<未来創造>

学びの軌跡

武器は「声」


 かばんを投げ捨てても、逃げましょう!! ~防犯教室~

 不審者に遭遇したらどうするか。
 もしものときの備えについて、いわき中央警察署の方に教えていただきました。 

 講話で「見える不審者」と「見えない不審者」について、実際の事件等を例に挙げてお話しいただきました。
 ちなみに「見えない不審者」とはインターネットを通じて被害を加える人のことだそうです。被害に遭わないための合い言葉は「あとがこわい」ということも教えていただきました。

 講話の後に、実際に不審者に遭遇してしまったときにどうすればいいか、実演と体験の時間がありました。

 登下校中を想定して、通学時の荷物をもって体験です。
「四倉駅に行くにはどう行ったらいいのかな?」と話しかけられました。

「わかりません。」と言って逃げようとしましたが、かばんをつかまれてしまいました。ピンチ!!

 かばんは投げ捨ててかまいません。まずは逃げましょう。

 不審者は女性ということもあります。
 「ねぇ、ちょっと写真撮らせてもらっていい?」怪しいです!!

 逃げようとしましたが、重い荷物を背負ったままだと捕まってしまいますね。
 
 かばんを投げ捨てようとしましたが、斜めがけにしていたラケットが邪魔をして、からまってしまいました。これは盲点でした*0*
 
 万が一を考え、荷物の持ち方も見直した方がよいのではとアドバイスされました。

 今度は二人でいましたが、声をかけられました。

 不審者が片方に近づいていきます。実はこのとき、離れたもう一人が「助けて!」と叫びました。
 「みなさんの武器は何だと思いますか?声なんですよ!!だから、普段からあいさつも大きな声でして、いつでも大きな声が出せるようにしておいてください。」と警察の方がおっしゃいました。

 最後は護身術を教えていただきました。まず手首をつかまれたときは、手のひらをぱーにします。
 そうすると、手首が少し太くなるのだそうです。

 実際に二人組でやってみました。ぎゅっと握られて痛そうな人も。

 つかまれたら、相手の親指の方に腕をひねるとはずれやすいそうですが・・・
 ちょっと苦戦しています。

 実際にやってみてわかったこともあり、有意義な教室だったと思います。
 命を守るための訓練です。おうちの人にも教えると、自分も忘れないかもしれません。
 子どもたちには学校で習ったことを、ぜひおうちでも話をしてほしいと思います。