こんなことがありました

【2年】生活科「大きくなった自分のことをしらべよう」

 もうすぐ今の学年も終わり、新しい学年へと進級します。

 2年生では、生活科の時間に、この1年間で自分がどのように成長してきたのかを振り返る活動をしました。

 と言っても、自分自身で振り返るのではなく、他の友達に教えてもらうという活動です。

 担任の先生は「すごいねカード」「すてきカード」「ありがとう」カード」の3種類のカードを用意しました。

 各グループで順番に指名されたお友達について、その3種類の中から伝えたいカードを選んで書いて本人に渡すというものでした。

 1人につき考えて書く時間が3分と、ちょっと短いかなあと思ってみていたのですが、ほとんどの友達は次々にカードに書き込み始めました。どう書いていいか思いつかない子は、近くの友達と相談したり本人に質問したりして、カードを書いていきました。

 カードをもらった子は、うれしそうにその中身を読んでいました。

 思わずにっこりしてしまう子もおり、素敵な内容を書いてくれたんだなあと、見ていて嬉しくなりました。

 そのように、他者の目を通して自分の成長を振り返ることは、自分では気づかない新たな発見ができたり、自分が認められているという自己肯定感の向上につながったりと、様々な効果があります。

 みんなからもらったカードも、そこに込められた「想い」も大切にし、素敵な3年生に進級してくれることを願っています。