※本ホームページ内容について、無断掲載を禁止します。
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保健委員会が定期的に実施している「ピカピカパトロール」
今回も素敵な言葉が並びました。
学校の雰囲気が
「ダメよ ダメダメ ちゃんとして!」から
「私もがんばるよ あなたもがんばってくれてありがとう」へと、どんどん変わってきています。
素敵な温かい言葉であふれる学校にしていきたいものですが、それを子ども達が進んで実践してくれています。
こんなにうれしいことはありません。
ビブリオバトルとは、京都大学の谷口忠大教授が考案した、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」のことです。「知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト」によれば
① 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
② 順番に1人5分間で本を紹介する。
③ それぞれの発表の後に,参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う。
④ 全ての発表が終了した後に,「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員が1人1票で行い,最多票を集めた本をチャンプ本とする。
というルールで行うものとのことです。
今日は本校の図書委員会の子ども達が、自分のおすすめしたい本を持ち寄って、ビブリオバトルを開催しました。
7名の図書委員の児童がおすすめした本は以下の7冊です。
① 「絶叫学級 ゆがんだ願い編」(いしかわえみ 原作/絵 桑野和明 著)集英社みらい文庫
② 「科学探偵 VS. 学校の七不思議」(佐東 みどり/石川 北二/木滝 りま/田中 智章 著 木々 イラスト)朝日新聞出版
③ 「まだまだざんねんないきもの辞典」(今泉 忠明 監修 下間 文恵 絵)高橋書店
④ 「ポテトスナック ここが知りたい」(くろにゃこ まんが 大畑英明 シナリオ)文藝春秋
⑤ 「ゆうれい猫 ふくこさん」(廣嶋玲子 作 バラマツヒトミ 絵)岩崎書店
⑥ 「ライト兄弟はなぜ飛べたのか 紙飛行機で知る成功のひみつ」(土佐 幸子 著)さ・え・ら書房
⑦ 「ラストで君は『まさか!』と言う 神さまのいたずら」(PHP研究所 編集)PHP研究所
どの子も、自分のおすすめの本の魅力が伝わるよう、身振り手振りも交えながらアピールしていました。
全員の発表が終了後、投票です。
集計の結果、最も票を獲得し「チャンプ本」に選ばれたのは
「ラストで君は『まさか!』と言う 神さまのいたずら」
でした。おめでとうございます。
残念ながら「チャンプ本」になれなかった本についても、すべての本に10票前後の複数の投票があり、どれも素晴らしかったことがよくわかります。
楽しい時間を提供してくれた図書委員の皆さんに感謝です。
これがきっかけで、この7冊の本を読んでくれる子が増えるといいですね。
本校では年間12回のクラブ活動を設定していますが、残す所3回となりました。
本日10回目の活動を行いました。
2025年になって初めてのクラブ活動でもあります。
スポーツクラブでは、校庭でいろいろな鬼ごっこを楽しんでいました。
風もそれほど寒くなく、子ども達は気持ちよさそうに走り回っていました。
家庭クラブでは、フェルトを使っての小物づくりをしていました。
こうした活動は高学年の家庭科の裁縫の学習で取り組むことが多いですが、まだ玉止め・玉結びを習っていない4年生もしっかり製作できていて驚きました。
イラスト・工作クラブでは「墨絵」に取り組んでいました。
タブレットで自分の描きたい風景やキャラクターなどを調べて、それを参考にしながら、習字用の筆で上手に描いていました。
どのクラブも自分の好きなことに夢中になって取り組んでいる姿がとても素敵でした。
【スポーツクラブ】元気いっぱい走り回っていました!
【家庭クラブ】フェルトでの小物づくり、上手でした!
【イラスト・工作クラブ】「墨絵」にチャレンジ!「侘び寂び」を味わえたでしょうか?
しばらく温かい日が続いていましたが、今朝は結構寒いです。
車の窓ガラスは凍っていて、校庭には白い霜柱が至る所に見られます。
昇ってきた朝日に照らされ、とてもキレイです。
そんな中、この後、子ども達は元気に登校して来ます。
Student Cityが終わり、5年生としては達成感や充実感に浸りながらゆっくりしたいところでしょうがそうもいかず、翌日から鼓笛引継ぎに向けてのオーディションが開始となりました。
3学期に入り、5年生は自分が来年担当したい楽器について、6年生から教えてもらい練習を重ねてきました。
鼓笛を実施している学校はどこもそうですが、所有している楽器の台数や全体的なバランスの観点から、各パートに割り当てられる人数には限りがあります。そのため、希望者の多い楽器については公正性を考慮してのオーディションを開催する学校が多いですが、本校もその一つです。
22日(水)は大太鼓とシンバルの、24日(金)は主指揮と小太鼓についてのオーディションを行いました。
第1希望だけでなく、第2希望も含めてのオーディションとのこと。
どの子も担当したくて、朝の時間など一生懸命練習を重ねてきていて、それを我々も見ています。
全員合格させたい気持ちになりますが、そうもいかないのが現状です。
演奏の仕上がり具合や、演奏の癖、リズム感など、様々な観点について、複数の教員で審査しました。
どの楽器においても、圧倒的な実力差が見られたわけではないので、微妙な差から判断せざるを得ない、審査員にとってはとても厳しい状況でした。裏を返せば、それだけ、どの子も練習を頑張っていたことに他なりません。
後日、担任の方から結果が発表されることとなります。
担当になれた人は、なれなかった人の思いもしっかり背負って今後の練習に励んでほしいです。
担当になれなかった人は、残念な気持ちが強いでしょう。ですが、新しく担当となる楽器も本校鼓笛隊にとって、なくてはならない大切なパートです。自分の役割の重要性について、誇りと責任を自覚しながら、前向きに頑張ってくれることを願っています。
今日のこんだては
ごはん、牛乳、さんまのポーポー焼き、ぶた汁、一口いちごゼリーです。
金曜日恒例の、子ども達との登校です。
今回一緒に登校する班は2つ、同じ公園に集合するのですが、片方の班が一足先に全員そろったので出発しました。
