こんなことがありました

ビブリオバトル開催!

 ビブリオバトルとは、京都大学の谷口忠大教授が考案した、ゲーム感覚を取り入れた新しいスタイルの「書評合戦」のことです。「知的書評合戦ビブリオバトル公式サイト」によれば

① 発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
② 順番に1人5分間で本を紹介する。
③ それぞれの発表の後に,参加者全員でその発表に関するディスカッションを2〜3分間行う。
④ 全ての発表が終了した後に,「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員が1人1票で行い,最多票を集めた本をチャンプ本とする。

というルールで行うものとのことです。

 今日は本校の図書委員会の子ども達が、自分のおすすめしたい本を持ち寄って、ビブリオバトルを開催しました。

7名の図書委員の児童がおすすめした本は以下の7冊です。

① 「絶叫学級 ゆがんだ願い編」(いしかわえみ 原作/絵 桑野和明 著)集英社みらい文庫

② 「科学探偵 VS. 学校の七不思議」(佐東 みどり/石川 北二/木滝 りま/田中 智章 著  木々 イラスト)朝日新聞出版

③ 「まだまだざんねんないきもの辞典」(今泉 忠明 監修 下間 文恵 絵)高橋書店

④ 「ポテトスナック ここが知りたい」(くろにゃこ まんが 大畑英明 シナリオ)文藝春秋

⑤ 「ゆうれい猫 ふくこさん」(廣嶋玲子 作 バラマツヒトミ 絵)岩崎書店

⑥ 「ライト兄弟はなぜ飛べたのか 紙飛行機で知る成功のひみつ」(土佐 幸子 著)さ・え・ら書房

⑦ 「ラストで君は『まさか!』と言う 神さまのいたずら」(PHP研究所 編集)PHP研究所

 

 どの子も、自分のおすすめの本の魅力が伝わるよう、身振り手振りも交えながらアピールしていました。

 全員の発表が終了後、投票です。

 集計の結果、最も票を獲得し「チャンプ本」に選ばれたのは

「ラストで君は『まさか!』と言う 神さまのいたずら」

でした。おめでとうございます。

 残念ながら「チャンプ本」になれなかった本についても、すべての本に10票前後の複数の投票があり、どれも素晴らしかったことがよくわかります。

 楽しい時間を提供してくれた図書委員の皆さんに感謝です。

 これがきっかけで、この7冊の本を読んでくれる子が増えるといいですね。