<未来創造>

学びの軌跡

紙芝居で。


  キーワードを3つ見つけよう!! ~学校司書の先生の授業~

 3年生と1年生の今日の国語は、先生が2人。学校司書の名木先生を中心とした授業を受けました。
 3年生です。

 紙芝居を使いました。その内容は・・・?!

 「報告書の書き方」についてです。「感想文」との違いも教えていただきました。

 「報告書」を書くためには、何について調べて書くか、テーマが必要です。

 でも、そのテーマがなかなか決まらないのが誰にとっても大きな悩み。そこで・・・

 調べ学習につながるようなテーマを決めるポイントを教えていただきました。
 大きなテーマから徐々に小さくしていき、キーワードが3つになると調べ学習の立派なテーマになるそうです。

 紙芝居によると、「どうぶつ」→どんなどうぶつ?「象」→象の何?「歯」→歯の何? という具合。「どうぶつ」「象」「歯」の3つのキーワードで「どうぶつの象の歯はいくつ?」という調べるテーマが決まります。
 テーマが決まって調べ学習ができたら、いよいよ「報告書」を書きます。
 書き方の説明も紙芝居です。

 実際に生徒たちも書いてみました。

 1年生です。同じ内容で授業を受けました。
 
 「キーワードを3つと言われても、そのキーワードが思いつかないことってあるよね。」との先生の言葉に、うん、うんとうなずく人も。
 「そんなとき、百科事典を使います。」

 なるほど! 百科事典とはそういう使い方をするんですね。

 先生のわかりやすい解説も加わり、興味深く聞いています。

 次は、この時間だけのテーマを決めて「模擬報告書」を書いてみることに。

 3年生は、「ディズニー」や「アニメ」など楽しいテーマが多かったようです。
 1年生はどんなテーマが多かったかな?

 中学生にとって紙芝居は久しぶりだったと思いますが、わかりやすさを目的に作られ、大切なポイントを押さえた内容になっていたので、中学生の授業にもぴったりでした。
 学校司書の先生は週に1度の来校ですが、専門家としての知識を生かして国語を中心に授業にも参加していただいています。