もう片方の班の班長さんは「遅れて来るかも」としばらく待っていたのですが、ある程度待ってこない場合は「車で行く」と判断して出発する約束になっているとのこと。先に出発した班から遅れること数分程度で出発しました。
子ども達はスマートフォンも腕時計を持ち歩いていません。
ですから、こうした「約束」があると、子ども達は迷うことなく自分たちで判断して行動ができます。
各地区の担当の方々がしっかり事前指導をしていただいていることに感謝いたします。
後発の班が出発した後、自転車を漕いで先発の班の様子を見に行き、その後、途中から後発の班と一緒に登校しました。
どちらも班長さんを中心に安全に登校できていました。
班長さんが時々後ろを振り返り、下級生の並び方について声掛けしていました。さすがです。
余談ですが、今日も朝焼けがきれいでした。
本日、日本体育大学特別教授の斎藤仁先生にご来校いただき、5・6年生になわとびの授業をしていただきました。
齋藤先生はいわき市のご出身で、小学校の校長としてもご勤務され、現在、日本体育大学特別教授として、また、「櫻花なわとびクラブ」の会長としてご活躍されていらっしゃる先生です。ご自身もなわとびの国際大会や全日本の大会等で数多くの優勝経歴があり、なわとび国際審判員等の資格もお持ちの、なわとびの第一人者の先生です。
なわとびは、小学校における冬の風物詩のような運動で、この時期、多くの学校で取り組んでいます。
その形態は、特定の技をより多くの回数跳ぶことや長い時間跳べることに価値を置きがちなのですが、実は、それは学習習指導要領が目指す姿とはかけ離れています。
昨年、運よく、齋藤先生とお話しする機会があり、齋藤先生もそうした指導を懸念されていることを伺いました。
これは最高のチャンスと思い「ぜひ渡辺小学校で指導をしてほしい」とお願いをしたところ、ご多用の中にもかかわらず快諾いただき、本日の授業となりました。
今日の授業では、なわとびの秘密を学びました。柱は4つ
1 秘密の数字
2 かくされた技の秘密
3 とばなくても「なわとび」
4 楽しいなわとびを工夫する
です。
まずは、なわを使ったストレッチや体感を鍛える運動をしました。
ぜひ、日々の体育でも取り入れたい、楽しくて効果的なものばかりでした。
次に、子ども達に実際に体験させながら、よい跳び方とわるい跳び方の違いを考えさせていきました。
姿勢や目線、なわの持ち方や回旋する場所など、普段学ぶことができない微細技術について、数多く教えていただきました。
続いて、「走りながらなわを動かす」「走りながらなわを跳ぶ」に挑戦しました。
後ろ向きに走りながら後ろ跳びや後ろあや跳びの動きをするのがかなり難しかったようです。
その後は、「跳ばないなわとび」を教えていただきました。
かっこいい決めポーズのような技もあり、できた子がまだできていない子にやり方やコツを教えていました。
最後に、たのしいなわとびの工夫の仕方を教えていただきました。
「今までは、「跳ぶ」ことばかりを意識していただろうけど、なわとびは「跳ばない」技の方が多い。
大切なことは、自分の思うようになわを操作できること、それが難しい技ができるようになる近道。」
と教えていただきました。跳ぶ技のみに取り組んできた子どもたちにとっては衝撃的だったのではないかと思います。
今回の授業は、他の担任にも知らせていたので、休み時間や空き時間を利用して授業を見に来ている教員が何人もいました。 さらには、授業が終わった後、低学年の担任2人が体育館に残って、齋藤先生になわとびのことをあれこれと質問していました。手前味噌ながら、素晴らしい向上心だなと感心しました。
今回の授業は、教えていただいた5・6年生にとっても、その指導を見ることができた教員にとっても貴重な財産となりました。これからの授業にしっかり生かしていきたいと思います。
ご多用の中、さらには予定時間を延ばしてまでも子ども達にご指導くださった齋藤先生、本当にありがとうございました。
【まずは跳び縄を使ったストレッチや体幹を鍛える運動などを行いました。】
【なわとびの秘密について教えていただきます。】
【先生と友達の跳び方の違いについて、気づいたことを話し合います。】
【両脇、膝、踝に段ボールをはさみ、「しめる」感覚を意識します。】
【走りながら、片手でなわを回ります。かなり頭を使っているようです。】
【シンプルな動きでも難しかったようで、成功できた人はわずかでした。】
【跳ばない技について、友達同士で教え合います。】
本校1階廊下には、朝日写真ニュースの掲示板があります。
毎週、朝日写真ニュース社より4枚のニュースの写真が解説付きで送られてきます。
子ども達は、新しいニュースの写真が掲載されると、足を止めてその写真を眺めたり、解説の文を読んだりして、世の中の動きについて興味を高めることができています。
この取り組みは、地元の企業様などによるご支援により成り立っています。
本校の場合、同じ町内にある株式会社勿来製作所様のご支援によるものです。
令和7年も引き続きご支援いただけることとなりました。
株式会社勿来製作所様の皆様、本当にありがとうございます。
今日のこんだては
ごはん、納豆、牛乳、もやしと豚肉の油いため、わかめのみそ汁です。
学校司書の先生と図書ボランティアの保護者の皆様のご協力により、定期的に朝の読み聞かせを開催してまいりましたが、今日が本年度最後の活動となりました。
各学年では以下の本を読んでいただきました。
1年生「やさいのおしゃべり」泉なお 作 いもとようこ 絵
2年生「だれかさんのかたっぼてぶくろ」すずきみほ 作
「みかんおいしくなーれ」矢野アケミ 作
3・4年生「100万回生きたねこ」佐野洋子 作・絵
5年生「わすれられないおくりもの」スーザン・バーレイ 作 小川仁央訳
6年生「13歳のキミへ」高濱正伸 著
毎回そうですが、どの学年の子ども達も、うれしそうに、そして絵本に引き付けられるように前かがみになって読み聞かせを聞いていました。
朝の10分間、穏やかでとても有意義な時間を過ごせました。
ご協力いただきました図書ボランティアの保護者の皆様ありがとうございました。
また、来年度もよろしくお願いいたします。
【1年生】
【2年生】
【3・4年生】
【5年生】
【6年生】
今日のこんだては
しょうゆラーメン、牛乳、はるまき、豆乳プリンです。
21日(火)に泉中学校の数学科の先生にご来校いただき、6年生に対し算数の授業をしていただきました。
これは、小中連携の観点から、数年前から実施している取り組みになります。
今回は、1人1台端末を活用して、習熟度別に課題に取り組む内容でした。
