出来事

10月13日 具体物から図へ、そして数の式へ

2年生の算数の時間の様子です。かけ算の学習ですが、答えを出すことが目的ではなく、めあては「こたえのもとめ方を考えること」です。

子供たちは3つの方法で考えます。

   ①おはじきを使って

   ②図に描いて

   ③たし算で

一つの方法で答えが分かった人も、ほかの方法でも試しています。

みんなで求め方を確認していきますが、おはじきの並べ方だって適当に流すことはしません。

6つをひとまとめにし、ほかの組とは離すことで、「4×6」ではなく、「6×4」であることが分かりやすくなることを確認しました。並べ方が縦横で違っていても「6個をひとまとめにする」ことは共通しています。

 

次は図で考えた人の発表です。

発表を聞いていた友達から「丸をくっつけてかいたら分かりにくいから、隣の列と離したほうがいい」との意見がありました。さっき学んだことを生かした発言です。

これに対して・・・

「丸をくっつけて描いても、これは図だから、6つを丸で囲んでひとまとめにできる」ことを説明しました。おはじきで列を離したのは、ひとまとまりを分かりやすくするため。図なら書きこみができるため、離す必要はありません。なるほど納得です。

 

最終的な答えは同じだとしても、その答えを導き出す過程を大事に扱うことで、数学的な思考力を深めることができます。低学年のこれらの活動はとても大切な時間なのでありました。

10月12日 秋を探して

もうすっかり秋です。校舎内の掲示物も秋一色です。

4年生が田植えをした苗もこんなに大きく育ちました。

6年生のフロアには自主学習を頑張っている人のノートも展示してありました。

話題は変わって2年生

カスタネットでリズム打ちをしています。自分でリズムを作ることにも挑戦しました。みんなのびのびと音楽を楽しんでいます。

10月10日 トライ・アンド・エラー

令和5年度現在、本校には週に一度のペースで「ICTサポーター」なる方が支援に来てくださいます。タブレット端末の操作についてやデジタル教材を活用した授業そのものについて支援をしてくださる非常にありがたい存在です。

今日は6年生がプログラミングに取り組みました。今回のミッションは「音楽を奏でる」です。

「scratch」というアプリケーションソフトを使ってプログラミングを行いますが、キャラクターを操作するのではなく、今回は音を鳴らすのが目的。音色や音階を指定したり、音の長さを指定したりします。四分音符や八分音符、休符などを数学的に理解し、プログラミング言語(のようなもの)に置き換える・・・。なかなか手ごわそうですが、子供たちは「トライ・アンド・エラー」を繰り返し、だんだんと形にしていきます。

試しの活動を除き、「この通りプログラミングしてごらん」と提示することはありません。

まずは各々のしたいことをさせてみます。失敗したら別の方法も試させてみます。どうしても行き詰った子だけが質問の手を挙げます。コンピュータは命令通りに動くので、思った通りのメロディーが流れないときは、どこかにプログラムの失敗があります。失敗の原因を考え、何度も何度も繰り返しチャレンジする、ここにプログラミングの醍醐味があります。思った通りのプログラミングができたときの達成感は大きなものです。

10月6日 空きようきのへんしん(空き容器の変身)

3年生の図工の時間の様子です。

それぞれが自宅から持ち寄った空き容器に軽量紙粘土をつけて別の何かに生まれ変わらせます。今の紙粘土はフワフワしていてとても軽く、絵の具を練りこむと簡単に色付き粘土やマーブル模様の粘土を作ることもできる優れものです。

子供たちの創意工夫が光ります。

私の子供時代にもこんな紙粘土があったらどんなに楽しかったことか!

 

1・2年生は学習発表会の劇の練習をしています。それぞれ配役も決まったので、今日は、せりふの読み合わせです。

かわいさいっぱい、元気いっぱいの劇になりそうです。楽しみです。

10月5日 クラブ活動

今日は4~6年生が楽しみにしているクラブ活動日。いい笑顔がたくさん見られました。

◎音楽・ダンスクラブ

劇チームと合奏チームに分かれて、練習に励んでいました。

 

◎ゲーム・工作・イラストクラブ

工作の定番「プラバン」でキーホルダー作りを楽しみました。トースターの中で縮んでいく様子はいつも子供たちをわくわくさせてくれます。

 

◎スポーツクラブ

「陣取り」て汗を流しました。チームで作戦を立て、声を掛け合いながら競う姿はどこかラグビーワールドカップを想起させます。

 

◎家庭・理科クラブ

シャボン玉作りをしました。今はストロータイプだけでなく、色々な形状の道具があります。次々とシャボン玉が風に乗って流れていく様子に歓声があがりました。

10月4日 学習発表会の練習スタート

学習発表会に向けた練習が各学年で本格的に始まりました。

今年の学習発表会は「創立150周年記念学習発表会」で、10月28日(土)に本校体育館で行われます。

学年ごとに、これまでに学習したことを生かしながら、見にいらっしゃるご家族の方々を楽しませるべく、内容をブラッシュアップしています。どうぞお楽しみに!

