こんなことがありました。

出来事

願いを込めて風船を青空へ in 広野町(3)

 この日の活動も晴天のもと無事に終了。帰途につく生徒たちに理事長の西本さんが再び声をかけてくださいました。「2月に桜の植樹をやるからぜひ参加してね!」…大きく頷いた生徒たちは2021年の再会を誓って会場を後にしました。

 しかし生徒たちの学習はこれで終わりではありません。翌週には「エネルギーを通して未来のいわきを考える」活動の出発点となった相双地区へとスタディーツアーに出かけます。まだ生まれて数年しか経っていない時期に起こった東日本大震災について詳しく学ぶと同時に、水素燃料や再生可能エネルギーなど未来に向けた取り組みについてたっぷりと学習してきます。その様子はまた後日ご報告しますのでお楽しみに。

 

 

願いを込めて風船を青空へ in 広野町(2)

 国道6号をはじめ様々な場所に桜の植樹を行ってきたハッピーロードネットのみなさん。平三中の生徒たちも今まで神谷やJヴィレッジなどで行われた活動に参加してきましたが、しっかりと育った桜の木には植樹をした人たちのメッセージボードが掲げられています。ひとつひとつ読んでいく生徒たち。桜に込められた思いを知って、この活動の意義を再認識したようです。

 この日参加したのは、浜通りの中高生約100人。ご当地グルメのなみえ焼きそばなどを美味しくいただきましたが、これで活動が終わったわけではありません。記念写真を撮った後は全員で付近の清掃を行いました。美しい桜が咲き誇る日まで、この場所をゴミで汚してしまうわけにはいきません。あっという間にゴミ袋がいっぱいになるほど熱心に活動を行いました。

 

願いを込めて風船を青空へ in 広野町(1)

 

12月6日(日)に行われたボランティア活動に平三中の2年生5名が参加しました。これは震災からの復興を願って、津波で命を失った生徒の「浜通りを桜でいっぱいにしたい」という思いを汲んで活動しているNPO法人ハッピーロードネットさんが主催したイベントで、以前桜の植樹が行われた常磐自動車道の広野IC近くの広場で行われました。

 まずは風船に付けるそれぞれの思いを込めたメッセージを書きました。エネルギーを通して将来の故郷を考える活動をしている2年生らしいメッセージが揃いました

 風船にメッセージをくくりつけて準備をしていると、前夜の「いわき光のさくらまつり」でもお会いした主催者の西本由美子さんが声をかけてくださいました。昨年の講演会、前日の点灯式、そして今回の活動…と、ずっとつながっているのが嬉しいですね

 そしていよいよ願いを込めた風船を飛ばすその時がやってきました。前日の雨空が嘘のように晴れ渡った青空に、色鮮やかな約1,000個の風船が舞い上がった瞬間は、大きな歓声が上がりました(ちなみに風船一式はすべて自然に還る素材で作られています)。

 この後の活動については、次回お伝えします。

 

アンサンブルコンテストいわき支部大会で本校吹奏楽部が大活躍!

 12月5日(土)にアリオスで行なわれた県アンサンブルコンテストいわき支部大会において、本校から出場した3チームがすべて金賞(県大会出場)という快挙を成し遂げました。

 本校は、打楽器4重奏、金管八重奏、木管八重奏にエントリー。すべてが金賞を受賞するとともに支部代表に選ばれ、いわき支部代表9チームのうち3チームを本校が占める結果となりました。

すばらしいですね!おめでとうございます

 県大会は1月に行なわれるとのことです。県大会でも納得のいく演奏ができることを願っています。

【打楽器4重奏のみなさん】

【金管八重奏のみなさん】

【木管八重奏のみなさん】

週のはじまり

 放送朝会で1週間のスタートです。

 生徒週番長と週番教師からは、今週の目標「授業と休み時間のメリハリをつけよう」について、話がありました。2学期も残り3週間! 頑張りましょう!

 今週は、1・2年生と3年生希望者の三者懇談が行なわれます。保護者の皆様には、お世話になります。今後の学校生活と学習を充実させるための、前向きな懇談となることを願っています。

 

 今週の講話は1学年が当番です。トップアスリートであるアイススケートの羽生結弦選手の実践例から、『文武両道』についての話がありました。

 

*放送朝会に先立ち、賞状の伝達を行ないました。

【美術関係コンクール】

・吉野せい賞作品募集ポスター 奨励賞

・いじめ根絶ポスター 佳作

・県愛鳥週間ポスター 県教育委員会教育長賞

・家庭の日ポスター 優秀賞・優良賞

【剣道段位審査 1級】

いわき光のさくらまつり点灯式会場で「絆」を確認

 オンラインで行われた「チャリティ・ムービー・プロジェクト」の広報イベントで司会の大役を務めた2年生チームの3人。長時間の活動で疲れもあったはずですが、片付けを済ませると急いでいわき駅前へと向かいました。というのも、12月5日(土)は冬の駅前を彩る「いわき光のさくらまつり」の開始日だったのです。

 平三中は4年連続で点灯式に参加していて、駅前のペデストリアンデッキで華やかに行われる点灯式で進行を務めたり、吹奏楽部が演奏で盛り上げたりしていました。しかし今年は感染症予防のために、点灯式は行われたもののいっさい告知はなく、とても質素なものでした。しかし昨年ボランティアでペットボトルでのランタン作りのお手伝いをした生徒をはじめ、3人は「ぜひ行きたい!」「今年も自分たちの目で見届けたい!」と、とにかく駅前に行くことにしたのです。