本校では「関わって学ぶ」「支え合って学ぶ」ことを重視しているため、特に高学年はグループ形態での活動を多く取り入れています。ですが、今回は「自分で考える」ことに主眼を置いた、「自分と向き合う」「課題と向き合う」ことが中心の授業形態でした。普段とは異なるスタイルのため、最初のうちは子ども達に戸惑いがありましたが、だんだんその形にも慣れ、課題にしっかり向き合うことができていました。
中学校に行けば、子どもの発達段階等を踏まえ、小学校の授業スタイルとはまた異なってきます。さらに、教科ごとに担当の先生が異なるため、それぞれの先生の授業スタイルで授業が展開されていくこととなります。今回はその一端を事前に体験できたことはとても良かったと思います。
また、普段はそこまで難しい問題に挑戦することは少ないので、かなり難易度の高い問題に触れる機会となったこともありがたかったです。
ご多用の中、このような機会を提供してくださった泉中学校の校長先生及び数学科の先生には心から感謝申し上げます。
6年生は「中学校進学」という現実にちょっとだけ触れ、期待や緊張感も高まってきたのではないでしょうか。
この活動は、いわき市の体験型経済教育施設エリムの中に再現された「街」の中で、児童一人一人がこどもとしてではなく、責任あるひとりの大人、責任ある一市民として経済活動に参加し、社会の仕組みや経済の働きを理解することを目的として、いわき市教育委員会とジュニア・アチーブメントとの共催事業により実施されている体験型実技演習プログラムです。
このプログラムには市内の小学5年生が参加するのですが、21日(火)に、本校の5年生14名が同じ市内の他の小学校さん2校と一緒に参加しました
実際の9つの企業さんのブースがフロアに再現され、子ども達は事前に割り振られた企業の社員(職員)として、お客様に対応したり、逆に、給料として得たお金を使って、各企業で提供されている商品やサービスを購入したりしました。さらには、客として訪れている場合にはなかなか見えない企業間の契約や税金の納入なども、体験を通して学ぶことができました。
活動当初は、何から何まで初めてのことで、いっしょに活動するお友達もほぼほぼ他校の児童ということで、緊張しながらの活動でしたが、徐々に慣れていき、活動後半では、店員同士のコミュニケーションもとれるようになり、とてもスムーズに来客対応などの業務を進めていきました。
自社の製品やサービスが売れるよう、パネルを持って呼び込みをしたり、市役所への納税を呼びかけたりと、積極的な関わりも見られて素敵でした。
経済の仕組みを実際の職業体験を通しながら学べる、素晴らしいプログラムだと感じました。
このプラグラムの実施に当たっては、会場であるエリムの職員の皆様をはじめ、各企業よりこのプログラムのためにおいでくださった社員の皆様やボランティアとして参加してくださった各校の保護者の皆様など、本当に多くの皆様のお力添えで成り立っています。本校からも4名の5年保護者の皆様にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
【株式会社日本HP】記念写真の撮影・印刷・販売などを体験していました。
【株式会社いわき民報社】新聞発行のための取材や記事作成、販売などを体験していました。
【ゼビオ株式会社】スポーツのミニゲーム体験の呼び込みや運営などを体験しました。
【常光サービス株式会社】ハウスクリーニングの契約をとる体験などをしていました。
【いわき市役所】住民登録や市民税の徴収など、行政の仕事を体験しました。
【株式会社ハニーズ】オリジナルTシャツの販売や市役所からのデザイン依頼などの仕事を体験しました。
【東邦銀行】給与の振込手続きや定期預金の契約などを体験しました。
【いわき市薬剤師会】処方箋に基づくお薬の用意や衛生用品の販売などを体験しました。
【いわき・ら・ら・ミュウ】実際にら・ら・ミュウで売られているお菓子や文房具などを販売しました。
今日の6校時は、委員会ごとに次の活動の計画を相談したり、準備やリハーサルをしたりしていました。
図書委員会は、体育館で、今度開催する「ビブリオバトル」のリハーサルをしていました。
保健給食委員会は、今度、全校生に出題する給食に関するクイズを考えていました。
放送委員会は、今後のお昼の放送のスケジュールや内容を確認したり、その企画の1つ「お悩み相談室」に寄せられたお悩みへの回答を準備したりしていました。
環境委員会は、担当の先生がお休みでしたが、委員長さんを中心に話し合いをし、「傘の持ち帰り」について全校生に呼びかけようと決めていました。
体育委員会は、全校生に楽しんでもらうスポーツイベントの種目や役割分担を相談していました。
どの委員会も、担当の先生に言われたことを決めるのではなく、自分たちで今の学校の現状を考え、こんなことをしてみたいと考えて、話し合って判断していました。
特別活動の1つ、児童会活動の大きなねらいとして「自発的、自主的な活動で、学校生活を豊かにする」とありますが、それが子ども達も担当の教員もしっかり意識できていました。
【図書委員会】
【保健給食委員会】
【放送委員会】
【環境委員会】
【体育委員会】
もうすぐ今の学年も終わり、新しい学年へと進級します。
2年生では、生活科の時間に、この1年間で自分がどのように成長してきたのかを振り返る活動をしました。
と言っても、自分自身で振り返るのではなく、他の友達に教えてもらうという活動です。
担任の先生は「すごいねカード」「すてきカード」「ありがとう」カード」の3種類のカードを用意しました。
各グループで順番に指名されたお友達について、その3種類の中から伝えたいカードを選んで書いて本人に渡すというものでした。
1人につき考えて書く時間が3分と、ちょっと短いかなあと思ってみていたのですが、ほとんどの友達は次々にカードに書き込み始めました。どう書いていいか思いつかない子は、近くの友達と相談したり本人に質問したりして、カードを書いていきました。
カードをもらった子は、うれしそうにその中身を読んでいました。
思わずにっこりしてしまう子もおり、素敵な内容を書いてくれたんだなあと、見ていて嬉しくなりました。
そのように、他者の目を通して自分の成長を振り返ることは、自分では気づかない新たな発見ができたり、自分が認められているという自己肯定感の向上につながったりと、様々な効果があります。
みんなからもらったカードも、そこに込められた「想い」も大切にし、素敵な3年生に進級してくれることを願っています。
今日のこんだては
ごはん、牛乳、鶏肉のみそがらめ、スープぎょうざです。
今日のこんだては
