こんなことがありました。

2021年2月の記事一覧

浪曲との出会い!~玉川奈々福さんと沢村豊子師匠へのインタビュー(2)

 第11回いわきポレポレ映画祭特別企画として、2月13日(土)にいわき芸術文化交流館アリオス中劇場で行われた「玉川奈々福 浪曲ライブ  曲師:沢村豊子」。初めて客席で体験した浪曲の面白さや素晴らしさに感動した生徒たちは、公演終了直後のお二人に独占インタビューを実施しました

 質問は「浪曲に惹かれたのはなぜ?」「次の世代やお弟子さんに伝えたいことは?」など、浪曲に関することはもちろん、阿吽の呼吸で浪曲を語り奏でる奈々福さんと豊子師匠のパートナーシップについても質問しました。その答えるお姿そのものがまさに浪曲!という深さと面白さで、5人の生徒はますますお二人のファンになってしまいました(笑)。

 あっという間に予定の時間が過ぎて、感心しきりの、そして笑いが絶えない30分が終わりました。「学校でも公演をすることはあるんですか?」という問いに、「小中学校の公演では、始まる前と終わった後の子どもたちの顔がまったく違う」と笑顔で答えてくれた奈々福さん。いつか平三中でも奈々福さんの浪曲ライブが聴ける日が来るといいですね!

 なかなか説明だけでは伝わりづらいので、生徒たちが寄せてくれた感想を掲載します。一人でも多くの方々にこの日の生徒たちの感動を共有していただけたらと思います。また、インタビューの様子は、生徒たちが制作した動画が後日アリオスのYouTubeチャンネルで公開される予定です。どうぞお楽しみに!

<生徒たちの感想>

・インタビューをして、浪曲家の奈々福さんと豊子さんの違った面を知ることができて、一生に一度と言っても過言ではない経験ができました。

・今の日本の人々に伝えたいことを思いながら浪曲をしている奈々福さんに、とても魅力を感じました。

・今回は本当に貴重な経験をさせていただきました。実際に浪曲を聴くととても迫力があり、「仙台の鬼夫婦」を見てとても面白かったし、何度も見たいと思いました。本当に時間が過ぎるのがあっという間で、とても楽しかったです。

・今回浪曲を初めて聴きましたが、奈々福さんの声にとても迫力があって、こちらまで圧倒されました。とても良い経験でした。また浪曲を聴く機会があったらもう一度ぜひ聞いてみたいです。

・今回浪曲を初めて観るまでは、どういうものなのかまったく想像できませんでした。でも、奈々福さんと豊子さんの息の合った浪曲を観て、そのおもしろさや三味線の音色、声の魅力など、どんどん浪曲の世界に引き込まれていきました!インタビューでも「自分のやりたいことを貫く」「チャレンジしてみる」などたくさんのメッセージをいただき、あっという間の1日となりました。とても楽しかったです。これからもいろいろな伝統芸能に興味を持っていきたいです。

・奈々福さんと豊子さんの関係を知ってからお二人の浪曲を聴くと、長年そばにいたからこそできあがる浪曲なのだと思いました。また、お二人のこだわりが組み合わさることで、あのような強く、美しい音色が奏でられるのだとわかりました。豊子さんの昔から積んできた三味線のスキルと、奈々福さんの遠くまで鋭く届く声がとても迫力があり圧倒されました。

・今日初めて奈々福さんと豊子さんにお目にかかりましたが、様々なお話を聞いて「人生何があるかわからないから、やりたいことをやってみることが大切だ」ということを教えてもらいました。これから私も、自分のやりたいことにいろいろ挑戦していきたいです!

・次は平三中にも来ていただいて、浪曲に触れたことのないみんなに浪曲を知ってほしいと思いました。

 

県立高校前期選抜入試に向けて最終確認

【本日のカウントダウンカレンダー】

 卒業まで残り10日となってしましました。

 本日3年生は5・6校時に、卒業式の練習と、来週に迫った県立高校前期選抜入試の事前指導を行いました。

【卒業式練習】

 これまでは学年内での練習でしたが、今回は本番の式次第による通し練習を行いました。これは今回限りで、あとは予行のみとなります。

 

【県立高校前期選抜入試の事前指導】

 卒業式練習後は、県立高校の前期選抜入試に向けて引率教員と集合場所や移動手段等を含めた最終確認を行いました。いよいよ本番です。今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年とは違った準備も必要となります。受験する皆さんは準備物等ををしっかりと確認して、本番を迎えてほしいと思います。ここから最も大切なのは、体調を万全に整えることですね!

 わからないことや不安なことがあれば、遠慮なく学校へご連絡ください。

 がんばれ!受験生!

