こんなことがありました

【3年】学級活動「いのちのつながり」

 昨日は、「性に関する指導」として、5・6年生を対象に、医療創生大学の池田先生を講師にお招きし「思春期の私たち」というテーマで授業を行いました。

 今日は、3年生を対象に、性に関する指導を行いました。

 テーマは「いのちのつながり」です。講師として、医療センターの助産師である佐藤先生にご来校いただきました。

 最初に、助産師さんってどんなお仕事かを教えてもらいました。

 日本では女性しかなれませんが、海外では男性の助産師さんもいるそうです。

 続いて、お母さんのおなかの中で成長していく赤ちゃんについて学びました。

 スライドに表示されるイラストを見ながら、へそのおの役割であったり、つめが伸びることが、赤ちゃんが順調に成長している証拠の一つであることなどを教えていただきました。

 その後、「いのちの大切さ」について学びました。

「いのちはとってもたいせつ。

 みんなのいのちは自分ひとりだけのものではない。

 おなかの中で大切に育てられ、愛されて生まれてきた。」

 佐藤先生のスライドの中で、特に印象に残る言葉でした。

 最後に、本物の赤ちゃんと同じ大きさ、同じ重さの人形を抱いてみる体験や、先生が妊婦さんの大変さを疑似体験してみることをやりました。

 人形ではあるものの、ほんものそっくりの赤ちゃんの人形をだっこする子どもたちの顔はみんな優しい表情でした。

 担任の先生が妊婦さんになった時は大爆笑。

 その後、妊婦さんの大変さを体験するため、妊婦さんになった状態で、床の物を取る体験をしました。

 本当だと、なかなかとれなくて「妊婦さんて大変だよね」と話したいシーンだと思うのですが、担任の先生が苦労しているのをずっと見ていられない子ども達は、率先して床の物を取ってあげていました。本当に優しい子ども達です。

 こうした経験を通して、一人一人がかけがえのないいのちをもっていること、十分に実感できたのではないでしょうか。

 貴重な体験の機会を提供してくださった佐藤先生に心より感謝申し上げます。