ドックパン、チリコンカン、牛乳、コーヒー、はくさいのクリームスープです。
3校時、1年生が校庭に出ていきました。
生活科の観察かなと思いきや、図工の活動とのこと。
校庭にはたくさんの木々や草花、金属製の固定遊具、タイヤ跳びのタイヤ、砂場にかけられているブルーシート等々いろいろなものがあります。
それらを触ってみて感じたことを、友だちに伝え合うという「鑑賞」にあたる学習となります。
子ども達はそれぞれが触ってみたい物を選んで、その感触を楽しんでいました。
金属製の指揮台でも、触る場所によって「ツルツル」と感じたり「ザラザラ」と感じたり。
石とサッカーゴールを両方触った後、
「どっちが硬いんだろう?」
と新たな疑問を持ってみたり。
普段「意識して」触ることはあまりしていないようで、思っていたイメージと違う感触のものもあったようです。
そのうち、何人かの1年生が口々に
「校長先生、来てー!」
と、「はばたきの丘」の方から駆け寄ってきました。
何かと思ってついて行くと、そこには枝についた卵がありました。
かまきりの卵でしょうか。
子ども達は口々に
「さなぎの卵」
と言っていました。素敵な発想です。
触って感じたことを、しっかりワークシートに書き込んでいました。
先生が用意した枠だけでは足りずに、裏面にも書いている子もたくさんいました。
こうした、「実際に触れて感じる」という活動、改めて大切だなあと思いました。
3学期のスポーツタイムはなわとびです。
今日も校庭と体育館に分かれて、それぞれがチャレンジしたい技に取り組んでいました。
「前跳び」や「あや跳び」、「二重跳び」など、定番の技を練習している子も多くいましたが、そうした中に、足じゃんけんをしながら「前跳び」をしていたり、かけ足をしながら「あや跳び」をしていたり、「側振跳び」(「サイドクロス」とも呼ばれ、縄を横に振っている間はジャンプせず、交差とびの時だけジャンプする技)にチャレンジしていたり、「側振跳び」(サイドクロス)を後ろ跳びでできないかチャレンジしたりと、自分が取り組みたい様々な技にチャレンジしている姿が見られ、とても嬉しくなりました。
大切なことは「用具を操作する動き」や「巧みな動き」が高まることであり、どんな技をしたいかは子ども達が「判断」「選択」していくべきものと考えています。それがしっかりできているなと感じました。
みんな笑顔で取り組んでいたのも素敵でした。
余談ですが・・・
2年生からの要望があり、二重跳びと「はやぶさ」(あや二重跳び)をやってみせました。
子ども達から「すごーい」と言われ、ちょっと嬉しかったです。
ただ、跳んだ後、息が上がりっぱなしで、体力の衰えを痛感しました。
毎週金曜日は、出張など特別なことがない場合、本校学区で一番人数の多い地区の子ども達と一緒に登校しています。今日は3学期になって最初の実施となります。
集合場所に着いた時には、班長さんを中心にきちんと1列になって、まだ来ていない友だちを静かに待っていました。
全員集合後、いつも同様1列になって安全に登校できていました。
空を見上げると、ほぼ満月の月が出ており、東を見れば、ちょうど朝日が森から顔を出す所でした。
澄み切った空気と美しい風景の中、20分ほどの「ウォーキング(?)」
とても気持ちがよかったです。
今日のこんだては
麦ごはん、味つけのり、牛乳、かつおフライ、せんべい汁、オレンジです。
伝統的なお正月の遊びと言えば、羽子板遊びや駒回し、凧あげなどがありますが、近年ではそれを楽しんでいるご家庭は数少なくなっているのではないでしょうか。
昨年、本校ではありがたいことに、渡辺地区ふれあい会会長様より多数の和凧の寄贈していただき、お正月の時期に合わせて、多目的ホールに展示させていただきました。
子ども達が、和凧の迫力ある絵柄を間近で見られることは本当にありがたいです。
これをきっかけに和凧に興味をもって、凧あげや凧づくりをやってみたいと思う子が出てくれたら、さらに嬉しいです。
貴重な和凧を寄贈してくださいました渡辺地区ふれあい会会長様には心より感謝申し上げます。
毎年3学期になると、毎朝、次年度の鼓笛の引継ぎに向けての取り組みが始まります。
現在、本校では児童と向き合う時間の確保のため、日々の授業の質的向上のため、様々な行事について精選が図れないか現在検討中です。
鼓笛もその一つですが、保護者アンケート結果や子ども達の意見を踏まえ、教職員全体で検討した結果、次年度は、今年度同様の取り組みをしようということになりました。保護者の皆様には2月の学校だよりで詳細についてお知らせいたします。
5年生は、太鼓やマーチングキーボードなど、6年生のみが担当する楽器を引き継ぐことになります。
それぞれの割り当て人数も限られるため、例年、オーディションによって担当を決定しています。
そのため、現在、5年生はオーディションに向けての練習を頑張っています。
朝の時間、6年生がその楽器を担当したい5年生に、丁寧に演奏の仕方を教えてくれています。
どの楽器においても、6年生のやさしさが感じられる雰囲気で練習をしていました。
その中で、とても素敵な場面を見つけました。
5年生がいない所で、6年生が一人、演奏の練習をしていました。
話を聞いてみると、今はこの楽器の希望者がいないとのこと。
それでも、後でこの楽器を担当する子が決まるので、その時にきちんと教えてあげることができるよう、自分の練習をしているそうです。
この発想ってすごいですよね。
「希望者がいないのなら、やらなくていいや。自分の好きなことをして過ごそう。」
とならないのです。
こんな素敵な子が本校にはいます。嬉しい限りです。
毎月、匿名で学校に届けられる封書。
中には図書カードが入っています。
私たちは、この差出人の方を「足長おじさん」と呼んでいます。
昭和57年から40年以上続く、素敵な「贈り物」です。
昨日、今年最初の「贈り物」が届きました。
本当に頭が下がるとともに、毎回温かい気持ちにさせていただいております。
この方の、渡辺小学校や子ども達に対する「想い」をしっかり受け止め、大切に活用させていただきます。
定期的に学校司書の先生が廊下と図書室内の棚に、特定のテーマの本を集めてコーナーを設置してくださいます。
新年となり、図書室内のコーナーは干支の「巳」(へび)にちなんだものになっていました。
タイトルの周りには、「蛇足」「蛇の道は蛇」など、蛇にまつわる言葉が集められていました。
廊下の掲示コーナーは、来月に迫った「節分」にちなんだものになっていました。
「鬼」が登場するお話を集め、さらに「鬼」がつくことわざや慣用句などを集め、クイズ形式で出題していました。楽しみながら子どもたちの語彙力も高まります。