10月3日 クリーン赤井

爽やかな秋晴れの下、「クリーン赤井」が行われました。今回は全学年で校庭の草むしりです。

例年ですともっと早い時期から校庭の除草作業を行っていましたが、今年は記録的な猛暑により、涼しくなるのを待っての実施となりました。そのため、"根強い"草が多く、取り切れないほどになってしまいました。しかし、子供たちはみんな協力的で、力を合わせて頑張ってくれました。

10月2日 読書イベント

大休憩、読書好きの子供たちがいつものように図書館にやってくると、新しいコーナーができていることに気がつきました。

読書イベントの一環として本日開始の新企画「よんでビンゴ」です。

ビンゴを達成したら、素敵なしおりがもらえると知り、子供たちの目が輝きます。

窓を開けると心地よい風が入ってくる、過ごしやすい陽気になりました。読書も外遊びもバランスよく行ってほしいです。この企画は、子供たちが様々なジャンルの本を手に取るよいきっかけとなりそうです。

9月27日 赤井っ子タイム

毎週水曜日は一斉清掃を行わない代わりに「赤井っ子タイム」という時間を設けています。先週は短縮日課により行えなかったので、今日は2週間ぶりの「赤井っ子タイム」となりました。

 

この時間は学級・学年ごとの創意工夫により過ごしています。

ある時は学習内容の補充や学力向上に、

ある時は読書の世界にひたり、

またある時は話し合い活動や親睦会で級友との絆を深める…など、様々な活動が行われています。

 

学年が上がると、児童が企画したり進行したりする機会も増えていきます。また、6年生(最後の写真)のように、「(清掃場所、清掃当番の交代があるため)掃除当番の引継ぎ」をするなど、上級生としての大事な役割を果たす活動も行われています。

 

いずれにしても、児童の様々な表情が見られる貴重な時間です。

9月26日 あするすばんにきて

4年生が「点字教室」に参加しました。教えてくださったのは「いわき点訳グループ」の方々です。

現在はパソコンでのテキストの音声読み上げ機能や、物語を耳で楽しむ「オーディオブック」なども台頭してきましたので、視覚以外での情報入手方法も幅が広がりました。しかし、前のページに戻ったり繰り返し読んだりすることを求められる説明書などでは、点字の需要はなくなりません。そんな点字の世界の入り口を4年生がのぞかせてもらいました。

点字の仕組みを学んだら、さっそく点字を読むことにチャレンジしました。表を片手に読んでいきます。点字はかな(表音文字)と数字が基本なので、表意文字である漢字の概念はありません。ですから、「明日、留守番に来て」は「あするすばんにきて」と表すことになり、「明日留守。晩に来て」という誤読が生じる恐れがあります。そのため、文節ごとに言葉を区切るスペースを入れて「あす るすばんに きて」と表すなどのルールがあるそうです。

読む練習の次は書く(打つ)練習です。点字は紙の表(凸面)を指で読みますが、打つ場合は紙の裏側(凹面)から打つので点字は鏡文字のようになり、文字も右から左に向かって打刻していくことになります。一つ一つ確かめながら慎重に作業を進めます。

自分の名前を打ってみました。出来上がった紙を取り外して表から見ると、まぎれもなく点字です。自分で打ってみた点字に喜びを隠せません。

自分の名前の紙はシールになっていました。しおりの台紙をいただいて、貼り付けたら、世界に一枚だけの点字名前入りのしおりが完成しました。

子供たちからは「もっとやりたい」「この表をつかって、身の回りの点字を読んでみたい」「家のトイレのボタンに点字がついていたから、もっと点字を見つけたい」など、いろいろな感想を聞くことができました。

 

本日の講師の先生方は、時刻表や市のごみカレンダーなどについて、ボランティアで点訳をされています。そのほか、視覚障がいのある方からの要望で多いのは毎日の日の出日の入りの時刻を示したカレンダーだそうで、これから年末に向けて、来年の暦づくりでお忙しくなるようです。

 

4年生諸君、君たちの視界がまた広がったね。

講師の先生方、お忙しい中を本日はありがとうございました。

9月25日 もうすぐ半年

朝夕の涼しい風に触れるにつけ、秋の訪れを感じる毎日です。気がつけば今週で9月も終わり。令和5年度も折り返しを迎えようとしています。入学して半年が経とうとしている1年生は、いつの間にかこんなに長い文章でもノートにとれるようになっていました。子供の成長には目を見張るものがあります。

 

4年生の理科では「月や星の見え方」の学習のまとめをしていました。先生が「動いているようにみえる」を強調します。星が動いているわけではなく実際は観測者である我々が動いているのですが、結果的には月や星が動いているように見えるということです。大人にとって当たり前に感じられることでも、子供にとっては大事な思考のプロセスです。理科的なものの見方を養う授業の大事な一コマでした。

9月22日 ごほうびシール

昨日の放課後、学校にうれしいお知らせがありました。

 

下校時、一人の1年生が転んでしまったそうです。すると、すぐに近くにいた3年生が介抱してくれたとのこと。途中までお迎えにいらした1年生のお母さんがそのことを知り、うれしかった気持ちを伝えたくて、わざわざ担任の先生にお知らせしてくれました。

 

昨日の出来事を3年生に聞いてみると、助けてくれた子がすぐに分かりました。

担任の先生からごほうびシールをもらいました。

この子たちは褒められたかったから助けたわけではありません。もちろん、シールめあてでもありません。

目の前で困っている人がいて、自分にできることをしただけなのでしょう。

 

それでも、この子たちのしたことでうれしい気持ちになった人がたくさんいます。私もその一人です。

9月21日 どんな歌い方がいい?