今日は平第三小学校に入学説明会に伺いました。

【本日のカウントダウンカレンダー】

 3年生のみなさん、今日は「親に感謝する日」だそうです。卒業まで残り2週間になります。多くのみなさんが来週に受験を控えていますので、今は心の余裕がないかもしれません。卒業の日には、ぜひ親御さん、ご家族に感謝の気持ちを伝えてくださいね。

【昨日の卒業式練習の様子です】

 いよいよ式歌の練習に入りました。コロナ禍のためマスク着用での合唱となりますが、心のこもった歌を会場に響かせてくれるものと思います。いわき市内の感染拡大が進まずに卒業式当日を迎えられることを祈るばかりです。

 

【平三小で入学説明会を行ないました】

 児童のみなさんの真剣に話を聞く態度に感心しました。最も感動したのは、説明会の前後の出来事。児童のみなさんが「運びますか? 手伝いますか?」と、進んで準備や後片付けを手伝ってくれたり、見本として展示してあった運動着を自らたたんでくれたりしたことです。平五小の時と同様に、新入生の入学がとても楽しみになりました。たいへんお世話になりました。

 

8か月の振り返り、そして新たな旅へ出発~最後のFM出演

 2月23日(火)19:00からFMいわきさんの人気番組「とびベティのヨーソローアタック!」に出演した平三中2年生の2人8か月にわたるエネルギー・プロジェクトの総括と、これからの活動についての抱負を語りました

 いつものように18時には控え室に入って打合せをしたのですが、この日は8か月に渡った活動についての思い出話に花が咲きました。実際に飛田さんもベティさんは東京大学飯田先生の講演会で司会を務めてくださったり、東京大学出前講座では出資者としても参加してくださるなど、企画スタートの段階から生徒たちの成長をずっと見守ってくださいました。6回目の出演となる今回が定例報告の最終回ですが、しっかり生徒たちの気持ちを理解してくださっているお二人だからこそ、打合せもそこそこに本番を迎えられるのかもしれません。さあ、時刻は19:00。いよいよ番組がスタートです!

 先月は感染症拡大防止の観点から校長室(!?)から電話での出演でしたが、最終回をスタジオで迎えることができて喜びもひとしおです。今までの活動の振り返りや、活動の様子をまとめた映像作品「2030年エネルギーの旅」の見所などについてテンポ良くトークが進みます

 そしてトークは、活動を通しての自分自身の成長や考え方の変化など、内面についての話題に。ほとんどが打ち合わせなしのフリートークでしたが、様々な方と出会い幅広い体験をしてきたからこそ言える深い言葉のひとつひとつにスタジオも感心していました。実際リスナーの方からも「本当に中学生?」というメールが届き、番組後半で紹介されました。

 こうしてあっという間の20分間が終了。このような素晴らしい機会をくださったFMいわきのみなさん、いわき市役所産業振興部のみなさん、本当にありがとうございました

 しかしラジオ出演は終わっても、生徒たちの長い旅はまだまだ続きます。2月25日(木)には生徒たちが小学生のために制作した学校紹介ビデオの平第三小学校での上映、震災から10年を迎える3月11日(木)には「3・11震災メモリアル」での発表会、そして14日(日)には映像作品「2030年エネルギーの旅」のパナソニックKWN日本映像コンクールの決勝審査会があります。11日(木)と14日(日)の様子は、どちらもYouTubeでライブ配信されますので、生徒たちの成長した様子をどうぞご覧ください!

 そしてラジオ出演の様子は、このあと23時から再放送があります。どうぞお聴きください。

最終回!このあと19時から第6回目のラジオ定例出演です

 1年間を通じて「エネルギーを通して 故郷いわきのこれまでの10年とこれからの10年を考える」活動を行ってきた平三中の2年生。その活動の様子は、毎月最終火曜日にFMいわきさんの人気番組「とびベティのヨーソローアタック!」に出演して報告してきましたが、今日の出演が第6回目にして最後の報告となります。活動の総括や3月11日(木)に実施する震災メモリアル発表会についてのお知らせなどを行う予定です。オンエアは19時からです。どうぞお聴きください!

浪曲との出会い~玉川奈々福さん・沢村豊子師匠インタビュー(1)

 「浪曲?」 …見たことも聞いたこともない生徒がほとんどのはず。「落語」との違いは?最近よくテレビで見る神田伯山さんがやってるやつ?…いえ、それは「講談」です。日本には昔からたくさんの話芸がありますが、平三中の生徒たちが今回出会った「浪曲」は 曲師(きょくし)が奏でる三味線と浪曲師(ろうきょくし)の独特の節と語りによる演芸です。

 今回は第11回いわきポレポレ映画祭において、「いわきアリオス ワンコイン・プレミアムシート」として行われた映画「噂の玉川奈々福 キネマ更紗」上映と「玉川奈々福 浪曲ライブ」に参加したもので、昨年11月の周防正行監督インタビューに続き、平三中の生徒による独占インタビューが実現しました。