また、「季節の文学に親しもう」のコーナーも「秋」から「冬」に。
いわきは温かく、雪の降り積もった白銀の美しさをじかに経験できることは少ないかもしれませんが、こうした文学作品から四季折々の美しさを学ぶことも、素敵な経験になると思います。
毎回、素敵な特集を設置してくれる学校司書の先生に感謝です。
保健委員会が定期的に水道場やトイレをチェックして、その結果を書き込み、みんなに知らせる「ピカピカパトロール」が更新されていました。また、素敵な言葉が見られたので紹介します。
その1 スリッパがそろっていなかったのでそろえておきました。
→ 以前に、保健委員長さんがこのような書き方をしてくれていたのを紹介しました。
できていないことを指摘するのではなく、そこをさりげなくサポートする。
まさにボランティアの精神。委員長さんの思いが広がってきています。とても気持ちがいいです。
その2 スリッパがそろってあったのでありがとうございました。
→ 子ども達の活動では「揃っているのが当たり前、揃っていないことを注意する」という傾向がしばしば見受けられますが、それがありません。「揃っていることに感謝。」これが子ども達にもできるのです。本当に素敵です。
その2 水がぽたぽたでていました。これからきをつけましょう。
→ よく見られるのは「水が出しっぱなしでした。ちゃんと止めてください。」
「~してください」ではなく「~しましょう」
ちょっとした違いですが、そこに込められた意味は大きく異なります。
こうして子ども達が、相手意識をもって言葉を発してくれるようになってきていること、本当にうれしいです。
今年のインフルエンザは強力で、感染者数が統計開始後過去最多を記録しているそうです。
私の実家では、年明け早々に家族ほぼ全員が感染してしまい、私も先週までお休みをいただいておりました。
ホームページの更新もしばらく止まってしまいましたこと、心よりお詫び申し上げます。
今はすっかり元気になりましたので、これまでの分を取り返すべく頑張ってアップしてまいります。
皆様もインフルエンザ等に感染せず健康に過ごせますよう、十分にご留意ください。
さて、2025年最初の記事は朝のスポーツタイムです。
2学期までのスポーツタイムではマラソンを行ってきましたが、3学期は冬の定番の「縄跳び運動」に取り組みます。
校庭の学年と体育館の学年とに分かれて活動します。
寒い中ですが、子ども達は元気になわとび運動に取り組みました。
これも、マラソン同様、活動中に子どもたちの笑顔が見られることが何より素晴らしいです。
縄跳びというと、難しい技ができることや、歯を食いしばって長い時間跳べることに価値を置きがちですが、本来、学習指導要領ではそのようなことはねらいとしておらず、「巧みな動きを高める運動」として、いろいろな跳び方に取り組んだり、なわを跳びながらボールを操作したりするなど、巧緻性を高める活動を中心に据えて取り組むものです。
本校でも、技の難易度や跳べる時間、跳べる回数だけに価値を置かず、多様な跳び方にチャレンジしたり、縄跳びしながら〇〇するといった複数の動きを組み合わせた運動にチャレンジしたりすることを取り入れていきます。
さらに、よりよいなわとび指導のため、本校では1月下旬に日本体育大学特別教授斎藤仁先生を講師にお招きし、高学年でなわとびの授業をしていただく予定です。私のなわとびの第一人者の先生の授業を拝見できることを今から楽しみにしております。
今日のこんだては
食パン、いちごジャム、牛乳、とりささみカツ、ポトフスープ、オレンジです。
今日のこんだては
ポークカレーライス(麦ごはん)、牛乳、ホットサラダ、フィッシュビーンズです。
年末年始の時期、路面の凍結や帰省や旅行等による交通量の増加などにより、交通事故が多発する時期となります。
それを踏まえ、23日(月)に開催した服務倫理委員会全体会では、いわき警察署渡辺駐在所の鈴木様を講師にお招きし、交通事故の未然防止についてお話しいただきました。
飲酒運転、スリップ事故、速度超過など、いろいろ教えていただきましたが、その中でも特に印象に残った言葉が3つあります。
1つ目 3時間後の代行
忘年会や新年会など、年末年始は飲酒の機会が増え、代行を呼んでもすぐには来ないことがしばしばあります。
代行を呼んだものの、長らく待っている間に、待ちきれなくなってつい・・・とならないよう、3時間後のことを考えて、代行を呼びたい3時間前に予約しておくとよいというアドバイスです。
2つ目 リアウインドウも溶かしましょう
寒いこの時期、車の窓ガラスが凍ることがしばしば起きます。
フロントガラスやリアガラス、ドアミラーの凍結は溶かすものの、リアウインドウが見落とされがちなのだそうです。ところが、運転席から、リアウインドウ越しに視認しなければならない車左後方の情報はとても重要で、自転車や原付バイクの巻き込み事故もこれらの確認不足によるものが多いそうです。
3つ目 死角からの飛び出しに注意
対向車線が渋滞している時は要注意とのこと。その渋滞を横切りたい車がいた場合、その車が通れるよう譲ってあげた場合、譲られた車が勢いよく出てくることがあるそうです。「込んでて大変そうだな」ではなく、「車が隙間から出て来るかも」という「かもしれない運転」を心掛けてほしいそうです。
今回教えていただいたことをしっかり守り、渡辺小学校の教職員からは決して事故や違反が出ないよう、一人一人が心にしっかり刻み込みました。
ご多用の中、貴重な指導・助言をしてくださいました鈴木様ありがとうございました。
比較的暖かいいわきでも、今日はかなり冷え込んでいます。
早朝より教頭先生が体育館の暖房をつけて、少しでも温かい環境で第2学期終業式ができるよう準備してくれていました。感謝です。
「校長先生のお話」では以下の3点について話しました。
① 2学期、たくさんの行事などがあったが、みんな自分の目標をもって、真剣に、前向きに、あきらめずに取り組んでくれたことに、心から「ありがとう」と言いたいこと。
② 3学期は2学期以上に、やさしくて、あったかくて、いごこちのよい学校や学級となるような雰囲気をみんなの力でつくってほしいこと。
③ 冬休みには多くの人がいる所へ出かける機会もあることから、手洗い・うがいなどの感染予防対策をしっかり行って、元気に冬休みを過ごしてほしいこと。
児童作文発表では、1年、3年、5年の代表児童が2学期の反省と冬休みや3学期に頑張りたいことを発表しました。発表の概要は次の通りです。
〇 事例に綺麗に書くこと、お掃除、学習発表会の3つを頑張った。冬休みは宿題を速く終わらせて、お手伝いも頑 張る。