1年生音楽の様子です。「どれみとなかよし」を歌っています。

本校児童はのびのびと歌う子が多いのですが、特に低学年の子供たちの歌うさまは、見ているこちらまで笑顔になってしまうほどです。

歌詞に合わせた歌い方を子供たちが考えます。

「『ドレミファソラシド~』のところはだんだんもりあがるといい」

「『ほら』のところは呼びかけるみたいに大きな声で歌う」

1年生なりの表現力をしっかりと持った子供たちです。

1年生のみんな、音楽って楽しいね。

9月20日 技の完成度を上げる

3年生の体育の様子です。跳び箱運動に取り組んでいます。

1・2年生の頃は「跳び箱を使った運動遊び」でしたが、3年生からは「跳び箱運動」となり、踏み切りの仕方や着地の仕方など、安全性や美しさを意識して技に取り組むことが大切になってきます。

先生からアドバイスを受けながら、自分の課題(手をつく位置や手のつき方など)の解決を目指して何度も繰り返し挑戦していました。

9月19日 芸術の秋

明日20日は彼岸入りです。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、週間天気予報によりますと、今後は最高気温が30度を超える日はあまりなさそうです。

少しずつ過ごしやすい気候になっていくので、様々な活動も充実させていきたいものです。

 

さて、各教室では今日も楽しんで技能教科に取り組む児童の姿が見られました。

9月15日 手話教室

市の社会福祉協議会からご紹介いただいた講師の先生をお招きして、手話教室が開かれました。参加したのは4年生です。

耳の不自由な方とのコミュニケーションには手話だけでなく、様々な手段があることを教えていただきました。

伝えたい気持ちが大切なのです。

子供たちは簡単な挨拶や自己紹介などができるようになりました。先生方には手話や指文字をはじめ、耳が聞こえないことによる生活の困難さなどを具体的に、分かりやすく伝えていただきました。今日は始まりにすぎません。関心をもってこれからどんどん学べたらいいなと思います。

 

講師の先生方、ありがとうございました。

9月13日~14日 宿泊活動②

2日目

ロッジで迎えた朝、空気がすがすがしかったです。「先生、なんでこんなに草が濡れてるんですか?」「これは朝露って言ってね・・・」ここにも初めての経験がありました。

本館での食事は全てバイキング形式です。量も時間も程よく、美味しくいただきました。

2日目メインのプログラム、舟戸海岸で「磯遊び」です。今日は干満の差がとても大きい「大潮」の日。そして活動の時間帯は「干潮」。天気も上々。これ以上ないベストタイミングです。

カニ、エビ、ヤドカリ、イソギンチャク、小魚・・・たくさんの生き物と触れ合うことができました。

 

最後のプログラムは気温と子供たちの疲れ具合を考慮して屋内の活動に変更しました。「帰ってきた海浜フレンドパーク」です。5年生全員で手をつなぎ、飛び石から落ちずに対岸まで渡れるか。何度かのチャレンジの末、見事成功して一体感を味わうことができました。

楽しかった2日間の全行程を終え、帰校しました。教頭先生に成果の報告です。

所で行われた別れの集いの中で、所員の方から「2日間のプログラムを楽しめたのは仲間がいたからですよ」という言葉をいただきました。子供たちも大きくうなずいていました。高学年として、仲間と絆がより一層深まったと思います。

5年生32名、学校や家庭とは違った環境で、2日間の活動を無事に終えました。これまでご準備くださいましたご家庭の方々、ありがとうございました。自然の家の方々、お世話になりました。

9月13日~14日 宿泊活動

5年生がいわき海浜自然の家に宿泊活動に行ってきました。本校の宿泊活動は令和元年度以来、4年ぶりの実施でした。晴天に恵まれ(恵まれすぎ?)、汗をたくさんかきながら体験活動を行ってきました。

 

わくわくドキドキしながら出発式を待ちます。

出発式の後、バスに乗り込みます。

到着しました。出会いの集いの後、自然の家の過ごし方についてレクチャーを受けます。

1つ目のプログラム、「海浜フレンドパーク」

2つ目のプログラム「フィールドビンゴオリエンテーリング」です。ビンゴカードに書かれているものを自然の中から見つけるのですが、「ヤニ(松やにのヤニ)」「ふし(木や竹などのふし、節穴のふし)」など、子供たちにとってなじみのない言葉もありました。これを機に勉強することかできました。

3つ目のプログラム「野外炊飯」です。カレーライスを作りました。どの班も焦げることなく美味しいご飯が炊けました。

1日目最終プログラム「キャンドルファイア」です。レク係が企画・進行するゲームで楽しみました。

充実した一日が終わり、ロッジに移動して就寝しました。

9月12日 全校集会/虫探し/宿泊活動準備

大休憩に全校集会を行いました。今日のメインは賞状の伝達と児童の発表です。代表の子が2学期の抱負を発表してくれました。

 

明日からの2日間、5年生が宿泊活動に出かけます。これまでいろいろな事前準備・事前指導をしてきましたが、いよいよ大詰めです。

 

2年生は生活科の学習で虫探しをしました。成果は上々です。

「このコオロギ、アシが一本とれてる」「しっぽだと思ったら、羽だ」「細かい毛が生えてる」「体のはじが白いから、脱皮が近いのかな」

 

捕まえた生き物をよく観察することで、新しい気づきがたくさんありました。

9月11日 自然災害にそなえるまちづくり

台風13号接近にともなう大雨で、本校の学区内でも緊張の夜を過ごされたご家庭が多かったかと思います。本日は子供たちの元気な顔が見られて安心しました。

 

