今日の高野小学校は?

5年生の田おこし

 去年、昇降口のとなりにつくった田んぼを今年の5年生も使って稲作の体験学習を行います。

 ネコのひたいのような田んぼなので、田おこしも移植ベラでできます。

 しかし、今年は地域の農家の方にボランティアティーチャーをお願いしたので、収穫量アップをめざします。

3・4年生は頭を使うか?

 3・4年生が団体競技の練習を始めました。

 この競技は、みんなで知恵を出しあって、どうすれば速くできるかを考えると、たくさんの作戦が生まれます。

 今日のところは、ルールややり方を知ったばかりですが、みんなで相談をして頭を使うようになれば、多少走力に差があっても逆転は可能です。

兼六園桜が咲きました。

 今日は、地域方が学校の桜を見に来てくださいました。

 プール並木の兼六園桜が咲きました。

 濃いピンクのボリュームがある花が特徴です。

がっこうたんけん! リードするのは去年の1年生。

 1年生が「がっこうたんけん」をしました。2年生が手をつないで案内をしてくれたり、おもしろいものを教えてくれたりしてくれました。さすが、2年生というリードでした。

 「がっこうたんけん」をしたからでしょうか。今まで、下校をする時に校長室前を素通りしていた1年生が、今日は帰りに校長室の入り口から「さようなら」と声をかけてくれるようになりました。

 子どもたちの世界がまた広がりました。

御衣黄が咲きました。一葉も咲きました。

 体育館の後ろの出入り口付近に植えてある「御衣黄(ぎょいこう)」が咲きました。

 プールのわきの「一葉(いちよう)も咲きました。

 御衣黄は、緑の八重桜です。栽培がむずかしい珍しい園芸品種です。

 一葉は、大きな花びらをたくさんつけたピンクの八重桜です。散り際の桜ふぶきが最高に美しい桜です。

 

 

泣かないで登校できた子どものポケット

 新1年生にしてみれば、小学校生活に慣れるのに時間がかかる場合があります。小学校では、幼稚園や保育園にはいなかった新しい友だちや先生との出会い、生活が区切られる時間割というもの、そして、全く新しい学校という生活空間に慣れなくてはならないからです。

 ある女の子は、入学式の次の日から毎日、泣きながら登校してきました。しかし、先週の金曜日から泣かずに登校してきました。泣きながら登校していた時は、右手には必ずタオルハンカチを握りしめていました。それが、泣かずに登校できるようになった日から、タオルハンカチはその子のポケットにしまわれていました。泣かないのだから涙も流れない。だから、ハンカチはポケットに入っている。それは当たり前です。

 しかし、ハンカチをポケットにしまうという行為の中に、その子の「もう泣かないぞ」という意思表示があるように感じました。もしかすると、ハンカチには母親の香りを連想させる洗剤の香りがついていて、涙をふくたびに、その香りを心の頼りにしていたのかもしれません。「泣かないぞ」と決めたからその香りがついたハンカチと決別し、ポケットにしまったのかもしれません。

 子どもは、日に日に成長していきます。その成長をたくさん見取り、たくさんの拍手をしてあげたいと思います。

0をかける? 

 3年生では、「3×0」や「0×3」をゲームの表を使って学習しました。なにもないことを表す「0」の便利さがあの授業の根底にはあります。「0」は便利で、すばらしい数字なんです。

 しかし、「÷0」というように、ゼロで数字をわってはいけないってよく言われるんですけど、その理由を説明できますか。中学校1年生ならかんたんに説明できるはずです。

数を認識する大切な段階です。

 子どもが成長するということは、新たな概念を獲得することと言う人がいます。

 今日の1年生の授業は、「6」なら「6」という数字の意味を豊かに理解するための大切な授業でした。数字の「6」には、「6ぴき」という意味があること。「6は7より1多い」こと。そして、「ネコの6ぴきとおはじきの6こは同じ数で、それを6という数字であらわせる」こと。これらを1年生の子どもたちは学びました。

PTA総会、そして、その他の総会まで、おつかれさまでした。

 各委員会までをも今日実施してしまう新たなとりくみでPTAの業務改善を図った本日の日程はいかがだったでしょうか。いくつもの会議の連続でお疲れになったと思います。しかし、日を改めて別日にまた集まるよりはご負担が少ないかと会長さん方と相談して今日のような日程となりました。ご意見などがありましたら、学校だよりに掲載してあるQ-Rコードから校長宛てにお考えをお寄せください。会長さんと一緒に次年度に向けて改善を図りたいと思います。

 そして、今年度お世話になる役員の皆様方、これから多方面で学校のためにいろいろなことでご苦労をおかけすると思いますが、よろしくお願いいたします。

平面にかかれた立体図形を積木で立体にあらわす

 

 これを小さなキューブの積木でつくってみて。

 先生がそう投げかけました。

 何人もの子どもたちがはじめに、こんなふうに積み始めました。

 

中が抜けているのです。

この考え方では、立体の体積を求める「たて×よこ×高さ」の公式につながりません。「4×5=20だから、20この積木が1段目にあって、それが3段あるんだよ。」につながらないのです。

平面にかかれてある立体図形では、裏側にあるはずの線がかかれていないから、この現象が起きるのです。実は、この中がつまっていないのか、いや、中がつまっているのかを考えることで、見えない裏側にある線を認識できるようになるのです。ですから、上のように積み木を積んだ子は、今日はすごく貴重な学習ができました。

 

見えないものが見えるようになる、それがひとつの成長だと思います。