〇 走るのが苦手だったけど、体育のフットベースをきっかけに走るのがけっこう楽しいと初めて思った。これからも楽しく走りたい。冬休みになわ跳びを練習して、3学期に二重跳びを跳べるようになりたい。
〇 2学期は、校長先生の言う「寄り添う」ことがたくさんできていたと思うので、思いやりをもって過ごせたと思う。冬休みには、6年生からもらたアドバイスを生かして、心も6年生になる準備をしたい。
校歌は、これまでの式では、時間を考慮して1番だけ歌ってきました。しかし、卒業式も近づいてきたことも踏まえ、今日は久しぶりに3番まで歌いました。全員がしっかり歌えており、各学級で頑張って練習してきたことが目に浮かぶようでした。
式終了後、表彰伝達と、生徒指導の先生から冬休みの過ごし方について話を聞きました。
表彰伝達では、5名の児童に賞状や記念品を伝達しました。
「生徒指導の先生のお話」では、サッカーで使われる「レッド」「イエロー」「グリーン」の3枚のカードを示しながら、わかりやすく子ども達に話をしていました。
レッドは絶対にしてはいけないこと。命に関わること。
イエローは自分だけでやらないこと。例えば火を使うこと。
グリーンはぜひやってほしいこと。例えば規則正しい生活。
明日から15日間の冬休みです。
年越しして、2025年に変わります。
気持ちも新たに、新年を迎えられることを願っています。
皆様、よいお年をお迎えください。
本日、今年度2回目の避難訓練を実施しました。
今回は、地震発生から火災につながり、校庭へ避難するというものです。
いわき市小名浜消防署の方々にお越しいただき、子どもたちの避難の様子や、職員の通報の様子などを観察し、ご指導いただきました。ちなみに子どもたちの避難の様子は「良好」とのことでした。
前回は水消火器を使う体験をしましたが、マンネリ化してきているということで、担当が新たな試みを計画してくれました。それが消火栓を使っての消火活動です。
実際に学校に設置されているホースを使ってしまうといろいろ大変であることから、「常光サービス(株)」様のご協力により、学校に設置されているホースと同様のホースをお借りして消火訓練をしました。
当初の計画では、消防署の方に放水してもらう形で考えていましたが、消防署の方から、「ぜひ先生方でやってほしい」とのご提案をいただき、代表して教員2名が放水に係る仕事を体験しました。
ホースを持つ方を担当した教員によると、
「事前に放水の仕方を教えていただいていたから何とか出来たが、いきなり放水となったら、この水圧でうまくできなかったと思う。」
との反省が。やはり、実際に事前に経験できているというのは大きいですね。
子ども達も知っている先生が放水している様子を興味深げに見ていました。
その後、消防署の方からは、子どもたちの命を守る設備について教えていただきました。
① 防火扉が閉まっている時は、小さな扉を通って避難すること
② 消火器のある場所と使い方を覚えておくとよいこと
③ 非常口の看板は2種類あって、その違いを覚え、学校外でも安全に避難できるようにすること
最後に、代表児童3名が感想を発表しました。
「消火栓がすごかったです。」
「非常口の表示板が2種類あるのを初めて知りました。」
「消火器は10数秒使えることは知っていましたが、消火栓はずっと使えることが分かりました。」
「出かけた時には、非常口の表示板を探してみたいです。」等々
子ども達、事前に原稿を作ることなく、その場で考え、堂々と自分の気持ちを伝えていました。
しっかり学べているなあと感心しました。
今日の訓練を生かし、学校内でも学校外でも
「自分の命は自分で守る」
しっかり実行してくれることを願います。
毎週金曜日に実施している、一番人数の多い地区の登校班の子ども達との一緒の登校。
今日が2学期最後となります。
前回は出発してからの合流となってしまったため、いつもより早めに集合地点に行ってみました。
すると、すでに一人の子がお母さんと一緒に待っていました。
その後、続々と集まってきて、出発。
保護者の皆様や交通安全協会の皆様に見守られての道路横断。
学区内で一番交通量の多い道路の信号ですが、今回は素早く渡れて、赤になる前に渡り切ることができました。
運転手さんを待たせずに済んでよかったです。
その後は、班長さんを中心に、一列になって安全に登校できました。
今日のこんだては
バーガーパン、ハンバーグてりやきソースかけ、スライスチーズ、牛乳、ポトフです。
もうすぐ多くの子ども達が楽しみにしているクリスマスです。
(ちなみに今日の給食の献立は「クリスマスメニュー」です。)
授業風景でもそれが感じられたので紹介します。
1年生が音楽科の時間に、クリスマスにちなんだ歌を歌っていました。
教室を覗いてみると、電子黒板に映し出された、数々のクリスマスにちなんだ歌の動画を見ながら歌っていました。
動画はアニメーションで、あわてんぼうのサンタクロースが煙突を覗いて落っこちるシーンなど、歌詞に関わる愉快な動きを見て、子ども達はニコニコしながら歌っていました。
楽しくて立ち上がったり、床に座り込んだりする子も見られるぐらい、子ども達は大盛り上がりでした。
音楽科や体育科など、いわゆる実技系の教科において、特に1・2年生で大切なことが「遊び」の要素です。
ただ知識や技能を教え込むのではなく、子ども達が楽しみながら、その教科の特性に触れて親しむようにすることです。
そういう視点では、今日の1年生の音楽科の授業はとても素敵なものだったと思います。
1年生の皆さん、ぜひおうちに帰ったら、おうちの人に歌って聞かせてあげてくださいね。
今日のこんだては
ベーコン入りケチャップライス、牛乳、手作りフライドチキン、オニオンスープ、米粉カップケーキです。
多くの学校の多くの学級で、この学期末に「お楽しみ会」的な活動が実施されます。
学級活動には大きく3つの活動内容があります。
(1)学級や学校における生活づくりへの参画
(2)日常の生活や学習への適応と自己の成長及び健康安全
(3)一人一人のキャリア形成と自己実現
その中の「(1)学級や学校における生活づくりへの参画」として、子ども達が、なぜその会を開きたいのか、どんなことをしたいのか、役割分担はどうするのかなど、会を成り立たせるために必要なことを、担任の助言も受けながら、自分たちで話し合って積み上げていきます。
昨日18日は、2年生が、こうした積み上げの成果として「お楽しみ会」を開催しました。
黒板には、クリスマスをイメージした、とても素敵な絵や折り紙で作った飾りがつけられていました。
会を盛り上げようという強い思いが感じられます。
すべて子ども達が考え、準備したものだそうです。素晴らしい。