さて、4年生社会科では「自然災害にそなえるまちづくり」について学習しています。この度の台風接近や県内では初の発生となった「線状降水帯」はまさにタイムリーな話題となりました。

身近なところで起きた自然災害により、いつも以上に真剣に学習に取り組んでる子供たちです。

9月7日 図工「音のする絵」

一昨日のおでかけアリオスからよい刺激を受けたか否か。

6年生の取り組んでいる図工の題材は「音のする絵」です。

様々な感情や情景を音楽で表現することを学んだ子供たちでしたが、今度はその音を絵で表現するのです。様々な表情を持たせるためか、線で表す子が多かったようです。色や太さ、長さ、なめらかさ、はげしさ・・・。一人一人が自分だけの「音のする絵」を描き表していく様子はまさに高学年らしく、多様性を感じるものでした。

9月5日 おでかけアリオス

「おでかけアリオス」とは、いわきアリオスの事業の一つで、アリオススタッフがアーティストと一緒に市内の小中学校を訪れ、本物の芸術に間近で接する機会を提供する、といったものです。我々からすると、学校にいながら本物の芸術に間近で触れることのできる良い機会です。全学年対象とはせず、対象学級を少なくすることで、手の届きそうな距離で鑑賞することができるのが最大の魅力です。

今回はチェロとコントラバスのユニット「伊達LOW Strings(だてロー・ストリングス)」のお二人が、本校6年生38名を対象にコンサートを開いてくださいました。コントラバス奏者の名和先生はいわき市出身だそうです。

曲の演奏だけでなく、楽器の説明や代表児童の演奏体験、ベースラインだけで曲を当てるクイズなど様々なプログラムがあり、あっという間の一時間でした。

なかでもそのすごさを感じたのは、即興演奏です。その場で指名された6年生児童から出されたお題は「鳥のいない鳥かご」でした。チェロの吉岡先生は、わずか1分もしないうちに「では」と演奏を始めます。吉岡先生の演奏した即興曲は「明るい雰囲気(過去に鳥を飼っていた)」→「ややさみしい雰囲気(現在鳥はいない)」の構成で演奏され、ストーリー性のある演奏に子供達も驚きを隠せません。テーマの雰囲気がしっかりと伝わるのです。その後も同様に児童からその場で出された「何かを炒めている」や「絶望」のテーマに対して即興曲を披露されました。

 

「チェロやコントラバスはなかなか主役になることはない楽器だけれど、低音が加わることで曲や音楽に深さを与えることのできる楽器」「目立つ主役だけでなく、それを横や陰で支える役割も大事な存在である」といった名和先生の言葉に数名の子が深くうなずいていたのが印象的でした。

 

両名の先生、素敵な演奏をありがとうございました。

アリオスの方々、よい機会を提供くださり、ありがとうございました。

9月5日 熱中症予防

今日はついに体育館の「熱中症計」で「危険」が表示されました。

昨日の大雨による湿気が大きな要因でしょうか。風もなく、サウナのような空気が体をまとわりつくような一日でしたので、大休憩は外遊びを中止としました。各学年ではどんな過ごし方をしていたのでしょうか・・・。

読書、お絵かき、粘土遊び、折り紙、演奏、タブレットで都道府県クイズ、読書の記録・・・と思い思いの過ごし方ができていました。

9月1日 赤井中学校生徒による職場体験

9月1日、赤井中学校生徒が1名、職場体験活動として本校に来てくれました。

本校の卒業生です。数年前は児童という立場で過ごした赤井小学校、今回は教員という視点で一日を体験するという活動です。2年1組で担任の手伝いをしてくれました。

小学校では一人の教員が複数の教科を受け持っています。授業の準備や片付け、丸付けなどをしていると休み時間はあっという間になくなります。それでも子供たちの頑張りや成長を間近で感じられる学校現場には「やりがい」や「教師としての喜び」が随所にあります。少しでも感じてもらえたならうれしいです。

9月1日 避難訓練

9月1日。

100年前、関東大震災が起こった日です。10万人を超す死者・行方不明者を出した、とても規模の大きな地震災害です。

地震によって引き起こされた災害を振り返ってみると、東日本大震災で最も被害が多かったのは津波によるものです。阪神淡路大震災では建物の倒壊によるものでした。睡眠中の方が多い未明に発生しました。関東大震災では火災によるものが多かったそうです。正午前の発生ですから昼食の準備中でしょう、かまどで燃えていた火が木造住宅に燃え移り、火事は3日間続いたそうです。

一口に地震といってもその震源地や発生時刻等の状況によって引き起こされる災害は実に多様です。よりよい判断や行動ができるよう、本日は避難訓練を行いました。

2分10秒で全員の避難が完了しました。一人一人が自分事として取り組んだ成果です。素晴らしい!