 公演が行われたのは2月13日(土)。生徒たちは初めての浪曲との遭遇にワクワクして会場に集合しましたが、実はこの日は学年末テストの4日前。…ということで、アリオスさんがご厚意で用意してくれた控え室で時間を見つけてはみっちりとお勉強タイムです。自宅より集中してできたという声もありました(笑)。

 さて、まずは映画「噂の玉川奈々福 キネマ更紗」の鑑賞です。現在の浪曲界の第一人者である奈々福さんと、数々の浪曲師の相三味線を務め曲師のレジェンドである豊子師匠に密着したドキュメンタリー作品で、生徒たちも「浪曲とはどのようなものか」を知ると同時に、お二人の芸の素晴らしさにすっかり魅了された模様。浪曲ライブの開演が待ちきれません。

 そしていよいよ浪曲ライブの開演です。感染症対策のために座席の間隔を十分にとっての開催でしたが、たくさんの方々がアリオス中劇場に詰めかけました。いわきにプライベートでいらっしゃった時のお話や海外公演でのエピソードなどの披露で、すっかり奈々福さんの話芸に魅了されてしまった観客席。この日の演目は「仙台の鬼夫婦」ですが、その節回しや絶妙な間で掛け合う豊子師匠の三味線の音色に身を委ねているうちに、あっという間に30分間が過ぎてしまいました

 大きな拍手に包まれた中劇場から戻ると、何と奈々福さんと豊子師匠が熱演直後そのままの衣装でインタビュー室に駆け付けてくださいました。さあいよいよインタビューが始まりますが、その内容については次回詳しくお知らせします。お楽しみに!

 

令和3年度前期生徒会役員選挙を実施

【本日のカウントダウンカレンダー その2】

 

 5・6校時には令和3年度前期の生徒会役員選挙が行なわれました。7つの役職に対して11名が立候補しました(立候補者は過日掲載済み)。選挙に先立ち、応援責任者と立候補者の演説がありました。

【選挙管理委員長あいさつ】

【校長あいさつ】

【選挙管理委員のみなさん】

【各立候補者の公約】

◎会長立候補N「生徒全員が活躍し高め合える学校を ~地域社会の中で一人一人が輝く三中を目指して~」

◎副会長立候補A「①昼休みの学習環境の提供 ②定期的な三中サミットの開催」

◎副会長立候補O「生徒の意見を大切にする生徒会を目指す」

◎書記立候補S「あいさつ運動の活性化と新聞の内容の充実」

◎書記立候補I「自己主張ができる三中に!」

◎書記立候補A「コロナ禍でも明るく過ごせる学校づくり」

◎書記立候補T「生徒会新聞の内容の充実」

◎会計立候補I「きれいな学校づくりを目指す(チョコボの見直しと充実)」

◎会計立候補ES「全校生の意見の尊重とすばやい対応」

◎会計立候補ER「エコキャップ運動の推進を通し、環境問題と貧困問題への理解と興味を深める活動を行う。(一人一人の小さな心がけから命を救う学校を目指す)」

◎会計立候補S「あいさつの活性化と明るく活気のある学校づくり」

【選挙の様子】

 

1週間のはじまりは、ポカポカ陽気

【本日のカウントダウンカレンダー】

 

 卒業まで残り3週です。春のような陽気で1週間がスタートしました。

 まずは、放送朝会。週番生徒の話では、ちょっとした変化がありました。前週の目標が2つあったことについての説明です。先々週の目標が達成できていなかったため、その目標を次週も継続し、結果、2つの目標になったということです。色々工夫しながら校内生活の改善を進めているのが分かります。今週の目標は「室内での過ごし方を見直す」ということです。

 今週の講話は3学年が当番です。

 東日本大震災から10年になりますが、当時、日本では諸外国のように暴動が起きることなく、互いにマナーを守り、順番を守り、我慢しながら困難を乗り越えました。日本人とは何なのか? 日本人には遠い昔から、「人として恥ずかしいことをしない」、「公のために自分を律する」という精神が脈々と受け継がれているとのこと。自分自身のことも含めて深く考えてみましょう。

「3・11震災メモリアル発表会」に参加します

 2011年3月11日に発生した東日本大震災から来月で10年となります。中学生にとっては幼い頃のおぼろげな記憶しかないかもしれませんが、災害への備えや非常時の際の心構えなど、先日大きな地震を体験したことから今一度考えなければならないと感じた生徒も多いはずです。

 さて、平三中の2年生がキャリア教育の一環として「エネルギーを通して、故郷いわきのこれまでの10年とこれからの10年を考える」活動をしてきたことはホームページでも紹介してきましたが、8か月間の学習の集大成として、震災から10年の節目となる3月11日に行われる「3・11震災メモリアル発表会」に参加することになりました

 会場はラトブ6Fのいわき産業創造館で、平三中の他に福島高専のグループも発表を行います。また、これまでの活動をサポートしてくれた東京大学や経済産業省もリモートで参加します。

 当日の発表はYouTubeでのライブ配信も計画されています。詳細が決まりましたら、再度お知らせします。