私がお邪魔したときには「くじ引き」と「フルーツバスケット」をやっていました。
くじ引きは全員が引き終わって、全員で一斉に開くタイミングでした。
一斉に歓声が上がり、すごい盛り上がりでした。
その様子を見たくじ引き担当の子ども達も、きっとうれしかったのではないでしょうか。
くじの景品も、時間をかけて丁寧に手作りされたものばかりで、頑張って準備したことがよくわかりました。
フルーツバスケットでは、みんなが楽しく活動できるよう、担任からの助言を受けながらなかよく活動していました。特に低学年では、楽しくなりテンションがあがってくると、ついつい、悪ふざけをしてしまったり、勝ち負けでもめてしまったりすることがあります。それらを想定し、事前に声かけをしていた担任はお見事でした。そのため、最後までもめることなく、楽しく活動ができていました。
「楽しむためにはルールを守る」
楽しい活動を通してしっかり学べていたようです。
冬休みに入る前に、こうしたイベントを経て、子ども達はまた一回り大きくなれたと思います。
昨日は、「性に関する指導」として、5・6年生を対象に、医療創生大学の池田先生を講師にお招きし「思春期の私たち」というテーマで授業を行いました。
今日は、3年生を対象に、性に関する指導を行いました。
テーマは「いのちのつながり」です。講師として、医療センターの助産師である佐藤先生にご来校いただきました。
最初に、助産師さんってどんなお仕事かを教えてもらいました。
日本では女性しかなれませんが、海外では男性の助産師さんもいるそうです。
続いて、お母さんのおなかの中で成長していく赤ちゃんについて学びました。
スライドに表示されるイラストを見ながら、へそのおの役割であったり、つめが伸びることが、赤ちゃんが順調に成長している証拠の一つであることなどを教えていただきました。
その後、「いのちの大切さ」について学びました。
「いのちはとってもたいせつ。
みんなのいのちは自分ひとりだけのものではない。
おなかの中で大切に育てられ、愛されて生まれてきた。」
佐藤先生のスライドの中で、特に印象に残る言葉でした。
最後に、本物の赤ちゃんと同じ大きさ、同じ重さの人形を抱いてみる体験や、先生が妊婦さんの大変さを疑似体験してみることをやりました。
人形ではあるものの、ほんものそっくりの赤ちゃんの人形をだっこする子どもたちの顔はみんな優しい表情でした。
担任の先生が妊婦さんになった時は大爆笑。
その後、妊婦さんの大変さを体験するため、妊婦さんになった状態で、床の物を取る体験をしました。
本当だと、なかなかとれなくて「妊婦さんて大変だよね」と話したいシーンだと思うのですが、担任の先生が苦労しているのをずっと見ていられない子ども達は、率先して床の物を取ってあげていました。本当に優しい子ども達です。
こうした経験を通して、一人一人がかけがえのないいのちをもっていること、十分に実感できたのではないでしょうか。
貴重な体験の機会を提供してくださった佐藤先生に心より感謝申し上げます。
今日のこんだては 渡辺小学校リクエストメニューです。
麦ごはん、牛乳、白身魚フライ、キムチチゲ、グレープゼリーです。
地球温暖化やごみ問題、エネルギー問題など、我々はさまざまな環境問題を抱えています。
こうした問題にどう対処していて、これからはどうしていけばよいのか、子ども達が環境学習として学んでいきます。この環境学習は、国語科、社会科、理科、総合的な学習の時間などで取り組むことが多い内容ですが、6年生の図画工作科でも「環境学習」が取り入れられていました。
様々な環境問題を解決し、みんなが幸せに暮らせるにはどうすればよいか。
一人一人が自分の思いを込めて、工作として表現しました。
どれも、その子の趣味や特技、興味関心が高いことなどとの関連が図られており「なるほど、〇〇さんらしいな」と思う作品ばかりでした。
こうしたアイディアが、実際の科学の進歩につながっています。
6年生の素敵なアイディアの数々が、近い将来現実のものとなり、私たちの生活がより地球にやさしく、かつ豊かになっていくことを楽しみにしていたいと思います。
【周りの木が煙をきれいにしてくれる「エコ工場」】
【自分で発電する「自家製野球場】
【発電をする魚。黒いひもで発電の様子を再現しました。】
【魚が動けば発電される「魚の発電」】
【電気自動車のさらに上をいく「発電車」】
【地球温暖化を止める「地球アイス」】
【宇宙から地球を冷やして「地球温暖化を止めるエアコン」】
【落ち葉で発電する「落ち葉の学校」】
【「えんぴつ学校発電所」中の子ども達が鉛筆を動かすと発電します。】
【利用されなかった木材で建てられた「Eco cafe」】
【ゴミばこから電気を作る「ゴミ発電」】
【いいことをすると発電してくれる「クリスマスツリー」】
【ポイ捨て禁止!海の学校】
本校では、人間尊重、男女平等の精神に基づき自分や他者を尊重し、豊かな人間関係を築くことができる資質を育むこと、発達段階に応じて、性に関する問題に対して適切な意思決定や行動選択ができるようになることを目的に、全学年で性に関する指導を行っています。
本日は、医療創生大学の池田先生を講師にお招きし、5・6年生を対象に授業を行いました。
テーマは「思春期の私たち」思春期の心を体を知ること、互いに大切に・尊重できる関係づくりを学ぶことが本時の目標です。
まず、思春期の心の特徴について教えていただきました。
親から自立したい欲求がありつつ、親から離れる不安もある状況であったり、「自分らしさ」とは何かを探求し始める時期であったりすることなど、子ども達の中には、頷きながら聞いている子が多く見られました。
続いて、思春期の心の発達について学びました。
からだの発達に加え、大人になっていく「こころ」の発達についてもわかりやすく教えていただきました。
その他、MISP(マッサージ・イン・スクール・プログラム)の体験もしました。
MISPは、健全な人間関係の基礎であるケアと敬意に焦点を当て、子どもにとって安心できる安全な環境を作り出すツールとして考案されたものだそうです。
子ども達は、MISPの体験を通して、適切に人と触れ合うことよって生み出される安心感や一体感などを感じていたようです。
ご多用の中、子ども達に貴重な体験を提供してくださった池田先生、本当にありがとうございました。
(MISPの様子は、明日追加掲載する予定です。)
【(追加)MISPの様子です】
今日のこんだては
チキンカレーライス、牛乳、ウインナーとあおなのソテー、みかんです。
1年間の稲作体験の集大成として、本日、収穫祭を実施しました。