炎天下のため、すぐに校舎内に戻り、事後指導は各教室で行いました。

 

その後、6年生は「消火器訓練」を体験しました。平消防署からお借りした「水消火器」を使いました。

8月30日 上下と前後

2年生は国語で道案内について学習しています。

地図を見ながら指示通りに進んで目的の場所にたどり着けるか、子供たちは興味津々です。

ところが、ここでよい失敗例が。

「『上に進んで』って言われたけど、『空』の方に進むの?って思っちゃった」

「曲がる場所がいくつかあるから、ここでいいのかな? こっちでいいのかな?って心配になっちゃった」

地図は地面に対して水平に置けば「前後左右」や「東西南北」で共通の理解ができますが、地面に対して垂直に立ててしまうと、「上下」となり、混乱する原因の一つになってしまいます。また、「左右」の指す方向も、相手の向きや進行方向によって変わります。大人は頭の中でうまく変換して説明したり、説明を受けたりしていますが、子供たちはまだまだ学習の途中。自分の認識を相手に伝わるように説明することは、とても大事な力となります。

 

同じようなことが算数の学習でも。縦、横、高さ、奥行き、幅・・・その時その時で「縦」と「高さ」、「縦」と「奥行き」を混同してしまうことがままあります。

 

様々な学習や体験、経験、会話、対話等を通して、正しく伝える力、正しく読み取る力をしっかり養っていきたいと思います。

8月28日 久しぶりの給食に舌鼓

今日から学校は通常営業です。

大休憩の時間帯、気温は高めでしたが湿度は低めにつき、熱中症計でも警告は出ませんでした。

よって大休憩の外遊びも制限は設けませんでした。予想以上に積極的に外遊びをする子が多く、子供たちの元気やパワーを感じることができました。

 

給食も始まりました。本日のメニューは・・・

「まぜこみしそひじきご飯、とりの塩唐揚げ、冬瓜スープ、牛乳、梨」でした。

久しぶりにみんなで食べる給食はどれもおいしく、また楽しいひと時となりました。

 

日中の残暑はまだ続きますが、しのぎやすい時間帯も少しずつ増えてきました。食事・運動・休養をバランスよく行い、体調管理をお願いします。

8月25日 第2学期始業式

久しぶりに、赤井小学校に元気な子供たちの声が戻ってきました。
今日から2学期です。今学期もよろしくお願いします。

さて、本日の始業式は暑さを考慮し、各教室でオンラインで行いました。
始業式の中では、「大きな事故に合うことなく夏休みを過ごせてよかったこと」「暑い日がまだ続くので、大休憩の自由遊びを含め、体育や屋外での活動等は慎重に行い、中止することも考えられること」「しかし、運動も大事なので、気温が下がっている時間帯や空調のきいた屋内などを活用して体を動かすなど、丈夫で健康な体作りを意識してほしいこと」の3つについて話しました。

今年も夏休み中に心の痛むニュースがありました。幼い命が犠牲になることのないよう、弾力的に教育活動を行っていきますので、ご理解のほど、よろしくお願いします。

7月27日 暑中お見舞い申し上げます

夏休みに入って1週間がたちました。梅雨も明け、連日猛暑が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

26日より始まりました赤井公民館主催の「あさべん」(28日まで)には毎日60~70名ほどの児童が集い、各自のペースで自主的に課題に取り組んでいます。「よし、これで算数全部終わり!」「ドリルも残り4ページだけだ!」など、充実した時間を過ごしています。この時期にこれだけ課題が進めば、夏休みの中盤~後半にかけてはじっくりと休みを満喫できそうですね。このような場を提供くださった公民館の方々、学習ボランティアで来てくださっている地域の方々に感謝いたします。明日もよろしくお願いします。

 

さて、「いわき市教育委員会」のホームページにて発信されている「教育長だより」にて、赤井小学校の様子が掲載されています。

https://www.city.iwaki.lg.jp/www/genre/1685085447566/index.html

「令和5年7月21日 教育長だより Vol.6 『学校訪問(学校の歴史)』」をクリックすると載っています。記事としては短いですが、ぜひご覧ください。

7月20日 第1学期終業式

今日の終業式は体育館で行いました。

その中では1・3・5年生の代表児童が1学期の反省と夏休みの抱負を発表しました。

生徒指導担当からは夏休みの過ごし方について確認しました。お世話になったり乗ったりしてはいけない「5つの車」についての話がありました。お子さんが覚えているかどうか、ご家庭でぜひお尋ねください。ヒントは「白・赤・白と黒・色々・金と黒」です。

 

終業式のあとは大掃除です。いつもよりも丁寧に校舎内の掃除をしました。

 

掃除のあとは、いよいよ一学期最後の学級活動です。

 

72日間の一学期が終わりました。

入学式、春の遠足、運動会、プール学習、鑑賞教室、各学年ごとの行事・・・と各種体験活動を織り交ぜながら、様々な教育活動を行うことができました。保護者の皆様をはじめ、地域の方々や関係機関のご支援・ご協力あってのことです。本当にありがとうございました。充実した夏休みになりますよう、今後ともお力添えをお願いします。

 

それでは、赤井小の子供たち、楽しい夏休みを!!

7月19日 夏休みの計画/お楽しみ会

夏休みがすぐそこまで近づいています。有意義な夏休みにするために、学習面・生活面・健康面などについて大切なことを確認しています。例年夏休み期間は35日程度あります。成長も期待できますし、逆に生活の乱れなどの心配もあります。「何を」35日間積み重ねていくのか、しっかりと自己目標を確認していきたいところです。

 

さて、今週は楽しみ会を実施した学級が多かったです。どの学級も自分たちで企画し、自分たちで運営します。自分の役割をしっかりとこなすことも大事な経験。子供たちは「楽しみ」ながら社会経験をしているのです。

 

○1・2年生は合同で行いました。2年生がリーダー役を務めてくれています。

1年生が感想を発表し、2年生へ感謝の気持ちを伝えます。

 

3年生では担任の先生の手品まで飛び出しました。

 

 

 高学年になるとゲームの景品も凝ったものが。準備も楽しかったでしょうね。

 