 するとそこには、昨年の参加を覚えていてくれたいわき青年会議所のみなさんや、一昨年点灯式の司会を務めた平三中の卒業生、そして翌日広野町で行われる活動の主催者で去年は学校で講演会も行ってくださったハッピーロードネットの西本さんなど、今までいっしょに活動してきたみなさんと再会を果たすことができたのです!これまでのコロナ禍での互いの状況を案じながらも、震災から10年の区切りに向けて再びみなさんと活動をともにすることを誓った生徒たち。「学校を飛び出して社会の中でこそ学べることもある」のだと、改めて実感した一日となりました。

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(3)

 12月5日(土)に行われた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」のオンライン広報イベント。無事に終了しましたが、これで活動が終わったわけではありません。むしろ動画制作を終えてからの今後の活動が大切ですしかし、この 短い時間の間にも様々な人と人とのつながりを見ることができました

 まずは学年の壁を越えた交流です。今まではそれぞれ別々に映像制作を行っていたためほとんど交流がなかった1・2年生チームですが、進行の大役を務める2年生のもとに、1年生チームが激励に駆け付けてくれたのです。これには2年生のメンバーも大感激!寄付金を多く集めるライバルでもあると同時に、同じ学校で志を同じくする仲間だと強く認識することができました。これからは募金でのコラボや協働作業などを進めていけるといいですね。

 次に Facebook 上での激励です。オンラインで配信中に、進行を務める平三中2年生チームにたくさんの応援メッセージが届いたのです。「進行がんばって!」「赤い鼻がかわいい」…など、大仕事を終えた後にメッセージを見た生徒たちはまたまた大感激!遠く離れていても「つながっている」と実感した瞬間でした。なお、50分のイベントは日本フィランソロピー協会さんの Facebook で今も全編を見ることができます(コメントも)。配信を見逃した方はどうぞご覧ください。

 それから支援しているNPO法人のみなさんへの思いを再認識したのもこの日の大きな出来事でした。2年生チームは日本クリニクラウン協会さんを応援していますが、スタッフの方の画面が登場すると自然と笑顔になるのです!手を振ったり呼びかけたり…大阪といわきの距離が縮まった瞬間でした。

 そして ウェブでのつながりがリアルなつながりになる瞬間も体験しました。実は2年生チームの3人は翌日に双葉郡広野町で行われる行事に参加するのですが、そこでご一緒する方から「中継見てるよ!」とのメッセージが!今年はコロナ禍のためになかなか地元でのイベントにボランティアとして参加することのできない日々が続いていますが、実際に次の日に同じ場所でいっしょに活動を行う方とつながっていたとは…。このことがきっかけで生徒たちはオンラインイベントが終了した後、予定外の行動をとることになるのですが、その内容についてはまた次回ご報告します。

 

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(2)

 コロナ禍でたいへんな思いをしている全国のNPO法人を支援しようと全国の中高生が立ち上がった「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)にはウェブ会議に続き、Facebook に生配信しながらの広報イベントが行われました。2年生チームは全体の進行を担当!緊張感漂う中、いよいよオンラインイベントが始まりました。

 趣旨説明などに続いて、活動をより広く知ってもらおうと、動画制作で苦労した点や支援しているNPO法人の紹介などがクイズ形式で行われました。

 全国の中高生や支援先のNPO法人のみなさんとは実は一度も会ったことがありません。しかし、ウェブ上ではありますが会議を重ねることで、お互いのことを理解し顔馴染みの人も増えていきました。和やかな雰囲気の中、50分の公開時間があっという間に過ぎていきます。

 無事に配信が終了。最後は笑顔でスクリーンショットの記念撮影です。参加した1・2年生のみなさん、お疲れさまでした!

寄付月間~オンラインでのボランティア活動(1)

 12月は寄付月間。震災の時や去年の台風被害の時に自分たちが受けた支援を忘れることなく、今度は中学生の自分たちにできる社会貢献活動をしたい!と参加を決めた「チャリティー・ムービー・プロジェクト」。12月5日(土)に全国の中高生や支援先のNPO法人を繋いでウェブ会議が行われました。1年生チームは2人、2年生チームは3人が参加しました。今回はその時の様子をご紹介します。

 まず前半は今までの取り組みについて、事例報告やこれから寄付を増やすための活動について話し合いを行いました。イベントの実施やメディアへのアピール、知り合いへの口コミの大切さ…など、全国の中高生たちとアイディアを共有します。もちろんポスター制作やクラスへの呼びかけなど、平三中の取り組みも報告されました。

 この後はこのホームページでもご紹介した Facebook での生配信イベントが行われました。その様子は次回詳しくご紹介します。

 

国語科の授業研究会!

 市総合教育センター調査研究委員会による国語科の授業研究会が行なわれました。市内小・中学校の授業の質的向上に資することを目的に、各教科ごとに研究が行なわれています。

 本日は、2年3組で『走れメロス』の「メロスは真の勇者か」という課題の授業が行なわれました。事後研究会でどのような話し合いがされたかは分かりませんが、子どもたちは課題に向き合い、深く考え、伝え合いことにより考えを深めていたと思います。

 この授業の様子はビデオ撮影されており、今後の研究のために役立てられることになっています。(*事前に了承を得て撮影されています。)