前日からの準備に加え、今日も朝早くから、いわき市青少年育成市民会議渡辺支部の皆様、田んぼの学校応援団の皆様、公民館の皆様、ご協力いただける保護者の皆様など、本当に多くの方々が準備をしてくださいました。
開会式では、この活動の中心となって支えてくださった、いわき市青少年育成市民会議渡辺支部長様より、
「感謝の心を持つこと」
「楽しんで行うこと」
などのお話をいただきました。
その後、いよいよ餅つきです。
最初はうまく臼の中央に杵を当てられず、周辺を叩いてしまう子もいましたが、だんだん慣れてきて、上手につけるようになっていきました。
その後は、自分の分のおもちをあんこやきなこと合わせて、あんこもち、きなこもちを作っていきました。
それと同時に、家庭科室ではお雑煮の準備も進めていただいていました。
他の学年の分のおもちは、事前に地域の皆様が作って準備してくださいました。
全員分のお餅が完成した所で、5年生が各学年へお餅を配って歩きました。
嬉しくて駆け寄ってくる低学年の子ども達、とてもかわいらしかったです。
閉会式では、これまで支えていただいたお礼として、5年生がリコーダーと鍵盤ハーモニカによる演奏を披露しました。
そして、お待ちかねのお昼の時間です。
今日は全校生がお弁当日なので、お餅をメインに食べている子が多かったようです。
子ども達だけでなく、私たち教職員もいっしょに、お餅を美味しくおなか一杯いただきました。
今年は特別に、「田んぼの学校応援団」の皆様が環境大臣賞を授業されたことを記念して、「祝」の文字が入ったお持ち帰り用のおもちも特別に用意してくださいました。
本当に何から何まで至れり尽くせりの「収穫祭」でした。
これこそ「渡辺ならでは」の体験活動だと思います。
貴重な体験を1年間支えてくださった皆様に、心より感謝申し上げます。
こんな素敵な活動が、これからも末永く続けられることを切に願います。
本校では、渡辺町の地域で結成された「田んぼの学校応援団」の皆様のご支援により、5年生が1年を通じての稲作体験を行っています。
これまで、田植え、かかし作り、稲刈り、脱穀と実施をしてきており、いよいよ集大成として「収穫祭」を行います。
今日は、「田んぼの学校応援団」の皆様、公民館の方々、ご協力いただける5年保護者の皆様がご来校され、明日の下準備をしてくださいました。また、本校SSS(スクールサポートスタッフ)もこのイベントではもうベテランで、今回もいろいろサポートしてくれました。感謝です。
体育館横では、明日実施する「餅つき」の準備です。大きな杵や臼を運び、明日まで危なくないようカバーをかけ、固定してくださったり、寒い中もち米を研いで1日置いておくため、大きなポリバケツ(?)に次々と収めていったりされていました。
家庭科室では、ついた餅を使って作る「お雑煮」や「あんこ餅」の下準備をしてくださっていました。お雑煮の具材を切ったり、あんこを温めながら水で伸ばしたりと、手間のかかるお仕事をてきぱきと進めてくださっていました。
渡辺小学校が誇る「渡辺ならでは」の教育活動の最高峰とも言える活動です。
こうして、地域の皆様、保護者の皆様に支えていただき、このような貴重な体験ができること、感謝の気持ちしかありません。
明日はおいしいお餅をたくさんついて、みんなで感謝しながら味わって食べてもらいたいです。
子ども達の満面の笑顔が今から楽しみです。
本日、下準備にご来校いただいた皆様、本当にありがとうございました。
学期末ということもあり、今学期に予定していた5年生の理科がほぼ順調に終わったことを受け、発展的な活動をしていました。
6月に学習した「植物の発芽と成長」と、1月に学習する「人のたんじょう」をつなぐ学びとして、校庭にある木の葉っぱを使って、しおりづくりをすることになりました。
子ども達は、春からの葉っぱの変化について、色や触感の変化だけでなく、なぜそのような変化をするのかも考えながら、落ち葉を集めていました。今後、色素を抜いて「葉脈しおり」を作るそうです。
そんな活動の中、子ども達はカエデの種に注目。
羽がついていて、くるくる回ってゆっくり落ちていく様子を
何度も何度も投げ上げて楽しんでいました。
これも植物が命をリレーをつないでいく「知恵」の一つ。
遊びを通しても、素敵な学びが生まれます。
今日のこんだては
ごはん、ひじきの油いため、ほっけの昆布しょうゆ焼き、かきたま汁です。
「たぬきの糸車」は、長年、小学校国語科の教科書に掲載され、多くの世代の方々に親しまれている物語です。
いたずら好きのたぬきが罠にかかってしまうのですが逃がしてもらい、そのお礼に、糸車を回して糸をつむぐといったあらすじです。
今回、1年担任はこの単元を学習するに当たり、実物の「糸車」と「覗き穴の開いた障子」を準備しました。
前任校で使っていたもので、ぜひ渡辺小学校の子ども達にも体験させてあげたいという思いから、前任校にお願いして借用してきました。1年担任の熱意には頭が下がります。
授業では、子ども達が、おかみさんになり切って糸車を回したり、たぬきになって、糸車を回すおかみさんの様子を、障子の覗き穴から覗いたりする体験をしました。
「糸車」はもちろんのこと、「覗き穴の開いた障子」も、現在の家庭環境ではほぼほぼ触れることがないものでしょう。
物語の中に、実感をもって浸れるように、こうした配慮はとても効果的だと思います。
体験をしてみた子ども達、どんなことを感じたでしょうか。
そして、登場人物の心情に近づくことができたでしょうか。
後で聞いてみたいと思います。
ご協力いただきました藤原小学校様には心より感謝申し上げます。
今日のこんだては
みそラーメン、牛乳、ぎょうざ、ヨーグルトです。
日本ユニセフ協会では、世界中の子ども達が健康に、平和に暮らせる世界を目指して活動をしています。
本校でも、その趣旨に賛同し、その募金活動に協力をしています。
児童会代表委員会の呼びかけで、「赤い羽根共同募金」「ユニセフ募金」「日本赤十字社」の3つの募金活動を進め、集まった募金を、10~11月にそれぞれの団体へ寄付しておりました。
本日、日本ユネスコ協会より感謝状と活動報告が届きました。
子ども達の「善意」が、世界中の子ども達の鉛筆やノート、ビタミンカプセルや栄養治療食などに活用されていることがわかりました。
これからも、こうした取り組みを通して、「ボランティア」の精神を育んでいければと思います。
改めて、募金にご理解とご協力をいただきました保護者の皆様に感謝申し上げます。
〒972-8334
いわき市渡辺町田部字岸17番地の1
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