明日はいよいよ第1学期終業式です。早い下校となりますので、よろしくお願いします。

7月18日 そろばん(4年生)

4年生は算数科の小単元「そろばん」について学習しました。

そろばんは一の位の位置を自分で決めることができるので、億や兆などの大きな数の計算の場合、小数点以下の桁数の多い計算の場合・・・とその時々で自分のやりやすい場所を使うことができます。ですから、そろばんには「一の位」や「小数点」の表記はありません。それがかえって子供たちにとってのとっつきにくさの要因の一つなのかもしれません。自分なりのルールを作って、慣れてしまえばその便利さに気づくことができますね。

 

それはさておき、先生の提示した数を正しくそろばんで表せるかに挑戦しています。

友達同士で合っているかどうかを確かめ合っています。この後、足し算や引き算の計算問題にも挑戦していくのですが、「8を足す」場合「10を足して2を引く」ことや、「3を引く」場合「5を引いて2を足す」ことなど、珠(たま)を操作しながら計算していくことで、数の見方に対する柔軟な思考力が育つことが期待できます。楽しんでほしいものです。

 

今日も暑い一日でしたが、大休憩に「風があたって気持ちいいよ~」とブランコで遊ぶ一年生の姿に癒されました。

 

7月13日 1学期のまとめ

3年生廊下の季節コーナーです。

 

さて、夏休みまであと一週間となりました。

今年度より通知票の配付時期を変更しましたので、学期末ではありますが、最後の単元までしっかりと指導することができています。

3年生は理科の学習、ゴムの力の働きについての実験をしました。

記録もばっちりです。

 

 

7月12日 出前授業(放射線教室)

2011年の大震災以降、「放射能」や「放射線」についての正しい知識を身に着けることの大切さが見直され、現在は小学校でも全ての学年で学ぶようになりました。しかしながら、放射線は目に見えず、音に聞こえず、味も匂いもせず、肌で感じることもできません。五感の全てを使っても時間することができないため、なかなか理解しにくいところがあります。

そこで、本校では6年生になると出前授業(外部の講師を招いての授業)として「放射線教室」を受けています。今年も石川先生がたくさんの道具を携えてお越しくだいました。

「霧箱」という装置を使うと、「放射線」の通った跡を目で見ることができます。

先生は、放射性物質は私たちの身の回りに常に存在していること、放射線を浴びる量によっては身体に影響が出る可能性があがること、使い方によっては医学などで有効利用が図られていることなどを、分かりやすく教えてくださいました。

正しい知識を身につけ、「正しく恐れる」ことについて理解を深めることができました。

7月11日 洗濯実習(6年)/着衣泳(1・2年)

今日も暑い一日となりました。

午前中の晴天を生かして、6年生は洗濯実習を行いました。全自動洗濯機が台頭しているとはいえ、食べ物をこぼしてしまった時などは、やはり手もみ洗いが必要です。今や家庭ではなかなか見ることのできない「たらい」と「洗濯板」を用いてシャツを手洗いしました。

「脱水なら私に任せて!」(この後、洗濯機を使ってしっかり脱水しました。)

衣類についていたタグの情報により、直射日光にはあてず、陰干しをしました。

 

さて、1・2年生は着衣泳です。本校では全学年、今週でプール学習は終わりです。最後に水難事故への備えとして、体験学習を行いました。

おぼれている人を発見したとしても自らが飛び込むことは絶対にしないこと、すぐに大人に知らせること、余裕があれば助けられそうな道具を投げ入れることなどを確認しました。

 

午後は4年生が着衣泳を体験する予定でしたが、着替えや準備体操が終わっていよいよシャワーを・・・というところで雷鳴が聞こえてしまいました。後日に延期して行います。雷の音が聞こえたら水泳は即中止、を徹底しています。

7月10日 移動図書館

今年度より、赤井小学校には「移動図書館」が来てくれることになりました。月に一度のペースですが、一人1冊ずつ借りても学級全体では20~30冊借りることになるため、子供たちの読書環境を充実させてくれるよい機会となっています。今日は、前回借りていた3・4年生の本を返却して、新たに5年生が本を借りました。

 

滞在時間が短いため、到着したらすぐ借りられるよう、日陰で待機しています。

来ました。外壁を開くと、本がびっしり!

まずは前回の本を返却して・・・

お待たせしました。自由に本を選んでくださいな。

車の中にもたくさんの本が。どれを借りるか、迷ってしまいます。

公立の図書館(このあたりですとラトブ内の総合図書館ですね)まで行かずとも、本を借りられる制度、とても助かります。これからも有効利用していきます。

7月7日 七夕集会/スポーツテスト/水泳学習/給食訪問・・・今日は盛沢山!

保護者の皆様、昨日までの個別懇談では大変お世話になりました。話し合ったことを今後の学校生活に生かしていきますので、今後ともよろしくお願いします。

 

さて、今日はとても暑い一日となりましたが、子供たちは元気いっぱいに生活しました。

 

まずは大休憩。七夕集会を行いました。

運営委員がこの日のために準備してきた○✕クイズ

クイズのあとは、各学級の代表児童が願い事を発表しました。

校長からは、単に願うだけでなく、その夢や願い事が叶うよう、できる努力はしてほしいことを話しました。

 

暑い中ではありましたが、2年生は5年生の助けを得ながらスポーツテストを行いました。今日は反復横とびです。ステップの仕方が難しいため、練習してから本番です。5年生がしっかりと計測してくれました。頼もしいお兄さんお姉さんたちです。

 

1年生はプール学習です。顔をつけたり、バタ足をしたり、一人一人の実態に合った練習内容・練習方法で楽しく頑張りました。

 

給食の時間には、いわき市平北部給食センターの職員が本校を訪問し、配膳や食事の様子を見ていかれました。お皿の並べ方や食べるときの姿勢などについてご指導くださいました。

主食の皿は左側、汁物は右側、主菜は奥です。

 

夏休みまであと二週間余り。食事・運動・休養・睡眠などをバランスよく行い、体調管理に努めていきたいものです。では、よい週末を!

