<未来創造>

学びの軌跡

成長しました。


 平成28年度を修了しました絵文字:キラキラ

 今日は修了式を行いました。
 修了式に先立ち、今年度1年間欠席せず登校した生徒を表彰しました。
 1年生が9名、2年生が13名でした。

 それぞれの学年の代表者に「皆勤賞」の賞状を贈りました。
 続いて修了式です。

 1年生、2年生の課程を修了したことを証し、各学年の代表者に修了証書を手渡しました。去年の4月と比べて、顔つきがりりしく大人っぽくなりました。 
 修了式後の生徒発表で、学年の代表1名ずつが今年度の反省と新年度に向けての抱負を発表しました。その全文を紹介します。
 2年生です。

「今年度を振り返り、一番成長したと感じることは、『自分の意見をはっきり言える人』が増えたことだと思います。御城祭や修学旅行の話し合い、三年生を送る会など、クラス全員で意見を出し合う場面が多くありました。進級して間もないころは、人に任せっきりという人がほとんどで、話し合いをなかなか進めることができませんでした。しかし、近頃の話し合いでは、活発に、とまではいきませんが、提案をする人、その提案に『それは難しいのではないか』と反論する人、『もっとこうした方がいいんじゃないか』と意見を付け加える人などが増え、充実した時間になっていると思います。
 新年度では、みんなで支え合うことを大切にしていきたいと思います。三年生になると大野中の中心となり、いろいろなことを求められると思います。その期待に応えられるよう、一人ではなく全員で協力し、何事も精一杯頑張りたいです。また、三年生になると同時に受験生にもなります。私にはまだ、受験は未知の世界ですが、大勢の人と戦うことは、とても不安だし、心細くなると思います。そんなときは、二十人全員で支え合い、励まし合いながら乗り越えていけるようなクラスにしていきたいです。」

1年生です。

「私にとってこの一年間は、やり遂げたと思える一年間でした。
 入学してから慣れない中学校生活が始まり、部活動やさまざまな行事がありました。特に御城祭ですが、一年生みんなが学級の出し物をどのように作れば良いのか、どのように仕上げれば良いのかわからないときに、学級委員長を中心に意見を出し合いながら作業を進めることができました。また三年生を送る会では、自分たちから三年生へどうすれば感謝の気持ちが伝わるかも一生懸命考えました。
 このように一年生全員で一つのことに向き合って生活できたのはよかったと思います。
 しかし、すべてが良くできたとは限りませんでした。休み時間での過ごし方が騒がしすぎたり、忘れ物も、1・2学期は多く、だめだったところもありました。学校での過ごし方は意識すればよくなると思います。改善しようという意識があったからこそ、三学期は忘れ物が少なくなったのだと思います。二年生では、このような改善点を一人ひとりがしっかり見つめ、意識しながら生活し、さらによい学級にできたらいいなと思います。
 新年度は私たちも先輩になります。今までは初めてだった行事も二度目になり、自ら動く必要があります。積極的に行動し、頑張りたいです。学習も一つ学年が上がり、内容がさらに難しくなります。授業でわからないところがあれば自学などでしっかり復習し、理解してから次の授業を受けられるようにしたいです。私は4月から生徒会役員としての活動も始まり、やらなくてはいけないことがたくさんあります。先輩方の行動や仕事の仕方を見て、学びたいと思います。
 新年度もきっと忙しくなると思いますが、自分にできることを一つ一つやっていきたいと思います。」

 2人とも学級を客観的によくとらえた発表で、とても感心しました*^-^*
 1年間で、1年生も2年生も大きく成長しました。そして学級もともに成長してきました。
 今後がますます楽しみな大野中生です。