センターの研修等

幼稚園新規採用教員研修 一般研修①

 令和元年5月10日(金)中央台公民館にて、幼稚園新規採用教員研修一般研修①を実施いたしました。いわき市立幼稚園・いわき市内の私立幼稚園の先生方など34名の先生の参加のもと、有意義な研修を行うことができました。

 はじめに、子ども支援課主任教諭の安達先生より、「新規採用幼稚園教員に期待すること」と題して、講話をいただきました。「謙虚に」「焦らず」「自分らしく」これからの仕事に取り組んでいくことが大切であるなど、貴重なお話を聞くことができました。

 続いて、子ども支援課指導教諭の千田先生より、「担任として大事にしてほしいこと」と題して、ご講義いただきました。実践やご経験をもとに、具体的にお話していただき、研修者も熱心にメモしている姿が見られました。

 最後に、いわき市消防署中央台分遣所の方より、「事故防止と応急処置」の講義演習を行っていただきました。実際にあった事例を含めた体験談や人形を使った演習により、命の大切さを守ることの大切さを実感することができました。

 研修者の感想からは、

○まずは、子どもたちと笑顔で関わっていきたい。

○初心の気持ちを忘れず、こども目線になって何事にも取り組んでいきたい。

○子どもを預かっているという責任をもち、仕事に取り組んでいきたい。

○できないことにがっかりしていたが、できなかったことができるようになるように一つひとつの経験を大きな学びとしていきたい。自分らしく笑顔でがんばっていこうと思った。

○周りの先生に迷惑と思ってなかなか聞けないことが多いのでこれからは進んで質問していきたい。

など、今後の仕事に対して前向きに取り組んで行きたいと考える感想が多く見られました。

 ご講義していただいた講師の皆様、本当にありがとうございました。

 

基本研修Ⅰ 初任者研修 授業研修①

 日差しの強さに初夏を感じるほどだった9日、中央台南小学校をお借りして初任者研修が行われました。校庭からは時折、運動会の練習の音が聞こえてきます。市内の多くの学校で、今週・来週は運動会に向けての練習に熱が入っていることでしょう。

  

 はじめは、学校教育課玉澤課長による講義です。いわき市の学校教育の現状について、自身の初任の頃の体験を交えながらお話しいただきました。

  

  

 続いて、センター指導主事による「学級経営の進め方」、生涯学習課吉田係長による「夏季休業中の体験研修について」、センター指導主事による「特別支援教育の視点から」の講義・説明がありました。

  

 その後「授業の進め方」についての講義・演習を行いました。次回の研修では実際に模擬授業を初任者全員が行い、より実践的なスキルをを学ぶこととなります。

 2度目のグループ研修ということで、互いに顔を覚え、話す表情にも笑顔がたくさん見られました。初任者の皆さん、同期の仲間と励まし合いながら、これからの研修もがんばってくださいね。

 会場を提供してくださった中央台南小学校の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。

教頭実務研修①

4月25日(木)教頭実務研修①を開催いたしました。

新任・転入された教頭先生29名の参加で行いました。

はじめに、平第一小学校長 様より、「教頭の在り方について」これまでのご経験をもとにしながらご講話いただきました。参加者からは、「教頭としての心構えや考え方について、具体的に学ぶことができた」「先生方がいきいきとできる職場作りをめざしていきたい」などの感想が上がり、今後の業務への参考となる研修であったことがうかがわれました。

続いて、「文書管理・管理全般について」を学校教育課管理主事より講義いただきました。文書管理を基本から丁寧にご指導いただきました。

さらに「いわき市の教育とその課題」を学校教育課長よりご講話いただきました。教育施策にもとづいてわかりやすくご講義いただきました。

最後に、「いわき市総合教育センター事務について」センター指導主事より説明しました。

ご講義・ご講話いただきました先生方、本当にありがとうございました。

教頭先生方には、本日の研修を活かしていただければありがたいです。

 

 

経験者研修Ⅲ 全体研修

 23日(火)は、学校を牽引するリーダー教員としての果たすべき指導的役割を再認識し、実践的指導力と資質の向上を図ることを目的に、経験者研修Ⅲ全体研修を実施しました。参加したのは、教職経験を20年積んだベテランの先生方です。

 研修会では、まず総合教育センター所長が「教職経験20年教員としての心構え」について講義を行い、学校の中で影響力の大きい立場であることを自覚するとともに、社会の変化に合わせてこれからも研修を重ねていく大切さについて再認していただきました。     

    続いて「教職経験20年教員としての課題の解決に向けて」というテーマで、研修調査室指導主事による協議・演習を行いました。受講した先生方は、教員として20年間で積み上げてきた自己の「強み」に目を向けるとともに、課題についても謙虚に捉え、今年度の研修計画づくりに取り組みました。後半は課題解決に向けて具体的な方策をグループで検討し、豊富な経験からアイディアを出し合いました。

   また、各校のOJTの充実へ向けて今年度から導入した「研究推進研修」の進め方についても確認し、1年間の研修の見通しを持ちました。研修の感想と合わせて、成果物もぜひご覧ください。限られた時間の中でここまで仕上げられた先生方の力、さすがベテランの先生方です。

 

【受講者の感想】

・20年を経過し、学校や地域に求められているものが多くなってきているので、自校の先生方をリードするよう心がけるとともに、指導的立場にあることを自覚し、若い先生方の模範となるようにしたい。

・経験のある者として広い視野を持って取り組むことで、自分の力を高めていけるよう向上心を持って取り組みたい。

・ワークショップで実効性の高いいくつかのアイディアを他の先生方からいただいたので、すぐにでも実践していきたい。

ミドルリーダー養成研修-全体研修

 4月22日(月)、ミドルリーダー養成研修の全体研修が実施されました。本年度、教職経験15年を経て本研修に取り組む先生方は、18名となります。

 まず所長から「教職経験15年教員としての心構え」について講義がありました。次に学校教育課管理主事より「教職員としての服務・勤務」について講義がありました。演習も取り入れられ、具体的な事例を通して学ぶ姿が見られました。

 

 その後「ミドルリーダーとしての課題解決に向けて」について講義・演習を実施しました。まず学校を取り巻く現状や、教職員としてのステージを確認しながら、自分の役割を認識しました。その後、自校の強みと自分の強みをどう生かして課題解決に当たるか、演習に取り組みました。 

  

 受講者からは「ミドルリーダーとしての役割を自覚し、学校運営に当たっていきたいです」「自校の強みや課題を把握したので、具体的な行動改善に移していきたいです」「課題解決のためには、全職員での共通認識が大事であると感じました」等の感想が寄せられました。

 本日の研修に基づき、1年間の研修を進めていくことになります。課題解決が図られる事を期待しています。