7月6日 ブックトーク

「ブックトーク」とは、一つのテーマに沿って複数の本を聞き手に紹介する活動のことで、公共図書館や学校で行われています。

今日は本校の学校司書さんが、”本年度の読書感想文コンクールの課題図書"をテーマに、6年生を対象にブックトークをしてくれました。紹介された本は4冊です。

高学年向けの課題図書はフィクションが3冊で、1冊はドキュメントでした。物語の導入部分やあらすじを聞いて、6年生一人一人が「あの本を読んでみたい」という興味を持ったようです。

 

中学年向けの課題図書はこの4冊です。

 

低学年向けの課題図書はこの4冊です。

今回は「課題図書」がテーマとなりましたが、課題図書を書くことを目的としなくても、ただ読むだけで楽しかったり、共感したり、発見があったり、考えさせられるきっかけとなったり・・・とそれぞれの楽しみ方で読書を楽しんでもらいたいと思います。

7月5日 委員会活動~働き者の赤井っ子~

赤井小学校には8つの委員会があり、4~6年生で構成されています。朝だったり、大休憩だったりと、委員会ごとにそれぞれ活動する時間帯は異なっています。全ての委員会が目立つ活動をしているわけではなく、縁の下の力持ちのような働きをしてくれている委員会や活動があります。

 

ボランティア委員は玄関などの公共の場を、朝、掃除してくれています。

 

園芸委員は朝の涼しいうちに花壇や鉢植え植物に水やりをしてくれます。

 

運動委員は毎朝、校庭の土慣らしをしてくれます。雨天のあとは車のタイヤの跡ができやすいので、大変です。赤井小のみんながつまずいたり転んだりしないよう、校庭の凸凹を見つけては削って平にしてくれています。

 

給食委員は下膳(食事の後片付け)の手伝いです。配膳室の中をせわしく動き回っています。ぶつかってけがすることのないよう気を付けています。

 

これら活動はまだ一部です。別の機会にまたご紹介していきます。

7月4日 スポーツテスト

今、本校では各学年でスポーツテストを実施しています。

熱中症には十分に気をつけながら実施しています。

学年によって取り組む種目は異なりますが、今、小学校で行われている種目は次のとおりです。

 

○握力

○上体起こし(「腹筋」のような動きです)

○長座体前屈(昔は「立位」で、立った状態で手を下に伸ばしましたが、今は座った状態で手を足先に向けて伸ばします)

○反復横とび

○20mシャトルラン(往復持久走です)

○50m走

○立ち幅跳び

○ソフトボール投げ

 

以前は(とはいえ20年以上も前ですが)「背筋」や「飛び越しくぐり」、「踏み台昇降」、「ジグザグドリブル」、「斜め懸垂」などがありましたが、平成11年より現行のスポーツテストになりました。

 

震災以後、福島県の児童生徒は外遊びの機会が減り、体力や運動能力が低下しました。そしてここ数年はコロナ禍やタブレット端末の活用などにより、休み時間に外遊びをする子がさらに減少傾向にあります。

 

健康は一生ものです。ぜひ、お子さんからスポーツテストの様子をお聞きになってください。また、休日などを利用してご一緒に体を動かしてみてはいかがでしょうか。

6月30日 個別懇談 よろしくお願いします

本日から来週木曜日までの5日間、個別懇談を実施します。

保護者の方々、よろしくお願いします。

 

来週予定されている七夕集会に向けて、学級ごとに短冊に願い事を書いて掲示しています。

自身のこと、家族のこと、世界のこと、欲しいもの、なりたい姿・・・と、一人一人の思いが豊かに表れています。その他、学年や学級によっては廊下に各種作品が掲示・展示されています。懇談で来校された折に、どうぞご覧なってください。(他の学年・学級の分もどうぞ!)

 

6月29日 三日間にわたっての弁当作り、ありがとうございました

火曜日から本日までの三日間は陸上競技大会の予備日のため給食がありませんでした。

この三日間を利用して、いわき市の食育推進事業の一つ「ふれあい弁当デー」を実施してきました。

学年や個人の実態に応じて

  ○メニューを決める

  ○一緒に買い物をする

  ○作る様子を見る

  ○一緒におかずを作る

  ○自分でおかずを作る

  ○作ってもらったもの(作ったもの)を弁当箱につめる

  ○弁当箱を洗う

などの活動に取り組むことを通して、「食」について考え、家族とともに過ごす「くらしの時間」の心地よさや大切さを実感するなどの機会になればうれしいです。

 

子供たちに聞いてみると、低学年では「おうちの人が作っているところを見た」、中学年では「おかずを弁当箱に詰めてみた」、高学年では「一品でもおかずを作ってみた」という子が多くみられました。中には中学年でも自分でおかずを一品作った子、高学年ではすべてを自分で完成させた子もいました。素晴らしい!

