸化炭素濃度」等を調べていただきました。

「照度」は問題ありませんでしたが、授業の後半では「二酸化炭素濃度」が高くなりがちとのご指摘を受けました。二酸化炭素濃度が高いということは新鮮な空気が入っていないということ。寒さが身に染みる時期となりましたが、デジタルチェッカーなどを活用しながら適切に換気を取り入れて、感染症予防に取り組んでいきたいと思います。

二酸化炭素濃度や気温、湿度など、目には見えないものが数値化されています。便利な道具です。

12月11日 かけ算を使って

2年生の算数の時間です。

だいぶすらすらと唱えられるようになったかけ算九九を用いて、数を求める課題に取り組んでいます。

めあてを書きうつしながら、「やり方分かった」「答えの出し方、一つは分かった」の声。

先生が「あれ? 一つってことは答えの出し方、何通りかあるのかな?」と聞くと、「ありそう!」と子どもたち。

求め方が分かったらタブレット端末に考えを書きこんで「提出ボックス」に送信します。

みんなの考えが集まってきました。

式が数パターンにまとめられそうです。どんな考えでその式になったのか、説明してもらいます。

ここで先生がひと工夫。書きこんだ人が発表するのではなく、「その人の考え方を説明できる」ほかの人が発表します。

説明が終わったら、書きこんだ人に「○○くんの説明であっていたかな?」と確認します。

「うん、ぼくの言いたかったことはそれ!」

自分の説明が取り上げられた人も、友達の考えを説明することができた人もどちらも満足そうです。

ほかの解き方も次々と取り上げていきます。

小学校算数ではかけ算の式を「一つ分の大きさ」×「いくつ分」の順で取り上げています。

この2つは入れ替わっても答えは同じなので、答えを出すだけならば順番は関係ありません。

しかし、学校では「自分の解き方や考えを人に説明すること」や「他の人の考えを理解すること」も大切な学習の一つです。

式に書く数の順番を統一することで、「この式で書いたってことは、この人はこういうやり方をしたのだな」と理解を助ける働きがあります。

 

時々、「テストで、答えはあってるのに式で三角にされ(減点され)た。大学教授の先生が『小学校の先生は交換法則も知らないのか』って言ってた。小学校の先生ってこんなところにこだわってるの?」という投稿がネットニュースで話題になります。

小学校では(低学年では特に)大切にしていることです。

 

小さなころのこういった学習活動の積み重ねが、大きくなった時に花開いていくのだと強く信じています。

12月10日 保健の学習

昨日から2回にわたって、保健の先生による保健体育の授業が行われました。対象は4年生です。

昨日は外側からわかる男女の身体の変化を、今日は外からは分かりにくい身体の内側で起こる(起こっている)変化について学習しました。

授業の初めは恥ずかしさからか笑ってしまう子もいましたが、途中からは真剣な表情で授業を受けることができました。4年生の保護者さんは、どんなことを学習してきたか、ぜひご家庭でお子さんから聞いてください。

 

本日、メディアコントロールデーです。ご家庭でもご協力をよろしくお願いします。

12月9日 移動図書館

月に一度のペースで巡回してくださる移動図書館「いわき号」。

図書館に出向かなくとも借りられるありがたさはもちろんのこと、

借りた本を返すのがひと月後なので、厚めの本でもじっくり読めるところも魅力です。

先月は急きょ来られなくなったため、今日は二か月ぶりの巡回となりました。

職員さんも「ミステリーならあっち側に回るといいよ」「大人向けを探すならこっちの棚かな」と、優しく教えてくださいます。

とてもありがたい取り組みです。

12月6日 ミシンで縫い物

5年2組の児童が家庭科でミシンによる縫物に挑んでいます。

「えーっと、ここにかけて」「次はこっちを通して・・・」

ボビンへの糸巻き、上糸のかけ方など、一つ一つの手順を班のみんなと確認しながら取り組んでいます。

「あーっ、難しい!」という声も聞こえましたが、いざ縫い始めてみると、

「おーっ!(すごい)」という声に変わります。

手縫いの手間を考えるとやっぱりミシンは便利ですし、仕上がりも丈夫です。

ミシンのないご家庭も多くなってきたと聞きますが、ある場合は、ぜひご家庭でも取り組ませてほしいと思います。

自分で好きな生地を選んで作る楽しさ、もっともっと味わわせたいです。

 

話題は変わって、3・4年生昇降口の「すのこ」を新調しました。

これまでは年季の入った木製のもの。

使い込まれているので表面はすべすべしているのですが、ところどころささくれが。

新しいものはプラスチック製です。

色も明るめなので、昇降口全体が明るく感じられます。

大切に使っていってほしいものです。