 

 

三日間、おいしいお弁当、ありがとうございました。おうちの方々に感謝です。

ごちそうさまでした!

6月28日 資料から分かること

3年生からスタートした社会科の学習。「まちの様子」の学習を終え、「市の様子」について学んでいます。

3年生の児童にとっていわき市はとても広く、イメージがつきにくいものです。それを言葉で説明するとなると更にハードルが上がります。

子供たちは文章を声に出して読むことはできています。しかし、内容を正しく理解できているかどうかは別物です。自分たちの住んでいる土地は高いのか低いのか(この場合はもちろん「標高」のことですが、「地価」と混同する子がいることも考えられます)、いわき市全体でみるとどのあたりが高いのか、「北」や「西」とはどちらの方をさしているのか(「上」や「左」ではなく)・・・文章や資料を正しく読み取り、具体的にイメージ(図像化)していく力が求められています。

ご家庭でお出かけになった際は、行先や経路などを地図で確かめるとイメージがしやすいかもしれません。教室だけでは学べないことがたくさんありそうです。

6月27日 図書委員による絵本の読み聞かせ

図書委員の活動の一つに「本の読み聞かせ」があります。本校の6年生は下級生の世話を進んでしてくれる子が多いのですが、図書委員の子たちも張り切って取り組んでくれています。聞き手が理解しやすいように読む速さや声の大きさ、間のとり方などを考えながら練習してきた成果を披露してくれました。小さい学年の子たちも集中して静かに聞いていました。

6月26日 曲の雰囲気を感じとって

2年生から楽しそうな歌声が聞こえてきました。教室の前後に分かれて「やまびこさん」を歌っています。

やまびこごっこが楽しくなり、つい大声になりがちです。しかし教科書をよく見ると、繰り返しの部分の音符が一回り小さいことに気づきました。どうしてかな?

 

繰り返しの部分は「やまびこ」のパートなので、声を少し小さくして歌えば雰囲気が出ることが分かりました。

 

今度は声の大きさや声の出し方に気を付けて歌うことができました。低学年でも、曲の雰囲気を感じながら歌うことができています。うれしいことです。

6月23日 赤井幼稚園との交流会

昨日は6年生が小学校陸上競技大会に参加してきました。

小雨が降り始めてしまいましたが、どの子もこれまでの練習の成果を十二分に発揮して臨むことができました。

保護者さんも多数応援に駆けつけてくださり、子供たちの背中を押す大きな力を貸してくださいました。ありがとうございました。

 

さて、今日は3年生が赤井幼稚園を訪問し、幼稚園児との交流会を催しました。

劇あり、紙芝居あり、歌あり、ダンスあり、プレゼントあり・・・と、盛りだくさんの企画は全て3年生によるもの。「園児たちを楽しませる」を目標に、精いっぱい頑張る姿はとても頼もしいものでした。「楽しませる」が目標でしたが、楽しんでいる姿を見て、3年生の子たちも楽しめたようです。

劇「七ひきのこやぎ」

紙芝居

歌「幸せなら手をたたこう」

一緒にリレー

サッカー

しっぽとり鬼ごっこ

ままごと

ヒップホップダンス

最後にプレゼントの贈呈

赤井幼稚園を卒園した子たちが3年生になって成長した姿を見せることができ、とてもよい機会でした。

赤井幼稚園の先生方、ご対応ありがとうございました。

6月21日 一年でもっとも影が短くなる日

今日は夏至(げし)です。一年の中で、日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日です。

また、太陽が高い位置にあがる正午頃は、これまた一年の中でもっとも影が短くなる時間帯となります。

これらの写真は14時過ぎ頃なので、もっとも短い影ではありませんが、それでも短さは感じられました。

「夏に至る(いたる)」で「夏至」。いよいよ夏の盛りが近づいてきました。

6月20日 学校探検/鑑賞教室

今日は1年生が生活科の学習で学校探検を行いました。以前は2年生に案内されて廻った校舎でしたが、今回は1年生だけでつくられた班で回ります。迷子にならずに無事帰ってこられるでしょうか。

 

校長室には大きなソファがありました。高いところの写真に写っているのはどなたでしょうか。

 

保健室には入ったことのある子が何人もいました。でも、扉の中まで見たことのある子はいません。みんな興味津々です。

 

事務室です。チョークが足りなくなったらこちらの部屋でいただきます。

 

その他、いろいろな部屋を回りましたが、1年生だけでもしっかり探検できました。もちろん、記録も頑張りました。

学校探検ではどこに何があるかを知るだけでなく、丁寧な質問の仕方やお礼の仕方などを実践するのも大事な勉強です。少しずつ慣れながら、上手になっていきました。

 

3校時目からは全学年で「鑑賞教室」に参加しました。今年度の演目は「観劇」です。

「劇団きゃろっと」さんが来校され、「音楽劇 ももたろう」を披露してくださいました。

 

いつもの体育館とはだいぶ様子が違います。

いろいろな種類の楽器がセットされています。

会場が暗くなりました。いよいよスタートです。

誰もが知っている「ももたろう」の物語を楽しく彩ったのは様々な楽器です。5人の劇団員が、20種類以上はあるであろう楽器を器用に使いこなし、時には愉快に、時には迫力のあるシーンを、と盛り上げてくれました。

 

終演後は6年生代表による感想とお礼の言葉です。劇あり、演奏あり、と2倍楽しめる内容で大満足でした。